いらない派も必見!拭けるキッチンマットと布製キッチンマットの違いを徹底比較

キッチンの汚れを防止したり、疲れを軽減する目的で敷かれるキッチンマット。
しかし最近、「キッチンマットを敷かない方がお掃除が楽」という理由で、キッチンマットを敷かない人が増えているようです。

キッチンにキッチンマットは必要なのか不要なのか。
今回編集部は独自アンケートを実施し、キッチンマットの使用に関する実態調査を行いました。
そこで明らかになったのは、4~5年前から普及し始めているPVC素材の「拭けるキッチンマット」を使用しているという人がかなり多かったということ。

こちらの記事では、拭けるキッチンマットと布製キッチンマットを比較して違いを明らかにしキッチンマットの必要性について分析していきます。

素材の違いによる汚れにくさや温かさの比較やどのくらいクッション性があるかなど、キッチンマットの気になる疑問についても色々と実験で検証します。
キッチンマットを使おうか迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「キッチンマットを敷いているか」実態調査アンケート

普段から当たり前の習慣としてキッチンマットを使用している方には、「キッチンマットを敷かない」という選択肢は考えつかないかもしれません。
しかし一昔前と比べると、最近ではキッチンマットを敷いていないという人の数も、かなり多いようです。

そこで、編集部では社内の人間を中心に188人を対象にアンケートを実施して、キッチンマットの使用に関する実態を調査してみました。

キッチンマットを敷いている人・敷いていない人の割合は?

キッチンマットの使用に関する実態調査結果
まずは、「キッチンマットを使用している」と答えた人の割合を見ていきましょう。
188人の内、133人が「使用している」と回答しました。割合で言うと、全体の約70%にあたります。

一方、「キッチンマットを使用していない」と答えた人は55人。
約30%の人はキッチンマットを敷かず、何か代わりのものを足元に敷いているか、あるいはキッチンには何も敷いていないということになります。

ちなみに、「キッチンマットを使用していない」と答えた人からは、フロアマットやジョイントマットなど、キッチン以外でも使えるようなマットを敷いているという意見も挙がりました。
ただし代わりのものを敷いている人は3人ほどだったので、ほとんどの人がキッチンに何も敷いていないということになります。

 キッチンマットを敷く派の意見

布製キッチンマット
キッチンマットを敷く理由として、最も多かったのが「柄・デザインが好みだったから」という理由です。
キッチンの雰囲気を良くする、特に温かみがほしいという理由で、インテリアの1つと捉えている人がかなり多いようです。

次に多かったのが、「洗濯したい・手入れが楽だと感じるから」という意見。
一方で、「特に理由なく使用している」という人や「布製しかなかったから・買い替えたいと思っている」という意見も挙がっていました。

キッチンマットを敷く派の意見まとめ

柄・デザインが好みだったから 24人
洗濯したい
手入れが楽だと感じるから
16人
安かったから
汚れたら捨てられるから
6人
足元が温かいから 6人
特に理由なく使用している
(もしくは理由不明)
5人
布製しかなかったから
買い替えたいと思っている
4人
滑りにくいから 3人

 キッチンマットを敷かない派の意見

キッチンマットを敷かないキッチン
キッチンマットを敷かない人は、「キッチンマットのお手入れが大変・敷かない方が掃除が楽」という理由が圧倒的に多かったです。

その他の意見としては、「これからPVC素材の拭けるマット等を使ってみたい」という声や、「好みのデザインのものに巡り合えていない」、「滑り止めの加工が床に付着したことがあったから」という声がありました。

キッチンマットを敷かない派の意見まとめ

キッチンマットのお手入れが大変
敷かない方が掃除が楽
34人
必要性を感じない
使用する習慣がない
4人
敷かない方がキッチンがスッキリする 2人
その他 11人

キッチンマットは必要?敷くメリットと役割

調査で明らかになったのは、キッチンマットを敷く理由としてはインテリア感覚が一番多く、敷かない理由は「お手入れが大変だから」という声が一番多いということ。
最近では共働きの世帯が多いため、特に「掃除や洗濯といった家事の時間をどれだけ削減できるか」ということを重視する意見が増えたのかもしれませんね。

キッチンマットを敷いていないなら、確かにマットをお手入れする必要はありません。
ですが、洗濯などの手間が省ける一方、マットを敷かないことで、本当にキッチン自体のお掃除自体は楽になるのか気になるとこです。
そもそも「キッチンマットを敷くメリット」にはどんなものがあるのでしょう??

編集部スタッフがキッチンマットのメーカーさんにインタビューを行い、キッチンマットの役割やさまざまな疑問について聞いてみました。

キッチンマットの役割って?

キッチンマットの役割
インタビューに答えてくださったのは、キッチンマットを製造しているメーカー「株式会社オカトー」の千田さん。
さっそく、キッチンマットの役割について教えていただきました。

千田さん

メーカーとしては、キッチンの汚れのメインである「油跳ね」や「水滴」から床を守り、汚れを防止するのが一番の役割だと考えています。
ただ、近年は生活スタイルをスマートにしていく傾向にあり、そんな中で、キッチンマットを含むマット類をお手入れする手間を省きたいという需要が強くなってきているのは事実です。

キッチンマットを敷かないという選択をする人の割合は、徐々に増えてきているのだそうです。
そんな消費者の需要の変化が、キッチンマットの「素材」にも変化をもたらしました。

千田さん

「洗濯不要」をうたっているPVC素材の「拭けるキッチンマット」に注目が集まるようになってきたのはこういった背景があります。
最近では拭けるキッチンマットの方が布製のキッチンマットの3~4倍近く売れており、消費者の需要と一致したアイテムということが数値でも明らかになってきています。

キッチンマットと言えば布製のものを想像される方も多いと思いますが、最近の売れ筋は「拭けるキッチンマット」と呼ばれているPVC素材のキッチンマットだそうです。
「拭けるキッチンマット」とは一体どんな特徴があるキッチンマットなのか、次の項目で詳しく解説します。

洗濯不要の「拭けるキッチンマット」とは?

拭けるキッチンマット
拭けるキッチンマットの素材であるPVCとは「ポリ塩化ビニル」のことを指します。
耐久性が強く燃えにくいという特徴があり、キッチンマット以外にも様々な生活用品の素材として使用されています。

参考 塩ビ(ポリ塩化ビニル・PVC)の特徴湯本電機株式会社

今回、オカトーの千田さんに、「拭けるキッチンマット」のルーツについても教えていただきました。

拭けるキッチンマットのルーツ

欧米ではメジャーなPVC素材の拭けるキッチンマット

千田さん

PVC素材の「拭けるキッチンマット」は、元々欧米ではよく使われていた素材なんです。欧米は日本と違い、部屋の中でも靴のまま過ごしますよね。靴を履いたままだと疲れやすいため、欧米の家庭がキッチンマットを敷く目的も、「汚れ防止」より「クッション性による疲労軽減」がメインなんですよ。

PVC素材のキッチンマットが生まれた背景には、欧米文化ならではの悩みがあったからなんですね!

一方、日本におけるPVC素材のマットは、キッチンマットとして普及する以前にスーパーでレジ打ちをする店員さんの足元などで使われていたそうです。
クッション性のあるPVC素材のマットなら、レジの中で長時間立ちっぱなしでも疲れにくく、今でも多くのスーパーで導入されているのだとか。

拭けるキッチンマットの普及率は?

キッチンマットの使用に関する実態調査結果
今回編集部が行ったアンケートでは、「キッチンマットを使用している」と答えた人に、どんなキッチンマットを使用しているのかについても尋ねてみました。
すると、132人の回答者のうち、「布製のキッチンマットを使用している」と答えた人が72人、「拭けるキッチンマットを使用している」と答えた人は49人いました。

千田さんの言う通り、PVC素材の拭けるキッチンマットはすでに多くの家庭に広まっているということが分かりました。

とはいえ、PVC素材のマットが「拭けるキッチンマット」として販売されるようになってまだ4、5年しか経っておらず、まだまだどんなキッチンマットなのか知らないという人も多くいるようです。

そこで編集部では、「拭けるキッチンマット」と布製キッチンマットを比較実験し、あらゆる違いを明らかにしてみることにしました。

拭けるキッチンマットと布製キッチンマットの違い

拭けるキッチンマットと布製キッチンマット
拭けるキッチンマットと布製キッチンマットの違いを明らかにするべく、今回実験に使用したのはこちらの4種類のキッチンマット。

(1)PVC素材のキッチンマット
(2)100均のPVCキッチンマット
(3)毛足が短い布製キッチンマット
(4)毛足が長い布製キッチンマット
PVC素材のキッチンマットは100均でも「PVCクッションマット」として販売されています。
100均のものとメーカー品で差が出るのかも含めて調査すべく、今回の実験でも使用することにしました。

まずは、今回の実験に使用するアイテムを簡単にご紹介します。

キッチンマット比較に使用するアイテム

北欧柄PVC素材のキッチンマット
PVC素材のキッチンマットとして用意したのがこちら。北欧柄が人気のキッチンマットです。長さは180cmを用意。PVC素材のキッチンマットは布製では表現しにくい細かい柄もプリントできるので、繊細な柄や複雑な柄が多いのも特徴の一つです。
ダイソーの『PVCクッションマット』
100均で販売されているPVC素材のキッチンマットがこちら。アンケートで「ダイソーの『PVCクッションマット』を使用している」という声があったので同じものをご用意しました。
ダイソーの中では500円で販売されており、長さは最大で90cm。2つ購入して並べることで180cmのキッチンマットとして使用することができます。
毛足が短いタイプのキッチンマット「ミラクルドット」
まず1つ目は毛足が短いタイプのキッチンマット「ミラクルドット」。長さはPVC素材のキッチンマットに合わせて180cmを用意しました。
一番目を引くカラフルなドット柄で、キッチンに敷くとパッと目を引きます。インテリア感覚でキッチンマットを敷くという人の中には、こういった目を引く個性的な柄を好む人も多そうですね。
毛足が長い布製キッチンマット「marle」
同じ布製キッチンマットですが、こちらの毛足が長い布製キッチンマット「marle」。こちらも長さは180cmを用意しました。
毛足が長いだけあって一番触り心地がもこもこしています。裏面には滑り止め加工が施されているのでマットがずれにくいのが特徴です。

ではさっそく、この4つを比較していきたいと思います。

拭けるキッチンマットのお手入れ方法

拭けるキッチンマットの上にケチャップを落とす
一番の違いは「お手入れ方法」です。

PVC素材のキッチンマットの最大の特徴であり、布製キッチンマットとの違いは、汚れがすぐに染み込まず、その場でさっと拭くことができる、ということ。
このお手入れの手軽さが、PVC素材のキッチンマットの人気の要因でもあります。

長時間の放置はNG
汚れがまったく染み込まないわけではないので、すぐに拭きとらなかった場合は痕が残ってしまう場合があります。色の薄いPVC素材のキッチンマットの場合は、ケチャップなどの色の濃い汚れを放置すると痕が目立ってしまうので、できる限りすぐに汚れを拭きとるようにしてくださいね。

布製キッチンマットのお手入れ方法

一方、布製キッチンマットは洗濯して洗うことで綺麗になります。
大きいものだと「運ぶのが大変」&「洗って干すのに時間がかかる」というのがデメリットでしょう。

アンケートでもこのお手入れ方法がネックとなり、キッチンマットを敷いていない人が多いのが事実です。

布製キッチンマットのお手入れは大変?

「洗濯が必要だから」というだけで布製キッチンマットのお手入れが大変と決めつけることはできませんが、洗濯して干す、という手間がかかることに違いはありません。
布製キッチンマットの重さを計る
編集部が気になったのは、洗濯して水分を吸ったキッチンマットは重くて運ぶのが大変なのではないか、という点。

オカトーの千田さんによると、現在のシステムキッチンの規格サイズで多いのは「255cm」。そのため、一番よく売れるキッチンマットのサイズは240cmだそうです。

2m以上のキッチンマットは洗濯も大変そうですが、実際に180cmの毛足が長い布製キッチンマットを洗濯してみると、その重さはわずか1kg
想定していたよりかなり軽かったです。
しっかり脱水さえしていれば、布製キッチンマットのお洗濯が一人ではできないくらい重労働ということはなさそうです。

キッチンマット比較実験【1】クッション性

オカトーの千田さんから教わったPVC素材のキッチンマットのルーツによると、PVC素材の魅力は「クッション性」の高さとそれゆえの「疲れにくさ」にあると言えます。
そこで、布製のキッチンマットとPVC素材のキッチンマットのクッション性を比較してみることにしました。

キッチンマットのクッション性比較方法

比較の方法はとてもシンプル。キッチンマットを敷き、調理台とほぼ同じ高さの約80cmの高さから卵を落としてみます。
マットを敷かない状態で卵を落とすのは行っていませんが、床に直接落とすほうが、卵が割れたりヒビが入ってしまうリスクはかなり高いと言えるでしょう。

布製キッチンマットに卵を落としてみると…

布製キッチンマットに卵を落とす
まずは布製キッチンマット2種類に卵を落としてみます。
毛足が短いキッチンマットではさすがに割れるか…と覚悟していましたが、意外にも毛足が短いキッチンマットでも毛足が長いキッチンマットでも卵が割れることはありませんでした。

PVC素材のキッチンマットに卵を落としてみると…

PVC素材のキッチンマットに卵を落とす
続いてPVC素材のキッチンマット。100均のものにも落とします。
布製キッチンマットと同じく、メーカー品でも100均のものでも卵が割れることはありませんでした。

キッチンマットのクッション性比較実験結果

実験の結果、4種類どのキッチンマットでも卵が割れることはありませんでした。
心配だった毛足が短い布製キッチンマットや100均のPVCキッチンマットでも卵の悲惨な姿を見ることがなく、驚かされました。

キッチンマットを「敷いている」か「敷いていない」かでは違いがあるかもしれません。
その点、どんなキッチンマットでも、1枚敷いているだけで物を落とした時の衝撃を和らげることができるということが分かりました。

キッチンマット比較実験【2】足元の温かさ

アンケートでは、「PVC素材のキッチンマットは見た目が寒い」「踏むとひんやりしそう」という声もありました。
確かに、布製キッチンマットに比べると、PVC素材のキッチンマットはつるつるした触り心地で、触ると何となくひんやり感を感じます。

キッチンマットの上に立つ時は、お料理や後片付けなど長時間になるケースがほとんど。
長く立っているのに、ずっと冷たいままなのは嫌ですよね。
そこで、キッチンマットの上に立った時を想定して、キッチンマットの温かさを比べてみることにしました。

キッチンマットの温かさ比較方法

用意したのは50度前後のお湯。これを同じ分量、容器に入れ、それぞれのキッチンマットの上に置きます。
同じ室温の状態で、お湯の温度の下がり幅を比較します。

手順1
キッチンマットを並べる
4種類のキッチンマットを並べる
4種類のキッチンマットを並べます。
この時点で室温は17.7度。実験が終わるまで17.7~17.8度を維持していました。
手順2
お湯が入った容器を置く
それぞれのキッチンマットの上にお湯が入った容器を置いていきます。
言うなれば、足の代わりです。
容器の中には50mlずつのお湯を入れました。
比較のため、キッチンマットを敷いていない床にも容器を置きます。
手順3
容器の中のお湯の温度を計測する
キッチンマット、もしくは床に置いた時点でのお湯の温度を計測します。
手順3
5分、10分後のお湯の温度を計測する
キッチンマットの温かさ比較
しばらく待ち、容器に入ったお湯の温度を5分後、10分後に計測します。
最初に置いた時点でお湯の温度にはわずかながらも差が生じていたので、最初に計った温度からどのくらい下がっていたのかをまとめていきます。

キッチンマットの温かさ比較実験結果

最初に容器を置いた時のお湯の温度と、10分後のお湯の温度を測り、どれくらいお湯の温度が下がったのか「温度差」を比べてみると、次のような結果に。
キッチンマットの温かさ比較実験結果

キッチンマットの温かさ比較実験結果
1位…PVC素材のキッチンマット:-7.7度
2位…毛足が長い布製キッチンマット:-8.5度
2位…100均のPVCキッチンマット:-8.5度
4位…毛足が短い布製キッチンマット:-8.6度
5位…床(キッチンマットなし):-8.8度

実験の結果、お湯の温度変化が最も少なく、高い温度を保つことができたのはPVC素材のキッチンマットでした。
他が8.5度以上温度が下がっている中、温度差を7.7度に抑える奮闘を見せました。

意外だったのは、触り心地もふかふかで温かみを感じる毛足が長い布製キッチンマットが100均のPVCキッチンマットと同じ順位だったこと。

拭けるキッチンマットと布製キッチンマットの比較まとめ

今回行ったキッチンマットの比較の実験結果を振り返っていきましょう。

お手入れ方法は大きく異なる

布製キッチンマットの素材感
PVC素材のキッチンマットが汚れたらすぐに拭きとれるのに対し、布製キッチンマットは汚れが染み付き、洗濯が必要という違いが存在します。

すぐに汚れを対処したいならPVC素材のキッチンマットがおすすめですが、「汚れが染み込まない」ということはメリットばかりではありません

例えば、食器を洗っているときにキッチンマットに飛ぶ水滴。
布製キッチンマットであればすぐに吸い込んでくれますが、PVC素材のキッチンマットの場合は吸い込まないので、知らずに踏んでしまうと「靴下が濡れた」、「素足が濡れて不快な思いをした」ということに…。

汚れや水滴が染み込むかどうかは、お手入れ方法以外に「使い心地」にも差が出てくるところ。
自分にとってどちらが使い心地がいいかを考えて選ぶといいでしょう。

クッション性はどちらも申し分ない

キッチンマットを敷いていない床で割れた卵
卵を落とす実験をしてみたところ、PVC素材のキッチンマットも布製キッチンマットも卵が割れることはありませんでした。
キッチンマットが1枚あるかないかで、足元の疲れにくさには確実に影響しそうです。

PVC素材のキッチンマットは衝撃吸収能力が高い

PVC素材のキッチンマットに保存容器を落とす
卵を落とす実験の後に、水の入った重い保存容器も落としてみました。
すると、いずれのキッチンマットの場合も水がこぼれることはなかったものの、布製キッチンマットの上に落とした時とPVC素材のキッチンマットの上に落とした時とでは「音」が少し違うということが分かりました

布製キッチンマットの上に落とした時の方が、「ゴンッ」という激しい音がします。
PVC素材のキッチンマットでも大きな音はしましたが、布製キッチンマットに比べるとかなり鈍い音でした。

もっと重いものだと、床に傷がつく・つかないなどの違いが出ていたかもしれません。
PVC素材のキッチンマットは布製キッチンマットに比べると衝撃吸収能力は高そうです。

PVC素材のキッチンマットが「冷たい」は誤り

温かさを比較する実験の結果、よりお湯の温度を保つことができたのは布製キッチンマットではなく、なんとPVC素材のキッチンマットという結果でした。
つまり、「PVC素材のキッチンマットが冷たい」というイメージは、実は誤りだった!
・・・ということになります。

床から伝わる温度を遮るには「マットの厚み」が重要

PVC素材のキッチンマットの厚みを計る
キッチンマットの上に乗った時にひんやりしていると感じるのは、冷たい床の温度がキッチンマット越しに伝わってくるからです。
マットの厚みを計ってみたところ、一番分厚かったのがPVC素材のキッチンマットで、厚みは8mmありました。
厚みがあるおかげで、床から伝わる冷たさを遮ることができ、お湯も冷めにくかったと予想されます。

キッチンマットの厚みはクッション性だけではなく、乗った時の温かさにも影響してくるということが分かりましたね。

ただし、手で触れた時の瞬間的な温かさは毛足の長い布製キッチンマットが一番!
長い毛の中に空気を含むことで、あたたかそうな見た目だけでなく、実際にぬくもりを感じることができるようです。


今回行った実験の結果、明らかになったことをまとめてみましょう。

キッチンマット比較まとめ
 【布製キッチンマット】について分かったこと
【お手入れ方法】洗濯が必要。濡れた状態でも重すぎて運べないことはない
【お手入れ方法】吸水性には優れているので足元が濡れにくい
【クッション性】クッション性はPVC素材でも布製でも◎
【温かさ】キッチンマットの厚みは温かさと関係が深い
【温かさ】見た目の温かさ重視も重視するなら布製がおすすめ
 
 【PVC素材のキッチンマット】について分かったこと
【お手入れ方法】洗濯が不要。汚れたらすぐに拭きとることができる
【クッション性】衝撃の吸収力はPVC素材のキッチンマットの方が優勢
【温かさ】厚みがあるものほど床からの冷気を遮ることができる
布製キッチンマットも拭けるキッチンマットも、使い心地は一長一短。
自分が重視するポイントを考えながら、ぜひ、キッチンマット選びの参考にしてくださいね。

拭けるキッチンマットのおすすめアイテム5選

アンケートでもキッチンマットの比較実験でも存在感を発揮したPVC素材の拭けるキッチンマット。
最後にそんな拭けるキッチンマットの中でもおすすめのアイテムを5つご紹介します。
実験で使用したアイテムもご紹介しますよ!

厚さ8mm!クッション性抜群で疲れにくい

厚さ8mm!クッション性抜群で疲れにくい拭けるキッチンマット
今回の実験で使用した、暑さ8mmの北欧柄キッチンマット。柄も8種類あり、キッチンマットにインテリア性を重視する方にもおすすめです。

厚さ1cm!シンプルデザインで使いやすい

厚さ1cmの疲れにくい拭けるキッチンマット
実験に登場したキッチンマットよりさらに分厚い1cmの厚みがあるキッチンマット。この厚みならではのもちもちとした踏み心地が特徴的。無地のキッチンマットなので、ナチュラルなキッチンにも合わせやすいです。

幅60cmの幅広タイプ!めくれにくくズレにくい

幅広タイプの拭けるキッチンマット
キッチンマットの幅は45cmのものが多い中、こちらは幅60cmの幅広い形状が特徴的。より広い範囲をカバーすることができます。厚みも6mmと申し分ないです。

ズレにくい裏面加工&ニオイを吸収

長さを調節できる拭けるキッチンマット
こちらは逆に厚みが2mmと薄いので、ハサミやカッターで簡単にカットすることが可能。オーダータイプのキッチンなど、既製品では微妙に合わない長さにも対応できます。裏面に吸着加工が施されているので床にぴたっと引っ付きずれません。

フランスの伝統的なストライプ柄がオシャレ

フランスの伝統的なストライプ柄がオシャレな拭けるキッチンマット
こちらはフランス政府が重要無形文化財に認定している伝統的な柄を再現したおしゃれなキッチンマット。高級感を演出したいキッチンにピッタリです。6mmと程よい厚みです。

キッチンマット比較のまとめ

今回、実験の中でご紹介した「洗濯不要」なPVC素材のキッチンマットは、お手入れの手間がネックになっているという人に、ぜひ一度使っていただきたいです。

布製のマットとの比較実験の中では、PVC素材だと本当に汚れがすぐに染み込まず、その場でさっと拭くことができるかどうかを検証してみました。
また、PVC素材のキッチンマットを1枚敷いておくだけで、足が疲れにくくなり、足元も温かくなるということもお分かりいただけたかと思います。

一方、布製キッチンマットは、水分などがすぐに染み込むので、汚れを拭き取ることができないのが大きなデメリット。
でも実は、その吸水性の良さは、水をこぼしても素足や靴下が濡れたりしないというメリットでもあります。
見た目の温かさはもちろん、敷くとキッチン全体が華やかになるのが、布製のキッチンマットならではの特徴や良さですよね。

素材によって一長一短はありますが、今はキッチンマットを敷いていないという人にもそれぞれの魅力が伝わると幸いです。