フリーマガジン制作・料理フォト撮影を行い、料理写真講座の講師も担当。ライターとしては、フリーマガジンやネット媒体において、趣味の旅行や料理に関する記事を執筆。 主婦歴20年超。料理好きを生かし、インスタグラムにて料理やスイーツの写真投稿をしフォロワーとのやりとりを楽しんでいる。 Youtubeチャンネル【箱根移住夫婦の休日バンライフ 】運営。
寒い季節がやってきました。クリスマスやお正月などのイベントシーズン、鍋パーティーなどおうちで温かい料理を楽しむ冬のホームパーティの季節の到来です!
せっかくなら、食器やテーブルの演出にもこだわって、素敵な時間を過ごしたいですね。
今回は、そんな「冬のテーブル」にぴったりの、食器の選び方や使い方のアイデア、テーブルコーディネートの際のポイント等をご紹介します。
クリスマスパーティーや年末年始の集まり、家族でほっこりと過ごす夕食タイムなど、これからの季節にぴったりな食器を揃えれば、さまざまな場面で活躍すること間違いなし!
この季節、ホームパーティーを予定している方や、「冬らしいテーブルコーディネート」に悩んでいる方、必見です♪
冬を演出するテーブルコーディネートのコツ
まずは、冬らしいテーブルに仕上げるための、テーブルコーディネートのポイントをいくつかご紹介します。
これからの季節、クリスマスや年末年始の忘年会、新年会やお正月など、冬ならではのイベントが数多くありますよね。そんなイベントに合わせて、まずはテーマとテーマカラーを決めるところからスタート!
テーマを決めたら以下のポイントを押さえることで、冬らしいテーブルを作りやすくなりますよ。
ぜひ参考になさってくださいね。
【コツ1】クロスやランチョンマットを使おう!
季節感のあるテーブルに仕上げるために一番簡単なのは、クロスやランチョンマットを使用すること。その際、テーマカラーや食器にあったもの、冬らしい色合いのものを使用するのがおすすめ!
- 白系×茶系
- 濃いブルー・濃紺・グレー・黒などダークな色合い
- グレーやシルバーのようなに上品でシャープな色
テーブルの色合いをあえて出すことで、テーブルの上で浮かずにしっくりとさせることができます。
差し色として明るい色合いをプラスすることで、簡単にテーブルの雰囲気に変化を持たせることができるという点も、ファブリックを使用するメリットといえます。
【コツ2】季節に合わせた小物をプラスしよう
キャンドルや木の実、葉っぱなど、季節に合わせた小物をプラスすると、この季節らしいテーブルコーディネートがとても簡単に仕上がります。
例えば、暖色系のテーブルなら、緑色のツリーやゴールドの星や飾り、赤い木の実などでクリスマスらしさを演出することが可能です。
寒色系で統一するなら、クリスタルのツリーやスノードーム、シルバーの飾りやキャンドルなどで演出すると、とてもきれいで映える、スタイリッシュなテーブルを作り上げることができますよ。
【コツ3】小さな食器をポイントに
取り皿や小鉢、小さめのグラスなど、メインの大きなお皿に加えて「小さな食器」をアクセントとして用いると、テーブルの上のバランスが取りやすくなります。
小さな食器をプラスする際には、他の食器と同様に土ものや作家もので統一をしたり、透明感のあるガラスの食器で冬の雪をイメージさせるなどしてみましょう。
テーブル上の色合いをそろえたり、イベントなどのテーマに合わせたりと、その食器をその場所に存在させる意味合いをちょっと考えて配置するのが、テーブルに上手に小さな食器を取り入れるコツとなります。
ただ、何となくパパッと置いてしまった食器は、テーブルの上で浮いてしまうこともあるので要注意ですよ!
「冬のテーブル」におすすめの食器の選び方
「冬のテーブル」におすすめの食器について、しっくりとくる色合いや、季節感のある素材など、選び方のポイントをいくつかご紹介します。
夏のテーブルコーディネートと違って鮮やかな色合いの食器やキラキラと輝くガラスの食器などはほとんど用いません。
かわりに、どんな食器をセレクトすればよいのでしょうか?
食器の「素材」はどう選べば正解?
冬のテーブルでは、ぬくもりを感じる温かみのあるテーブルに仕上げるのがひとつのポイントとなってくるのですが、その際「土もの(陶器)」や「作家もの」の食器をいくつか取り入れると、とても簡単に温かみのあるテーブルを演出することができます。
作家さんの手作業で作られた食器は、ひとつひとつ形にわずかな違いがあったり、作家さんのこだわりが感じられたりと、器自体から温かみを感じるものが多く普段使いのテーブルにも取り入れやすいです。
また土もの(陶器)は、土の素朴な風合いが魅力で、テーブルにひとつあるだけで、ほわっと柔らかい雰囲気を加えることが簡単にできます。
冬らしい食器の「色合い」とは?
冬のテーブルに合わせた食器を選ぶ際、おすすめの色合いは、冬の夜空や木々などを連想させる濃紺や黒、茶色など濃いめのダークな色や、冬の寒さを連想させるグレーやシルバーのような上品でシャープな色。
どちらの色合いも、カブや大根・里芋や白菜など、冬の野菜ともとても相性が良く、料理を引き立ててくれること、間違いなしです。
「冬らしい色合い」といっても、1つのパターンで決まりがある、ということではなく、「暖色系」と「寒色系」の2パターンを考えることができます。
<寒色系の冬の色>
例えば、寒色系の色合い(濃いブルーや濃紺、グレー、黒など)で食器やファブリックをそろえれば、冬の透明感のある空気感、寒さや雪をイメージさせる上品で落ち着いたテーブルに仕上げることができます。
<暖色系の冬の色>
また反対に、暖色系の色合い(赤やオレンジ、茶色など)を選べば、寒い冬でも温かみを感じさせる、明るいテーブルに仕上げることができます。
色選びに迷った際は、薄い色合いよりも濃い色合いのもの(深い色)を選ぶと、間違いがないといえるでしょう。
冬によく登場する「グラタン皿」や「スープ皿」の選び方
熱々のグラタンや温かいスープなど、この季節のテーブルには欠かせないお料理に使う「グラタン皿」や「スープ皿」。
色合いや素材については、他の食器を選ぶときのポイントとさほど変わりはないのですが、それ以外に押さえるべきポイントは、ズバリ使う人数に合わせた大きさです。
グラタン皿の選び方
グラタン皿も、小さめのものなら1人に1つと人数分の食器をそろえる必要がありますが、大きめのグラタン皿でたくさん作り、取り分けるのであれば一つあれば充分です。
大きめのものを使う場合は、テーブルのポイントになるような色合いを選びましょう。
スープ皿の選び方
またスープ皿は、どのくらいの量を入れるか、スープがメイン料理になり得るかでも違いが出てきます。
小ぶりのスープ皿なら、ホームパーティーなどたくさんの人が集まる場面でも、テーブルの上に人数分置いても邪魔にならず、適度な量が入るので、他の料理がたくさんある場合などに適しています。
ポトフやビーフシチューなど、スープがメインになるような料理の場合は、深みのある大きめのスープ皿がスープを引き立ててくれるのでおすすめです。
さらに、小さめのスープボウルなら、スープ以外にサラダを入れたり、取り皿として使用することもでき、とても重宝しますよ!
冬らしい食器を使い、冬らしく温かみのあるテーブルを演出しよう
今回は冬にぴったりの食器の選び方と使い方のアイデア、テーブルコーディネートのコツなどをご紹介しました。
寒い季節だからこそ、温かみのある食器を選びたくなる、といったことはあると思います。食器選びはポイントやコツを押さえたら、あとは個々の好みで選んでしまって大丈夫!
ぜひご自身が気に入って何年も使える食器を厳選して選んでみてください。そして食器を購入したら、頻繁に使用し、さまざまな料理をのせてその食器の良さを体感してみてくださいね。