フリーマガジン制作・料理フォト撮影を行い、料理写真講座の講師も担当。ライターとしては、フリーマガジンやネット媒体において、趣味の旅行や料理に関する記事を執筆。 主婦歴20年超。料理好きを生かし、インスタグラムにて料理やスイーツの写真投稿をしフォロワーとのやりとりを楽しんでいる。 Youtubeチャンネル【箱根移住夫婦の休日バンライフ 】運営。
忙しい朝にこそおすすめなのが「ワンプレートごはん」です。お皿をひとつしか使わないので、洗い物が減ってとってもラクチン。「SNSのように見栄えよく盛り付けるのはむずかしそう」と思うかもしれませんが、ワンプレートの盛り付けはポイントを押さえれば、とっても簡単!
今回はまるでカフェのようなワンプレート朝ごはんの盛り付け方のコツをご紹介します。
「ワンプレート朝ごはん」を素敵に盛り付けるコツ
料理をワンプレートにきれいに盛り付けるのは一見難しそうですが、コツを押されば大丈夫。ではまずコツをご紹介していきますね。
【コツ1】ぴったりなお皿の選び方
朝食の主食やおかず、汁物などをすべてワンプレートにおさめるには、一定の大きさ以上のプレートが必要です。25cm〜28cmとちょっと大きめのものをセレクトするようにしましょう。大きめのプレートだと、お皿の中に汁物やヨーグルトのカップなども入り、主食とおかずをのせてもゆったりと余裕がでてくるからです。
それより小さいプレートの場合は、主食とおかず数品のみでワンプレートを作り、汁物などは別で用意してもOK。
いつも自分が作っている朝食のパターンを見極め、それに合った使いやすいプレートを選ぶということがとても大事なんです。
【コツ2】プレートの配置の仕方
ポイントは真ん中にひとつポイントになるものを配置すること。そのまわりに主食、副菜、汁物などを置いていくことで、位置に悩むことが少なくなります。
【コツ2】プレートのバランスのとり方
和洋共通ですが、少し高さのあるうつわをひとつ加えるだけで、プレート全体のバランスが安定し、見栄えがよくなります。和食のプレートなら汁物の椀、洋食のプレートならスープやデザートで高さを出すとよいでしょう。
では実際に、実例で盛り付け方のコツをご紹介していきます。
おにぎりを使った「和食ワンプレート朝ごはん」のコツ
こちらは和食のワンプレート。おにぎりにお味噌汁、副菜や果物などをワンプレートにおさめてみました。
<和食のワンプレート朝ごはんの例>
- おにぎり
- お味噌汁
- 卵焼き
- きんぴらごほう
- 冷ややっこ
真ん中のポイントには冷ややっこを配置。その後まわりに、おにぎり、味噌汁、副菜と並べていきます。ワンプレート初心者の人にも作りやすいひと皿です。
こちらのプレートではおにぎりを主食にしているので、高さのある木のカップにお味噌汁を入れてバランスをとっています。
パンを使った「ワンプレート朝ごはん」のコツ
<パン食のワンプレート朝ごはんの例>
- 食パン
- ベーコンエッグ
- サラダ
- フルーツ入りヨーグルト
目玉焼きやベーコンといった朝の定番らしいメニューをワンプレートにおさめることで、手間をかけずにまるでカフェのような朝ごはんに仕上げることができます。
今回は高さのあるガラスの器に、フルーツをのせたヨーグルトを入れてのせています。ガラスの器にはカットしたフルーツだけでも、夏なら冷製スープや冷たいゼリーなどを入れてもOK。
食パンをワンプレートにのせる場合は、半分にカットするとスペースを取らず、盛り付けもラクになります。
横長の皿を使った「洋食ワンプレート朝ごはん」のコツ
楕円形や長方形など横長のプレートを使う場合は、のせる食材を少し減らすのがポイントです。
こちらのワンプレートではスープを添えるのではなく、チキンのトマト煮をメインとしてワンプレートに加えてみました。ボリュームのある料理をひと品加えることで、品数が減っても見た目もバランスもよいワンプレートに仕上がっています。
パンに合わせるなら、ビーフシチューやポトフなど具だくさんのスープも相性がいいですよ!
ちなみに横長のプレートを使って和食のワンプレートにする場合は、主食をおにぎりにして、おかずには豚汁や肉じゃがなどの煮物系にするのがおすすめです。
ワンプレートで朝を楽しく
いかがでしたでしょうか。
私も、カフェのように美しく盛られた朝ごはんを食べるだけで気分が良くなり、その日1日を頑張れそうな気がします。
ぜひ今回ご紹介したアドバイスや失敗しないコツなどに注意しながら、ステキなワンプレートで朝ごはんの時間を楽しんでくださいね!