北海道の庭で、野菜と共にハーブ・野草・山菜を育てる菜園家。また、それらの食材の楽しみ方・調理方法をプロとして、Yahoo!などの様々なメディアで発信している。Instagram・ブログ『料理+菜園づくり 食育インストラクターracssの日々の暮らし』で、その様子を公開中。
食品を小分けするのに便利な「食品用ラップ」。
ラップは透明素材のため、カラフルなお菓子を包むのにぴったりなんです。
柔軟性があるので食品の形に合わせられ、素材同士が密着するので包みやすいのもポイント。
今回はそんなラップの特徴を生かして、小さなチョコレートやキャンディを包むアイデアをご紹介します。
マスキングテープもプラスして、かわいらしいラッピングに仕上げましょう。
【アイデア1】ラップでお菓子をつなぐ「キャンディリース」
きれいなパーケージのお菓子をつなげてリースにするアイデアです。
個包装になっているキャンディやチョコレートでどうぞ。
<材料>
- 食品用ラップ(幅の短いタイプがおすすめ)
- キャンディ
- マスキングテープ数種
- メッセージ入りのマスキングテープ(太幅)
<手順>
長く出したラップの上に、キャンディを等間隔に並べます。
ラップの上下を合わせて包み、キャンディの間をマスキングテープで留めます。
色柄の違うマスキングテープを使うと、よりカラフルになってかわいく仕上がります。
マスキングテープは端を少し折りこんでおくことを忘れずに。
食べるときにテープを外しやすくするためです。
輪にしてつなぎ目をマスキングテープで留めます。
今回は太い幅のメッセージ入りのテープを使い、タグのように貼り合わせてみました。
これで、できあがりです。
もっと長く作ってネックレス風(キャンディレイ)、小さく作ってブレスレット風にもなります。
小さな子どもにあげたら喜びそうですね。
【アイデア2】マステでかわいく縁取る「フリル飾りのラップ包み」
ラップの端にマスキングテープを貼るとフリル状の飾りを作ることができます。
キラキラした柄のマスキングテープで華やかに。
この包み方は小さいお菓子のほか、大きめのクッキーや大福といった少し重さのあるお菓子も上手く包めます。
<材料>
- 食品用ラップ
- キラキラしたマスキングテープ
- 無地の黒マスキングテープ
- ラベル風マスキングテープ
- 白のボールペン
- お菓子
<手順>
広げたラップの両端にマスキングテープを貼ります。
多少ラップがしわになっても大丈夫。
裏返して中央にお菓子を置きます。
キャンディ型に両端をねじって包みます。
中央の合わせ目には、ラベル風デザインのマスキングテープをカットして、シールのように留めます。
ねじった両端を上に持ってきて一つにまとめて留めます。
端がフリル状になるよう形を整えたらできあがり。
最後にまとめるテープは、黒のマスキングテープに白いペンでメッセージを書き込んだものを使っています。
「thank you」や「for you」などのメッセージのほか、名前を入れたり中身の名称を書いたりしてもいいですね。
【アイデア3】ストローで束にする「お菓子ブーケ」
ラップで包んだお菓子をストローにつけて合わせるとお菓子の花束に。
この包み方は、マシュマロやグミなど小さくて軽いお菓子に向いています。
<材料>
- 食品用ラップ
- ストロー
- 折り紙
- マスキングテープ(細幅)
- お菓子
<手順>
お菓子をラップで包み、両端を長く残します。
ラップの端をストローに巻き、マスキングテープをらせん状に貼って固定します。
このとき、細いマスキングテープの方が巻きやすくておすすめ。
何本も作って束にし、後ろ側を折り紙で覆って花束風にまとめます。
さらに表面にロゴ入りのマスキングテープをシールのように貼って色を足してみました。
曲がるタイプのストローだと、お菓子の角度を調節できるので便利です。
最後にストローをはさみで少し切って短くするとバランスがとりやすくなります。
ストローの色を変えるとまたイメージが変わりますね。
いろいろなアイデアでアレンジを楽しもう
ラップはカラフルなお菓子を見せながら包むのにぴったり。
子どもたちを呼ぶおうちパーティの飾りつけに使って、帰りにお土産に持って帰ってもらうのも楽しいですね。
マスキングテープの端をめくりやすいようにしておくと、子どもでも上手に開封できます。
包むお菓子の色合いで大きくイメージが変わります。
アレンジ次第で大人へのプチギフトにもできますので、いろいろ試してみてくださいね。