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「トラベル用の洗濯ネット」のパッキング力と洗濯力を検証

帰ってすぐに洗濯機にIN。「トラベル用の洗濯ネット」のパッキング力と洗濯力を検証してみた

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ポーチやバッグの形をした「トラベル用洗濯ネット」。トラベルポーチにも洗濯ネットにもなるので、旅行や遠征でとっても便利。
ただ、スクエア型もバッグ型もある「ズボラ―ネット」という商品を比較することで、トラベル用の洗濯ネットに迫っていきます。

ハウジーマガジンを運営するキッチン・雑貨の専門卸売り「クラスフィルグループ」で実験を担当するリケジョ。「何を買ったらいいの?」という悩みに応えるべく、商品を実験して徹底調査していきます!

トラベル用洗濯ネットのメリット

旅行に行いった後に出る大量の洗濯物。楽しい気分で帰ってきて、そこから下着やデリケート衣類など洗濯物を種類に分けて、洗濯機へ入れる……一気に現実に引き戻される瞬間です。

そこで開発されたのが、洗濯ネットと旅行用ポーチが一体になったアイテムです。メリットとしては

  • 帰宅後そのまま洗濯機に入れることができる
  • 旅行用バッグの中で洗濯物と他の荷物を分けて置ける
  • 旅行用に考えられた商品なので、バッグの中に収納しやすい

上記のようなメリットがあるとされていますが、本当に使いやすいのでしょうか?
前回は、丸型と角型の形の違いに迫りましたが、今回はそんな旅行用や移動用ポーチの使い勝手に迫りたいと思います。

>>洗濯ネットの形の違いとは?「角型」と「丸型」を比較してわかった使い分け方

今回は、「ズボラ―ネット」というアイテムで比較していきます。こちらは、旅行用のポーチ型の商品です。

<p>ズボラ―ネットポーチ型</p>

ズボラ―ネットポーチ型

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スーツケースなど旅行用バッグにに収納しやすいように長方形の形をしています。ちょうどTシャツなどを畳んだときによいサイズ。旅行にもっていくものを想定して作られていて、ブラジャーも型崩れすることなくすっぽり入ります。中を開けてみたところ、かなり入りそう。

トラベル用洗濯ネット「ズボラ―ネット」の生地

手をいれたところ全く透けません。かなり分厚い生地でしっかりした作りになっています。スーツケースに入れたときに下着が丸見えになりません。

上記のように、トラベル用に考えられて作られたポーチ型洗濯ネット。でも他の洗濯ネットでもいいんじゃないの?ということで、収納力や汚れ落ちについて調べてみます。

【収納力の比較】トラベル用のポーチ型とバッグ型の違い比較

旅行用で気になるのは、収納のしやすさと収納力です。「ズボラ―ネット」にはバッグ型のものもあり、使っているメッシュ生地は同じ。そこでこのアイテムで、旅行用ポーチ型の洗濯ネットとの違いを比べました。

収納力の高さは、バッグ型に軍配

洗濯物がたくさん入る「ズボラ―ネットバッグ型」

中に、シャツ3枚とブラジャー、Tシャツ2枚をポイポイ収納してみました。洗濯物がたくさん入ったのは、やっぱりバッグ型。入れやすさという使い勝手の点では、バッグ型の方が勝っています。

下記の記事でも検証した通り、収納力という点では、立体的な洗濯ネットの方が高いということが分かっています。バッグ型の方が収納力が高いのは立体的な作りになっているからだと思われます。

収納しやすいのは、旅行用のポーチ型

自立するトラベル用洗濯ネット「ズボラ―ネット ポーチ型」

ただ、パッキングする際は、荷物が崩れないよう少しでも隙間を失くしたいですよね。ちゃんと畳んで洋服を入れるというなら、スクエアの形をしたポーチ型にもちろん軍配があります。

実は上の画像、中に洗濯物を入れていませんが、自立しています。しかも普通の洗濯ネットに比べてクッション性も抜群。中にいれた衣類を型崩れしないよう配慮されているのがわかりました。

ただし、洗濯するときパンパンに収納するのはNG

さて、バック型とポーチ型の違いが分かったところで、ひとつ注意。収納と洗濯の目安量が違うということです。

洗濯物が入る量洗濯するときの目安量
ポーチ型シャツ6~7枚下着5~6枚
バッグ型シャツ4~5枚下着3~4枚

これから分かる通り、洗濯するときの目安量の方が少ないとうことがわかります。つまり洗濯物がいっぱい入ったとしても、洗濯物を入れ過ぎるのはNGということ! 下記の記事でも分かる通り、洗濯物の汚れ落ちも悪くなります。

もしバッグの中で型崩れを防ぐため、パンパンに洗濯物を入れているなら、少し洗濯物を抜いてから洗濯機に入れるようにしてくださいね。

【汚れ落ち検証】トラベル用と普通の洗濯ネットの違い比較

型崩れせず、スーツケースに収まることは、バッグ型と比べてわかりました。ただ、収納のしやすさで他の洗濯ネットより勝っても、汚れがちゃんと落ちなければ本末転倒です。特に旅行先では、街中で過ごしているときより洗濯物が汚れやすいもの。そこで、今度は、普通の洗濯ネットと汚れ落ちを比較してみました。

汚れ落ちを検証方法

タオルを汚したところ

白いタオルに、スポイドで量った同じ分量のしょうゆをかけます。

トラベル用洗濯ネットと普通のネットの汚れ落ち度の検証方法

同じように畳んで、それぞれの洗濯ネットに入れます。その後、洗濯機で同時に洗います。

汚れ落ちを検証した結果は?

トラベル用洗濯ネットと普通の洗濯ネットの汚れ落ち度合

こちらの写真が実験結果です。ほとんど同じぐらい汚れが落ちています。トラベル用洗濯ネットも普通の洗濯ネットを遜色なく、洗濯できることがわかりました!

トラベル用の洗濯ネットのポイント

今回、2つの検証をして、トラベル用洗濯ネットでわかったことをまとめます。買ったり使う時の参考にしてください。

クッション性のある分厚い生地で、自立する洗濯ネットを選ぶ

トラベル用洗濯ネットの厚み

今回、実際中にブラジャーやTシャツを収納してみましたが、クッション性のあるものを選ぶ方

洗濯するときは、パンパンに入れた状態にはしない

スーツケースに入れるときには、パンパンの状態にした方が中の衣類が動かず、型崩れしません。でも、洗濯するときはNGです。洗濯の際、洗濯ネットに入れる洗濯物の量は洗濯ネットの大きさの約7割が理想です。

パッキングも荷解きも洗濯も楽に!

旅行用ポーチと洗濯ネットのよさを兼ね備えた「トラベル用洗濯ネット」。

今回紹介したアイテム以外もいろんな商品がスタンバイ。

<p>男性でも持ちやすいストライプ柄の洗濯ネット。今回紹介した「ズボラ―ネットポーチ型」の柄違いです。</p>

ズボラ―ネット ポーチ型

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男性でも持ちやすいストライプ柄の洗濯ネット。今回紹介した「ズボラ―ネットポーチ型」の柄違いです。

<p>3層メッシュでクッション性も抜群。中に衣類を入れれば、タテにも自立するしっかりした作りです。</p>

LAID BACK

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3層メッシュでクッション性も抜群。中に衣類を入れれば、タテにも自立するしっかりした作りです。

少しでも楽になるのなら、収納、洗濯、持ち運びができるズボラーネットを使うというのはひとつの手

ズボラ―ネットポーチ型

ズボラ―ネットポーチ型

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