湘南の海のそばで暮らすライター。保育園・障害児者施設での勤務経験があり、ママやパパが子育て期を「めいっぱい楽しめる」ような情報を発信。 また、幼児期からの早期性教育を推奨していて、家庭で行う「おうち性教育」を広めるために活動中。
パッケージ派手で、大きさもバラバラでどうしてもかさばるお菓子。家族みんなお菓子が大好きなので、私もつい最近までお菓子の収納には、とっても悩んでいました。
でも「お菓子収納のコツ」をつかんだ今では収納場所に悩むこともなくなり、スッキリと収納してその状態をキープできるようになったんです!今回は、そのコツをご紹介します。
お菓子収納を成功させる3ステップ
お菓子収納でよくあるのが、あちこちに詰め込んだお菓子をがんばって整理整頓したものの「数日後にはまたぐちゃぐちゃになってしまった」ということ。
お菓子収納が難しいのは、食べて消費しながら収納をしなくてはいけないからです。「きれいに収納したら終わりではない」のが、お菓子収納が大変な理由なんですよね。
「お菓子収納を、他の収納と同じように収納してしてはいけない」ということに気付いた私は、どうすればお菓子をすっきりとおしゃれに収納できるかを考えてみました。
3つのステップをおさえて、今度こそお菓子収納を成功させましょう!
【お菓子収納STEP1】お菓子を分類する
皆さんのご家庭には、「誰」が「どういう時」に食べたいお菓子がありますか?
わが家にあるお菓子の場合は、こんな風に分けられます。
- A:子ども用のお菓子(子どもが毎日のおやつで食べるお菓子)
- B:ストック用のお菓子(大袋タイプやチップス系お菓子など)
- C:大人用のお菓子(来客用やまだ子どもに与えたくないチョコやガムなど)
この「お菓子を分類する作業」が、実はお菓子収納の成功の鍵を握っています。
「誰」が「どういう時」に食べるのかを考えて、まずお菓子を分けましょう。
【お菓子収納STEP2】お菓子を取り出すシーンを考えて収納する
次に、分類したそれぞれのお菓子を「いつ」「誰が取り出すのか」を考えてみましょう。
例えば……
- 小学生の子どものおやつ用なら、学校から帰ってきて手洗いした後に
- 大人用のチョコは、朝起きて家事の前に
など、お菓子を食べるシーンはご家庭によってさまざまだと思います。
お菓子収納では、このようにお菓子を取り出すシーンをイメージしながら、定位置や収納アイテムを選ぶことが大切です。
【お菓子収納STEP3】お菓子の収納場所を家族に伝える
お菓子を取り出すイメージ通りに収納したら、家族に収納場所を伝えるのも忘れないようにしましょう。
もちろん、自分が取り出すお菓子に関しては伝えなくて大丈夫。
こっそり食べる大人用のお菓子の場所が、子どもに見つかったらブーイング必至ですよね。
【お菓子収納1】子ども用のお菓子の収納アイデア
わが家には幼児2人と小学生2人がいるので、私にとって何より大変なのは「毎日のおやつ出し」です!
その他に「私から子どもへのご褒美用などにあげるアメ」なども、すぐ取り出せる場所に収納したいところ。
だいたいこの2種類のお菓子が、わが家では「子ども用のお菓子」に分類されます。
毎日の「おやつ出し用」お菓子の収納実例
毎日の子ども用のおやつは、お菓子をあらかじめ袋分けしておくのがおすすめです。
袋分けする理由は、1回分のおやつ量が事前に決められること、またお菓子が入っていた袋を活用することで、食べ終わった後のゴミが散らからないからです。
さらに、子どもが取り出しやすい定位置を決めて、自分で取り出せるようにすれば「今日のおやつなに~?」の声もなくなり、毎日のおやつ出しのプチストレスもなくなります。
このように、平日5日分~2週間くらいのおやつを、袋分けしてボックス収納し、パントリーの一番手前に設置することでお菓子を管理しています。
ボックス収納にしてパントリーに入れておけば、見た目もスッキリしますよね。
<お菓子収納おすすめグッズ>
やわらか素材で子どもにも安心のケース
やわらかい素材と丸みのある形が特徴の収納ケースです。子どもが一人で出し入れするときも安心。
プラスチック製ながら、上部のステッチ模様やざらつきのある表面などチープに見えないデザインが魅力。しっかり指が入る持ち手穴付きで、棚からの引き出しや持ち運びも楽にできます。
背に低い子どもにも出し入れしやすいボックス
前面に引き出しやすい取っ手が付いているので、背の低い子どもにも一人で出し入れしやすい形になっています。
側面には指をかけて持ち上げやすい取っ手も付いていて、引き出しの中で使っても便利。中身のごちゃつきを隠してすっきりした見た目で収納できます。
「ご褒美用」アメなど小さなお菓子の収納事例
毎日のおやつ以外の小さなお菓子は、見せる収納にすると取り出しやすいですよ。
アメや一口サイズのマシュマロ、少し余ったお菓子などは、こんな風にガラスや透明のかわいいケースに入れればパッと取り出しやすくなります。
今は100均でもたくさんの種類のケースがあるので、チェックしてみてくださいね。
私は、生活の中で子どもがぐずった時や、何かのお手伝いのご褒美であげたりしています。
子育てをちょっとラクにしてくれる、ラッキーチャームのような存在にもなっています。
大人の目線くらいの位置で、棚の上付近に収納するのがいいかもしれませんね。
ご褒美用のお菓子は、あくまで大人が渡すスタイルが効果的です。
<お菓子収納おすすめグッズ>
見せる収納にできるガラスジャー
かわいいお菓子を入れて見せる収納にぴったりのガラスジャーです。雰囲気のあるガラスのフォルムや帽子みたいな木製のフタが特徴的。アンティークテイストにもナチュラルテイストにも似合うデザイン性の高さが魅力です。
口が広く奥まで手が入るのでお菓子をラクに出し入れできます。
楽しい仕掛け付きのディスペンサー
レバーを押すとお菓子が出てくるディスペンサー。楽しい仕掛け付きで、子どものごほうびやぐずっているときのごきげん直しにぴったりです。
ジェリービーンズやカラフルなチョコレートを入れると、ポップな色合いがマッチしてさらにキュート。少しずつ出てくるので大人のおつまみ用にも◎。
【お菓子収納2】ストック用のお菓子の収納アイデア
ストック用に多い、大袋タイプのお菓子。
大袋タイプのお菓子って、パッケージがすごく派手なものが多かったり、袋の中に空気がたくさん入っていてとってもかさばりますよね。
また、チップス系のスナック菓子は中身が割れやすいこともあって、収納する際にも色々と気を遣うものです。
大袋タイプのお菓子と言っても、中身が個包装のものと、個包装でないものがあるのでそれぞれのわが家での収納方法をお伝えしますね。
「大袋で個包装ではない」お菓子の収納実例
中身が個包装ではないかさばるお菓子は、フタのついていない大容量の収納アイテムにポンポンと入れて収納しましょう。
また、フタなしの収納アイテムを選ぶことで上部からの圧迫なく、ふんわりとお菓子を収納することができます。
チップス系の割れやすいお菓子を、押し込んで詰める収納をするのはやめてくださいね。
大容量のフタなしの収納アイテムを子どもの手の届かないところに置けば、「隠す収納」ができます。
<お菓子収納おすすめグッズ>
やさしい雰囲気で空間になじむペーパーボックス
お菓子をポイポイ入れて収納するのに便利なボックス。ペーパー素材がナチュラルな雰囲気で、キッチンにもリビングにもやさしくマッチします。
大きな取っ手が付いているので高いところに収納しても出し入れラクラク。軽い素材なので取り扱いしやすいのも嬉しいポイント。棚上に置けば中身が見えないので、お菓子の派手なパッケージを隠すのにもぴったりです。
ざっくり入れるだけでおしゃれなトタンバケツ
大袋のお菓子をざっくり入れるだけでおしゃれに見えるたらい形バケツです。シンプルなデザインで使用用途が広く、お菓子入れを卒業しても長く使えるのが魅力。大正時代から続く金属工場で職人の手によって一つひとつ丁寧に仕上げられた逸品。
「大袋で個包装タイプ」のお菓子の収納実例
大袋で中身が個包装の場合には、購入後すぐに開封してしまえば、かさばらなくておすすめ。
大袋でなくても、ストックしたいお菓子はなるべく一番小さい状態にして保管&収納しましょう。
こうすることで、お菓子自体のカサが減り、収納の幅が広がります。
個包装にしたお菓子ならボックスなどに多少詰め込んで収納しても、袋割れや中身が割れることも減り、お菓子収納がしやすくなりますね。
<お菓子収納おすすめグッズ>
スタイリッシュに収納できるキントーのキャニスター
大袋から出したお菓子をスタイリッシュに収納できるkintoのキャニスター。フタの縁には若干の反りがあり、積み重ねても安定して使えます。
個包装のお菓子を入れても、クッキーやスナックをそのまま入れてもOK。中身をおしゃれに引き立ててくれるシンプルなデザインです。
押すだけで開閉できるオクソーのポップコンテナ
駄菓子屋さんのお菓子入れみたいなデザインがかわいいOXOのポップコンテナ。キッチンカウンターや棚上に置いて魅せる収納にぴったりのアイテムです。口が上を向いているので取り出しラクラク。ボタンを押すだけで簡単に開閉できます。
【お菓子収納3】大人用のお菓子の収納アイデア
では、大人用のお菓子収納はどうでしょうか?
大人用のお菓子の種類には、来客用や普段用などがありますよね。
どちらの場合も、大人向けのお菓子は「隠す収納」がおすすめです。
「普段食べる大人用」お菓子の収納実例
大人が食べたいお菓子は、出来るだけ小分けにして隠す収納にするのがベスト!
これは、多少分かりにくい場所でもOK。
小さいお菓子なら、食器棚のお気に入りのコップにポンと入れておいたり、冷蔵庫のドア上部などの、子どもから見えない位置に収納するのがいいと思います。
<お菓子収納おすすめグッズ>
陶器製で中身が見えないキャニスター
やわらかい色味の陶器に天然木のフタを組み合わせたキャニスターです。並べるだけでちょっとしたインテリアになるデザインでお気に入りのお菓子の隠し場所にぴったりです。密閉性が高く、スタッキングできる使い勝手のよさも◎。
「来客用」お菓子の収納実例
少しかしこまったお客様向けのお菓子は、箱に入れたまま子どもの目の届かない位置へ収納するのがいいでしょう。
例えば、ちょっとお高いようかんやゼリーなどでしょうか。
来客当日まで賞味期限を確認しながら収納し、予定がなくなったら小分けしてストック収納に移行するなど工夫しましょう。
<お菓子収納おすすめグッズ>
高い場所の収納に便利なケース
棚上にすっきり収納できるケース。下から指を入れて引き下ろせるので高い場所の収納に便利です。フタ付きなのでホコリが入るのを防ぐことができ、頻繁には出し入れしない来客用のお菓子をキレイなまま保管できます。
コツを抑えて、お菓子収納のプチストレスから解放
いかがでしたか?
お菓子を分類分けして、定位置を決めれば、家族の誰もがストレスなくお菓子を見つけられますね。
収納アイテムを使って、それぞれのお菓子を収納することで、買い時や賞味期限なども管理できていいいことづくしです!
少しの手間で、日々のおやつに悩む時間と労力が減ります。
ぜひ、私の実践しているお菓子収納方法を試してみてくださいね。