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冷蔵庫内の食材を食べきる整理術!整理収納アドバイザーがしている6つの工夫

冷蔵庫内の食材を食べきる整理術!整理収納アドバイザーがしている6つの工夫

埋もれてしまう「調味料」は、わかりやすいドアポケットに収納

大きな食材は、そこにあるだけで存在をアピールしてくれるので心配不要。逆に小さな食材こそ、他の食材に埋もれてしまう危険性があるので、その存在をどんどんアピールしちゃいましょう!

小物を使ってドアポケットにわかりやすい収納スペースを作り、存在をアピールするのも手。チューブ調味料収納用のポケットケースを活用しています。

「使いかけの袋もの」は、ドアポケットにピンでめる

使いかけのふりかけ、袋調味料、かつお節など、輪ゴムでとめて保管しがちですが、それでは他の食材の下敷きになってしまいます! そこで、ドアポケットに洗濯ピンチでひっかけておく方法がおすすめ。

例えばかつお節を使いたいときは、まずは冷蔵庫のドアポケットを見て、使いかけがないか確認するだけ。

使いかけがあるのに、新しいものを開封しちゃった!なんてことを防げます。

「毎日よく使う小さな食材」は、パッケージから出して収納

こちらは、ドアポケットにスライスチーズを収納している様子です。小さくても毎日のようによく使う食材こそ、パッケージから出して収納するのがおすすめ。こうすることで取り出しやすくなり、忙しい朝の時間帯に使うときにでもストレスがありません。

ただし、ドアポケットは外気に触れる機会が多い場所。長く保存しっぱなしにならないよう、ご注意くださいね。

「倒れやすい袋入り食材」は、引き出しをフル活用!

大豆の水煮、ちくわ、カニカマなど、雪崩の起きやすい袋入り食材は、引き出しコーナーを活用すると各段に管理しやすくなります。

袋入りの食材の弱点は、なんといっても他の食材と干渉しあって取り出しにくくなってしまうということ。引き出しスペースは、袋入り食材の置き場所と割り切ってしまえば、他の食材と干渉しあわず管理がラクになります。引き出しがない場合は、カゴをひとつ準備して使うのもの手です。

「使いかけの食材」は、半透明のボックスにまとめる

使いかけのお肉、使いかけの野菜、使いかけの乾物など、中途半端に余った食材をダメにしてしまった経験はありませんか?

使いかけの食材こそ、意識して最優先で使いたいもの。そこで「半端食材ボックスをひとつ用意する」というのがおすすめです。

筆者の家では「中に半端食材が入っているよー」ということが一目で分かるよう、半透明ボックスを使っています。ここに使いかけの人参、玉ねぎなど、中途半端に残ってしまった野菜をとにかく放りこむだけ! そして、ある程度たまったらまとめて野菜スープにしたり、蒸し野菜にしたりして、在庫一掃メニューで使い切ります。

「ここの食材から使おう」という場所を設けておくだけで、食材ロスに役立ちますよ。

詰めすぎず、お鍋は入るスペースを死守する

暑い季節、冷蔵庫に残ったおかずを入れたいと思ったときに、「もう空いているスペースがない!」と困ったことはありませんか?

冷蔵庫は詰め込めすぎずに、スペースにゆとりをもたせること作るを強くおすすめします。理想は、お鍋を2つ丸ごと入れられるスペースを確保しておくことです。

詰め込みすぎた冷蔵庫は、食材を出し入れするたびにパズルに挑戦するようですごく厄介なもの。でもお鍋が入るスペースが常にあれば、たくさん作ったスープや味噌汁、おかずの残り、切った野菜など、スムーズに入れられて作り置きもはかどります。

食材は保存より使うことを意識して

食材はその保存方法に目をとられやすいですが、大切なのは使い切ることです。

「どうやったら見た目がよくなるかな?」より「どうやったら存在を忘れずに使いやすくなるか?」という視点で冷蔵庫内の整理をはじめてみてくださいね。

働き者の冷蔵庫を作りあげて、フードロス食材ゼロを目指しましょう!

公開日:2018年7月25日
更新日:2025年4月21日

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