色鮮やかで甘みがあり、とてもおいしいとうもろこし。
旬の時期にいただくと、甘みがよりいっそう強く、ジューシー。その濃厚なお味がたまらないですよね。
しかも、とうもろこしはただおいしいだけじゃない!
さまざまな栄養素を含み、栄養価も高いので、健康面でもおすすめの食材なんです。
そこで今回は、こどもから大人まで、あらゆる年代の方におすすめ!「とうもろこし」の、栄養やおすすめレシピなどをご紹介します。
とうもろこし好きの方必見です!
目次
甘くておいしい!とうもろこしは栄養も豊富
夏が旬のとうもろこしは、茹でるだけで手軽にいただくことができ、さまざまな料理に活用することもできるので、とても重宝しますよね。その味わいもとても甘くておいしく、夏休みのおやつなどにもぴったり。
そんなとうもろこしは、食物繊維が豊富。さつまいもの約4倍に相当する食物繊維を含んでいるため、胃腸の働きを助けてくれます。便秘解消にも最適!
またカリウムも豊富に含まれており、むくみ解消効果や夏バテ防止効果も期待できます。
さらに、マグネシウムや鉄分、亜鉛、銅なども含まれているので、貧血気味の方にもおすすめです。
失敗なし!おいしく茹でるにはレンジ加熱がおすすめ!
とうもろこしを手軽においしくいただくのには、電子レンジ加熱がおすすめ。
鍋で茹でるよりも、手軽にすばやく調理することができます。
また、手間がかからないだけではなく、甘みや栄養成分も流失しづらいのもポイント!
とうもろこしをレンジ加熱する際ですが、皮付きのとうもろこしならそのまま、耐熱皿などにのせて電子レンジ600Wで4分半〜5分程度加熱を。
皮なしのものは軽く水で表面を濡らしてから、ラップに包んで同様に加熱します。
加熱直後はかなり熱くなっているので、ある程度冷ましてから皮やラップをはずしてくださいね!
また、1度に2本以上をレンジ加熱すると、加熱ムラが出てしまうので、1本ずつ加熱しましょう。2本以上をいっぺんに加熱したい場合は、お湯で茹でる方法がおすすめです。
とうもろこしの鍋での茹で方
とうもろこしを鍋で茹でる場合の茹で方を下記にご紹介します。
- とうもろこしは、茹でる直前に皮をむく。
- 大きめの鍋に水と塩少々、とうもろこしを入れ、蓋をして加熱する。
- 沸騰後10分ほど茹でて火を止める。冷めてからお湯から引き上げて完成です。
塩は水の量に対し2%ほどの量でOK。
旬のものは少ない塩分でもじゅうぶん甘みが引き立ち、おいしくいただくことができますよ♪
美味しさキープ!とうもろこしの上手な保存方法
とうもろこしは、購入後できるだけ早くいただくのがおすすめ。収穫後に風味や栄養価が落ちやすいため、その日のうちに調理して食べきるのがベストです。
保存する場合は、皮付きのままラップで包んで野菜室で保存するか、茹でてからラップで包み、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫にいれて3日ほどはおいしくいただくことができます。
また、かために茹でて実を芯からはずし、保存袋などに入れれば、冷凍も可能です。ゆでてから保存袋に入れて冷凍保存した場合は、約1ヵ月くらい持ちます。
※生のまま冷凍する場合は皮をむいてから、ラップでしっかりくるんで保存袋に入れます。

ぜひ参考になさってください。
フレッシュな甘さ!自家製コーンポタージュスープ
コーンポタージュスープはとうもろこしの甘みをしっかりと味わうことができる超おすすめレシピ。
パンやサラダとの相性もよく、朝ごはんにもおすすめです。
夏の暑い日は、冷蔵庫で冷やして冷製ポタージュにしても♪
材料
- とうもろこし 2本
- 玉ねぎ 小1個
- バター 10g
- 水 1カップ
- 牛乳 1カップ
- 塩 コショウ少々
<作り方>
- とうもろこしは3等分に切り、包丁で粒を削ぎ落としておく。玉ねぎは薄切りにする。
- 鍋にバターをいれて中火にかけ、玉ねぎをいれて焦がさないように注意しながら、透き通るまで炒める。玉ねぎに火が通ったらとうもろこしも加えて軽く炒め合わせる。
- 水を入れて、弱火で10分ほど加熱する。
- 一度火を止め、ブレンダーでしっかりと撹拌する。(ブレンダーがなければいちど中身を取り出し、ミキサーなどで撹拌する)
- 牛乳をいれて混ぜ合わせたら再び弱火にかけ、ふつふつしてきたら塩コショウで味を整えて完成です。
シンプルでも美味しい!とうもろこしのかき揚げ
とうもろこしは、油との相性がばっちり!とうもろこしのかき揚げは、油で揚げることでとうもろこしの甘みを引き出しており、その濃厚な味わいでおつまみにも最適。
抹茶塩やカレー塩などとも相性抜群です。
材料
- とうもろこし 1本
- 薄力粉 大さじ1.5
- 片栗粉 大さじ1.5
- 水 小さじ2
- 揚げ油 適量
<作り方>
- とうもろこしは3等分に切り、包丁で粒を削ぎ落としておく。
- ボウルにとうもろこし、薄力粉、片栗粉、水をいれて全体をよく混ぜ合わせておく。
- 鍋に油を入れて加熱し、170度になったらとうもろこしをスプーンですくって入れ、両面こんがりとした色合いになるまで揚げていく。
- キッチンペーパーの上に取り、油を切ったらお皿に盛り付けて完成です。(お好みで塩を添えて)
とうもろこしを油に入れた後、かき揚げの衣が固まらないうちは菜箸でとうもろこしの身を寄せたり、突いたりしないように気をつけましょう。途中で触ると、バラバラになって失敗してしまいがちです。
こだわりの美味しさ!鍋で作る「とうもろこしご飯」
とうもろこしのうまみをしっかりと堪能するならとうもろこしごはんがおすすめです。
今回はよりいっそうおいしくいただくために、炊飯ジャーではなく敢えて「鍋」で、炊飯して作ります。
何倍でもおかわりしたくなる、おいしいごはんをぜひ!
材料
- 米 2合
- 水 450cc
- とうもろこし 1本(芯も使います)
- 塩 小さじ1/2
- お好みでバター
<作り方>
- とうもろこしは2等分に切り、包丁で粒を削ぎ落としておく。
- お米は研いでから鍋に入れ、分量の水を加えて20分ほど浸水しておく。
- 塩を加えてかるく混ぜ、とうもろこしと芯を上にのせます。
- 蓋をして中火で7〜8分ほど加熱し、沸騰したら弱火にして13〜14分ほど加熱します。
- 炊き上がったら火を止め、10分ほど蒸らして完成です。
とうもろこしで色鮮やかな食卓を♩
いかがでしたでしょうか。
普通に茹でるだけでも、とてもおいしくいただけるとうもろこし。旬の季節にいただくとうもろこしは、甘みも濃く風味豊か。
いつもの料理に加えれば色合いも良くなり、まさにワンランクアップの料理となります。
さまざまな栄養素も含まれているので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてくださいね!

