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子供とお出かけ。整理収納のプロがやっている忘れ物を失くす方法

子供とお出かけ。整理収納のプロがしている忘れ物を失くす方法

家事のコツ

出かける前にバタバタして、忘れ物をしてしまったという経験ありますよね。でも実は、そんなお出かけ前の用意をぐっとラクにし、忘れ物を減らす方法があります! 成功の鍵は、「事前のちょっとした対策」をしておくこと。
今回は、その工夫についてお伝えします。

埼玉県を中心に整理収納レッスン・自宅セミナーを開催する講師。 利き脳や行動特性をヒントにした完全オーダーメイド型のキレイが続く片づけ方法とインテリアのセンスが人気を呼び、起業前からひと月で30件もの片づけレッスンの問い合わせがある。 忙しいワーキングマザーを応援する生活の仕組みづくりを各ご家庭に合わせて提案。ママたちの家事・育児・片付けの悩みに寄り添いながら活動している。

【忘れ物を失くす方法1】玄関の収納を見直そう!

忘れ物を失くす方法「玄関の収納を見直す」

財布、定期入れ、携帯電話、家の鍵などいつも持ち歩いている物。それらをどこに置いたか覚えていなくて「出かける際に探すのが大変!」という方も少なくないかもしれません。

我が家の場合、靴を履いて家を出る直前に「あ、忘れた!」と思い出して家の中に戻ることが多かった物を「玄関」に収納しています。

「意識せずとも目につく場所を定位置にする」。こうした対策を打っておくだけで、直前に慌てる、忘れ物がないか不安になる、ということが激減します。

靴とお出かけに必要な物を分けて収納

忘れ物を失くす玄関収納の一例

我が家にいらっしゃるお客さまは、玄関の収納を見て驚かれる方が多いです。半分(写真左)は靴を収納しているのですが、もう半分(写真右)はお出かけに関する物などにあてているからです。

<玄関に収納している物>

  • カイロ
  • マスク
  • 日常使いのバッグ
  • 母子手帳
  • いつも身に着けている小物や時計

私と夫の物がすぐに分かるように分けて収納

忘れ物を失くすため、私と夫の物を分けて玄関に収納

私や夫の外出時に必要な物はすぐに分かるように分けて収納しています。

おしゃれを忘れない!アクセサリーも玄関を定位置に

アクセサリーも玄関を定位置に

家事や育児をしていると、アクセサリーは家を出る直前に身に着ける方も多いのではないでしょうか。

以前は、クローゼットや洗面室にアクセサリーをしまっていました。でも気付くのは、靴を履いた後の家を出る直前! すると、「靴を脱いでまで取りに行くのは、いいや」と諦めてしまう……なんていう日々が続きました。

おしゃれをあきらめることが当たり前になってしまうことで、なんとなく気分は落ち込み、そんな自分も嫌でした。

そこで、アクセサリーの定位置を玄関に変更。どんなに忙しくても靴をはくのと同時に思い出し、身に着けられるようになりました。

【忘れ物を失くす方法2】車内にお出かけグッズを置く

子連れで出かける時は、特にやることや準備することがたくさん! 子連れだからこそ必要な物もあり、その持ち物の数は自分一人で出かけるときの倍以上になることもあるので、大変ですよね。

忘れ物を失くす方法「車内にお出かけグッズを置く」

車でのお出かけが多いなら、助手席周りやトランクなどにお出かけグッズを置いておくのもおすすめです。

トランクと助手席下にお出かけグッズを収納

こちらが我が家の車内のトランクです。

忘れ物を失くすため車内のトランクに収納

<トランクに収納している物>

  • 園用スリッパ
  • ホッカイロ
  • マスク

公園に着いた時に、「ホッカイロを持ってくればよかった」と思うことが多いので、玄関だけでなく車にも置いています。

また、下記は助手席下にある収納スペースです。ここにもお出かけ時に必要な物を入れています。

忘れ物を失くすため車内に収納

<助手席下に収納しているもの>

  • 生理用品
  • おむつ
  • おしりふき
  • 充電器

充電器は、防災用も兼ねています。

チャイルドシートの下に子どもの靴を収納

忘れがちな子どもの靴をチャイルドシート下に収納

信じられないかもしれませんが、忘れやすい物No.1が息子の靴です。上着や靴を履くのをいやがり、逃げ回る息子。そのため、チャイルドシートに座らせてから靴を履かせようと思うのですが、うっかりと玄関に靴を忘れることが頻発しました。

さらに、休日は夫に息子の世話について頼りにしてしまうことが多く、普段は忘れないようにという意識も低下してしまいがち。そのため、特に普段よりも靴を忘れやすかったのです。

そこで現在は、車の中を「息子の靴」の定位置にしています。

【忘れ物を失くす方法3】お出かけグッズをセット化する

お出かけによく使っている物をセット化しておくと、忘れ物をしなくなる以外にも「準備が早くすむ」「散らかりにくい」「使った後に戻すのがラク」といったメリットがあります。

我が家の場合、お出かけセットにはこのようなものを入れています。

忘れ物を失くすためのお出かけセット
  • お箸ケース
  • 衣類用圧縮袋
  • ミニバッグ
  • おむつケース

外出先で子供が使うお箸は、普段から使い慣れているものにしています。定位置はキッチンですが、それでは持っていくのを忘れてしまうことがありました。そこで、お箸ケースだけを「お出かけセット」に入れています。中身は空ですが、ケースが入っていることで「お箸をケースに入れて持っていこう!」と思い出すことができるのです。

息子が乳児の時には、「お出かけセット」にミルク粉ケースや哺乳瓶ケースなどもまとめていました。

【忘れ物を失くす方法4】持ち物をリスト化する

私は小さい頃から忘れ物をしがちなタイプで、毎日のように母から「あれは持った?」「指さし確認しなさい!」と言われているタイプでした。

直前まで覚えているのですが忘れてしまうこともあり、何を持っていこうとしていたのか思い出せないまま駅に走って向かう、ということもありました。そんな忘れっぽい人におススメしたいのが「持ち物のリスト化」です。

忘れ物を失くす方法「持ち物をリスト化する」

我が家では仕事用、登園用、お出かけ用といくつかのパターンのリストを作っています。作り方は簡単。持ち物を書いた紙を100均のカードケースにはさんでいるだけです。

このリスト入れている場所はバッグのポケットなど。

特に月曜日は幼稚園に持っていく持ち物も多くあわただしくなりがち。そこで、日曜日にこのリストを見て持ち物をそろえ、忘れ物がないかを確認しています。出産後、物忘れがひどかった時には、夫と一緒にリストを見て、確認してもらっていました。

忘れ物を失くすために、カバンに持ち物リストをいれておく

【忘れ物を失くす方法5】バッグの中身を「見える化」する

バッグの中が、小物でごちゃごちゃしているなら、中身の物が分かりやすいポーチに入れ替えるのもおすすめです。

いつも入れる物や入れる場所が違うと、忘れ物や探し物に悩まされます。そうならないためには、どこに何をしまうか「見える化」しておきます。

ポーチを透明にして「見える化」する

忘れ物を失くす方法「透明のポーチを使う」

我が家では100均の透明ポーチが大活躍しています。

かばんにラベリングする

忘れ物を失くす方法「ラベリングする」

また、ポーチにタグをつけたり、ラベリングするという方法もおすすめです。さらにはバッグ本体にラベリングするなんていう方法も!

こうしておけば、かばんに入っている物が一瞬で把握できます。中に何が入っているか分からなくて出先であわてる、なんてことも防いでくれますよ。

【忘れ物を失くす方法6】「係」を作って家事を分担する

どれだけ事前に色々と準備していても、やっぱりお出かけ前はやることが多くてバタバタしてしまう……。そんなときは、普段の家事やお出かけ前にしていることを見直してみましょう。

「持ち物をそろえる」といったお出かけの準備は、名もなき家事のひとつ。とても神経を使うことであるにも関わらず、その役はママ1人だけ、なんていうご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家も、出かける前から持ち物をそろえたり、家事をしたり、やることが多く神経も使うので、いつもいっぱいいっぱい。出かける前からひどく不機嫌でした。そんなストレスを撃退するためにも、家族にどんどんお仕事を振っていきましょう! 自分のことは自分でやってもらうようにするのです。

分担する前に「係」をポストカードに書く

忘れ物を失くす方法「係をポストカードに書く」

さて、我が家の家事分担方法をご紹介します。

まず、リスト化したものに「○○係」と名前をつけてポストカードに書きます。それをテーブルに並べ、家族を呼びました。今私が困っていること、自分の管理能力を超えていて手伝ってほしいと思っていることを伝えました。そして、ポストカードの中から手伝えるものはあるか、聞いてみました。

すると、当時3歳だった娘が「全部やれるよ!お手伝いする!」と言ってくれたんです。ただ、一緒にひとつずつ確認したところ、3歳の娘では明らかに難しいものがあることが分かりました。そこで、娘から夫に「パパ、お願いできる?」とひと言あり、夫にも手伝ってもらうことに成功しました!

最初からリスト分けしていたことが功を奏し、「子どもでもできること」と「大人じゃないとできないこと」が明確化したのです。

この作戦は決めた当日から効力を発揮し、「持ち物そろえ」などの名もなき家事の負担は激減しました!

自分一人でやる覚悟より、見守り続ける覚悟を持つ

さて、先ほどの「○○係」による家事の分担作戦ですが、最初は障害もありました。それは、当時3歳の娘には気分のムラがある、またやり方が分からず難しいこともあるということです。

成功の秘訣は、教員時代にも叩き込まれた3つのことです。

  • まずは自分が子どもにやってみせてから、子どもにやらせてみる
  • 失敗したらもう一度、自分がやってみせる
  • できたらほめ、応援し続ける

仕事をお願いしたら、それで終わり!というわけでは、もちろんありません。大事なのは、「子どもや夫が続けられるように声をかけ、見守り続けていく」というマインドです。

一緒に解決策を考える

3歳の娘にとって難しく、何度やっても上手くいかないことは、娘と解決策を一緒に考えました。一見簡単そうな「電気係」ですが、実際には消し忘れることがありました。

そこで……

1.消し終わったら、私のところに「係カード」をもってくる。
2.私がリストを読み上げ、一緒に確認をする。

私が教員時代も今も念頭に置いているのは、一人で抱え込んで全てやってしまうわけでも丸投げするわけでもなく、「一緒にやり、見守り続ける」というスタンス。こうすれば、子どもの「できること」が増えていきます。
そうすれば、子どもに一生ものの生活力がつき、ママ自身もラクになっていきます。

玄関収納の見直しと工夫で忘れ物を防ごう

よくうかがうお悩みで「夫や子どもができる気がしません」というものがあります。しかしあきらめてしまっては、ずっと「持ち物そろえ」はママがやることになってしまいます。

最初は時間がかかっても、長い目で見た時にはラクにしてくれます。仕事も同じで、誰か一人にしかできない仕事が多すぎる会社は成長しませんよね。社員研修という時間や手間があってこそ、その後の成長が見込めます。

意識して能動的にやらなくてはいけないことは、人によって向き、不向きがあります。自分の行動のクセを知り意識しなくて気付けるようにしておくのが大事です。

  • なるべく持ち物を減らす
  • 前日に準備しておく(イメージしておく)

といったできる工夫はとことん取り入れて、忘れ物を防ぎましょう!

ぜひ、自分に合った方法がないか試してみてくださいね。

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