家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
空ダンボールの処理に悩んでいる人は多いのでは。壁に立てかけようとしても何枚も重ねるうちに滑って倒れてしまいますよね。
そこで今回は、ダンボールストッカーの選び方や、おすすめのダンボールストッカーをご紹介します。ダンボールの処理に悩んだら、ぜひ参考にしてください。
ダンボールストッカーの選び方
宅配をどれぐらい利用するかやゴミの回収頻度によって、家にダンボールがたまる量は人によって異なりますよね。「ダンボールストッカーを買ったけど、使いにくい」という失敗をしないためにも、以下のポイントをおさえて選ぶことが大事です。
【サイズ】置き場所とストックするダンボールの量は?
まず、ダンボールストッカーをどこに置くのか考えましょう。ゴミ出しのしやすさを考えて玄関に置くことを想定しているなら、できるだけコンパクトなものを選ぶのがベターです。
物置きや車庫など、ある程度ダンボールをためておけるスペースを確保できるなら、大きなサイズを選ぶのもあり。
さらに、ゴミの回収頻度もチェックしましょう。例えば、ゴミ回収が2週間に1回、1日あたり1枚のダンボールごみが発生するとした場合、約15枚収納できるサイズを選ぶ必要があります。
このように、一度ご家庭でどれくらいダンボールごみが出ているのか数えてみて、大きさの目安とするといいでしょう。
【ひも通しタイプ】捨てるためにストックするのか、再利用ためなのか
ダンボールを捨てるまでの間ストックするためというなら、ダンボールを簡単に縛れるようひもが通せるタイプを選ぶのがおすすめ。
ただこのタイプは、ストッカー部分の下に空間があるぶん背が高くなり、バランスを崩しやすくなります。また、キャスター付きのタイプだと倒れやすいといった心配も。ペットや小さな子どもがいる人は、安定感もあわせてチェックしましょう。
【キャスター付きタイプ】保管場所から移動させるか
かさばったダンボールは相当の重さです。また大きなダンボールだと、縛ったあと持ち運ぶのも大変ですよね。そんなときキャスター付きを選べば、ダンボールをストックしている場所から玄関やゴミ捨て場まで、ストッカーに置いたまま移動できるので便利です。
しかし、最近ではフリマなどを利用していてダンボールを再利用する目的でストックしている人もいるのでは。そんな人はストッカーからダンボールを取り出したり、安定感を考えると据え置きタイプがおすすめです。
【小物収納タイプ】ハサミやガムテを使うか
ダンボールをまとめるとき、ガムテープや、ビニールひも、はさみなどの道具が必要になります。作業するたびに、その道具たちを保管場所に取りにいかないといけないのは面倒ですよね。ダンボールストッカーの中には、梱包道具が入れられるような収納スペースがあったり、フックが付属していたり、本体にハンガー部分が付いていたりするものも。
特に、ダンボールストッカーを玄関に置いていると、捨てようと思ったときに近くに道具がないことがほとんど。「まぁ、また後でいいや」となりがちな人でも、マメに捨てることも可能に。ダンボールが「すぐたまってしまう」という人は、小物収納が付いたタイプを選びましょう。
ここまでを踏まえて、以下におすすめのダンボールストッカーをまとめてみました。インテリアとしても通用するようなおしゃれなデザインのものから、ダンボール以外にも紙袋や新聞を収納できる変わりものまで、幅広く集めた9アイテムです。
【小物収納なし】スリム設計で省スペース。インテリアとしても
収納する場所や部品がついていないため、全体的にスマートに見えるのが特徴的です。インテリアとしてお部屋に置けるデザインに仕上がっているアイテムもあるので、ダンボールストッカーを「見せる収納」として使いたい人におすすめです。
シンプルなデザインでスマートに収納
山崎実業「Frame」ダンボール&紙袋ストッカー
大小様々なサイズのダンボールをまとめて収納できるストッカーです。シンプルなデザインでスマートな印象を与えます。キャスター付きなので、保管場所から玄関まで簡単移動。ダンボールだけでなく紙袋も収納できます。
玄関においてその場で片づけ
山崎実業「tower」ダンボールストッカー
玄関に置けば、荷物を受け取ってそのままダンボールをお片づけ。スリム設計なので省スペースで済み、マンションでも使いやすいです。
ささっとまとめたい人におすすめ
クラスアップ ダンボールストッカー
他のアイテムと比べて、ダンボールを支える部分が大きく浮いているので、簡単にひもが通せます。キャスター付きで簡単に移動でき、重宝すること間違いなし。
省スペースで目立たず収納
「fillete」ダンボールストッカー
ダンボールをスリムに収納できるストッカーです。幅が12cmほどしかないため、デッドスペースを活用することができます。前面の目隠しパネルが生活感を薄めてくれます。キャスター付きなので移動もラクラク。
フリマアプリなどで再利用する人におすすめ
コンパクトなダンボールストッカー
据え置きタイプのダンボールストッカーです。コンパクトながらもしっかり支えられるスチール製。脚にはすべり止めのキャップがついているので安定感も十分。キャスターが付いていないため、ダンボールを捨てずに再利用する人におすすめ。
インテリアの一部として使いたい人におすすめ
クラスアップ 猫型ダンボールストッカー
見える場所に置きたい人にぴったりの、かわいらしい猫がデザインされたダンボールストッカー。猫のシルエット部分はスチール製で、マグネットをくっつけることが可能。作業用の小物を吊り下げたり、次回のごみ収集日のメモを貼ったりしてもおすすめ。
梱包道具を置いて、サッと使える「小物収納タイプ」
ハサミやガムテープ、ビニールひもなどの道具が本体に収納できるものを集めました。トレーだったり、フックだったり、ハンガーだったりと収納方法は様々ですが、その道具を使うときのことを考えて選ぶと良いでしょう。
山崎実業「tower」トレー付きダンボールストッカー
山崎実業「tower」トレー付きダンボールストッカー
本体の下部にガムテープやひも、ハサミを収納できるダンボールストッカー。収納スペースがある分、ダンボールを梱包するときのひも通しも簡単にできます。
約20枚の大容量収納
ダンボールストッカー
土台部分がくぼんでいて、梱包道具をまとめておける収納スペースになっています。ここにひもを通すことでダンボールを収納したまままとめることができます。土台部分にはストッパーがついているので少しのダンボールでも保管中にさ倒れません。約20枚のダンボールが収納可能です。
ダンボールも浮かせる収納の仲間入り
山崎実業「tower」ウォール段ボールストッカー
壁に取り付けるタイプのダンボールストッカー。お部屋の雰囲気を壊すダンボールを目立たなくするのではなく、インテリアの一部として取り込もうという逆転の発想。
壁面の空間を使用することでデッドスペースをうまく利用し、スタイリッシュに魅せています。
ダンボールも新聞もまとめて収納したい人に
山崎実業「tower」ダンボール&新聞ストッカー
ダンボールと新聞を上下2段で一括収納できるストッカーです。収納部分が浮いているのでひもが通しやすく収納したまま縛れます。ひもやハサミなどが収納できるハンガーとフックが付属しているので気づいたその場で束ねられるのもうれしいポイント。
わずらわしいダンボールは、まとめてストッカーへ
ダンボールは、お部屋に一枚あるだけで雰囲気が壊れることもあるインテリアクラッシャー。その保管場所や、方法に悩んでいる人も多いと思います。
だけど、その悩みもダンボールストッカーがあれば、一気に解決。お値段は少々高めかもしれませんが、長く使えるものですし、今後、ネットショップを使う回数がより多くなるなら、1台は持っていても損はないと思います。
用途に合わせて、適切なアイテムを選んで、ダンボールをノンストレスで処理してくださいね。