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【やめ家事リポート5】「お風呂ゴシゴシ洗い」のやめ人さんに突撃

【やめ家事リポート5】「お風呂ゴシゴシ洗い」のやめ人さんに突撃

掃除

ズボラ主婦ひらこが「やめていい家事」を達人に聞いて実践レポする連載シリーズ。

今回のやめ家事は「おふろのゴシゴシ洗い」。
ゴシゴシやめたらどうなった? 気になる"実際のところ"をリポートします。

中学生、高校生、大学生の娘3人を持つズボラ主婦。娘3人+夫という家族構成だけに、毎日家事の時短を追求。その結果、時短アイテム、手抜きネタのエキスパートに。現在「やめ家事」の連載中。

「お風呂ゴシゴシ洗い」のやめ人さんに突撃!

1日の疲れを癒してくれるお風呂。あたたかいお湯につかれば、体も心もリラックス~。
でもそんなとき、ふと目につく黒い汚れ。お湯につかっていても汚れが気になってゆっくりできない!
湯船につかりながらブラシでこすってみるけど、パッキンについた汚れはこすったくらいではとれなくて、リラックスどころかストレスが……。

でもそんなお風呂汚れをこすらず簡単に落としている人がいるという情報が入りました! 頑固な汚れなのにゴシゴシなしで落せるの?
さっそくお話をうかがいました。

〈今回のやめ人〉

  • 40代(女性)
  • 2人暮らし
  • 一戸建て

【突撃1】お風呂ゴシゴシ洗いをやめることができたワケは?

お風呂掃除はあまり好きではないという今回のやめ人さん。お風呂のゴシゴシ洗いをやめることができたのは、いったいなぜなのでしょう? さっそくワケを聞いてみました。

「ゴシゴシ洗いやめ、と言っても普段のこすり洗いをやめたということではないんです。私がやめたのは、普段の掃除ではとれない頑固な汚れをゴシゴシこすって落とすこと。実はあるアイテムを使い始めたことで、ゴシゴシしなくてもよくなったんですよ。」

お風呂の頑固な汚れ対策、ということですね! なかなかとれない汚れは、ついブラシでゴシゴシしたくなりますがそれをしなくてよくなったアイテムとは? 気になります!

「それは勤務先で教えてもらったカビ取り剤「かびとりいっぱつ」です。このカビ取り剤は、中の薬剤がスライムみたいなジェル状になっていて汚れに密着してくれるんです。本当に塗ってすぐ汚れが落ちてきれいになったのにはびっくりしました。

私の家ではお風呂のパッキンや、浴槽側面のカバー部分に使っています。カバー部分の裏側は普段見えないけど外すと結構カビ汚れがたまっているんです。私はこのたまった汚れをこすり洗いするのは、カビが広がりそうで抵抗があって……。これなら塗るだけだからこすり洗いするストレスから解放されました。」

なるほど。ジェル状のカビ取り剤を活用されていたというわけですね。塗るだけなら簡単だし、汚れの上からそっと対処できそうです。

【突撃2】流行りのアイテムを取り入れて家事の時短に

実はゴシゴシ洗いをやめたのは、パッキンやカバー裏だけではないというやめ人さん。他にはどんなところのゴシゴシ洗いをやめたのが聞いてみました。

「これはやっている人も多いかもしれないのですが、お風呂で使うシャンプーのボトルや湯桶をマグネットで浮かせる収納にしています。
もともと備え付けのトレーがついていたんですが、これが使いづらくて……。それでマグネットトレーに変えてみたら、浮いているからボトルの底がヌメリにくくなったし、下からの水ハネで汚れがつくこともなくなってゴシゴシ洗わなくてよくなったんです。

昔は吸盤でくっつけるアイテムも使っていましたが、吸盤が弱くなってとれてきたり、そのうち汚くなってきたりしてストレスでした。
その点マグネットアイテムは磁石が強力で落ちないし、清潔に使えて便利だなと思っています。マグネットアイテムを取り入れることでストレスが減ったし家事の時短にもなっています。」

最近人気の「浮かせる収納」を実践されていたんですね。ヌメリが気になるお風呂では特に、浮かせるメリットを実感できそうです。

【突撃3】汚れ落ちに悩んだ場所はこれで解決!

お話していると、どうやらまだネタをお持ちの様子のやめ人さん。他にはどんなところのゴシゴシ洗いやめを実践しておられるのか聞いてみました。

「うちのお風呂には中に鏡があるのですが、この鏡につく白い汚れ、ウロコが気になっていたんです。市販のウロコ取りを買って使ってみたこともあったのですが、なかなか満足のいく汚れ落ちのものには出合えなくて……。
そんなときに友達から、鏡に水気が残っているからウロコになる、という話を聞いたんです。お風呂からあがるときに鏡の水気をとるとウロコができにくくなるよとアドバイスももらいました。
そこで今は、お風呂上りに水滴をとるスクイージーを使って鏡の水気をとっています。毎日スクイージーを使うようになってから本当にウロコができにくくなったのを実感しています。」

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山崎実業「tower タワー」マグネット水切りワイパー

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「私が使っているのは『towerのスクレーパー』。幅が広いから1回で鏡を上から下までぬぐえて便利なんです。マグネットで壁にペタッとくっつくから収納にも困らないし、本当に優秀なアイテムだと思います。」

なんと! 鏡のウロコにはそんな対策ができるんですね。私はウロコ取りあきらめてしまっていたので、これはうれしい情報です。

マネしたらどうなった? ズボラ主婦の実録レポート

いろいろお話を聞いて試してみたくなりました! さっそく「お風呂ゴシゴシ洗いやめ」にチャレンジスタート!

【レポート1】「かびとりいっぱつ」はここがスゴイ!

今回ご紹介いただいた「かびとりいっぱつ」ですが、実は私もすでに使っているアイテムなんです。
でも最近切らしていて、市販のカビ取りスプレーに浮気していました……。そこで分かったのですが、「かびとりいっぱつ」はやっぱりすごい!
汚れ落ちのすごさはのちほどレポートしますが、まずは市販のスプレーと比べてみたからこそ再認識した「かびとりいっぱつ」の魅力をお伝えしたいと思います。

まず最初に手にとって、びっくりするのはそのサイズです。
歯磨き粉のチューブみたいな形なのですが、実際の歯磨き粉と比べるとこのくらいの大きさの差が。

突撃かびとりいっぱつと歯磨き粉の大きさの違い

たいていの人がふっと笑ってしまうほどのサイズ感。そしてこう言います。
「こんなに使いきれるかなぁ……」。

安心してください。なくなりますよ。
「こんなに、いらないのに……」と言いながらリピーターになった人を、私は何人も知っています。
実は私もその一人。あっちにもこっちにも使って思っていたよりもずっと早くなくなってしまうんです。

次にすごいのは、カビ取りしている間の「放置時間」。
市販のスプレーの<使い方>には、こう書いてあります。
スプレー後「約5分置いた後充分に水洗いする」「※しつこい汚れには15~30分程度おくと効果的」。

しつこい汚れを落としたいので15~30分程度待つのですが、これが私には難しい。あれこれ他の家事をしている間にカビ取りをしていることを忘れて、気付いたら1時間以上放置してた! なんてことがしょっちゅうなんです。

でもこの「かびとりいっぱつ」の使用方法はこちら。

かびとりいっぱつの使用方法

塗布したら「カビが消えるまで放置した後(1~24時間)、水洗いする。」
放置した後(1~24時間)……
1~24時間!!

ざっくり!! そして長い!!
この放置時間ならカビ取りしていることをすぐ忘れてしまう私でも大丈夫。

そしてこれだけ時間の幅があると、仕事がある平日でもカビ取りができます。例えば朝寝起きに気になる汚れに塗って、覚えていたら家を出る前に流してもいいし、忘れていたら夕方帰宅してから流してもいい。放置時間をあまり気にしなくていいから本当に楽なんです。

このおおらかすぎるサイズ感と放置時間。
ここが「かびとりいっぱつ」に私が一発でとりこになったポイントなんです。

【レポート2】こんな収納方法もあります

でもこの大きさ、収納するときはネックになりそうですよね。しかも自立しない形。
実際かびとりいっぱつを使っている人の中にも、立てておくと倒れてくる、という声を聞きます。

そこで私の収納方法をご紹介。

かびとりいっぱつの収納方法

チューブは「ストック ザ 収納 イン ザ 缶」。

安定感のある缶にまとめて立てておくと、大きなチューブでも倒れないし省スペースで収納できます。
缶はサビる心配もあるのですが、プラスチック製よりもしっかりしていて重みのあるものの縦収納に便利なので、私はこんな空き缶を利用しています。

【レポート3】「かびとりいっぱつ」の汚れ落ちは?

さてここからは、「かびとりいっぱつ」を実際に使ってみた汚れ落ちをレポートします!

かびとりいっぱつで「お風呂ゴシゴシ洗い」をやめる

まずパッキンの汚れ部分にかびとりいっぱつを塗ります。

かびとりいっぱつで「お風呂ゴシゴシ洗い」をやめる

この状態で6時間ほど放置して洗い流しました。

以上! すごく簡単です!

そして汚れ落ちのビフォーアフターがこちらです。

▼ まずはビフォーから。

お風呂のパッキンについた黒カビ汚れ

パッキンに黒い点や汚れがついています。

▼ アフターがこちら。

かびとりいっぱつできれいになったパッキン

パッキンの汚れがとれて真っ白になりました!

かびとりいっぱつを使うと、ゴシゴシしなくても簡単に黒ずみ汚れや黒い点々汚れが落ちました。ここでは控えめな汚れの写真を紹介したのですが、実はもっと汚れたところにも使っています。もちろん頑固な汚れが簡単に落ちてすっかりきれいになりました!

【レポート4】意外な発見があった「家族の声」

さて、カビ取り以外にやめ人さんがおすすめされていた「浮かせる収納」。
こちらも試してみたかったのですが、私の家のお風呂は壁にはマグネットがつかないので、実家のお風呂で試してみることにしました。

実家は80代の両親2人暮らし。2人とも年を重ねて力が弱くなったり体を動かしにくくなったりしているので、最近では私が家事の手伝いに行っています。時々、私がお風呂掃除もしているので、今回試してみたかった「マグネットアイテム」を設置することにしました。

お風呂の浮かせる収納「お風呂ゴシゴシ洗い」をやめる

使用したのはこちらのマグネットトレー。大きな磁石で壁にしっかり貼りつきました。

このマグネットトレーにシャンプーやボディソープを入れておくと、底がぬめらないし下からの水ハネがかかりにくいから汚れがつきにくくなりました。私がお風呂掃除をしたときもいちいち移動させてなくていいから楽だし掃除の時短にもなりました。

そして、両親には掃除が楽になったことよりもっといいことがあったそう。それは、「シャンプーやボディソープが、体勢を変えたり手を伸ばさなくても、風呂イスに座ったままの姿勢で使えるからすごくラク」なんだそうです。

確かに、今までは備え付けの棚に置いていたので座る位置からは少し離れていたのですが、これなら一番使いやすい位置に取り付けできるからそれが高齢の両親にとってはすごくよかったみたいです。

掃除を楽にするために取り付けたアイテムですが、お風呂に入っている間にも使いやすいと喜んでもらえたのは、私にとってもうれしい声でした。

「お風呂ゴシゴシ洗い」のやめ人さんに突撃してわかったこと

やめ人さんから教えてもらった「お風呂ゴシゴシ洗いやめ」。教えてもらった方法3つのうち2つを試してみました。鏡のウロコ対策もやってみたかったのですが、今回はスクイージーを買ったばっかりで、その効果はすぐには実感できず。残念……! でも本当にウロコがつきにくくなるのか、これから毎日こっそり確認したいと思います。

今回の「お風呂ゴシゴシ洗いやめ」で2つの方法を試して実感したことは

力じゃないのよ汚れは

汚れているからと力まかせにゴシゴシこすると、疲れるしお風呂のパッキンなどは傷んだりはがれたりすることもあります。また家族に高齢者がいると、お風呂のような狭い空間で掃除したり無理な体勢をとったりするのは、体を傷めそうで心配になります。

今回は、塗るだけ、浮かせるだけでそんなストレスを減らすことができました。便利なアイテムはこれからもどんどん活用して家事をラクにしていきたいなと改めて思いました。

ちなみに私の推し「かびとりいっぱつ」はこちらです。気になった方はぜひ試してみてくださいね!

かびとりいっぱつ

かびとりいっぱつ

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