食器と雑貨が大好きな元ライフスタイル雑誌編集者。カオス状態の部屋をなんとかするべくミニマムに暮らすことを目指しています。雑誌編集者の経験を生かしたコーディネート記事やミニマムな暮らしに関する記事を配信中。
「わたしらしい暮らし方」を提案するハウジー マガジン編集部員が夏のお気に入りアイテムを紹介するシリーズ。第1回は元雑誌編集者が開催するマイイベントに欠かせないグラスが登場。昭和レトロな脚付きグラスとメロンソーダについてのお話です。
子どもの頃の夏休みへトリップ、私のタイムマシーン
メロンソーダがときどき飲みたくなります。
特にうだるような夏の日。ミンミンという蝉の鳴き声を聞くと、夏休みおばあちゃん家で飲んだ「メロンソーダー」をどうしようもなく飲みたくなるんです。あの日と同じメロンソーダーはもう飲めないのですが、でもこのレトログラスがあれば懐かしい子供時代に瞬間タイムスリップ。
おばあちゃん家の戸棚に並んでいた「あの」グラスを思い出させてくれるアデリアレトロは、メロンソーダーの味をひときわおいしく感じさせてくれます。
アイスクリームをポンっとのせれば、よりレトロ感もアップ。
「メロンソーダーwithアデリアレトロ」を食べる日は、今ではあまり見かけない赤いチェリー缶を求めて、遠くのスーパーまで足を運びます。
肝心のメロンソーダ―は無印良品で。
別にそこまでしなくても…そんな声が周りから聞こえてきそうですが、社会人になって大人としてふるまうことが求められるようになった私が、少しの間だけ、子供時代に戻れる貴重なひととき。
アデリアレトロは私にとってタイムマシーンです。
夏が過ぎ去るまでは、インテリアとしても
「メロンソーダ―DAY」が過ぎ去った後は、しばらくはキッチンカウンターにおきっぱなしになるのが毎年の……これも恒例。別にわざと「見せる収納」をしているわけではなく、単に箱にしまうのが面倒なだけですが、それでも、出しっぱなしになったアデリアレトロのグラスは夏バテ気味の私の気持ちを盛り上げてくれます。
ビールを飲むと明日の仕事にさしさわる、でも爽快感を味わいたい日曜日の暑い夜。シュワッとした炭酸水がとっても似合うアデリアレトロの2回目の出番です。
サザエさん症候群にかかる!?憂鬱(ゆううつ)な日曜日の夜、心をポジティブにしてくれるグラス。記憶に刻まれたレトログラスだからこそできる「ワザ」なのかもしれません。
夏が過ぎ去ったら、さようなら
残暑も過ぎ去って、洋服も飲み物もあたたかいものへと衣替えをする時期。「メロンソーダ―DAY」からずっと私を元気付けてくれた夏のグラス、アデリアレトロとも少しのお別れ。
買ったときの箱(これも捨てられないぐらいかわいい)にしまって来夏へ。
冬は活躍もしないのに外に置いておくと、割ってしまってから(実は写真のアデリアレトロは2代目です)ちゃんと奥にしまっておこうということで。
今年は、撮影のためにいち早くメロンソーダ―DAYを開催してしまいました。
なので、今年はアデリアレトログラスの活躍期間が長くなりそうです。