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入手困難だった、マーナのカッター付きバターケース。使ってみたら優秀過ぎた

入手困難だった「マーナのカッター付きバターケース」。使ってみたら優秀すぎた

キッチン

最近の値上げラッシュで、ちょっとした贅沢品になってしまったバター。そんなお高いバターを酸化させず入れておけるケースを探していた私。そんなときに、バイヤーから、定期的にバズって入荷待ち状態のバターケースがあると教えてもらいました。それが「マーナのバターケース」です。一見シンプルな見た目に隠された、使いやすさのヒミツとは?

食器と雑貨が大好きな元ライフスタイル雑誌編集者。カオス状態の部屋をなんとかするべくミニマムに暮らすことを目指しています。雑誌編集者の経験を生かしたコーディネート記事やミニマムな暮らしに関する記事を配信中。

「理想のバターケース」の条件は?

朝食のパンに塗ったり、ホットケーキにのせたり……。スイーツづくりにも、料理の風味をつけるのにも欠かせないバター。ここ数年で値段があがって、とても気軽にはカゴに入れられなくなってしまった食材のひとつです。それだけに、最後まで「おいしく保存したい!」と強く思うようになりました。

私が「バターケース」に求める、絶対ゆずれない条件は以下です

<バターケースに求める必須条件>

  • バターがおいしいまま保存できること
  • ストレスなく、バターが切れること
  • バターナイフをいちいち洗わずにすむこと
  • 食卓にそのまま出してもサマになる見た目
  • バターを使いすぎないようにカットできること

「サマになる見た目」ということで一時期、木製のバターケースを使っていたこともありましたが、洗いにくいという点がいまいち。「バターナイフをいちいち洗わなくてすむ」という点で、あらかじめカットしておけるバターケースを使っていたこともありましたが、格子状のカッターを洗うのが結構めんどくさい。さらに切ったままだと酸化するというSNS投稿を目にして、買い替えることに。

<p>「marna/マーナ」バターケース</p>

「marna/マーナ」バターケース

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そんな、わがままバターケース難民の私に、「一度使ってみて」とバイヤーにおすすめされたこちら。SNS担当のひかるも「もうこれ以外使えなくなるかも?」とイチ押ししているアイテムです。

どこがいいのか、早速レビューしてみます。

【バターの保存】おいしいまま保てる、工夫がいっぱい

「バターを使い切るまで、風味とおいしさを保ちたい」という私の願望に、マーナのバターケースは、どこまで応えてくれるのでしょうか。さっそく調査してみました。

都度カット式だから、バターが酸化しない

「marna(マーナ)バターケース」のバターカッター

あらかじめ均一な大きさにカットしておけるバターケースは便利ですが、

  • 空気に触れる面が増えるので、バターが酸化しやすい
  • 一片ずつ使うため、少量使いたいときでも量を調整しづらい

というデメリットもあります。その点、「マーナのバターケース」は、都度カットするタイプ。バターをかたまりのまま保存できるので、酸化して風味が飛んでしまうのを最小限におさえることができそうです。

密閉できるから、ニオイ移りの心配がない

パッキン付きのフタで密閉できるmarna(マーナ)バターケース

バターのおいしさの決め手は、なんといってもその風味。だからこそ、冷蔵庫内の他の食材のニオイが移ってしまうと、バター本来の風味が感じられなくなり、おいしさも半減。「納豆のニオイがするバター」なんて、想像しただけでテンションが下がります。

マーナのバターケースなら、その点は考慮済み。フタには、ぐるっとパッキンが付いていて、密閉性はばっちり。冷蔵庫内の他の食品のニオイをしっかり遮断してくれます。

【バターの切れ味】切るときに、ストレスなし

レビューでは「バターカッターがとにかく優秀」というコメントが多数! バターナイフやバターカッターの使い心地は、一番気になるポイント。バターがべったり付いてしまうと、もったいないし、洗うのも面倒です。バターの切れ味はどうなのでしょうか?

驚くほど、スッとバターが切れる

付属しているバターカッターは薄い板状になっています。しかもプラスチック製。「これで本当にバターが切れるの?」とちょっと半信半疑でしたが、実際に「マーナのバターケース」にバターを入れ、バターカッターで切ってみることにしました。

力を入れてカットしやすいmarna(マーナ)バターケースのカッター

バターに、刃を当てて力を入れてみます冷蔵庫から出したてのバターは、ちょっと固め。力が結構いるのかな?と思いましたが、そこまで力を入れなくても、スッと刃が入ります。しかも、切れ味は、ステンレス製のナイフで切ったようになめらかです!

バターを切るのがそこまで大変でないのは、真上からグッと押せる構造だから。斜めになった刃に十分力が伝わるようになっています。さらにバターナイフはプラスチック製なので、安全。子供にも安心して使わせられる便利なアイテムだなと思いました。

カッターに、バターがくっつかない

先端がアーチ状でバターがくっつかないバターカッター

普通のバターナイフでカットすると、どうしてもバターがぴったりとくっつくのがプチストレスでした。でもこのカッターは、バターが全然くっつかないんです。

「なんで?」と先端を見てみると、刃先がアーチ状になっていることに気付きました。この独特な形のおかげて、バターがべったりつきにくい。ついたとしても、こそげ落としやすいんだなと思いました。

さらに、使い終わった後はペーパーでサッと拭くだけでカッターがきれいになりました。

【バターの量】薄く均一に切れるから、バターを無駄にしない

バターを使いすぎると、体にもお財布にも優しくない! ということで、適量を使えるかどうかも大事なポイントです。

均一に切れるから、量る手間がない

marna(マーナ)バターケースのバターカッターでちょうど10gにカットできる

なんと、カッターの幅に合わせて切るだけで、ぴったり10gに切れるんです。試しにスケールにのせてみたら、本当に10g! お菓子作りのとき、バターをレシピ通りの量にするのって意外に難しい。でも、このバターカッターなら10gずつカットできるので、ぴったり量れます

ちなみに、カッターの幅で切った場合の一切れの重さは、バターのサイズによって変わります。

  • 150gのバター……6g
  • 200gのバター……10g

これを覚えておけば、調理中も便利。計量の手間がなくなるのは本当に助かります

好みの厚さにも切れるから、使いすぎない

極薄にカットできるmarna(マーナ)バターケースのカッター

カッターの幅より薄めに切ったり、太めに切ったり、好きなサイズにカットすることもできますカッターがスッと入るので、お好みの量に切るときもラクラクです。

たとえば、じゃがバターを作る時。かたまりのバターだと一部だけで溶けてしまい、味にムラが出ることがありますよね。でも、10gよりもっと極薄に切ると、この問題も解決します。アツアツのじゃがいもに、極薄バターをのせると全体にじゃわ~と浸み込み、どこを食べても濃厚なおいしさに! 「端っこがバターの味がしない」といって、追いバターをする必要もなくなります。

絶妙な薄さで、パンの上に塗り広げやすい

都度カット式でバターが酸化しない「marna(マーナ)バターケース」

バターカッターの幅でカットすると、バターはちょうど約5mm幅になります。この薄さが絶妙! ちょうどパンに塗り広げやすいんです。

バターが分厚いと、塗る時にパンに穴が空いてしまったり、支えている手に力が入りすぎてパンがつぶれてしまうことも。逆にバターが薄すぎて一瞬で溶けてしまうと、端まで塗るのに間に合わないこともあります。

バターを薄くカットできて塗り広げやすい

でもこの5mmの薄さなら、すーっと塗り広げることが可能。パンの隅っこまで、バターを塗り広げられます。バターなしでは、パンの耳が食べられない私。じゅわっとバターが浸み込んだおいしいトーストに仕上がるのが、一番感動した点です。

【残りわずかのバター】最後まで、余すところなく使えてストレスなし

バターが残りわずかになってくると、取り出しにくいというストレスを感じたことはありませんか。このプチストレス、どう解消されるのでしょうか。

縦にきるから、底にバターが平たく残らない

普通のバターナイフを使うと、バターの上面を削っていくことになるので、どうしても底にバターが残ってしまいがち。この最後の、底に薄く残ったバターが意外にくせ者。べったりとバターケースについてしまって、最後までうまく使い切れなかったり、バターケースの洗いにくさの原因になったり……。

縦にバターを切る「marna(マーナ)バターケースのカッター」

でも、このバターケースは「縦に切っていく」という斬新な仕組み。バターは四角形のカタチで残るので、最後の最後まで使い切れて、ストレスがないなと思いました。

最後までバターが動かず、切りやすい

内側の突起で最後までカットしやすいmarna(マーナ)バターケース

縦に切っていくのはいいけど、最後はバターが動いて切りにくいのでは?と心配していました。でも、そんな小さな心配にもマーナはしっかり解決してくれています。

よーくみると、ケースの内側には突起が! これはバターを刺すためのもの。ここで、バターをしっかり固定できるので、バターが滑らず、最後まで安定してカット可能。最後までラクに使い切れる工夫が施されています。

底に滑り止めがあるから、切りやすい

滑り止めがついて最後までカットしやすい「marna(マーナ)バターケースのカッター」

バターが少なくなってくると、バターケースが軽くなり、バターが切りにくくなるのでは? これも心配していた点でした。でも、底にも滑り止めが付いているので、最後までがっちりテーブルを踏みしめてくれます。

とにかくバターが残りわずかになったときに感じるストレスが一切なし。かゆいところに手が届くってこういうことなんだな、と実感した瞬間でした。

【洗いやすさ】洗いやすく、清潔に保てる工夫も

バターは油分が多いので、バターナイフもケースも洗うのがちょっと嫌なアイテムです。洗い物嫌いの私。なるべくバター関連アイテムは、洗う手間を減らしたい。そんな願望は叶うのでしょうか。

バターカッターをいちいち洗う手間がない

フタ裏にカッターを収納できるmarna(マーナ)バターケース

バターカッターは、フタの裏に収納できるようになっています。そのため、いちいちナイフを出して、ベタベタになったものを洗う手間がありません。「面倒だからバターはいいや」と避けていたシーンでも、これならバターを使うハードルがぐっと下がりそう。

カッターを浮かせて収納できるから清潔

バターカッターが浮くmarna(マーナ)バターケース

バターをカットした後、カッターはフタ裏にカチッとはめ込んで収納できる仕組みになっています。カッターは、バターにもフタ裏にも直接くっつかず、宙に浮いたような状態で収められるので衛生的。しっかり固定されているので、落ちたり動いたりする心配がありません。ただ、取り外す時に少し固く感じるかもしれませんが、それも安全面を考えた設計です。

パーツを分解して、隅々まで洗える

パーツを分解して洗いやすいmarna(マーナ)バターケース

バターケースのパッキンや滑り止めは取り外して洗えるので、いつでも清潔に保てます。本体は丸みのある形で、角に残りがちなオイリーな汚れもスポンジで簡単に落とせます。細かい部分までお手入れしやすい設計で、清潔さを保てる点がとてもうれしいですね。

【デザイン】丸みのある見た目もかわいい

バターケースはそのままテーブルに出すこともあるので、見た目にもこだわりたい私。日常にすっとなじんで、チープ感がないかをレビューします。

丸みを帯びたカタチがキュン

丸みのある形でかわいいmarna(マーナ)バターケース

ケースはコロンと丸みのあるフォルムで、主張しすぎないデザイン。冷蔵庫やキッチンの作業台、テーブルの上でも自然になじみます。清潔感がありながら、真っ白すぎない優しい色味も魅力的です。

食卓でも違和感なくマッチする質感

マットな質感でテーブルに出せるmarna(マーナ)バターケース

プラスチック製でありながら、マットな質感で安っぽさを感じさせません。テーブルに出しっぱなしにしても違和感なく、洗練された印象。コーヒー店のモーニングで出てくるようなバタートーストを楽しむ時も、テーブルに置いて追いバターを添えるだけで、ゴージャスな一皿を堪能できます。

マーナのバターケースで、毎日にちょっとした贅沢を

実際にマーナのバターケースを使っているうちに、「これはいいな」と感じたのはこんなシーンです。

  • 飾りバターや風味付けなど、プロのテクニックが気軽に使える
  • 人気コーヒー店で出てくるようなバタートーストが家で再現できる

あえてデメリットを挙げるなら、入るバターのサイズが200g以下に限られるところ。カルピスバターや業務用の大きなバターは入らないので、少し注意が必要です。

とはいえ、マーナのバターケースは、「バターを最後までおいしく使える工夫」が詰まったアイテム。毎日の生活をちょっと特別にしてくれる名脇役だと実感。

この原稿を執筆後、早速カートに入れて購入しました!

「marna/マーナ」バターケース

「marna/マーナ」バターケース

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