中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
ズボラ主婦ひらこが「やめていい家事」を達人に聞いて実践レポする連載シリーズ。
今回のやめ家事は「三角コーナー」。
三角コーナーの管理やめたらどうなった? 気になる実際のところをリポートします。
「三角コーナー」のやめ人さんに突撃!
曲がり角を曲がるときよく角にぶつかるのは、身幅のせい? 視力のせい? それも含めて年のせい!? とコーナーが年々苦手になっている今日この頃。
苦手なのは曲がるだけではなく、管理するのも……なんですよね。
今回のテーマは「三角コーナーの管理」をやめた。
男女100人にアンケートした「やめた家事トップ10」では、堂々の1位を獲得! なんと2人に1人は、今までの三角コーナーをやめているという結果に!
こ、これは、私もやめてみなければ……と鼻息荒く、やめ人さんのお話を聞きに行きました!
〈今回のやめ人〉
- 30代(女性)
- 4人暮らし
- 一戸建て
【突撃1】ヌルヌル三角コーナー卒業のきっかけは?
小さなお子さん2人の子育て真っ最中。忙しい毎日でも落ち着いた物腰が素敵な今回のやめ人さん。三角コーナーの管理をやめることができたのは、いったいどんなきっかけで?
さっそく聞いてみました。
「 初めはごく普通のプラスチックの三角コーナーを使っていました。でもすぐにヌルヌルしてくるのが嫌だったんです。慌ただしい毎日なので、こまめに洗ってキレイに保つというのも難しくて……。何か別の方法はないかな~とずっと思っていたんです。」
そう、三角コーナーを清潔に保つのって面倒ですよね。特に目が離せないお子さんと一緒の毎日では、頻繁に掃除するのも大変です。
「そんなとき勤め先の同僚に、三角コーナーの代わりになる商品があるよって教えてもらいました。それが三角コーナーをやめるきっかけでした。」
なるほど。やめ人さんにも先人がおられたのですね! その口コミ商品、気になります!
【突撃2】目からウロコのアイテムとは? 使ってみたら?
やめ人さんのお悩みを解決した代用アイテムは何なのか?さっそく聞いてみました。
「それはヤマジツのtowerポリ袋エコホルダーです。このホルダーにポリ袋を掛ければ生ゴミ入れになるよ、って教えてもらって。なるほど~そういうやり方があったか~と、目からウロコでした。それですぐに使い始めたんです。」
代用アイテムは、山崎実業のtowerポリ袋エコホルダーだったのですね! towerポリ袋エコホルダーは、4本のフレームにポリ袋を掛けて使うアイテム。袋の口を折り返すと袋が自立するので、三角コーナーの代わりとして使えます。こちらは年始のやめ家事総集編「みんながやめた家事トップ10」のアンケートでも使っている人が多くいました。
やめ人さんの使用感はどうだったのでしょう。
「実際に使ってみたらすごく快適! 私はシンクの中ではなく、作業台の端に置いて使っていて水アカでヌルヌルしてくることもないんです。お手入れはほぼゼロで、家事の時短になっています。」
お手入れがほとんどいらないなんて最高ですね! まさに神アイテム。
【突撃2】ポリ袋エコホルダーユーザー必見のベストな袋って?
三角コーナーを代用アイテムに変えて快適になったというやめ人さんですが、実はちょっとしたストレスを感じることがあったそう。何が気になったのかうかがいました。
「私はポリ袋の中身がたまるまではそのままにしているので、生ゴミのニオイが気になることがあったんです。それに、スーパーでもらうような透明のポリ袋を使うと、中身のゴミが丸見えになってしまうのも気になって……。」
確かに、生ゴミをためるとニオイ問題が出てきますよね。作業台に置くと横から中が見えてしまうのもテンションが下がりそう。
「そんなとき、すごくいいポリ袋を見つけたんですよ! それは臭いをブロックという名前の商品。ポリ袋エコホルダーにぴったりのサイズだし、生ごみを入れても口をクリップで留めておけばニオイがほとんどしないんです。これでさらに快適になって、今は生ゴミ捨てにストレスを感じることがなくなりました!」
それはすごい発見。全国のポリ袋エコホルダーユーザーにぜひお伝えしたい情報です!
マネしたらどうなった? ズボラ主婦の実録レポート
私もやめ人さんのマネしてみたい! というわけで、さっそく「三角コーナーの管理」やめに、チャレンジしました!
【レポート1】サヨナラ三角、次のは四角
まずこれまで使ってきた三角コーナーを紹介します。
ステンレスの三角形の三角コーナーです。
慣れ親しんだタイプなんですが、少しお手入れをさぼるとすぐに脚や網目にヌメリや黒ずみが……。
そこで、
サヨナラサヨナラサヨナラ
もうカビぬめり見たくない~
と、思い切ってこの三角コーナーに引退してもらうことを決意。
そして、やめ人さんおすすめのアイテムを使い始めました。
こちらがその山崎実業の「tower(タワー)ポリ袋エコホルダー」です。
4本のホルダーにポリ袋を掛ける仕組み。袋を掛けると四角形になります。
ちなみに、やめ人さん愛用のポリ袋「臭いをブロック」をセットした状態がこちら。確かにちょうどよいサイズで掛け外しもしやすいです。中が透けないのもいいかんじ!
実際に使ってみると、これまで使っていた三角コーナーに比べてお手入れの手間が激減! うわさ通りの使い心地に感動しました。
ところが……しばらく使っていると問題が発生したんです。
そもそも私は生ごみ入れをシンクの中に置いて使いたい派。だからエコホルダーもシンクの中で使っていたんです。
すると、お手入れをさぼったときに少し汚れがつくようになってしまいました。
やめ人さんのようにシンクの外で使えば問題なかったかもしれないのですが、シンクの中に入れてしまうと常に水に濡れている状態。なので、水アカがついてくるのは仕方がないのかもしれません。
【レポート2】こんなのアリ?な今度は丸型
そんなある日、ふと、あるアイテムが目につきました。
それがこちら「キッチンポリ袋用 生ごみスタンド」。
実はこれ、わがハウジー編集部がある事務所の給湯室でも使っているアイテム。なんと1本の金属を曲げただけの超シンプルな構造なんです!
これなら、私のようにシンクの中で使う派に合ってるかも、と思いさっそく使い始めました。
しばらく使ってみたところ、ヌメリや汚れがほぼなく、洗うときもスポンジでサッとなでるくらい。
見た目もお手入れも超シンプルです。
シンクの中に置く派の私でも、お手入れがほぼゼロになったと実感できました。
ちなみに、「towerポリ袋エコホルダー」はリサイクルのペットボトルや牛乳パックを乾かすときに活躍中。いろんな使い道ができるのも、「towerポリ袋エコホルダー」だからこそ。うわさ通り、持っておいて損はないアイテムだなと納得しました。
【レポート3】週末がニコニコになった家族の反応
代用アイテムに変える前に使っていた三角形の三角コーナーは、どうしても網目や脚部分が汚れてくるので、週末に泡ハイターで漂白するのが恒例になっていました。
でも、漂白剤のニオイが苦手な子どもたちからは「漂白のニオイやめて~」とクレームが。
そこで、漂白するときはできるだけ子どもたちがいないときに……と時間帯に気を使っていたんです。でも時間を気にしていると、思い通りに家事を終わらせることができなくてストレスになっていたんです。
三角コーナーを代用アイテムに変えてからは、サッとスポンジでなでればお手入れが完了するので、漂白は不要です。週末になるたびにあんなにシュッシュしていたのがウソみたいに、今は何もしなくてよくなりました。
もちろん子どもたちから苦情が出ることもありません。
今は、漂白剤も使わず、私も気を使うことがなくなって、エコ&ニコな週末になりました。
「三角コーナー」のやめ人さんに突撃して分かったこと
長い間慣れ親しんだ三角コーナーとサヨナラして、代用アイテムにシフトした今回のチャレンジ。
毎日のこすり洗いや、漂白剤のニオイからも解放されました。
NAI-NAI-NAI コーナーがない
NAI-NAI-NAI クサくない
NAI-NAI-NAI もう戻れない~
三角コーナーを変えただけで私や家族のストレスがなくなって、もっと早くやっておけばよかった~と思った今回のやめ家事でした。
ちなみに、三角コーナーを完全にやめてしまいたいという人は、「シンクの生ゴミに悩まない!簡単にできる三角コーナーの代用アイデア」で生ごみ捨てのアイデアを紹介していますので、参考にしてください。
今回ご紹介した「キッチンポリ袋用 生ごみスタンド」はこちら。気になった人はぜひチェックしてくださいね!