家族に人気のカレーライス。
作るのも簡単なので、我が家では休日の定番メニューです。
ただ、カレーライスを作ったあとの後片付けがちょっと面倒ですよね。
カレーがこびりついて落ちにくかったり、スポンジがベトベトになってしまったり。
さらには洗い物のあと、黄色く染まったスポンジを、再び洗剤を使って洗うという苦行も待ち受けています。
そんな後始末が大変なイメージのカレーライスですが、実はカレーを作ったあとの鍋を簡単に洗うコツがあります。
よしママ
カレー鍋を洗う時に気をつけたいポイント
カレーには、油が多く含まれています。
ルー自体の油だけではなく、具材として使う豚肉、牛肉、鶏肉などの油分も含まれます。
汚れたカレー鍋を洗った水をそのまま排水口に流してしまうと、油分まで一緒に排水菅へと流れてしまいます。
そうなると、あとで脂肪分が冷え固まってしまい、汚れや詰まりの原因になってしまうことにもなりかねません。
詰まりなどのトラブルを避けるためにも、先に汚れをしっかりと取り除き、残った油分は台所用洗剤やアルカリ洗剤と反応させて洗う必要があります。
スパイスによる色移りやニオイ移りも
また、カレーにはスパイスも多く含まれています。
お皿やスポンジが黄色に染まってしまうのは、スパイスのターメリックの成分が原因。色だけでなく、スポンジに残るスパイスの香りも強烈ですよね。
汚れにくい素材のものを選ぶことも大事
カレーを作った後の後片付けを少しでも楽にするために、油分とスパイスの香りがつきにくい素材の鍋や調理器具を使うのもオススメ。
鍋は、フッ素加工の物やホーロー鍋を使うと汚れやニオイを落としやすいです。
逆に、シリコン製のお玉などはすぐに香りがついてしまい、取れにくくなるので要注意。
シリコン製以外の物を使えば、洗い物が楽ですよ。
フッ素加工やステンレスなどカレー鍋をきれいに洗う方法
カレーを作る際、フッ素加工の鍋やステンレス鍋を使って調理するお宅が多いと思います。
今回は、代表的なこの二つの鍋の洗い方についてご紹介します。
フッ素加工の鍋の洗い方
フッ素加工されている場合、水でも十分汚れは落ちます。

温めると、固まってこびりついていたカレーが溶け、拭き取りやすくなります。

加熱した鍋に触れるなどして火傷しないように注意してください。
ウエスを半分に畳んで使うと、厚みが出て拭き取りやすいです。
少し冷めてからスケッパー(スクレイパーともいう)で集めるのでもよいですが、スケッパーにカレーの匂いや色がつくことがあります。
洗い物を減らすため、今回はウエスで取り除きました。


フッ素加工の鍋は、比較的汚れが落ちやすいので、調理後のお手入れも簡単にすみます。
ステンレス鍋の洗い方<
特にふちの部分は、こびりついたカレーが固まりやすいので重点的に。

焦げ付くとかえって取りにくくなるので、カレーがゆるんできたらすぐに火を止めます。

ここでも火傷には十分注意してください。
今回も熱くないようにウエスを畳んだ厚めの状態で拭き取りました。
鍋の形に合わせて(特に底の角部分も)しっかりと拭き取れるようなウエスがオススメです。
ステンレス鍋には、カレーが焦げ付きやすいです。
固くこびりついてなかなか取れない汚れは、スポンジよりもタワシで洗うときれいになります。


スケッパーもオススメですが、スケッパーにニオイがつくのが気になりました。
簡単スッキリ!カレー皿の洗い方
カレー皿の洗い方についてもご紹介します。
鍋とは違って加熱をしないだけで、基本的な洗い方のポイントは同じです。


頑固な汚れの場合、ぬるま湯と中性洗剤でつけ置きしてから洗い流します。

カレーに使った調理器具や、スケッパー(スクレイパー)を使用した場合も、汚れやニオイが気になる場合はつけ置き洗いをします。
まとめ
冷えて水分が飛んだ状態だと、鍋に残ったカレールーは落ちにくいです。
スプレーで水分を補ない、鍋自体を温めると、簡単にカレーの汚れを落とすことができます。
ウエスはなるべく厚めの物を使うと、火傷しにくくて安心です。
生地が厚い方が、カレールーを一気に取り除くことができますよ。
よしママ
不要なファブリック類は捨てずにウエスとして再利用してみましょう。

