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ブラインドをブラシで掃除

ブラインドの掃除は実は簡単?ホコリを溜めない日々のお手入れ方法をご紹介

掃除

ブラインドは光や風通しを調節できて便利な反面、掃除がしにくいと感じることがありませんか?
ホコリが付着しているのも目立ちやすいですよね。

スラット(羽根)の隙間から外をのぞこうと思ったら、ホコリの方が気になったという人も少なくないはず。

そこで今回は、日ごろの簡単なお手入れ方法から、油汚れなどを落とすやり方までブラインドの掃除方法について紹介します。

大学で建築・インテリアについて学んだのち、大手家具販売店に就職。現在はインテリア・ライフスタイル専門のママライターとして活動中。念願のマイホームを手に入れ、北欧インテリア×グリーンのある暮らしを楽しんでいます。

ブラインドに付く汚れの種類とは

ブラインド

まずはブラインドに付着しやすい汚れについて紹介します。どの部屋で使っているかによっても汚れの種類が異なります。
特にキッチン付近のブラインドは油汚れが気になりやすいのでこまめな掃除が欠かせません。

【ブラインドに付く汚れ1】ホコリ

ブラインドの主な汚れはなんといってもホコリです。
特にベッドやソファを置いている部屋のブラインドなら、スラットにホコリも溜まりやすいですね。

ペットのいるお家では、ペットの毛が付くことも。
また、窓を開けっぱなしにしている季節は、花粉や黄砂、土埃などが付着することもあるでしょう。

【ブラインドに付く汚れ2】油汚れ・手垢

ブラインドがキッチンに近い場合は油汚れが付着しやすく、タバコを吸うならヤニが付くこともあります。
放っておくとホコリと混じってこびりついてしまうので、こまめな掃除が欠かせません。

また、ブラインドを手で触れると手垢が付きやすく、光沢のあるアルミブラインドなら意外と目立つ場合もあります。

【ブラインドに付く汚れ3】カビ

浴室や洗面所など、湿度の高いところで使用しているブラインドは、掃除をこまめにしないとカビが発生する恐れもあります。
塩素系洗剤であるカビ取り剤は、アルミでも木製でもスラットを傷めてしまうので使用できません。

万が一カビが発生したら、中性洗剤を使って拭き取りましょう。
そして何より、定期的な掃除でカビの発生を防ぐことが大切です。

ブラインドの素材別!掃除するとき気を付けたいこと

一般的な横型ブラインドは、アルミ製スラットと木製スラットが主流です。
基本的な掃除方法は同じですが、素材の違いによってお手入れときに注意しておきたいポイントが少し異なります。
掃除したいブラインドがどちらのタイプかチェックしてから始めましょう。

アルミブラインドを掃除するときの注意点

アルミ製のブラインド

アルミ素材のブラインドは静電気がおきやすく、ホコリがくっつきやすいです。
スラットが薄いため、やさしく扱わないと折れてしまうことがあり、触ったときに手を切る恐れもあるので注意が必要です。

製品によっては汚れが落としやすいようにフッ素コーティングなどの加工が施されたものもあります。
アルミスラットは水や洗剤を使った拭き掃除ができ、浴室用の耐水ブラインドなら取り外して丸洗いできることも。

洗剤を使うなら中性のものを

洗剤を使用する場合は、洗剤の液性に注意。重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤を使うと、アルミが変色・腐食する可能性があります

こびりついた汚れがある場合は、食器用などの中性洗剤を使うようにしましょう

ウッド(木製)ブラインドを掃除するときの注意点

木製ブラインド

ウッドブラインドはスラット幅が太いものが多く、細いスラットが主流のアルミブラインドよりは掃除がしやすいです。
また、アルミに比べて静電気が起こりにくく、ホコリを寄せ付けにくいメリットもあります。

ただし、ウッドブラインドは水分を含むとスラット反ったりねじれたりする恐れがあるので、乾拭きでの掃除が基本
普段からサッとホコリを落とすように心がけておけば、頑固な汚れになることも少ないですよ。

覚えておきたいブラインド掃除の基本

続いて、ブラインドを掃除するときに知っておきたいポイントを2つ紹介します。
意識しておくだけで、楽に掃除ができるようになるはずです。

【ポイント1】掃除の順番は上から下へ、端から中央へ

ブラシでブラインドのほこりをはらう

ブラインド掃除をする際は、必ず上から下に向かっておこなっていきます。
下から拭いていくと上の方を掃除したときに落ちたホコリで再び汚れてしまうからです。

また、スラットの端にホコリが残りやすいので、端から中央に向かって拭くのもきれいに仕上げるポイントです。

【ポイント2】室内に誰もいないタイミングで静かに掃除

ブラインド

ホコリは誰もいない空間では舞い上がりにくいので、ブラインド掃除をするタイミングは朝一番か帰宅直後がおすすめ。
ブラインドに溜まったホコリが舞い上がる前に取り除きましょう。

その際には、なるべくそっと静かにおこなうのがコツ。ブラインドを揺らすとホコリが飛んでしまいます。
また、払ったホコリは多少床に落ちてしまうので、ブラインド掃除後に掃除機をかける流れにしておくのがおすすめです。

ブラインドの日ごろのお手入れ方法

それではここから、ブラインドの掃除方法をご紹介していきます。まずは、日ごろの掃除方法から。

こまめに掃除をして頑固汚れを防ぐのが大切なので、簡単な方法で気軽にできるようにしておきたいですね。

ブラインドを使っている環境にもよりますが、数日に1回はサッとホコリを落とすようにしておくのがおすすめです。

ホコリが少ないときのお手入れ方法

こまめに掃除ができていて、溜まっているホコリが少ないときは下記の2ステップでOK。

< 必要な道具 >

  • ハンディモップ
ブラシでブラインドのほこりをはらう

1.スラットを閉じてハンディモップでホコリを取る

ブラインドのスラットを閉じたら、ハンディモップで上から下へ向かって表面を撫でてホコリを取っていきます。
このとき、スラットの左右から中央に向かっておこなうと、端にホコリが残りにくいです。
スラットに傷が付かないようにやさしくおこないましょう。

ブラシでブラインドのほこりをはらう

2.スラットを反転させて裏側からホコリを取る

こうすることで、スラットを閉じたときに重なっていた部分のホコリも落とすことができますよ。

ブラインドの裏側を拭くには

ベランダなどへ出入りする掃き出し窓の場合は、ブラインドを降ろした状態で外からモップを使うと楽にできます。
壁の真ん中くらいの高さにある腰高窓なら、ブラインドの下を手で持って室内側へ少し寄せ、裏側を覗くようにしてホコリを落とします。

ホコリが溜まってしまったときのお手入れ方法

しばらくブラインド掃除をしていなくて、ホコリがたくさん溜まってしまったときは、ハンディモップでホコリを落としたあと、スラット1本1本を掃除していきましょう。

< 必要な道具 >

  • ハンディモップ
  • ブラインド掃除用のブラシまたは手袋
ブラシでブラインドのほこりをはらう

1.ハンディモップでホコリを落とす

まずはハンディモップで落とせるだけのホコリを落としておきます。
「ホコリが少ないときのお手入れ方法」のところで紹介した手順で、スラットを閉じてホコリをやさしく取っていきましょう。

ブラインドをはさんでふく

2.ブラインドブラシを使ってスラット1枚1枚を拭く

ハンディモップで取り切れなかった汚れを落としていきます。このときは、スラット1枚1枚を乾拭きするのがポイント。
手間がかかるため、スラット数枚を一気に掃除できるブラインド専用のクリーナーやブラシがおすすめです。

テープの裏を手袋で拭く

3.ラダーテープの下も拭いておく

ブラインドのスラットをつなげているヒモをラダーコードといい、そのコードを隠す布のテープをラダーテープといいます。
ラダーテープ付きのブラインドだと、テープで隠れる部分にもホコリが溜まりやすく、ハンディモップでは取りきれません。

そのため、ブラインドブラシや手袋を着けた指を斜めに差し込むようにしてホコリを取っておきましょう。

ブラインドブラシがなければ手袋で代用可能

手袋で掃除

ブラインド専用のブラシがなければ、軍手や使わなくなった手袋などで代用できます。
手袋をはめた指でスラットを挟んでホコリを取っていきます。ラダーテープの下など細かいところも掃除できるので便利ですよ。

ラダーテープやコードが汚れているときのお手入れ方法

ブラインド掃除はスラット部分だけではなく、ラダーコードやテープ、操作用の棒やヒモも一緒にきれいにしておきましょう。

特に操作棒やヒモは手で持つため、皮脂が付いて黒ずんでいる場合もあります。

< 必要な道具 >

  • クロス
  • ぬるま湯
  • 食器用中性洗剤
  • ボウル
テープを拭く

1.クロスでラダーコードやテープを乾拭きする

ブラインドのスラットをつなげているコードや布テープも、基本的には乾拭きがおすすめ。
ホコリなどの汚れなら乾いたクロスで拭くだけでもきれいになります。

油汚れが気になる場合

2.油汚れが気になるなら中性洗剤を使う

乾拭きでは落ちにくい油や皮脂汚れがある場合は、洗剤を使って拭きます。
ボウル半量のぬるま湯に食器用中性洗剤数滴を溶かしてクロスを浸し、固く絞ります。

ブラインドのテープを拭く

3.色落ちしないか確認してから拭いていく

ラダーコードやラダーテープは水拭きすると色落ちやシミになる可能性があるので、目立たないところで確認してから拭き始めましょう。
ブラインドの下あたりで試しに拭いてから乾くまで待ち、色落ちなどがなければ全体のコードやテープを拭いていきます。

汚れが取れたら仕上げに水拭きして洗剤が残らないようにします。ウッドブラインドの場合は、スラットに濡れたクロスがなるべく触れないように注意しましょう。

ブラインドの棒を拭く

4.操作コードや操作棒も拭いておく

中性洗剤を染み込ませたクロスで、操作コードや操作棒も拭いておきましょう。
コード全体が拭けるようにブラインドを上下させ、最後に水拭きして終了です。

ブラインドについた頑固な油汚れや皮脂汚れの落とし方

キッチン近くのブラインドだと油汚れがホコリと混じってこびりついている場合もあります。

そんな落ちにくい汚れが付いたときの掃除方法を紹介します。ただし、素材によってやり方が異なるので注意が必要です。

【アルミブラインド】食器用中性洗剤を使った方法

アルミブラインドは水拭きができるので、汚れがひどい場合は中性洗剤を使った掃除がおすすめ。
食器用洗剤なら油や皮脂汚れも落としやすいですよ。

< 必要な道具 >

  • 食器用中性洗剤
  • ぬるま湯
  • ボウル
  • 取り外しできるクロスが付いたブラインドブラシや手袋
洗剤液とブラシ

1.洗剤をぬるま湯に溶かしてクロスを浸す

ボウル半分くらいの量のぬるま湯を溜め、食器用洗剤を数滴入れて溶かします。
洗剤液にブラインドブラシのクロスを浸しましょう。軍手などの手袋でもOKです。

ブラシとブラインド

2.固く絞ってブラインドを拭いていく

洗剤液に浸したクロスを固く絞り、本体に装着したらスラットを挟んで端から中央に向かって拭いていきます。
クロスの汚れが目立ったらその都度洗い、繰り返し拭いていきましょう。

ブラインドと手袋

3.仕上げに水拭きする

洗剤で全体を拭き終わったら、仕上げに水拭きします。水拭きだけきれいな手袋でするのもおすすめですよ。
クロスや手袋をぬるま湯に浸して固く絞り、洗剤残りがないように拭きます。

【ウッドブラインド】マイクロファイバークロスで乾拭き

ブラインドを拭く

木製素材のブラインドは水分がNG。
中性洗剤を使った拭き掃除もできないので、気になった汚れは乾いたクロスで落とします。

ただし、製品によっては水で濡らして固く絞った布で拭いていいものもあるので、取扱説明書を先に確認しておくと安心です。

マイクロファイバークロスなら、乾いた状態でも汚れを落としやすいのでおすすめ。
ウッドブラインドはアルミよりも分厚くて強度があるため、多少こすっても折れる心配が少ないです。
スラットを持ち、汚れが気になる部分を挟むようにして拭いていくと掃除しやすいですよ。

ブラインド掃除のあとはホコリを寄せ付けにくくする「ホコリ予防」を

ブラインドをきれいにしたら、汚れにくくするために予防対策をしておくのがおすすめです。

ポイントは、静電気を抑えること。こちらでは2つの手段をご紹介します。

【予防方法1】柔軟剤を使って静電気を抑える

衣類の洗濯に使う柔軟剤には静電気を抑える効果が期待できます。
そのため、ブラインドの掃除が終わったあとに柔軟剤でコーティングしておくと、ホコリが付きにくくなりますよ。

< 必要な道具 >

  • ボウル
  • 柔軟剤(香りが気になるなら無香料タイプを)
  • クロス
クロスに柔軟剤を染み込ませて乾かす

1.クロスに柔軟剤を染み込ませて乾かす

柔軟剤のパッケージに記載されている希釈(きしゃく)割合をもとに、ボウルに水と柔軟剤を入れて混ぜます。
水にクロスを浸したら、そのまましっかり乾かします。

乾いたクロスでブラインドの表面を拭く

2.乾いたクロスでブラインドの表面を拭く

クロスが完全に乾いたら、ブラインドのスラットを閉じて表面を撫でるようにサッと拭いていきます。表面が拭けたら裏側も。
月に1回くらいのペースで柔軟剤を使って拭いておくと、ホコリが付きにくい状態をキープできます

【予防方法2】空気が乾燥しすぎないように湿度を保つ

加湿器

乾燥すると静電気がおきやすいので、室内の湿度をキープすることもブラインドのホコリ予防になります。
特に空気が乾燥しやすい季節は、加湿器や室内干しをうまく活用しましょう。

ただし、加湿のしすぎはカビの発生につながるので、湿度40~60%くらいになるように調節してください。

ブラインド掃除におすすめの道具

ブラインド掃除がちょっとでも楽になるようなおすすめの道具を紹介します。
100均で購入できるものもあるので、ぜひ用意しておいてくださいね。

ブラインドクリーナー

ブラインドをはさんでふく

ブライドクリーナーはダイソーなどの100均で取り扱っています。
掃除の手順のところでも紹介しましたが、スラットを一気に2枚挟んで掃除できる便利アイテムです。

マイクロファイバークロスなのでホコリを絡めとりやすく、取り外して洗えるのも便利なポイント。
日ごろの掃除からこびりついた汚れを落としたいときまで活躍しますよ。

ブラインドブラシ

ブラインドを掃除

ブラインドブラシはスラットを一度に数枚挟んで掃除できる道具です。こちらはドイツの老舗ブラシメーカーであるレデッカー社のブラインドブラシ。
先ほどのブラインドクリーナーと違って挟む力がいらず、楽にホコリを取れます。

ただ、マイクロファイバークロスを使ったクリーナーよりは汚れが落ちにくいため、普段からのこまめな掃除用としておすすめです。
おしゃれな見た目なのでブラインドの近くにかけておくのもいいですよ。
出しっぱなしならいつでもサッと掃除できる仕組み作りができます。

いろいろな素材の手袋

手袋

掃除方法のところでも紹介した手袋。一般的なのは軍手ですが、ほかにもマイクロファイバー素材のお掃除用手袋やニット手袋もおすすめです。
お掃除用手袋は100均でも購入できますよ。

また、使い古して穴が開いたり、片方なくしたりしたニットの手袋もおすすめ。
ニット素材もホコリ汚れを絡めとりやすいので、乾拭きだけでもしっかりきれいにすることができます。

こまめな掃除でブラインドをいつもきれいに

いかがでしたか?今回は、ブラインドの掃除方法について紹介しました。
ブラインドはスラット1枚1枚を拭くのが大変ですが、普段からこまめに汚れを払っておけば、掃除も簡単に済みます。

100均などの便利な掃除道具も活用して、ホコリが目立たないブラインドにしておきましょう。

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