家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
「一度着たけどすぐ洗わない服」をどこに置くか困っていませんか?
そんな人のために前回実施したアンケート。今回はそのアンケート結果から、一度着た服の置くのにぴったりなアイテムをセレクトしました。困っている人必見です。
掛ける派におすすめのアイテム
「一度着たけどすぐ洗わない服の置き場所」のアンケートでは「服にシワをつけたくない」「湿気をとばしたい」などの理由で、ハンガーに掛けておくという人が一番多い結果に。その中でも部屋の一角にスペースを作る人と、クローゼットの中にスペースを作る人に分かれていました。
>>主婦100人が回答!「一度着たけどすぐ洗わない服の置き場所」事情
それぞれに合わせておすすめアイテムを紹介します。
部屋に置き場所を作るなら
リビングや寝室の一角に一度着た服の置き場所を作る場合、動線の邪魔にならず、サッと動かしやすいアイテムを選ぶことがポイントです。また目に入りやすいので、すっきりした見た目やお部屋に合ったデザインのものを選ぶのもいいですね。
ドア裏のデッドスペースを利用する
ドアやクローゼットの折れ戸に引っ掛けるだけで、服の一時置きになるハンガーです。上下でフックの長さが違い、薄手の服と厚みのある服を分けてすっきり掛けられます。スチールと木のシンプルなデザインが◎。ブラックとホワイトの2色から選べます。
壁のすき間を利用する
壁の空いているスペースに立てかけるだけで、省スペースに置き場所が作れるアイテム。高さが160cmあるので、ロングコートやワンピースなど長さのある服も掛けられます。来客時には目につかない場所に簡単に移動できるのも◎。
壁面を利用する
こちらも壁に立てかけるだけで置き場所が作れるアイテム。はしご状になったラダーラックなので、ハンガーに掛けたシャツは上のバーに、パンツやスカートは取りやすい高さのバーにそのまま掛けられます。ネクタイやスカーフといった小物も一時置きでき、帰宅後の着替えや朝の身支度がスムーズにできます。
隅のデッドスペース を利用する
デッドスペースになりがちな、部屋の角にぴったり置けるハンガーラック。耐荷重は5kgあり、3本脚で安定しているので、家族分のコートを掛けても安心。高さは110~180cmまで調節可能。キャスター付きで掃除する時もラクラクです。
洗濯物と一緒に掛ける
洗濯物を干しながら、一部分は一度着た服を掛けて置くスペースとして使える一石二鳥のアイテム。部屋に置きっぱなしにしても生活感の出ないスタイリッシュなデザインが◎。形を変えられるので、掛ける服の量に合わせて広げたりコンパクトにしたりして使えるのが便利。
クローゼットの中に置き場所を作るなら
「部屋が狭くて専用の置き場所を作れない」「一度着た服は目につかないように収納しておきたい」という場合はクローゼットの中を活用しましょう。クローゼットに入れる場合は、洗濯してしまってある服と一度着た服が混ざらないよう、スペースを分けておくのがポイント。
収納アイテムで左右に分ける
この吊り下げ収納を仕切りにして、左右で着た服とまだ着ていない服を分けておけば、うっかり混ざってしまうこともありません。吊り下げる位置を移動でき、この吊り下げ収納自体にもセーターや帽子をしまえるので、クローゼット内のスペースを無駄なく使えます。
まとめ掛けできるハンガーで分ける
クローゼットのポールハンガーに掛け、一度着た服はここに掛けるようにすればクローゼット内で一目瞭然。手前と奥で2段になっているので、省スペースでたくさん掛けられ一時収納の服が増えてきても安心です。
吊り下げハンガーで上下に分ける
ハンガーバーに掛けるだけで、クローゼットの中を上下に仕切ることができるアイテム。下のバーに一度着た服を掛けるようにすれば、まだ着ていない服と混ざることもありません。幅も下のバーの高さも変えられるので、クローゼット内のスペースに合わせて使えます。
たたむ派におすすめのアイテム
アンケートで掛ける派の次に多かったのは、たたんで置いておく派。「ハンガーに掛ける手間を省きたい」「たためば重ねられるので省スペースだから」という理由が多いようです。
また、ハンガーにかけると伸びてしまうニットのようなアイテムもたたんで置いておきたいですよね。
置き場所ごとにおすすめアイテムをご紹介します。
脱衣所に置き場所を作るなら
パジャマや部屋着の置き場所として多かった脱衣所。部屋に置くよりも目につかないし、着替えるときにも便利な場所ですね。脱衣所では通気性のよいデザインや、湿気に強い素材のアイテムを選ぶのがポイントです。
洗濯物と一時置きの服をかごで分けて置く
洗濯する服は下のカゴ、洗濯せずにまた着る服は上のカゴに、分けて入れておけます。上のカゴをパジャマ入れにすれば、お風呂上がりの着替えもスムーズ。ホワイトと天然木の清潔感のあるデザインで、脱衣所のインテリアとしても◎。
ランドリーラックの棚に置く
かごに入れずにたたんで置くだけがいい、という人におすすめのオープンラック。下段にはバスケットが置けるスペースがあるので、洗濯物用のスペースとして上下で使えます。オールホワイトで清潔感のあるシンプルデザインも◎。
一時置きの服があるときだけ置く
手洗いするセーターやお洒落着を一時的にためておきたい時に便利なバスケット。底が広くたっぷり入るので、ボリュームのあるセーターもラクに入ります。使わない時はパタンとおりたたんですき間に入れておけるので、狭い脱衣所でも邪魔になりません。写真のホワイト、ブルーの他、網目が細かいデザインのグレーやピンクもスタンバイ。
洗濯機上の空間を利用して置く
脱衣所ではこんなアイテムで、洗濯機上のデッドスペースを利用して一度着た服の置き場所にするのも手。湿気がちな脱衣所でも、ざっくりとした網目で通気性よく収納できるのがうれしい点。ハンモックの見た目もかわいさ抜群です。
部屋に置き場所を作るなら
リビングや寝室に一度着た服の置き場所を作る場合は、バスケットや出し入れしやすい収納ケースに入れておくのがおすすめ。置きっぱなしになるので、見た目や動かしやすさにも注目して選びましょう。
部屋の隅に置く
1本のロープからできたバスケット。洋室にも和室にもなじむナチュラルな雰囲気が◎。柔らかいのでニットなどひっかかれば糸がでてしまうようなアイテムにもおすすめです。
カラーボックスに置く
持ち手部分を折り返すと、カラーボックスにぴったり入るトートバッグです。カラーボックスに入れると中が見えにくく生活感が隠せるのがうれしい点。持ち手を少し引っ張れば、上から簡単に出し入れできます。軽いので持ち運びにも便利。
隅に積み重ねて置く
樹脂でできたラタン風バスケット。本物のラタン素材は服の糸などがひっかかる心配がありますが、樹脂製なのでセーターやおしゃれ着も安心して入れられます。積み重ねできるので、家族や服の種類ごとに分けて入れても場所をとりません。
中身が見えないように置く
ポイポイ入れても中身が見えない収納ケース。前開きで、口が大きく開き服を出し入れしやすいのがうれしい点です。3段まで積み重ねでき、積み重ねても服を出し入れできます。ふんわり優しいミルキーカラーで、部屋になじむのも◎。
クローゼットでバスケットに置く
クローゼットの収納ケースの上にバスケットを置いて、一度着た服の一時置きに。ハンガー掛けしないけどクローゼット内に置き場所を作りたいという場合に便利です。通気性よく収納できるのが◎。
掛ける&たたむ派におすすめのアイテム
「シワになる服は掛けて、伸びる服はたたんで」と使い分けたい人は、1か所にまとめられるハンガーラックがおすすめです。掛ける服とたたむ服で置き場所を分けなくてすむので管理も楽になりますよ
丈の長い服を掛ける
ハンガーバーにはコートやロングスカートなどの丈の長い服を一時置きできます。バスケットは底が網目状で湿気がこもらないのがうれしい点。装飾のないシンプルなデザインで、どんなお部屋にもなじむのが◎。シックなグレーやダークブラウン、甘めのピンクやキャメルブラウンなど6色から選べます。
バーで仕分けて掛ける
外出着と部屋着や、家族ごとにバーで仕分けて掛けられます。バーの向きが違うので掛けた服が重ならず、着たい服がひと目で分かるのがポイント。自転車カゴをイメージしたデザインに、お部屋のアクセントにぴったり。
家族分をまとめて掛ける
たっぷり収納できるので、家族分の一時置きが1か所にまとまります。ラックは2段で、パジャマと部屋着など仕分けができるのが◎。キャスター付きで来客時は目につかないところに移動もラクラクです。木製でお部屋のインテリアに自然になじみます。
そのへんに置いちゃう派にはこんなアイテムがおすすめ
100人のうち1割ほどの人は、置き場所を決めないそのへんに置いちゃう派でした。「掛けたりたたんだりするのが面倒」「置き場所を決めても家族のルールとして定着しない」というリアルな主婦の声……。
編集部のズボラ主婦ひらこも、以前はそのへんに置いちゃう派。たたむのは面倒だし、ハンガーに掛けると跡がつくのが嫌で、ついソファや椅子の背もたれに置いていたそう。そんなひらこが今愛用しているのがこちら。一度着た服の置き場所としてぴったりだそう。
「tower」折り畳み高床式ランドリーバスケット
バスケットにはシワになってもいい服をポイポイ放り込むだけ。シワにしたくない服はスチールバーにふんわり掛けられます。バスケットは中身が透けないから、ポイポイ入れてもごちゃつかないところが◎。高さがあるから、床のほこりやゴミがつくことがなく、出し入れもラクにできます。
一度着た服の置き場所を決めて、お部屋をきれいに
一度着た服は、部屋のスペースや生活動線に合わせたり、収納アイテムを活用したりして、自分に合った置き場所を決めましょう。
置き場所を決めたり、どうやって置いておくかといったルールを考えるときは、今回ご紹介したアイテムを参考にしてみてくださいね。
無理なく続けられる方法で、お部屋をきれいにキープしていきたいですね。