ネットショップで10年間、商品ページの制作を担当。キッチングッズやゴミ箱などの商品を知り尽くすプロ。豊富な商品知識と主婦歴20年の家事経験で、ライフスタイルにマッチしたアイテムをご提案します。
フライパンをそのまま重ねて収納していませんか? 実はこれはNG。傷がついてコーティングが劣化するもとになってしまいます。そこでおすすめなのが収納用品を使うこと。といっても、シンク下はどうやって収納したらよいか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、キッチンカテゴリーの商品ページを10年以上作ってきたタカハシが、コンロ下のフライパン収納アイテムをご紹介します!
キッチンのシンク下にフライパン・鍋を収納するときのコツ
以前、主婦100人にフライパン事情をアンケートしたところ、45.9%の人が「収納ラックを使って収納している」という結果が出しました。
シンク下にフライパンを収納する場合、「引き出し」になっているか「引き戸」になっているのかで、収納するときのコツも変わってきます。
シンク下が「引き出し」の場合
収納するときのコツは、上からひとめで見てすぐ分かるようにすることです。そこで、フライパンは「立てる」収納するとよいでしょう。このとき、フライパンを使う近くの場所、つまりコンロのすぐ下の引き出しに収納するのがおすすめです。
また、商品ページレビューを何十年も見ていると、「フライパン柄の下部分がデッドスペースになりがち」といった声をよく聞きます。このフライパンの柄の下部分には、写真のように「重たい鍋」「フタ」「ラップ類」「保存容器」といったものを置くとよいでしょう。
また鍋やフライパンを配置するときは「利き手」を意識することも大事。鍋の柄を利き手側に置く、よく使うものを利き手側に配置するといった工夫で、調理中も無駄な動きがなくスムーズに手にとることができますよ。
<収納用品を選ぶときのポイント>
- フライパンは立てられる「フライパンスタンド」がおすすめ
- フライパンのフタのつまみがホールドできるデザインがおすすめ
- 引き出しすべてを同じシリーズでそろえるとスッキリ
シンク下が「開き戸」の場合
開き戸タイプのシンク下の場合、邪魔になりがちなのが排水管。この排水管をよけて「高さ」と「奥」をうまく使いこなせるかどうかが、収納のカギになります。フライパンを収納する場合は、柄を手前に持ってくることで「奥」を有効活用することが可能です。小さな鍋を収納する場合も、手前と奥側に分けて収納せず、引き出しを使ったりして奥側をうまく活用するよう意識しましょう。
また、「高さ」に関しては、収納ラックを使えば解決します。このとき上には軽いもの・下に重いものを置くようしましょう。
また引き戸タイプで意外に大事なのが、サイズをちゃんと測ることです。引き戸は昔からある収納棚のため、統一規格がなく家によってサイズがバラバラです。そのため、きっちり測っておくことが収納ラック選びに失敗しないコツです。下記の記事で紹介しているような、アプリを使うのもひとつの手ですよ。
<シンク下収納用品を選ぶときのポイント>
- 排水管がひっかからないよう、サイズはしっかり測って!
- 高さのある棚を使うときは、耐荷重も確認して
シンク下が引き出しの場合
フライパンを立てる収納にしたとき、ぴったり引き出しにはまるかどうか幅を注意して選ぶのが◎。賃貸で引っ越しすることがあるなら、伸縮タイプを選ぶといろいろ使えて便利です。
シンク下収納の人気シリーズ「トトノ」
シンク下の引き出しにぴったりな収納用品が見つかる「トトノ」シリーズ。そのフライパンスタンドは、ミニマムな設計で使いやすいと評判です。取っ手をのせる「ハンドガード」付きなのも使いやすいと高評価を受けているポイント。シリーズでそろえて組み合わせると、スッキリ収納できて家事効率があがること間違いなしです。
ちなみに下記のフライパンをどうやって収納しているか聞いたときにも、最も使っている人が多かったアイテムでもあります。
伸縮型でぴったりはまる「tower」のアイテム
整理収納アドバイザーにもファンの多い「tower」の収納スタンド。横幅が45~82センチに伸縮するので、引き出しの幅に合わせてぴったり設置することが可能。またフライパン・鍋の数に合わせて長さだけ得なく、仕切りの位置が調節できるのもうれうしいポイント。シンデレラフィットが叶う収納アイテムです。
大きなフライパンも収まるナナメ設計
M字型になった仕切りは、角度を変えることができる設計に。この仕切りを斜めにすれば、引き出しの高さに合わない大きめフライパンも収納することができます。取っ手部分をホールドするハンドルガードが付いていて、引き出しに取っ手がひっかかるストレスがありません。幅は29~55センチに伸縮可能なので引き出しの縦にも横にもおけるというのも、おすすめする理由。
ひとつひとつ仕切れるボックスタイプ
“ちゃんと”仕切れて、フライパンや鍋同志がぶつからなないのがボックスタイプよいところ。傷がつきやすい今話題のセラミックフライパンを収納するのにぴったり! しかもこのアイテムは、サイドにフタのつまみをホールドするくぼみがあるのがポイント。フタと本体をセットにして収納できるので、調理がスムーズになります。同じシリーズには、ラップ類やキッチンカトラリーが立つケースもあり、シリーズでそろえば統一感が出てスッキリします。
取っ手がとれるフライパン用の収納ラック
取っ手がとれるフライパンは、重ねて収納するとコーティングがはがれるもとにもなりかねず、その上取り出しにくいですよね。そんな悩みに応えたのがこちらの収納ラック。フライパン本体とフタだけでなく、取っ手を収納するスペースも付いているので、失くす心配もありません。仕切りは調節可能なので、ジャストフィット収納が叶います。
シンク下が開き戸の場合
シンク下が開き戸の場合、フライパンは立てて収納する方法と横置きに収納する方法があります。フライパン同士を重ねて収納するとコーティング加工がはがれやすいということもあるので、棚タイプで仕切って収納するとよいでしょう。
排水管をよけて奥まで有効活用
排水管をよけて設置できる2段の収納ラック。デッドスペースを作らず奥まで活用できます。
横幅はスペースや収納するものに合わせて使える伸縮式です。
斜めになって奥まで生かせるワイヤーラック
奥に向かって斜めになっていて、取りやすいように配慮されたデザインが俊逸。サイドにフタを収納できるパーツ2つあるのもおすすめポイント。「すっきり整頓シリーズ」にはスタッキングラック・引き出しなど豊富なアイテムがそろっているので、自分好みにカスタマイズできるのも◎。
縦空間を無駄なく使えるtowerのラック
上にフライパン、下に鍋を置けるのフライパン2段タイプの収納ラック。高さが3段階に調節できるので、シンク下スペースを無駄なく使うことが可能。仕切りは鍋・フライパンの幅によって調節可能。山崎実業の人気ブランド「tower」のアイテムです。
シリーズでそろえて空間を生かす
フタのつまみが引っ掛かるサイドデザインで、フライパンや鍋収納にぴったり。写真の横から取り出せる収納ケースは、幅9センチ・15センチ・18センチの3種類があり、シリーズでそろえて正解。引き出しタイプを下に積み重ねれば、高い所もデッドスペースにせずすむのも◎。動かないようケース同志をくっつけられるジョイントパーツも付いています。
スライド式で使い勝手抜群
引き出せるので、取り出すときのストレスなし。小さなパーツが置ける引き出しも付いていて、フライパンと一緒に出番の多いターナーやフライ返しといったアイテムも収納可能。細々としたキッチンツールをいろいろ持っている人にぴったりなアイテムです。
鍋・フライパンを使いやすく収納しよう
そのままでは使いにくいシンク下やコンロ下のスペース。今回紹介したコツを参考に、仕切りやラックを上手に活用して、使いやすい収納スペースにしてくださいね。
鍋やスライパンをストレスなく取り出せるようにすれば、毎日の料理ももっと楽しくなるはずです。
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