フリーマガジン制作・料理フォト撮影を行い、料理写真講座の講師も担当。ライターとしては、フリーマガジンやネット媒体において、趣味の旅行や料理に関する記事を執筆。 主婦歴20年超。料理好きを生かし、インスタグラムにて料理やスイーツの写真投稿をしフォロワーとのやりとりを楽しんでいる。 Youtubeチャンネル【箱根移住夫婦の休日バンライフ 】運営。
料理をたくさん作った際や、お菓子を数種類盛り付けたりと大皿は、家族みんなで食事するときやホームパーティーに使用すると、テーブルを華やかにしてくれたり後片付けもラクになったりと、メリットがたくさん!
もちろんそれ以外でも使える場面が多々あり、普段から使えるお気に入りの1枚があると、気分も上がって毎日の料理も楽しくなります。
そこで今回は、大皿を選ぶ際のポイントやコツ、使い方のアイデアをいくつかご紹介します。
食器好きの方や「大きなお皿をたくさん持っているけど、いまいち使いきれていない!」という方は、ぜひチェックしてみてください♪
さまざまな場面で使える!「大皿」の役割
普段の食卓で料理を取り分けて食べるために、大皿をいくつか所有しているご家庭も多いかと思います。
大皿があると、取り分け用以外にもワンプレートに使用できたり、誕生日パーティーなどホームパーティーのときに使用できたりと、さまざまな場面でとても重宝します。
テーブルコーディネートの際に、小さめのプレートと重ねて使用することもでき、ちょっとおしゃれなテーブルを演出する際にも役立ちます。
大皿のサイズと形
現在販売されている大皿で特によく目にするのは円形の大皿です。円形の大皿は和食器、洋食器とも数多く販売されており、用途を選ばず、普段使いしやすいことから人気が高いようです。
また、円形の他に楕円形や四角形、長方形の大皿も販売されています。円形のお皿が多い中に楕円や四角形の大皿を1枚使用するだけで、テーブルに変化を加えたりアクセントをつけることができます。
こちらも和洋問わずさまざまな色、デザインの大皿が販売されていますので、用途やお好みで選ぶのがおすすめです。
洋食器のサイズ
洋食器の大皿としては、24cm〜30cm前後のものが多く販売されていますが、購入した後に「大きすぎた」というようなことがないよう、ご自宅での用途に合わせて大きさを選び、購入する必要があります。
料理をたくさん作って取り分けるといった使い方が多い方は、人数によって違いはありますが26〜32cmほどのお皿がおすすめですし、ワンプレートや1人分のメイン料理をのせるのに使用する場合は24〜26cm程度のプレートがおすすめです。
和食器のサイズ
和食器の場合は、「cm(センチメートル)」ではなく「寸(すん)」という単位で大きさを表します。
一寸はおよそ3cmなので、八寸(24cm)、九寸(27cm)、尺寸皿(30cm)のお皿が、大皿としての使用に適しているといえます。
大皿の選び方、抑えるべきポイントはコレ!
サイズを決める
大皿を選ぶ際、抑えるべきポイントは、まず大きさ。もともとが大きいサイズのお皿なので、1〜2cmの違いでテーブルに占める割合やイメージがかなり変わってきます。
大きさの決め方
その大きさを決める際には、その大皿をどんな用途で使用するか、何人分の料理をのせるかを考えておくのがベスト。
他にも、日常使いにするのかホームパーティーなどに使用するのか、どんな料理をのせたいか等を考えておくことはとても大事です!オールマイティーに使用したい場合も、用途や人数によって大皿の大きさをある程度決めておくと、購入の際スムーズに選ぶことができます。
ベストサイズに迷ったら
大きさがわからない・・・という場合は、いまご自宅にあるお皿の大きさを計り、その大きさで足りないのならどの程度足りてないのかを考えて足りない分をプラスする、といった考え方もあります。
また、すでにご家庭にある大皿と同じような大きさの大皿を増やしたい場合は、同程度の大きさの大皿から選ぶ、といった方法も。
デザインを選ぶ
大きさがある程度決まったら、次に自分のお好みのメーカーやブランド、作家さんの大皿の大きさをチェック。
このとき、自分が欲しい大きさのものとぴったりなら即購入しても良いと思いますし、少し小さい・大きいかも、というときは、一旦欲しい大皿は保留にし、無理せず他の大皿を探してみるのがいいと思います。
コスパのチェック
最後に、自分が欲しい大皿が予算に合っているかどうかもチェックしてみましょう。どうしても欲しくて購入したけど、高すぎて割れるのが怖く、あまり使っていない・・・なんてことになるともったいないです!
器は使ってこそ、価値が高まると思います。
お値段が安くてもお気に入りの器としてヘビロテすることもあると思いますし、お値段が高い器も「えいや!」と毎日使ってみることで、料理をがんばるモチベーションになったり、ホームパーティーを楽しむことができるようになります。
毎日使いたいほどお気に入り!と思える器を購入することが、最後のポイントと言えそうです。
取り分けの料理だけじゃもったいない!大皿の便利な使い方♪
ここからは、購入した大皿の使い方のアイデアをいくつかご紹介します。
せっかく買った大皿ですから、家族に炒め物を作ってみんなで取り分けていただくのももちろん良いですが、それ以外の場面でもたくさん使いたいですよね。
お気に入りの大皿を毎日使いこなすために、さまざまな場面を想定してみましたので、ぜひチェックしてみてください!
ワンプレートに使えば、洗い物も楽チン☆
インスタグラムなどでよくみる可愛らしく美味しそうなワンプレート。さまざまな料理をひとつのお皿に盛り付けるには、十分な大きさのある大皿がぴったり!
パンやサラダ、卵料理と一緒に、小さなカップにスープやヨーグルトなどをいれると、ワンプレートのおしゃれな朝ごはんが簡単に完成します。
洗い物も少なくなって、朝の家事も楽チンになりますよ♪
テーブルでゆっくり食べられる!鍋の具材の一時置きに
寒い季節は鍋料理をご家庭でいただくことも増えますよね。テーブルの上で調理する鍋料理は具材を近くに置いておく必要がありますが、その具材の一時置きにも大皿が役立ちます。
大皿を1〜2枚ほど用意し、野菜や豆腐などの具材や、シメにいただく麺類等を置いておけば、いちいちキッチンに立つ必要がなくおいしい鍋料理を家族でゆっくりと楽しむことができます。
お友達を誘ってご自宅で開催する「鍋パーティー」の際にも、もちろんおすすめですよ!
「メイン料理」に使えば、まるでレストラン♪
肉料理、魚料理等メインの料理をのせるときにも、大皿が役立ちます。
生野菜やグラッセ等の野菜と一緒にメイン料理をのせれば、まるでレストランのひと皿!ちょっと奮発して良い食材を購入したときや、記念日のディナーなどに特におすすめです。
大皿をメイン料理に使用するときは、料理をのせたあと、料理のまわりに余白ができるくらいの大きさの大皿をチョイスするのがgood!
盛り付けたあと、食材がお皿いっぱい!の状態にならないよう、料理によって余裕を持って盛り付けができる大きさをチョイスしましょう。
大きいお皿を使ったテーブルコーデのコツ
料理をたくさん盛り付けることができる大皿は、ホームパーティーにぴったり。
ホームパーティーを開催する際のテーブルコーディネートでは、まず最初にパーティーのテーマやテーマカラーを決めておくと失敗がありません。
ハロウィンやクリスマス、女子会などテーマに沿ってイメージカラーを決め、器や布、カトラリーなど、多色使いをせず色合いを抑えるのもポイント。
そして、大皿に合わせて小さな器や高さのあるものをチョイスし、テーブルに変化を出します。そうすることで、メイン料理を盛り付けた大皿が際立ち、メリハリのあるテーブルコーディネートにすることができますよ!
毎日の食卓で、お気に入りの大皿を使おう!
いかがでしたでしょうか。
今回は大皿の選び方や使い方のコツなどをいくつかご紹介しました。
ずっと欲しかったとっておきの1枚を購入し、毎日の食卓用として日常使いにしてもよいですし、ホームパーティーなど特別な日に使用するために素敵な1枚をチョイスするのもとても楽しいと思います。
まずはどんな場面で使いたいか、どんな料理に使いたいかを具体的にイメージしておくと、食器選びに失敗することもなくなるのでおすすめです。
ぜひあなただけの特別な1枚を見つけて、大切に使い続けてくださいね!