ウエスになる古着選手権! ヒートテック、フリース、綿など、お掃除に向く雑巾素材は?

ウエスにする古着を切ったところ

捨ててしまうことの多い古着や古布。
特に下着は一年中着るので消耗が激しく、数年着たり、サイズが合わなくなればお役御免です。

古着はリサイクルショップに出したり、お下がりとして知り合いに譲ったり、資源ゴミ回収に出すなどの方法もありますが、下着類は捨ててしまうという人も多そうですね。

我が家では、リサイクルに回せないような古着は、ウエス(※自家製使い捨ての雑巾)にして掃除に使っています。

今回は、冬の定番ヒートテックやフリース、綿の下着など、ウエスになりやすそうな生地で、掃除に使いやすい生地はどれかを検証していきたいと思います。

まずは比較する素材のご紹介から

今回比較する下着は3種類。

  • 「綿(コットン)100%のシャツ」
  • 冬に大活躍の「ヒートテックのシャツ」
  • 見た目にも暖かい「フリース素材のパンツ」
  • 以上の3つで比較していきましょう。
    ウエスの素材

    【1】綿

    肌触りのよい、昔ながらの綿100%(コットン)の下着です。夏に汗をよくかく、我が家の子供の下着です。色褪いろあせしやすくお古には回しにくいので、ウエスとして活用したい生地です。

    【2】ヒートテック

    こちらは数年前に購入したユニクロのヒートテック。素材はポリエステル73%、レーヨン17%、ポリウレタン10%です。
    2年ほど着てサイズが合わなくなったので、生地は薄くペラペラになっています。毎年お古ができるので、活用出来ると嬉しいアイテムです。

    【3】フリース

    こちらも子供用の冬用のパンツです。腰のゴム通し部分には綿が入っていますが、それ以外はポリエステル100%です。
    生地が厚くモコモコしています。ボリュームがあるのでウエスにしにくそうなアイテムに見えます。

    ウエス(古布)を作ってみよう

    古着をウエスの大きさに切ったところ
    比較しやすいように、同じ大きさにちばさみでカットしました。

    どの素材も切り口がほつれないので使いやすいです。

    1番カットしやすかったのは、意外にも厚みのあるフリースでした。生地がよれずに切りやすかったです。

    第1種目「窓掃除」では汚れの落としやすさをチェック

    乾いた状態のウエスで、窓ガラスの掃除をしてみます。
    磨くときは、どの生地も2つ折りにします。

    それでは実際に、汚れている外側のガラスを拭いてみましょう。
    ウエスで窓掃除

    【1】綿

    生地が白いので汚れがどれくらいついたか見やすいです。生地自体は持ちやすく、普通にガラス掃除に向いていると素材と言えます。

    【2】ヒートテック

    生地が薄いのでスルッとぬけやすく、持ちにくいのが難点ですね。素材は静電気を持ちやすいため、こすれば砂やホコリも普通に落としてくれます。

    【3】フリース

    生地が厚いので、持ちやすく、ガラスの上も滑りやすいです。毛羽だっているせいか、ほこりや砂もよく落としてくれます。

    番外編「サッシレール部分」の掃除

    ウエスでサッシレールの掃除
    こすれば3つとも、汚れは落としてくれます。

    【1】綿

    寒い時期は結露でレールが濡れているので、吸水性のある綿がおすすめ。

    【2】フリース

    レールの凹凸があっても掃除しやすいです。手が痛くならず、安心して拭けます。

    【3】ヒートテック

    薄手で吸水しにくいですが、レールが乾いている時には使えそうです。

    第2種目「床掃除」でホコリの吸着力に注目

    古布も大きくカットして、フローリングワイパーに挟むことで、広範囲の床掃除ができます。
    この実験では、乾いた状態でも拭いてきれいになるかどうかを試してみます。
    ウエスで床掃除

    【1】綿

    綿素材は少し薄手なので、一枚では拭きにくいです。重ねて拭くと雑巾のように使えます。白地だったので汚れがどれだけ取れているか目に見えました。

    【2】ヒートテック

    ヒートテックは薄手で柔らかいので、こちらも重ねれば使えます。

    【3】フリース

    やはり使いやすい。厚みがあってよれないので片手でスイスイ拭いていけます。毛足が長いのでホコリも吸着してくれます。

    第3種目「キッチン掃除」は油の吸収性に驚きの差が!

    キッチンといえば、厄介なのが油汚れ。水だけでなく油も吸い取ってくれるかが気になるところです。

    ここでは、油をキッチン台の上に落としてみて、どのくらい吸いとってくれるかを確かめてみましょう。
    ウエスでキッチンの油汚れの掃除
    どの布もきれいに拭き取れました。油落とし具合はどの布も同じくらいでした。

    さらに詳しく比較検証してみましょう

    テンプラ油を捨てる時にも使いたいウエス。
    どれだけ古い油を吸い込むか、油につける前と後で重さの違いを調べてみましょう。

    ウエスが古い油をどれくらい吸い取るか
    油を吸い取ったウエスの重さを計る
    • 【1】綿 3g→23g
    • 【2】ヒートテック 3g→18g
    • 【3】フリース 5g→45g

    フリース自体に厚みがあるので、たくさんの油を吸ってくれることがわかりました。

    綿以外は素材が溶ける可能性があるので、油はしっかり冷ましてからウエスで拭き取るようにしましょう。

    【結果発表】3つの生地を比較してみた感想

    掃除のしやすさには、布の持ちやすさが大きく影響していることがわかりました。

    厚みがあると持ちやすく、ゴシゴシとこすりやすいので長い時間力を入れてお掃除できます。


    【1】綿

    吸水性があるけれど、少し厚みが足りないので重ねて使うことをお勧めします。

    【2】ヒートテック

    厚みがなく張りもないので、小さくカットして普段のお皿の汚れ落としなど、細かい部分のお掃除向きです。お弁当の隙間汚れを落とすなどに活用すると良さそうですね。

    【3】フリース

    3つの素材の中でも特に、どの掃除でも使いやすかったです。キッチン、床、窓とあちこちのお掃除場面で活躍してくれること間違いないでしょう。

    ウエス選手権結果

    さいごに

    古布はカットするのが少し面倒かもしれませんが、空いている時間を活用して、まとめてカットしておくとよいでしょう。

    他にも活用方法はたくさんあるので、捨てることなくぜひ再利用して、家をピカピカにしてみてください。

    ウエスとして使える古着や古布「ウエス」だけじゃない!いらない古着を使ったエコ掃除術で家中ピカピカに 窓サッシレールを幅の広いハケを使って掃除しているところ窓サッシのレール掃除はペンキの刷毛がおすすめ!隅々まで簡単キレイにするコツ