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布団がクッションになる!使わないとき便利な布団収納袋11選
大きくてかさばる布団は、収納スペースの確保に悩みがちです。
そんな収納に困る布団を、クッションやソファとして利用できる布団収納袋があることをご存じでしょうか?
この記事では、布団収納袋の実際の使い心地やおすすめアイテムをご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

形がサイズがいっぱい。クッションになる布団収納袋、失敗しない選び方
シーズンオフの布団=今は使わない季節の布団の収納場所がない。
一人暮らしなどクローゼットが小さいご家庭にはあるあるですよね。
そこでおすすめなのが布団をクッションできる収納袋です。
基本的には、掛布団をいれることを想定されていて、敷布団をいれるのは難しいものがほとんど。
中にはタオルケットや毛布1枚だけでもクッションになるアイテムもあります。
主にクッションになる布団収納袋には4つのタイプがあります。
- ラウンド(丸型)タイプ
オットマンとしても使える - スクエア(四角)タイプ
座布団としても使える - 円柱タイプ
抱き枕としても使える - トライアングルタイプ
背もたれとして使う - 平型タイプ
寝転がって使う
布団収納袋は、これじゃなかった……と買い物を失敗しやすいアイテムでもあります。
そこでまず失敗しない選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。
【1】収納したいもの=サイズをチェック
毛布やタオルケットが1枚でもクッションになる小さなものから、こたつ布団や掛け布団が1枚~2枚必要な大きなタイプまでさまざまなものがあります。
布団やタオルケットなど何をクッションにして収納したいかをまず考えましょう。
このとき、紹介写真のようにパンパンになるには何をどれぐらいの枚数いれる必要があるのか、チェックをおこたらないようにしてください。「入らない!」または逆に「パンパンにならない」といったことがないようにしたいものです。
【2】布団が収納しやすいかをチェック
衣替えの時期だけ入れ替えるなら多少収納しにくくてもOKですが、もし頻繁に布団としても使いたいということになるなら、収納のしやすさは要チェックです。
私の個人的感覚ではありますが、収納のしやすさは
「平型→スクエア→円柱→トライアングル→ラウンド」の順だと思います。
平型やスクエアは四角い布団やタオルケットを折りたたむだけですが、円柱は半分などに折ってくるくるまく必要があります。
さらにラウンドになると何重かに折りたたんだ後くるくる巻く必要があり、なかなか商品ページ写真のようなパンパンでまあるい形になりにくいと思いました。
【3】持ち運びを頻繁にするか、クッションを収納することがあるかをチェック
最近では持ち運びしやすいよう、持ち手のついたタイプもあります。
「クッションとしても使いたいけど、クローゼットに収納することもある」という使い方をするなら持ち手は必須です。
また隙間に立てて収納することが場合は、円柱型や四角タイプを選ぶとよいでしょう。
【4】クッションを何に使いたいかをチェック

ソファに並べる場合は、ラウンド型や正方型が普通のクッションと見た目の違いもほとんどなくおすすめです。
また、ベッドで炊き枕として使いたいというなら円柱型がもっとも使いやすいでしょう。最近ではひんやりした素材のものもあり、冬布団を夏に抱き枕として変身させることができます。
また「ダメになるクッション」のようにオットマンとして使いたいならラウンドタイプがぴったり。
座布団としてなら四角いタイプがおすすめです。
ただしオットマンや座布団としてクッションの上に座って使いたいなら、中に羽毛布団をつめるのは避けた方がいいでしょう。
羽毛布団は羽毛の中に空気を含むことで高い保温力を発揮します。
そのため、布団の上に乗って中の羽毛が潰れてしまうと本来の保温力が失われてしまう可能性が。
布団をクッションとして使う布団収納袋に入れるのは、「綿わた」など潰れても元の形に戻りやすい素材の布団にしておくことをおすすめします。
クッションにできる布団収納袋おすすめアイテム11選
それでは、おすすめのアイテムを形別にご紹介します。
【1】円柱タイプ
布団を2~3つ折りにしてくるくる巻いて布団を収納するタイプの収納袋です。
クッションにした後も抱き枕にする、背もたれにする、座ってオットマンにする、立てて収納するなど使い勝手がよいのが特徴です。

布団収納クッションカバー
ソファの生地のようなしっかりとした生地で、リビングクッションとして最適です。掛布団1枚のタイプです。

衣類deクッション
細長い円柱形タイプで、立てて収納するの際に場所をとりません。パイピング仕上げでリッチ感を演出します。
【2】スクエア(四角)タイプ
布団を四角くたたむだけなので、比較的布団を収納しやすいタイプです。布団以外にも座布団をまとめて収納してもOK。
主にクッションの上に座ることを想定して作られているアイテムがほとんど。持ち手がついたタイプなら、隙間に収納したり、クローゼットに収納するのにも向いています。

布団収納クッションカバー 正方形
コの字ファスナーで布団が収まりやすい。さらに持ち手がついていてクッションにした後、クローゼットにしまいやすいアイテムです。

布団がクッションになる布団収納袋。
ソファのように座れる大き目サイズ。しっかりした記事で立てて収納するのにもぴったりです。
【3】トライアングルタイプ
平型やスクエアタイプには劣るものの、布団をざっくり丸めるだけなので、比較的収納はしやすいといえるでしょう。
ただし背もたれにするにしても、枕として使うにしても体重がかかってしまいますので、羽毛布団を入れるのは避けた方が無難です。
また、布団のサイズによっては収まりきらないことがあるので注意が必要です。パンパンにならないと使いにくいこともあるので、布団もカバーもサイズはきっちり確認してから購入しましょう。

防ダニシート付 おふとん変身収納袋
防ダニシート付き。さらにサイドにポケットがついていて、リモコンやスマホを収納することが可能です。
【4】平型タイプ
布団の収納のしやすさでいえば一番!ごろんと寝転ぶのにぴったりなタイプです。また壁をうまく使えば座椅子として使うことも可能。
ただし薄い分、自立しないのでクローゼットに立てるといったことはしにくいといった面も。
室内に布団を畳んでおいている布団派の人は、来客時用に用意しておくのにおすすめです。

布団収納クッションカバー 長方形
奥までしっかり開くコの字型のダブルファスナーで、大きめの布団も収納しやすいのが特徴。カバーの内側は布団がよれたりしにくい質感になってるのもうれしいポイント。
【5】ラウンドタイプ
毛布1枚をいれる小さいサイズはソファクッションとして、掛布団を入れる大きいサイズはオットマンとしても使えます。
ただし、布団を何重かに折りたたんでくるくるまいていれる必要があり、偏りなく布団をいれるのにはちょっとした苦労も。ただ、かわいさでいうと丸いに軍配があがるかもしれません。
【6】ひんやりタイプ
ひんやりとした肌触り。冬布団をしまって夏、使うのにぴったりです。

ひんやりおふとんクッション
ひんやりした素材で抱き枕にするとぴったり。ペンギンのほかに、シロクマとクジラもスタンバイ。

ひんやり掛け布団ケース ムーミンやしき
ひんやり素材でできたムーミン屋敷の布団クッションカバー。クッションとしてだけでなく、インテリアとして使っても◎。
【7】キャラクタータイプ
キャラクターになるタイプは子ども部屋にぴったりです。いろんなキャラクターものがでていますのでぬいぐるみ感覚で選んでください。

ひんやり掛け布団ケース ニョロニョロ
先ほどご紹介したムーミンやしきのニョロニョロタイプ。こちらもひんやり素材でできています。

かわいいとらねことしば犬に癒される収納袋。
かわいいトラネコとしば犬に癒される収納袋です。
【番外編】座布団を収納するタイプ
基本は座布団を3枚いれて座椅子にするタイプ。タオルケット、毛布などをいれてもOK。

ざぶとん収納袋
3分割できるので、ごろ寝マットのように広げて使うことも畳んで座椅子のように使うことも◎
布団をクッションにする際には注意点も
いかがでしたか?
一人暮らしだと部屋が狭いのでクッションにするのはおすすめです。
ただ、布団をクッションにするのは注意点も。
中にはいっているのはあくまで布団。そのことを忘れずに、しっかりダニ対策をしましょう。今回紹介した「クッションになる布団収納袋」もできればこまめに洗いたいもの。そのとき一緒に、布団に掃除機をかけるようするとなおよいでしょう。
またクッションとして使っているとぺちゃんこになるので、定期的に中の布団をを取り出して天日干しもしてくださいね。
この記事でかさばる布団収納の悩みを解決できると幸いです。
シーズンオフの布団などを賢く収納できるアイテムは、こちらでも多数紹介しています。ぜひご覧ください。