中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。
大きくてかさばる布団は、マンションに住んでいるとどこに収納するのか悩むアイテムのひとつです。そんな布団ですが、収納時にクッションとして活用できる収納袋があるのを知っていますか?
今回は、そんな「クッションになる布団収納袋」のおすすめをご紹介。3回買い替えたことがある、編集部ひらこによるセレクトです。
様々なカタチがある!クッションになる布団収納袋
布団をクッションできる収納袋は、掛布団を入れることを想定されたアイテムがほとんど。そのため、敷布団を入れるのは難しいと思っておきましょう。また、布団収納袋は、布団のサイズや中身に詰めるモノを考えないとこ、買い物を失敗しやすいアイテムでもあります(ちなみに私は3回買い替えています)。私の経験を踏まえて、ポイントを解説します。
【サイズ】掛け布団or毛布?何を収納するか
布団を必ず収納しないといけないかというと、そうではありません。タオルケットや毛布1枚だけでもクッションになる収納袋もあります。ただし、商品ページに掲載されているようなクッションにするには、ある程度パンパンに詰める必要があります。何をどれぐらい収納するのかを考えてサイズを選ぶようにしましょう。
「入らない!」または逆に「パンパンにならない」といったことがないように、ここは一番大事なチェック項目です。どれぐらい入れたらパンパンになるのかは、レビューを参考にするとよいでしょう。
【カタチ】収納した後、何に使う?
通称「クッションになる布団収納袋」と呼ばれていますが、クッションだけでなくオットマンや背もたれになるものもあります。主に以下の5つのタイプがあります。
- ラウンド(丸型)→布団収納時「オットマン」になる
- スクエア(四角)→布団収納時「座布団」になる
- 円柱→布団収納時「抱き枕」になる
- トライアングル→布団収納時「背もたれ」になる
- 平型タイプ→寝転がって使う
ただしオットマンや座布団のように上に座って使いたいなら、中に羽毛布団をつめるのは避けた方がベター。羽毛布団は羽毛の中に空気を含むことで高い保温力を発揮します。そのため、布団の上に乗って中の羽毛が潰れてしまうと、本来の保温力が失われてしまう可能性があります。
もし上から座るクッションにしたいなら、潰れても元の形に戻りやすい素材「綿わた」の布団や毛布といったものを収納するようにしましょう。ちなみに私は、こたつ布団と来客用の布団を「クッションになる布団収納袋」に収めています。
【収納のしやすさ】布団が畳みやすいか
衣替えの時期だけ入れ替えるなら多少収納しにくくてもOKですが、もし頻繁に布団としても使いたいということになるなら、収納のしやすさも考える必要があります。
収納のしやすさは、布団を畳みやすいかということにかかってきます。ズボラ主婦と銘打っている私の個人的感覚では、「平型→スクエア→円柱→トライアングル→ラウンド」の順だと思います。
平型やスクエアは四角い布団やタオルケットを折りたたむだけですが、円柱は半分などに折ってくるくるまく必要があります。
さらにラウンドになると何重かに折りたたんだ後くるくる巻く必要があり、なかなか商品ページ写真のようなパンパンでまあるい形になりにくいなと感じました。また、シーズンが変わる際に、この作業をするのが面倒だと感じることもあります。
【持ち手】持ち運ぶか
最近では持ち運びしやすいよう、持ち手のついたタイプもあります。「クッションとしても使いたいけど、クローゼットに収納することもある」という使い方をするなら持ち手があった方がよいでしょう。
また円柱型や四角い布団収納袋を選ぶと、隙間に「立てて収納する」ことが可能になります。
「抱き枕」になる!円柱タイプの布団収納袋
布団を2~3つ折りにたたんだ後、くるくる巻くタイプ。比較的収納しやすく、クッションとして使わなくても、立てる収納にするのにぴったりです。
<布団を収納したら、変身するアイテム>
- クッション
- 抱き枕
- 足枕
- オットマン
- ヘッドレスト
しっかりした生地で、レビュー満足度の高いアイテム
ソファのようなしっかりとした生地でで、姉妹サイト「リビングート」で高評価レビューを多数集めているアイテムです。掛け布団1枚に薄手の布団を入れたり、大きめのこたつ布団をいれるとパンパンになるサイズ感です。レビューでも「意外に生地がしっかりしている」「生地が丈夫」といった声があがっている布団収納袋です。
パイピング生地で、リッチ感のあるひと品
細かい刺繍が入っているように見えるパイピング仕上げで、インテリアを格上げ。白・ベージュと写真のディープレッドとディープブルーのカラーリングで、お部屋をシックに彩るクッションになります。写真の布団を収納するタイプ以外にもオフシーズンの衣類でクッションになる「衣類deクッション」もスタンバイ。こちらは、写真より細長い筒状になるタイプです。
夏にうれしい! ひんやり素材のクッションに変身
ムーミン屋敷になった布団クッションカバー。冬布団を収納する=夏に使うということで、ひんやり素材を採用。暑苦しい夏も快適になるかもしれません。同じシリーズに、「ニョロニョロ」に変身するタイプもあります。どちらもぬいぐるみ感覚で、子供部屋においても素敵です。
「背もたれ」クッションになる!トライアングル型の布団収納袋
平型やスクエアタイプには劣るものの、布団をざっくり丸めるだけなので、比較的収納はしやすいトライアングルタイプ。
<布団を収納したら、変身するアイテム>
- 背もたれ
- 枕
ただし、身体全体の体重がかかってしまう背もたれにする場合は、羽毛布団を入れるのは避けた方が無難です。また、布団のサイズによっては収まりきらないことがあるので注意が必要。パンパンにならないと使いにくいこともあるので、布団もカバーもサイズはきっちり確認してから購入しましょう。
防ダニシートとポケットが付きで、使い勝手抜群
掛け布団をタテに4等分に折り、クルクル巻いて防ダニシートをかぶせて収納するだけ。この防ダニシートが付いているので、サイドにポケットが付いていて、リビングで失くしがちなリモコンやスマホを収納することが可能。防ダニシートが付いているのもうれしい収納袋です。
「オットマン」になる!ラウンド型の布団収納袋
小さいものはオットマンに、大きいものはソファクッションになるので、一番リビングで活躍するラウンド型。ただし、布団を何重かに折り畳んでクルクル巻く必要があり、偏りなくクッションにするにはちょっとした苦労も。ただ、リビングの使い勝手のよいクッションに仕上がります。
<布団を収納したら、変身するアイテム>
- オットマン
- ソファクッション
座るのにちょうどよい大きさが魅力
ソファクッションとしてもオットマンとしても、ちょうどよい大きさのクッションに変身するのが魅力のアイテムです。しかも持ち手付きで持ち運びもラクラク。サイドにはポケット付きで、テレビリモコンを入れても、防ダニシートを入れてもよし。写真のブラウンほかブラウン、グレー、ブルーの使いやすい色がそろっています。
「座布団」になる!スクエア(四角)の布団収納袋
布団を四角くたたむだけなので、比較的布団を収納しやすいタイプです。布団以外にも冬用のルームウェアなどを収納してもOK。
<布団を収納後、変身するアイテム>
- 座いすクッション
- 座布団
- (大きめサイズの場合)ビーズクッション
主にクッションの上に座ることを想定して作られているアイテムがほとんど。持ち手がついたタイプなら、隙間に収納したり、クローゼットに収納するのにも向いています。
持ち手がついていて移動もラクラク
コの字ファスナーで布団が収まりやすい。さらに持ち手がついていてクッションにした後、クローゼットにしまいやすいアイテムです。
部屋のアクセントになるカラー展開
ビーズクッションのように使える大きめサイズ。昼寝をするときに寝転がったり、本を読んだりとくつろぎタイムの定位置になること間違いなし。どんな部屋にもあうブラウン、部屋のアクセントになるオレンジ・ネイビーの3色展開。しっかりした生地なので、立てて収納できるのもうれしいところです。
寝転ぶのにぴったり!平型タイプの布団収納袋
布団の収納のしやすさでいえば一番!ごろんと寝転ぶのにぴったりなタイプです。また壁をうまく使えば座椅子として使うことも可能。
ただし薄い分、自立しないのでクローゼットに立てるといったことはしにくいといった面も。室内に布団を畳んでい人は、来客があるときにこれに入れるという手もあります。
<布団を収納後、変身するアイテム>
- 座椅子
昼寝にぴったりのクッションに
奥までしっかり開くコの字型のダブルファスナーで、大きめの布団も収納しやすいのが特徴。カバーの内側は布団がよれたりしにくい質感になってるのもうれしいポイント。
布団をクッションにする際には注意点も
一人暮らしにはまさにぴったりな「クッションになる布団収納袋」ですが、防災グッズとして車の中に毛布と一緒に忍ばせておくのもおすすめです。
ただ、中にはいっているのはあくまで布団です。そのことを忘れずに、以下の注意点もチェックして!
<クッションになる布団収納袋の注意点>
- ダニ対策をする
- こまめに洗う
- 天日干しをする
布団をクッションにすることで、一年中使うことになるため、ダニ対策はしっかり行うようにしてください。また、入れ替える前に洗うといった清潔面にも注意。そのとき一緒に、布団にも掃除機をかけるとなお◎です。
またクッションとして使っているとぺちゃんこになるので、定期的に中の布団をを取り出して天日干しもしてくださいね。
ほかにもシーズンオフの布団を賢く収納できるアイテムは、こちらでも紹介しています。ぜひご覧ください。