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掃除のたびに「トイレマットって本当に必要なの?」と思ったことはありませんか?みんなはいったいどうしているのでしょう? 今回はアンケートを実施し、「敷く派」「敷かない派」の意見を聞いてみました! トイレマットを敷くかどうか悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
【アンケート調査】トイレマットは敷くor敷かない?
今回、アンケートに協力してくれたのは、社内のスタッフ188人。結果は以下のようになりました。
188人のうち、
「使用している」と回答した人は124人で約65.95%
「使用していない」と回答した人は64人で約34.04%
なんと、3割の人がトイレマットを敷いていないという事実が発覚!
トイレマットを敷かない派の意見とは?
なぜ「トイレマットを敷かない」のでしょうか?
その理由をたずねたところ、以下のような回答が。
- 「トイレマットのお手入れが大変・敷かない方が掃除が楽」(43人)
- 「必要性を感じない・使用する習慣がないから」(7人)
- 「敷いていると不衛生だと感じるから」(5人)
- 「敷かない方がトイレがスッキリするから」(1人)
- 「その他」(8人)
トイレマットを使っていない人が感じているメリットを詳しくみていくと以下の意見に分かれました。
【メリット1】トイレマットのお手入れが不要
トイレの床に敷いたトイレマットには、ほこりや飛散した尿汚れがついてしまいます。
汚れたトイレマットはこまめに洗濯したいけど、他のタオルや衣類などの洗濯物と一緒には洗いたくないですよね。でもいちいち別で洗うのも面倒。だからといって、いつまでも同じトイレマットを使っていると、汚れがたまったり湿気がたまってカビが発生したりと、トイレマット自体が不衛生になってしまいます。
トイレマットを使わないことで、マットのお手入れのストレスから解放されるところにメリットを感じている人が多くいました。
【メリット2】床の拭き掃除が楽にできる
トイレマットを敷いていると、床を掃除をするときにマットが邪魔になり「わずらわしさを感じる」という声もありました。
トイレマットがなければ、床掃除が楽になるだけでなく、汚れたときもすぐに拭き取ることができます。「トイレマットがないことで逆に清潔なトイレを維持できる」と考えていることがうかがえました。
トイレマットを敷く派の意見とは?
では逆に、トイレマットを使っている人はどう思っているのでしょうか。
敷く派の人の理由をみてみましょう。
- (布製の場合)洗濯できる・手入れが楽だから(28人)
- 柄・デザインが好みだったから(26人)
- (PVC素材の場合)洗濯不要で手入れが楽だから(16人)
- 足元が温かい・見た目が温かいから(7人)
- インテリアとして使用している・雰囲気をよくするため(6人)
- 家族が敷いてほしいと言うから(5人)
- 安かったから・汚れたら捨てられるから(3人)
- フタカバーなどを同じシリーズで揃えるため(3人)
- 踏み心地がいいから(2人)
- 特に理由はないが習慣的に使用している(6人)
最も多かったのが「洗濯したい、手入れが楽だと感じるから」という回答でした。
トイレマットを敷く派の人が感じているメリットを分けると2つに分かれました。
【メリット1】トイレマットを洗って清潔にできる
トイレマットを敷くと、マットが汚れを受け止めてくれるので、床が直接汚れることがありません。またすぐに掃除ができない場合でも、床に汚れがついたままになったり、臭いがしみついたりするのを防ぐことができます。
トイレマットを敷く派の人は、使うたびにトイレの床を拭き掃除をするより、汚れをマットで吸収して、汚れが気になったら洗濯してきれいにできるところにメリットを感じているようです。
【メリット2】トイレを温かい空間にできる
トイレは限られたスペースだからこそ、殺風景な空間ではなく、温かく気持ちよく過ごせる空間にしたいですよね。トイレマットはデザインが豊富な上、ふたカバーやペーパーホルダーと合わせて売られているものも多く、インテリアの統一感が出しやすいところも魅力。
トイレマットを敷く派の人は、マットを使うことでトイレ空間がおしゃれになり、雰囲気も温かくなるところにメリットを感じているようです。
トイレの床掃除、おすすめの方法は?
トイレマットを敷く人も敷かない人も、トイレを清潔に使いたいというのが共通していました。ここからはトイレの床掃除のおすすめ方法を紹介します。
手軽さなら「使い捨てのトイレ用掃除シート」
一番手軽なお掃除方法は、使い捨てのトイレ用掃除シートを使うこと。トイレを使うたびに床や壁の下部を拭き取るなど、こまめに使用すれば、トイレの床を清潔に保ち、臭いの発生も抑えられます。
ちなみに我が家では、掃除シートを取りやすいところに置き、トイレを使用するたびに床や壁などを拭くことを徹底しています。多少の飛沫などの飛び散る汚れはありますが、その都度拭き取ることで、トイレをきれいな状態に維持することができますよ
1日1回の掃除には「中性洗剤(スプレータイプ)」
中性洗剤は、ゴム手袋を使用しなくても肌荒れなどの心配が少ない、最も一般的な洗剤。汚れを落とすだけでなく、除菌、消臭、防汚などに効果がある洗剤も販売されています。
付着したばかりの少しの汚れなら、洗剤をスプレーして乾いた布でふき取るだけでOK。激しくこすらなければ、トイレの床、壁、便器などを傷めることもなく、とても簡単に使用できます。
「トイレを使うたびに掃除するのは面倒だけど、トイレは常に清潔にしておきたい」という方は、1日1回中性洗剤を使用して、トイレの床、壁、便器などを拭き取ることをおすすめします。
トイレ用の中性洗剤がないときは、食器用洗剤での代用も可能です。
こびりついてしまった汚れには「弱酸性洗剤」
飛散した尿などで、床が汚れてしまった場合、弱酸性の洗剤や、クエン酸水(水100mlにクエン酸小さじ1を混ぜたもの)が効果的。
ゴム手袋を使うなど使用する際に注意は必要ですが、汚れている所に直接吹きかけ、なじませた後、乾いた布やクロスで優しく拭き取ることで、こびりついた汚れを落とすことができます。
激しくこすると、床や壁、便器を傷つけてしまうので、優しく拭き取ることがポイントです。
お手入れが楽な「拭けるトイレマット」も
「トイレマットを敷く」「敷かない」にかかわらず、最も大切なことは、トイレを清潔に保ち、居心地のよい空間にすること。
最近はサッとひと拭きでお手入れができ、防菌・防臭効果もある「拭けるトイレマット」も販売されています。撥水効果があり、防臭効果もあるため、すぐにお手入れすれば、トイレがアンモニア臭で充満するなんてこともないので「トイレマットを敷かない派」の人にもおすすめです。
自分のライフスタイルに合った快適なトイレ空間づくりの参考にしてみてください。
拭けるトイレマット
トイレ空間の雰囲気をじゃましない半透明のトイレマット。シートに抗菌剤が練りこまれているので、マット内での臭いの発生を抑制します。