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冷凍肉もおいしいまま。みるみる解凍できる「解凍プレート」が便利すぎた

タイパもコスパもUP「解凍プレート」試してわかった便利な使い方

キッチン

冷凍して食材の解凍が早くできると人気の「解凍プレート」。でも、解凍が早いとどんなシーンで便利なのか気になりませんか?
今回は、ズボラ主婦ひらこが、実際に使いながら便利な使い方をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。

今売れている「解凍ディッシュプレート」その使い方は?

毎日の献立を考えるのって面倒ですよね。つい無計画に料理を始めて、「しまった、肉が解凍できてない!」なんてこともしょっちゅう。あわてて電子レンジで解凍すると、ムラができて料理の仕上がりに影響することも……。

「まぁでも、しょうがないかな……」と諦めていたのですが、SNS担当のひかるから教えてもらったのが「解凍プレート」です。上に食材を置くだけで、素早く解凍できるんだとか。でも正直、「自然解凍よりちょっと早い程度なら、電子レンジで十分かな」と思った私。でも「とにかく使ってみて」と手渡され試してみることにしました。

解凍プレートって、そもそもどんなアイテム?

<p>解凍ディッシュプレート</p>

解凍ディッシュプレート

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手に取った第一印象は「まな板みたい!」 厚さは8ミリと薄めですが、手に持つとずっしり。アルミニウム合金でできているそうで、金属製なら重いはずと納得。

サイズはコンパクトで、カウンターやダイニングテーブルにも置きやすそうだなと思いました。しかも表面はスレートのような模様が入っていて、見た目にもおしゃれ!

解凍プレートの実力を試してみた

「でもこれでホントに早く解凍できるの?」と半信半疑の私……。そこで、肉を解凍プレートと普通のお皿に置いて実験してみました。

冷凍した肉を早く解凍できる「冷凍ディッシュプレート」

結果は……解凍プレートは40分ほどで半解凍くらいになって包丁で切れるくらいの柔らかさに。対してお皿の肉はまだガッチガチ。最終的に、完全に解凍できた時間を比べると、解凍プレートはお皿の約半分の時間で解凍完了! これは感動ものです。

解凍中にプレートを触ってみると、びっくりするほど冷たくなっていました。なんで、冷たくなっているのでしょう? 普通のお皿より早く解凍できるのか、調べてみました。

「解凍プレート」が自然に急速解凍できる理由は?

先ほど、アルミニウム合金でできているとご紹介しましたが、これが急速解凍ができる理由。アルミニウム合金は熱が伝わりやすい物質で、部屋の温度を食材に素早く伝えることが可能です。

しかも、裏側をひっくり返す端から端までデコボコです。びっくり! 

裏側がデコボコになっているのは、表面積が大きくするため。表面積が大きくなっていることで、熱が伝わりやすくなっています。食材からは冷たさを、周囲からは空気の温度を素早く伝えて、中和して素早く解凍するという仕組みなのだそうです。

以下の記事では、解凍プレートと他の解凍方法で実験して、時間や解凍具合を比較しています。こちらもぜひチェックしてみてください。

>>どのくらい時短できる? 「解凍プレート」とお皿やレンジで解凍具合を比べてみた

ただ、解凍するという目的だけのために、買うかどうか迷っている人もいるはず。解凍以外にもいろんな使い方ができると聞いたので、試してみました。

【使い方1】高級肉を解凍するとき、おいしさを逃さない

ロース肉を素早く解凍できる「冷凍ディッシュプレート」

ステーキとかロースのようなお高いお肉。そのおいしさを保ったまま解凍するのに、解凍プレートはぴったりです。

というのも、冷凍食材を解凍する時は、「ゆっくり」が基本。そうすることでドリップが少なく、味や風味を損ないにくいと言われているからです。そのため、電子レンジで解凍は避けた方がベター。端だけ火が通ると、臭みもでてしまいます。そんな心配もない、解凍プレートだからこそ、高級肉に使いたい。ドリップを出さす、ムラなく解凍できるので、おいしさを逃しません

【使い方2】電子レンジNGの魚介類にもぴったり

魚介類もドリップが出にくい「冷凍ディッシュプレート」

魚介類は、レンジで解凍すると時間もかかるし、うまくできないこともしばしば。特に解凍してそのまま食べるお造りやいくらは、そもそも電子レンジはNGですよね。

そんな魚介類に、解凍プレートは活躍。実際、サバを解凍してみたところ、ドリップはほとんど出ませんでした。お造りも、食べる直前に解凍プレートにのせておけば、解凍しすぎて生ぬるくなる心配なし。ちょうどよいタイミングでおいしく食べられます。

【使い方3】パックのまま冷凍した肉も解凍OK!

パックのまま冷凍してた肉を置きやすい「冷凍ディッシュプレート」

解凍プレートには、食材を直にのせなきゃいけないのかというと、そんなことはなし! パックのまま冷凍した肉でも、普通のお皿にのせるより早く解凍することができます。

さらに今回使っているフチがない解凍プレートなら、はみだしてのせてもOK。なので、大容量パックをのせることも可能。物価高で「まとめ買いして冷凍」が当たり前になった今、何でも一気に解凍できるのが心強いんです。

【使い方4】「解凍にレンジを占領しない」から、タイパ調理がかなう

下ごしらえの時短になる「冷凍ディッシュプレート」

これまで冷凍肉は電子レンジで解凍していましたが、レンジ解凍って意外と時間かかるなと思うこともあったんです。肉を解凍している間レンジが使えなくて、不便に感じることも。

そんな時も、最初に解凍プレートに肉をのせておけば、野菜を切ったりレンジで下ゆでしてる間に解凍できて、ロスタイムがゼロに。結局、最速で調理できてるのでは?と思うようになりました。

【使い方5】アツアツで握れない、ごはんを早く冷ませる

おにぎりに使うご飯を素早く冷ませる「解凍ディッシュプレート」

解凍プレートの出番は、解凍する時だけではないんです。熱いものの熱を吸い取って、素早く冷ますことも得意。例えば、アツアツで握れないおにぎりのご飯も、解凍プレートの上にラップを敷いて広げておくだけ。すぐに握れる状態になるんです。

【使い方6】一刻を争う朝、お弁当の粗熱が素早くとれる

お弁当の粗熱とりができる「冷凍ディッシュプレート」

さらに、出発ギリギリに完成したお弁当の粗熱とりにも便利。アツアツのままフタするとおかずの傷みが心配だったのですが、解凍プレートに置くとすぐに冷めるのでお弁当が傷む心配が減りました

【使い方7】ちなみに、おしゃれな見た目で食卓にも出せる

卓上でお皿代わりにもなる「冷凍ディッシュプレート」

「解凍ディッシュプレート」は、スレート風のおしゃれなデザイン。冷凍肉をのせた状態でそのまま食卓に出しても違和感がありません。鍋を温めている間にお肉が解凍されるので、すぐに鍋をスタートできるのが便利。しかも、フチにぐるりとミゾがあり、万一ドリップが出たとしてもテーブルに流れ出ないので、卓上でも安心なんです。

鍋以外にも、果物を盛り付けたり朝食のワンプレート皿として使うのもおすすめ。いろんなシーンで活躍してくれますよ。

いろいろ使って分かった「解凍プレート」を使う時のコツ

解凍プレートは、「おいしく解凍」するのに、欠かせない存在だなと思いました。特に今回使ったお皿としても使えるタイプなら、使い方が広がりそう。

いろんな使い方をしていて気が付いたのは、以下をするともっと早く解凍できるなということ。

  • 冷凍するときには、できるだけ平らに
  • 解凍途中でひっくり返す

とくにミンチは、なるべく平らにする、小分けにすると早く解凍できるかなと思いました。

ひとつあると便利な解凍プレート。気になった人は、ぜひ使ってみてくださいね。

解凍ディッシュプレート

解凍ディッシュプレート

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