2児の母とライターを兼任する30代主婦。ワーキングマザーとして生活を便利にする裏技や、あると助かる雑貨・贈って喜ばれるギフト商材の記事執筆などを中心に活動中。さまざまな生活アイテムに関するメリット・デメリットを分かりやすくご紹介しています。
夏の暑い日や寝苦しい夜でも、スイッチひとつで部屋を快適な温度に調節してくれるエアコンですが、身体が冷え過ぎたり、乾燥で喉が痛くなったり……、「エアコンから出る風が苦手」という方も、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
実は、エアコンの風に直接当たり続けると、年齢を問わず身体に負担がかかることが分かっています。
そこで、エアコンの風が直接当たらないようにしてくれる風除けアイテム「エアーウイング」についてご紹介しましょう。
おすすめ商品も記載していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。
エアコンの直風を避けた方がいいワケ
エアコンからの風を直接受け続けることが身体に悪いのは、なんとなく聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に「どのような症状」を引き起こしてしまうのか、くわしく説明していきますね。
自律神経が乱れる
人間の身体には、自律神経の働きのひとつとして「外気温に関係なく自分の体温を適度に調節する力」が備わっています。
しかし、エアコンの風を直接受けることで急激に身体が冷え、体温調節をする力に負荷がかかってしまいます。
この「自律神経の乱れ」が、身体にさまざまな不調を引き起こす原因になるんです。
部屋が乾燥する
そのほかにも、身体が乾燥することで喉や鼻の粘膜機能が低下し、風邪などのウィルスが体内に侵入しやすくなります。
夏に風邪を引きやすい方は、エアコンの風が直接当たっていないか、一度確認してみましょう。
そして、乾燥といえば忘れてはいけないのがお肌トラブル。
エアコンの風を直接受け続けることで肌が乾燥し、シワの原因になったり、夕方までメイクがキープできなくなったりするトラブルが起こりやすくなります。
エアコンの風除けができるエアーウイングって?
一般的なエアコンには、風の向きを調節するための羽根が付いています。
しかし、この羽根を動かしてもなかなか風の向きが良い位置にこない、と感じたことはありませんか?
羽根の向きを一番上に設定しても天井に向けて風を送ることはできませんし、一番下に設定してもエアコンの真下まで風がカバーしてくれるわけではありません。
そこで便利なのが「エアーウィング」というアイテムです。
エアーウィングをエアコンに取り付けることで、お部屋にまんべんなく風を行き渡らせることができます。
「エアコンルーバー」や「エアコンフラップ」とも呼ばれており、オフィス用や一般家庭用など様々な種類があります。
エアコンからの直風を避けることもできるので、先ほどご紹介した自律神経の乱れなどのリスクを減らすことにも一役買ってくれます。
家庭用エアーウィング選びのポイント
エアーウィングにはさまざまな種類やサイズがあるので、「何を基準に選べば良いのか分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
ここからは家庭用のエアーウイングを選ぶときのポイントをご紹介していきます。
サイズをチェック
エアーウィングは、設置するエアコンの種類やサイズに合ったものを選ぶことがとても重要です。
合わないものを選ぶと、「せっかく買ったのに装着できない!」ということになりかねないので気を付けてくださいね。
まずは、付けたいエアコンが「家庭用」か「業務用」かをチェック。
壁付け型、天井埋込型、天井吊下型など、取り付けたいエアコンの形がどのタイプなのかも併せて見ておきましょう。
取り付けたい場所やエアコン本体のサイズを測っておくと、失敗なく選べますよ。
どのタイプに対応しているか、エアコンの風をどのようにカバーしたいのかを購入前にしっかりと確認しておきましょう。
取り付け方をチェック
一般的なエアーウィングには、両面テープや吸盤で「くっつける」方法と、ブラケットやアダプターで「はめ込む」方法の2つがあります。
メーカーによっても取り付け方が異なりますので、事前にしっかりとチェックしましょう。
くっつけて取り付けるエアーウィング
両面テープや吸盤で取り付けるエアーウィングは、サイズさえ合っていれば、さまざまな形のエアコンに取り付けることができ、取り付けも簡単です。
比較的安価なので、手軽に手に入れられる点もメリット。しかし一方で、粘着力が弱くなると落下する危険もあります。
はめ込んでて取り付けるエアーウィング
落下が心配という方には、ブラケットやアダプターで「はめ込む」エアーウィングがおすすめ。
しっかりと固定するので落下して怪我をする心配はありません。
取り付けも吹き出し口にはめ込むだけとさほど難しくないので、気になる方はこちらを検討してはいかがでしょうか。
機能をチェック
エアーウィングには、一方向に風を逃がすだけのものと、角度調節ができるものがあります。
価格は前者の方が比較的安価なので、お試し用や角度を変える必要がない寝室などにはこちらが良いでしょう。
角度や風向きの調節ができれば、部屋全体を冷やしたいときは上向きに、足元を温めたいときは下向きになど、シーンに合わせて使い分けることができます。
また、カーテンが揺れて気になる、机上の紙が飛んでしまうなどのトラブル時も、角度を変えるだけで解決するので便利です。
エアーウィングはエアコンから出る風や室温の影響を受けるため、どうしても羽根の部分に結露が発生しやすくなります。
水分をこまめに拭いたりできれば良いのですが、なかなかそうもいかない場合もあります。そんなときは、結露対策が施されたエアーウィングがおすすめです。
結露を放っておくとカビが繁殖することもありますので、気を付けておきましょう。
デザインをチェック
エアコンに取り付けて使うエアーウィングは、エアコンとの一体感の出るホワイトやアイボリーでシンプルなデザインが主流です。
ですが中には、柄付き・色付きのデザイン性に富んだものも販売されています。
寝室なら落ち着いたアイボリー、リビングならインテリアに合わせて、子ども部屋ならカラフルな柄で可愛くコーディネートするなど、お好みのデザインを選ぶのもおすすめですよ。
家庭用エアーウイングのおすすめアイテム3選
今回は家庭用のエアーウイングから、おすすめのアイテムを3つセレクトしました。
気になる方は、ぜひ参考にしてください。
両面テープで簡単取り付けできるエアーウイング
オフィス用のエアコンにも取り付けができるしっかりとした造りが特徴。落下防止のストラップも付いています。
幅は約50~70cmまで伸縮可能なので、エアコンのサイズにも合わせやすいです。
ほぼ全てのタイプに対応したエアーウイング
壁付け型、天井埋込型、天井吊下型など、さまざまなタイプのエアコンに取り付けが可能です。
手動ではありますが、羽根の角度を調節できる機能もありますよ。
天井埋込型エアコン用エアーウイング 1枚羽タイプ
天井埋込型や天井吊下型のエアコンに使用可能です。両面テープでくっつけるだけで簡単に取り付けができます。
羽根をお好みの角度に調整できるので、効率よく空気を循環させることもできますよ。
エアコンの風を避けて、快適な夏を
エアコンの風除けができるエアーウィングをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
エアコンを適切に使うには、直接風を受け続けないことが大切です。
赤ちゃんや冷え性が気になる方がいるご家庭など、選び方やおすすめの商品を参考に、自宅に合ったエアーウィングの購入を検討してみてくださいね。
エアコンを上手に使って、快適な毎日を過ごしましょう。