2児の母とライターを兼任する30代主婦。ワーキングマザーとして生活を便利にする裏技や、あると助かる雑貨・贈って喜ばれるギフト商材の記事執筆などを中心に活動中。さまざまな生活アイテムに関するメリット・デメリットを分かりやすくご紹介しています。
汚れた衣類を洗濯するまで一時的に収納しておいたり、自宅の洗濯物干し場やコインランドリーに持ち運んだりするのに便利なランドリーバッグ。
最近では、ただ洗濯物の収納や持ち運びだけでなく、さまざまな用途で使えるのをご存じですか?
例えば……
『デイリーバッグにもなるショルダータイプ』
『バッグごと洗濯できるタイプ』
『旅行や出張に便利なコンパクトタイプ』
など、幅広い種類のランドリーバッグが販売されています。
シーンによって使い分けたり、よりおしゃれに便利になれば、毎日のお洗濯も楽しめそうですよね。
今回はそんなランドリーバッグの用途別の選び方やおすすめアイテムをご紹介します。
洗濯以外にも便利?ランドリーバッグの用途
ランドリーバッグの主な使い方は「汚れた衣類や乾かす前の洗濯物を収納しておく」「洗濯物をまとめて持ち運ぶ」こと。
自宅の洗濯物干し場に運んだり、コインランドリーに持って行ったりとスタンダードな使い方で活用している人も多いのではないでしょうか。
多様化するランドリーバッグの用途
最近、ランドリーバッグは洗濯以外にもスポーツシーンや旅行先などで使いやすいと注目を集めています。
ランドリーバッグが活躍するシーン
- ジムやヨガ
- 出張や旅行
- 日帰り温泉
- おもちゃの収納
ジムやヨガなど、汗をかいたスポーツ後の衣類は、直接バッグに入れたくないものですよね。
また、出張や旅行・温泉などで脱いだ服や下着は、分けておかないとバッグの中できれいな衣類と混ざってしまうことも。
これらの衣類をランドリーバッグに小分けにしておけば、すっきり分類できるだけでなくそのままコインランドリーへ持って行けるなど、とても便利に使えます。
また、「バッグごと洗えるタイプ」なら、出先から帰宅してそのまま洗濯機へ入れるだけ。これなら疲れているときも手間が省けて便利ですよね。
子供のおもちゃ収納としても使える
カラフルでポップなデザインのランドリーバッグは、子供部屋のおもちゃ収納としても可愛く活用できます。
ランドリーバッグは口が大きく開くので、散らばったおもちゃを放り込むだけで簡単に片づけられますよ。
ゴミ箱や植木鉢のカバーにも◎
内側に防汚・防水加工が施されている機能性アイテムが多いのもランドリーバッグの特徴のひとつなので、見せたくないゴミ箱のカバーや、観葉植物の植木鉢を入れても良いでしょう。
おしゃれなデザインならインテリアのアクセントにもぴったりです。
ランドリーバッグ選びの基本的なポイント3つ
洗濯物の運搬を始めとした日々の洗濯シーンでランドリーバッグを使う場合、ランドリーバッグを選ぶ時の基本的なポイントは、「素材」と「サイズ」と「タイプ」の3つです。
ポイント【1】 素材
洗濯物を入れることを想定していつまでも快適に使いたいなら、カビが繁殖しにくいよう防水性や通気性がある生地を選びましょう。
布製のバッグは、デザイン性が高い一方で、持ち手部分が劣化して重さに耐えきれずに切れてしまう場合があります。
多くの洗濯物を入れる場合は、強度のあるポリエチレン製がおすすめです。ポリエチレンは透けないので、中身を見せたくない方にもうれしいポイントですよね。
ポイント【2】 サイズ(容量)
洗濯物を入れる量は各家庭やシーンによって違います。
一人暮らしの人や少人数家族の洗濯物であればコンパクトなものでも十分ですが、大人数の洗濯物を一度に運ぶにはそれなりの容量が必要です。
また、布団やシーツなどの寝具、カーペットなどをクリーニング屋さんに持っていくときにもランドリーバッグが活躍します。
大きめの容量を選んでおけば、定期的なクリーニングにも便利に使うことができますよ。
ポイント【3】 タイプ(形状)
あわせてチェックすべきは「持ち運び方」です。ランドリーバッグには大きく分けて「手提げタイプ」と「肩掛けタイプ」があります。
手提げタイプ
移動距離が少ない場合に適したタイプです。
自宅の洗濯物干し場には手軽に運べるこちらが便利。
ただし、コインランドリーなど外で使いたい場合には、重さで手が痛くなったり、持ち手が劣化してしまったりすることもあるので注意が必要です。
肩掛けタイプ
重さのある洗濯物を持ち運ぶのに適したタイプです。ショルダータイプとも言われます。
肩でしっかりと支えるので、手持ちよりも重量を感じにくいのがこのタイプのメリットです。
大きめのトートバッグとしても使えますが、手提げタイプに比べると大きくかさばるのがデメリット。
折りたたんでコンパクトにできるランドリーバッグも
折りたたんでコンパクトにできるランドリーバッグは、洗濯物が入っていない状態での持ち運びや、バッグに入れて持ち運ぶ場合に適しています。
必要な時だけ広げて、未使用時はたたんでおけるので省スペースで収まりますよ。
ただし、洗濯物をたくさん入れる場合には、安定感がなくなることもあるので、骨組みがしっかりした商品を選んでくださいね。
そのほか、持ち運ぶ際は、ランドリーバッグ自体の重さにも注目しておきましょう。できるだけ軽量のものを選べばより運ぶときの負担を軽減できますよ。
【用途別】最適なランドリーバッグのタイプ
前述の通り、素材・サイズはもちろん、さまざまな種類があるランドリーバッグなので、用途によって最適なタイプが異なります。
ここからは、さらに具体的な活用方法から選び方のポイントを見ていきましょう。
自分のライフスタイルや活用したいシーンを思い浮かべながらチェックしてみてくださいね。
毎日の洗濯でランドリーバッグを使うという人は、この2タイプがおすすめ。
- 洗濯カゴのように使える「自立タイプ」
- 手軽に洗濯物を干せる「ショルダータイプ」
洗濯カゴのように使える「自立タイプ」
脱衣所に置いて洗濯前の衣類を入れておきたい人には、自立するタイプが便利です。
中身が入っていない状態でもしっかりと自立してくれるので、洗濯カゴのように手軽に使えますよ。
そのほか、壁にかけておけるタイプもあるので、脱衣所でスペースを取りたくない人や少量の洗濯物を入れておきたい人は、こちらもチェックしてみてくださいね。
手軽に洗濯物を干せる「ショルダータイプ」
洗濯物を干しているとき、ランドリーバッグから毎回かがんで洗濯物を出して……この動作、面倒だと感じたことはありませんか?
実際、著者もこの作業を避けるため、干し場にある台の上に洗濯物を一旦置いてから干していたことがあります。
この場合は肩掛けできるショルダータイプのランドリーバッグがあれば便利。肩にかけたまま干せるので、毎回かがまず洗濯物が干しやすいメリットがありますよ。
ただし、洗濯物を干している間はバッグを持ち続けることになりますので、量が多い場合は肩に負担がかかります。
コインランドリーへの持ち運びに使うなら…
コインランドリーに持っていくだけとはいえ、いかにも洗濯を運んでいるようなランドリーバッグは抵抗を感じる…という人もいるでしょう。
その点、「ショルダータイプ」や「リュックタイプ」なら、大きめのデイリーバッグを持っているように見せてくれるので、スマートな印象になりますよ。
また、ショルダーやリュックタイプなら、両手が空くので移動の際も便利です。
ジムやヨガなど人目につく屋外に持っていくなら……
ランドリーバッグの性質上、カビを防ぐために通気性を高めるための工夫が施されているものが多くあります。
そのため、メッシュ素材など、中身が見えてしまう場合も。特に下着などは人に見られたくないアイテムですよね。
ジムやヨガに持って行くのははもちろん、外での移動時など、人目につく場所で使うなら、「洗濯物が見えないタイプ」を選ぶことが大切です。
素材はもちろんですが、画像のように巾着で口が閉じられるようなものを選ぶこともポイントです。
スポーツ後のウエアを入れるなら「防臭・防汚タイプ」を
お子さまの部活やスポーツ、ジムでのトレーニング後など、汗をかいて濡れたウエアをそのままランドリーバッグに入れて持ち運ぶこともありますよね。
その場合は、「防水性の高い素材を使用したもの」や「防臭・防汚加工が施されているタイプ」がおすすめです。
また、お手入れしやすいものを選ぶと、気になるニオイを抑えて衛生的に使えますよ。
旅行・出張などの旅先に持っていくなら……
旅行や出張などの旅先で、使わない時は邪魔にならないようコンパクトにしておきたい、という人におすすめなのが「折りたたみタイプ」です。
ただし、特に旅行の帰りはお土産を買うなどして行きよりも荷物が増えることが予想されます。
広げたランドリーバッグを入れるスペースが確保できるようなサイズを選ぶことが、失敗しないポイントです。
また、ゴワゴワとした素材を使った商品はあまりコンパクトにならない場合もあるので、折りたたんだときのサイズも確認してみてくださいね。
インテリアアイテムとして使うなら…
子ども部屋のおもちゃ入れや観葉植物のカバーなど、インテリアとしても使いたい人には、「持ち手がすっきりとしたタイプ」が良いでしょう。
カラーやデザインなど、インテリアに合ったものを見つけてくださいね。
忙しい時に便利!「洗濯ネット」としても使えるランドリーバッグ
ランドリーバッグの中には、洗濯ネットのように「そのまま洗濯できるタイプ」もあります。
コンパクトになるので、出張や旅行に持って行きやすく、わざわざ洗濯ネットに移し替える手間を省けますよ。
内部に仕切りがあるタイプなら、下着や靴下などアイテムごとに分けておくこともできます。できるだけ手間をかけたくない人はこちらがおすすめです。
洗濯ネットと同じく、ドラム式洗濯機では使えないタイプもあります。お家の洗濯機がドラム式の場合は、購入前に使えるか確認しましょう。
使用頻度が高いなら「デザイン」も要チェック
さまざまなタイプがあるランドリーバッグですが、ファッショナブルなアイテムが多数販売されいるのも特徴です。
デイリーバッグとしても使えるデザイン性の高い商品や、使わないときまでおしゃれに見せてくれるもの、インテリア性に富んだものなど幅広いデザインがあります。
用途や好みに合わせて納得のいくものを選びましょう。
ランドリーバッグのおすすめアイテム5選
とにかく手軽に洗濯物を持ち運びたい、旅行にも使えるコンパクトタイプがいいなど、どんなタイプのランドリーバッグが必要なのか、大まかなイメージが掴めたのではないでしょうか。
ここからは実際のアイテムを見ながら欲しい商品を考えていきましょう。
「こんな人におすすめ」という項目を載せていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
男性でも使いやすいデザイン&大容量タイプ
洗濯物をある程度まとめてコインランドリーに持っていく、という人におすすめなのがこちら。マチが19cmで布団やシーツ類も運びやすいです。グレイッシュカラーの「URBANITY」シリーズのランドリーバッグで男女問わず使いやすいのもうれしいポイント。
こんな人におすすめ
- 見た目にこだわりたい
- 布団やシーツなどのクリーニングにも使いたい
- 男女問わず使えるデザインがいい
コインランドリーへの持ち運びにぴったりの広口タイプ
バスケットとしても使える広口タイプのランドリーバッグ。PVレザーを用いたシンプルなデザインと落ち着いたカラーリングは、さまざまなインテリアにマッチしそう。
開口部は中身が見えない巾着タイプで、持ち手とショルダーの2wayで使えるので、コインランドリーにも楽々持って行けますよ。
ランドリーバッグ 折りたたみ moutea
こんな人におすすめ
- 洗濯カゴのように置いて使いたい
- かがまずに手軽に干したい
- 一度にたくさん運べる容量がいい
出しっぱなしでもサマになる万能タイプ
ポリエチレン製で水に強く汚れてもお手入れしやすいランドリーバッグ。
コンパクトにはなりませんが、どこに置いてもおしゃれに見えるデザインがいいですね。おうちの収納アイテムとしても活躍します。
こんな人におすすめ
- 出しっぱなして使いたい
- いろんな収納に使いたい
- お手入れしやすい素材がいい
リビングや子供部屋でも使える自立タイプ
自立タイプでクチが広く、主にお家のお洗濯で活躍します。優しい北欧テイストのデザインなので、リビングや子供部屋などの収納アイテムとしても使えますよ。
内側は撥水加工なしなので、濡れた洗濯物を長時間入れっぱなしにするのはNG。
こんな人におすすめ
- 洗濯カゴのように置いて使いたい
- 洗濯物をスムーズに出し入れしたい
- いろんな収納に使いたい
脱衣所が狭くても使いやすいスリムタイプ
脱衣所が狭くて大きなランドリーバッグが使いづらいという人にはこちらがおすすめ。幅13cmとわずかな隙間にも収めやすいサイズ感です(サイズ展開はS~L)。
内側はしっかりコーティング加工されているので、濡れた洗濯物を入れても問題なしです。
こんな人におすすめ
- 見た目にこだわりたい
- 洗濯カゴのように置いて使いたい
- 中身を見せたくない
アウトドアでも使える自立タイプ
水に強く、耐久性にも優れたターポリン素材の「タープバッグ」。濡れた洗濯物を入れるのはもちろん、アウトドア目的の使用もできます。
自立するので洗濯カゴのように置いて使用することも可能。シンプルなデザインなのでお部屋の収納アイテムとしても活用できます。
タープバッグ ハイタイド ラウンドM
こんな人におすすめ
- 見た目にこだわりたい
- 洗濯カゴのように置いて使いたい
- 中身を見せたくない
洗濯物を入れたまま洗えるランドリーバッグのおすすめ5選
多忙な人に特におすすめなのが、洗濯ネットのように洗濯物を入れたまま洗えるタイプのランドリーバッグ。
日々の洗濯シーンはもちろん、ジムやヨガ、出張や旅行に持っていっても便利に使うことができますよ。
スッキリデザインの大容量タイプ
ホワイトカラーのスッキリデザイン。メッシュ素材なので中身は透けて見えますが、細かいメッシュは糸くずが衣類に付きにくいです。
大容量ながら軽い素材でクチも広くたくさんの洗濯物を一度に運ぶことができます。
こんな人におすすめ
- デザイン性も重視したい
- 運びやすい重さ・形がいい
- 洗濯物をスムーズに出し入れしたい
おしゃれデザインのコンパクトタイプ
スナップボタンで留めてコンパクトに折りたたむことができるので、旅行や出張などに持っていけば使う時だけ広げて使えます。
細かいメッシュ素材で糸くずなどから衣類を守ります。透けにくく持ち歩きやすいデザインもうれしいポイント。
こんな人におすすめ
- 中身を見せたくない
- デザイン性も重視したい
- 使わないときはコンパクトにしたい
仕切り付きのランドリーバッグ
ゴルフ用品メーカーが作ったランドリーバッグです。中には3つの仕切りがあり、下着やウエアなど、アイテムごとに分けて洗えるので便利です。
ラウンドが終わったあとのウエアはこのバッグへ。帰ってからはそのまま洗濯機へポンと入れるだけ。ゴルファーに使いやすいよう考えられています。
Kasco (キャスコ) ランドリーバッグ KLB-2010
こんな人におすすめ
- 衣類ごとに分けて洗いたい
- スポーツバッグに入れて持ち運びたい
- デザイン性も重視したい
洗濯カゴにセットできる四角いタイプ
シンプルなデザインのランドリーバッグです。ネット内には3つの仕切りがあり、デリケートな服や下着を別々に洗えます。
約35Lの洗濯カゴにぴったり収まる四角い形と大きく開く口は、ネット内が見やすく単体でも使えるのがうれしいところ。
洗濯中に中身が飛び出さないようファスナー部分にはカバーが付いているなど、使いやすい工夫が随所に施されているアイテムです。
こんな人におすすめ
- 衣類ごとに分けて洗いたい
- 洗濯物をスムーズに出し入れしたい
- 男女問わず使えるデザインがいい
バッグのように持ち運べる大容量タイプ
大きめのショルダーバッグやエコバッグのように見えるデザインながら、衣類を入れたまま洗える便利なランドリーバッグです。
お子さまの部活やスポーツ後、ジムやヨガなどで汚れた衣類を持ち運ぶのにぴったり。
帰宅してからは洗濯機にそのまま入れるだけなので、わざわざバッグから取り出す手間を省けますよ。
そのまま乾燥機もOKなので、コインランドリーでも便利に使えます。
こんな人におすすめ
- 屋外でも気軽に使いたい
- 運びやすい重さ・形がいい
- 布団やシーツなどのクリーニングにも使いたい
おわりに
洗濯物を入れて持ち運ぶためのランドリーバッグですが、アイデア次第でたくさんの使い方ができることが分かりましたね。
自分のニーズやライフスタイルに合ったランドリーバッグを選ぶことで、今よりもっと洗濯タイムが楽しくなるはず。
役に立つアイテムで毎日を快適に過ごしてくださいね。