食器と雑貨が大好きな元ライフスタイル雑誌編集者。カオス状態の部屋をなんとかするべくミニマムに暮らすことを目指しています。雑誌編集者の経験を生かしたコーディネート記事やミニマムな暮らしに関する記事を配信中。
「まな板は毎日使うものだからこそ、使い勝手もデザインも妥協したくない」そんな私が出合ったのが「TEUD」です。
今回は、木製まな板「TEUD」が、私の暮らしにぴったり合う理想の道具になったワケをご紹介します。
まな板は「木製がいい」と思ったワケ
毎日使う道具には、少しだけこだわりがある私。特にまな板は、料理中の気分を左右する貴重な存在だと思っています。これまでに、プラスチック製やゴム製、そして木製といろいろなまな板を試してきましたが、そのたびに「これだ!」と思える決め手に欠けていると感じていました。一長一短はあるけれど、どれも完全には満足できなかったのです。
そんな、“まな板ジプシー”の私に、キッチンバイヤーがおすすめしてくれたのが、「TEUD(テウド)」というまな板いです。
まずひと目見て、丸みのあるフォルムにキュン! 木製まな板と言えば、角ばった長方形のイメージしかなかったので、「こんなにかわいいデザインもあるんだ」と感動しました。手に取ってみると、木肌がさらさらしていて気持ちいい! 表面の木目模様も、同じものが二つとないと思うと特別感があり、早くも愛着が沸いてきました。
ただ、肝心なのは使い勝手。どんなに見た目が素敵でも、使いにくい道具は結局しまいっぱなしになってしまうことも。果たして、この「TEUD」は? さっそく試してみることにしました。
【木製だから】「トントン」と響く音が心地いい
まずは野菜を切ってみました。すると、想像通り「トントン」と気持ちのいい音が響きます。プラスチック製のまな板では「カンカン」と硬い音がして、それがちょっと苦手だった私。「やっぱり木製のこの音は癒されるな」と改めて実感しました。
さらに、木製ならではのやわらかい刃当たりもいい感じ。プラスチック製の跳ね返るような感覚や、ゴム製の弾力のある感触は、なんとなく切った時に違和感がありました。でも、木製の刃当たりはそのストレスがなく、「心地よく包丁を使えるな」と感じました。
【木製だから】傷を「修復」してくれる!
まな板は包丁の刃が当たるため、どうしても傷ついてしまうもの。でも、木のまな板には、傷を自然に修復する力があるそう! なぜかというと、木が持つ柔軟性と弾力性。特に「TEUD」に使われているひのきは柔らかい木材で、細かい傷がついても木の繊維が押し戻されて徐々に目立たなくなるんだとか。
この特徴は、プラスチック製やゴム製のまな板にはない大きなメリット。使えば使うほど木のよさを実感できるなんて、ますます愛着が深まりそうです。
【TEUDだから】丸みがあって、鍋に入れやすい
「TEUD」を使ってみて感心したのが、切った食材を鍋やフライパンに移しやすいこと。全体に丸みのあるデザインで、食材をスムーズにスライドさせて鍋に入れられます。
これまで角ばったまな板を使っていたときは、食材が鍋のそとにこぼれ落ちてしまうことが多々ありました。でも、「TEUD」はそんな失敗が少なくストレスフリー。ちょっとしたことですが、こぼれた食材を拾うという無駄な手間が減って、効率がぐっと上がりました。
【TEUDだから】フックがとれて、水がたまらない
木製まな板を使う上で気になるのが、カビや黒ずみ。以前使っていた木のまな板は、支えの部品がついたタイプで、洗って立てておくと、部品の周りに水がたまり黒ずんでしまいました。
この「TEUD」も、最初はフック部分に水がたまって不衛生になりそう……と思っていたんです。でも、すぐにその心配が解消されました。というのも、なんと「TEUD」のフックは取り外しが可能。これなら、フックを外して隅々まで洗えるし、中までしっかり乾かすことができます。木製でも清潔な状態をキープできる工夫に、感心!
【TEUDだから】シリコン塗装で、お手入れラクチン
とは言っても、木は水や汚れがしみこんでしまう素材です。お手入れの大変さは覚悟していました。でも、「TEUD」に水をかけてみると、驚きの光景が。なんと、水がしみこまず、表面に玉のように転がったんです。
これは、「TEUD」の表面にシリコン塗装が施されているため。水や汚れをはじくので、お手入れがとても簡単にできます。これまでの木製まな板のイメージを覆す扱いやすさに感動しました。
【TEUDだから】お皿として使えて、テーブルでもサマになる
さらに「TEUD」のもう一つの魅力は、そのままお皿代わりにも使えること。ちょっとしたおつまみやチーズを盛り付けるだけで、お店で出てくるような雰囲気に。これだけでテンションが上がります。木のやさしい雰囲気に黒いフックがアクセントになって、私の好きな北欧のアイテムとも相性もいい!
さらに、キッチンで切ってそのままテーブルへ移動できる点も大きなポイント。ミニマリストを目指す私にとって、モノを増やさずに済む理想的な使い方ができるんです。
丸みのある木製まな板だから、QOLアップ
「TEUD」は、日本に古くから根付いてきた木の生活道具を、現代に合わせて蘇らせるというコンセプトで生まれたブランド。歴史ある奈良の地で、こだわりと受け継がれた技術を駆使して、一品一品丁寧に作られているそうです。
実際に使ってみて、細部にまで光る使い心地のよさ、丸みのあるフォルムに技術の高さを実感しました。見た目でも使い心地でも、私の心をしっかりとつかんだ「TEUD」。
納得のいくアイテムに出合えて、私のまな板探しにもようやく終止符が打てそうです。
「TEUD/テウド」カッティングボード
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