食器と雑貨が大好きな元ライフスタイル雑誌編集者。カオス状態の部屋をなんとかするべくミニマムに暮らすことを目指しています。雑誌編集者の経験を生かしたコーディネート記事やミニマムな暮らしに関する記事を配信中。
栄養が豊富で、スーパーフードとも言われるブロッコリースプラウト。ただ足が早いスプラウトは、一人暮らしをしているつい腐らせてしまう食べ物のひとつ。そんなときに、SNS担当ひかるから「家で水耕栽培ができるバズアイテムがある」と教えてもらいました。
サボテンさえ枯らしてしまったことがあるハウジーマガジン編集長が、スプラウト栽培にチャレンジ! 問題なく育つのでしょうか。レポートします。
「ベジマジ そだてる」ってどんなアイテム?
野菜の保存や食べるときの不便を解決するシリーズ「ベジマジ」。そのシリーズのひとつ「そだてる」。その名前の通り、野菜を育てることにフィーチャーしたアイテムです。
野菜を育てるときにハードルとなるのが、土の管理。特に最近は酷暑もあって、ベランダでうまく育てるのが難しくなってきています。そんな中、家の中で手軽に栽培ができるキットとしてバズっているのが、この「ベジマジ そだてる」。
栄養満点のスプラウトがおうちで簡単に育てられたら最高! それに、バズっているワケも知りたくなって、さっそく使ってみることにしました。
「ベジマジ そだてる」は、ポットとトレー、パーツが2つだけのシンプルな構造「ベジマジ そだてる」。これだけで本当に簡単にスプラウトが育つの? なんせほとんど水やりをしなくてよいサボテンを枯らしたことがある私。
種まきからするなんて、かなり不安です。SNS担当のひかると一緒に、さっそく育てていきたいと思います。
育てやすいのか?「ベジマジそだてる」で種をまいてみた
今回は、ブロッコリースプラウトで挑戦。かいわれ大根や豆苗といったスプラウトもありますが、栄養満点で生で食べやすいブロッコリースプラウトを育てることに決めました。
<必要な道具>
- ブロッコリースプラウト
- ベジマジ そだてる
ブロッコリースプラウトは100均ショップで、1つで60円、2つで100円で売っているので激安で手に入ります。
空になったプラスチック容器で育てることもできそう。でも娘さんの自由研究でやったことがあると言う編集部員のひらこによると、種をまくときに満遍なくまくのが難しかったり、種を失くさないように水替えするのが面倒なのだそうです。その点、専用キットの「ベジマジ そだてる」はどうなのでしょうか。
種を均一にまくことができる
種をまいてみると、トレーの小さな穴が、スプラウトの種をキャッチ。端にかたよることなく、簡単にまんべんなく広げることができました。
給水口から水を入れやすい
端に給水口がついているので、穴からラクに水を入れられました。
スプラウトを育てている間は、1日に1回は水替えをする必要があるので、簡単に給水できるのはうれしい点です。
どこまで吸水したらよいかラインで分かる
ポットに給水ラインがついているので、どこまで水を入れるか一目瞭然。多すぎず少なすぎず、ぴったりの量を給水できました。
「ベジマジそだてる」でスプラウトを育ててみた
小さくて固い種が、どうやって緑のスプラウトになっていくのか楽しみです! 育っていく様子を観察したので、さっそくレポートしていきます。
1日目の様子
種が水を含んでふくらんでいました。色も黒から赤茶色に変わっていました。
3日目の様子
種から芽が出てきました。たった2日で1、2cm芽が伸びていて、成長の早さにびっくり。
1週間後の様子
長いものは10cmほどに伸びました。青々とした小さな葉っぱもかわいらしい!
水の中を見ると、白い根っこが長く伸びていました。透明ポットで根がきれいに見えて、インテリアとしてもいいかんじになりました。
10日目の様子
さらに2cmほど伸びたところで収穫しました。種をまいてから10日で、トレーいっぱいのブロッコリースプラウトを収穫することができました。
育ててみて分かった「ベジマジ そだてる」のスゴイところ
実際に「ベジマジ そだてる」を使ってみて感じた、メリットやスゴイと思ったところをご紹介します。
1回分は約50円!コスパ抜群
ブロッコリースプラウトを種から育てたときのコスパを計算します。
ブロッコリースプラウトをスーパーで買うと、だいたいひと株98円前後ですよね。ブロッコリースプラウトの種は、100均ショップでも買うことが可能。今回は2袋100円で手にいれました(写真左)。この量を測ってみたところ、1袋で約3.5gで、100円で7g。
「ベジマジ そだてる」のトレーの大きさは、約幅18×奥行9cmと、スーパーで売っているブロッコリースプラウトのパックと同じくらい。説明書を読むと、トレーにまく種の適量は、約3g。つまり、1株約50円で作れる計算になります。
スーパーではとても50円では買えないので、コスパ抜群! 野菜が高いときには、救世主となること間違いなしです。
ベジマジならぐんぐん育つ
実は今回「ベジマジそだてる」にまいて余った種を、使い捨て容器にもまいて育てていました。すると種が片寄ったり、水の量が分からなかったりと苦労の連続。しかも成長したスプラウトの長さは、「ベジマジそだてる」が平均6cm、使い捨て容器が平均3cmと2倍の差が出る結果に。「ベジマジそだてる」を使うと、簡単にぐんぐん育てられることを実感しました。
インテリアとしても◎
「ベジマジ そだてる」は、アイボリーとブラウンの2色。今回はアイボリーを使いましたが、キッチンカウンターに置いても窓際に置いても、まわりとよくなじんで雰囲気のいいインテリアになっていました。ブラウンは鉢植え風で、こちらも楽しい見た目になりそう。好みで選べるのがいいですね。
夏休みの自由研究にも
実際に育ててみると、毎日にょきにょきと茎や根が伸びて、スプラウトの成長にワクワクしました。毎日の水替えをするのはお手伝いになるし、茎や根の成長を観察できるのは、子供の夏休みの自由研究にもぴったりです。
収穫したてを味わえるのも醍醐味
とにかく一人暮らしだと野菜が不足しがちに。収穫したブロッコリースプラウトをさっそくサラダにしてみました。
でもスプラウトさえあれば、テキトーに混ぜるだけで、こんな感じに。
自分で育てると、収穫したてを味わえるのがいいなと思いました。
今回は全部をサラダにしましたが、冷奴の上にのせたり、スープの彩りにしたりと、必要な分だけを収穫できるのも、いいなと思いました。
子供と一緒に、楽しみながら育てて食べる「食育」の一環としてもバッチリ。SNSでバスっているのも納得でした。「ベジマジ そだてる」が気になっている人は、ぜひ一度試してみてくださいね。
ベジマジ そだてる
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