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炭が入った火消し壺

火消し壺はいらない!?お家にあるもので代用するアイデア

おでかけ

火消し壺はバーベキューなどで使用した炭を安全に消火させることができるアイテム。
扱い方も簡単なので重宝しますが、年に1回か2回くらいしかバーベキューをしないという人は、「火消し壺の代用ができるものがあれば、なるべく買わずに済ませたい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

こちらの記事では、身の周りにあるもので火消し壺の代用品になるアイテムや、その選び方をご紹介します。

広報&ライターの3児の母。お掃除してもすぐに子どもたちに荒らされている日々です(汗)毎日ドタバタな中でも、楽しく心豊かに暮らせる「暮らしの工夫」をお届けできればと思います。

火消し壺の代用品を選ぶ2つのポイント

火消し壺の代表品を選ぶときは、以下の2つのポイントに注意しましょう。

【ポイント1】密閉できるか

火消し壺

火消し壺はフタをして空気を遮断することで、炭の火を消すことができます。
中にいつまでも酸素が残っている状態だとなかなか火が消えないので、密閉できるフタ付きのものを選ぶことがポイントです。

ただし、完全に密封してしまうと、炭が冷めたときに気圧が下がってフタが開かなくなることも。そのため、あえて緩めにフタを閉められるような工夫ができるものだと便利です。

【ポイント2】耐熱性があること

火のついた炭

使い終わったあとの炭は非常に高温になっているため、熱に弱い素材を選ぶのはNG。容器が溶けたり、その影響で置いていた場所が傷んでしまったりする恐れがあります。

火災などにつながる危険性もありますので、代用品は必ず耐熱性があるものを選びましょう。

火消し壺の代わりになるおすすめ代用品はコレ!

ここからは、火消し壺の代わりなるおすすめの代用品を紹介します。
どこのお家にもあるもので代用ができるので、ぜひ参考にしてください。

「お菓子の缶」を火消し壺の代わりに使う

クッキーなどが入っていた大きめのお菓子の缶って、なかなか捨てられずにとっておいてしまいますよね。
お家に余ったお菓子の缶があるなら、それを火消し壺に代用するのも手です。

使い方は、缶の中に炭を入れてフタをするだけです。
ただし、缶は熱を通しやすく表面が高温になるため、ヤケドには十分に注意する必要があります。
また、火消し壺に使われている素材に比べると耐熱性が低いので、ある程度炭を冷ましてから入れると安心です。

「オイルポット」を火消し壺の代わりに使う

揚げ物などに使った油を再度使えるように保存しておくオイルポットですが、こちらも火消し壺の代表品として利用できます。

自宅に古いものがあれば再利用してもいいですし、100均で販売されているオイルポットでも十分使えます。
ただし、通常液体の油を入れておくオイルポットは全体的に容量が小さいため、ファミリーキャンプなど炭をたくさん使うシーンでは不向き。どちらかというとソロキャンプ向きでしょう。

「土鍋」を火消し壺の代わりに使う

使わなくなった土鍋が自宅にあるなら、火消し壺の代わりに使うのもおすすめです。昔ながらの火消し壺には陶器のものもあり、土鍋のような形状のものも少なくありません。

土鍋は耐熱性が高いため、熱い炭を入れても破損することなく安全に使えます。
お菓子の缶などに比べ、表面の温度が熱くなりにくいので、子どもといっしょにバーベキューを楽しむときにはヤケドの心配が減り、安心です。

土鍋のほかにも、耐熱性のある陶器であれば火消し壺として代用可能。使わなくなった調理器具の再利用もできて、一石二鳥ですね。

ただし、土鍋のような重くて大きいものは、持ち運ぶのには不向きです。お家の庭やガレージでバーベキューをするときには活躍してくれるでしょう。

身近にあるものを火消し壺の代わりに使おう

今回ご紹介した代用品は、どこのお家にもあるようなものばかり。
火消し壺を買うほどではないけど、安全にバーベキューを楽しみたいという人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

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