家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。
洗濯したのにシワや汚れが落ちていない気がする…と思ったことはありませんか?
もし洗濯ネットに入れて洗濯したのだとしたら、「洗濯物の量」が適切でなかった可能性が!
「まだまだ詰められる」と洗濯ネットに洗濯物を入れすぎるのは、実はNGな行為なんです。
こちらの記事では、洗濯ネットに入れる洗濯物の目安量についてご紹介していきます。
洗濯物を洗濯ネットにぎゅうぎゅうに詰めていませんか?
突然ですが、クイズです。
洗濯ネットに入っている洗濯物の量が正しいのはどちらでしょうか。
ちなみにAとB、どちらも同じ洗濯ネットを使用しています。
AにはTシャツが4枚、BにはTシャツが2枚入っています。
正直、どちらもまだ頑張れば詰められそうと思った方もいるのでは?
正解は……なんとB!
意外と少ない!と感じた方が多いと思いますが、これがこの洗濯ネット「洗濯物の目安量」なんです。
洗濯ネットに入れる洗濯物の量はネットの大きさの7割程度。
この丸型洗濯ネット・大(33cm)の場合、Tシャツなら2枚が目安量なんですよ。
洗濯ネットに洗濯物を入れすぎるとどうなる?
洗濯ネットに洗濯物を入れ過ぎると、当然のことながら汚れ落ちは悪くなります。
とくに丸型の洗濯ネットの場合、このように満タンに入れると洗濯ネットの中で洗濯物が回らなくなります。
洗濯物が回るから汚れ落ちに優れている丸型なのに、これでは良さが全く発揮できませんね。
しっかり汚れを落とすためにも、洗濯ネットには余裕が大事ということです。
目安量より少ないとシワの原因に
逆に洗濯物が目安量より少ないと、洗濯ネットの中で洗濯物が片寄ってしまうことも…。
これは、型崩れの原因になるので注意が必要です。
とくに角型は型崩れのしにくさが特徴。
角型ガードネット・大(40cm×50cm)の目安量のワイシャツ2枚を入れてみました。
型崩れやシワを防ぐために丁寧にたたんで入れても、量が少なくて片寄ってしまったら角型の洗濯ネットを使う意味がありません。
洗濯ネットに入れる洗濯物は、目安量より少なくてもダメなんです。
洗濯ネットの大きさはどうやって選ぶのが正解?
このように、洗濯ネットには形や大きさに合った洗濯物の目安量があります。
パッケージには、形と大きさ、洗濯物の目安量が表記されていますが、思ったより大きかったなど、サイズ感はいまいちつかみにくいもの。
また、もうひとつ大きなサイズにしようかな?など迷うこともありますね。
こちらは角型ガードネット・大(40cm×50cm)のパッケージ。
洗濯ネットの中では、一番の売れ筋のサイズです。
この洗濯ネットよりひとつ大きいものとなると、角型ガードネット・大物用(50cm×55cm)になります。
ここで角型ガードネット・大(40cm×50cm)と角型ガードネット・大物用(50cm×55cm)の大きさをくらべてみました。
サイズは横10cm、縦5cmの違いですが、実は洗濯物の目安量は大きな差!
「大」はワイシャツ2枚、「大物用」はワイシャツ4枚で、「大物用」は「大」の2倍入れられるということになります。
これは、丸型でも同じ。
丸型ガードネット・大(30cm)の目安量はトレーナーが1枚、丸型ガードネット・大物用(35cm)はトレーナー2枚になります。
購入の際は参考にしてくださいね。
洗濯物は枚数にも注意しよう!
最近は洗濯機の大型化にともなって、サイズの大きい洗濯ネットが発売されています。
こちらは筒型ガードネットジャンボ。
目安量のバスタオル4枚が入っています。
サイズは40cm×55cmと表記されていますが、40cmが直径、55cmが横の長さになります。
マチのある筒型なので、思ったより大きい印象を受けます。
筒型ガードネットジャンボには、シーツやバスタオルなど大きな洗濯物を3~4枚入れるというのが正しい使い方です。
大きいから、入るからといって、シャツやトレーナー、フェイスタオルなどを7枚、8枚…
洗濯物の点数を多くすると、洗濯ネットの中で洗濯物同士が絡まって傷みの原因になります。
洗濯ネットの場合、大は小をかねません。
まとめ
最後に洗濯物の量の目安をまとめました。
毎日の洗濯を快適にするために、洗濯ネットに入れる洗濯物の目安量を意識してみてくださいね。