中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
我が家は母、私、娘と3世代でアデリアのファン。気が付けば、昭和時代のアデリアのグラスから、最近人気になっているアデリアレトロの雑貨まで、家の中のあちこちにアデリアが。
懐かしくてかわいいデザインは、いくつになっても魅力的。私たちがハマっている、お気に入りのアデリアをご紹介します。
いつも身近にあるアデリアのアイテム
「アデリア」は、数多くのガラス製品を手掛ける「石塚硝子株式会社」の食器ブランド。ビードロ細工を機にガラス製造を追求してきた石塚硝子は、なんと創業200年以上になるそうです。
アデリアのプリントグラスは、1965年から85年にかけて多く販売されていたそう。最近では復刻デザインの「アデリアレトロ」が人気で、グラスだけでなく、いろいろな雑貨も見かけるようになりました。
そんなアデリア、わが家では、80歳を超えた義母、アラフィフの私、中学生の娘と3世代で愛用。それぞれのお気に入りのアイテムをご紹介していきます。
【母】50年前から現役「アデリアのグラス」
結婚して20数年、夫の実家に行くと使うのはいつもこのグラス。食器棚の一番取り出しやすい場所に鎮座していて、お茶でもジュースでもビールでも、何でもこのグラスに注いでいます。
このグラスが「もしかしてアデリアでは?」と思ったのはつい最近のこと。レトロでかわいいお花柄にピンとくるものがありました。
ロゴがあるかもと、ひっくり返してみると……
「ADELEX」の刻印が。「ADERIAじゃない。似てるけど違うか~。」と思いつつ調べてみると「ADELEX」は昭和時代に製造されていたアデリアのグラスで、刻印されている「a」はアデリアのロゴであることが判明!「やっぱりアデリアだった」という満足感で一人にやつく私。
「子供のころから使ってる」という夫は、今年で55歳。もうかれこれ、半世紀も現役で活躍しているグラスということになります。
義母によると「簡単に割れるグラスは怖いけど、これは丈夫で使いやすい。毎日のように使っててもヒビも入らへんし、柄も飽きたことない。」とのこと。ちょっと手元が華やかになる、この黄色のローズ柄がお気に入りだそうです。
【私】今、お弁当作りで活躍「アデリアレトロのミルクパン」
我が家は4人家族で、鍋もフライパンも基本は大きなサイズを買います。だからアデリアレトロのミルクパンは、うちでは実用的ではないかなと最初迷いました。でも、この小ささやかわいいチューリップ柄にひと目惚れ。インテリアになってもいい、と手に入れました。
いざお迎えしてみると、お弁当に野菜をゆでたり、ちょこっとおかずを作るのに大活躍。最近では、お菓子作りにハマっている娘が「この柄かわいい」と使い出し、取り合いになることも。お菓子作りにはこの大きさがちょうどいいようで、ミルクを温めたりゼリー液を溶かしたりと、何かと手に取るようになりました。
私と娘の定番アイテムになったミルクパン。いつか娘が家を出ても、この柄を見て、一緒に料理やお菓子を作ったことを懐かしく思い出してくれたらいいなと思っています。
【娘】最近、集め出した「アデリアレトロの雑貨」
すっかりアデリアレトロのファンになった娘。ショッピングモールのガチャガチャコーナーで見つけたのが、このミニチュアグラスです。
普段は節約家の娘が、これだけはどうしても集めたいと、お小遣いをつぎこんでゲット。ホコリがつかないように透明のケースに入れて、大事に机の上に飾っています。
今年受験生の娘、だんだん勉強が忙しくなってストレスがたまってきているよう。でも、勉強の合間にこのアデリアレトロを眺めると「めっちゃ癒される~」とのこと。疲れた時に、このかわいさが救いになっているようです。
アデリアは我が家の伝統に
昭和から令和まで、ずっと使い続けてきたアデリアのグラス。そして今は、アデリアレトロのアイテムが我が家の人気者になっています。
3世代に渡ってハマるワケは、どの時代にも通用するデザインと使い勝手のよさ。これからも、我が家の定番として受け継がれていきそうな予感です。