湘南の海のそばで暮らすライター。保育園・障害児者施設での勤務経験があり、ママやパパが子育て期を「めいっぱい楽しめる」ような情報を発信。 また、幼児期からの早期性教育を推奨していて、家庭で行う「おうち性教育」を広めるために活動中。

【ママ保育士が教える】お支度ボードの作り方。3歳園児・小学1年生向けに
忙しい朝夕の支度や片付けができないお子さんにお困りのママはとても多いようです。そこで、今回は4人の子育て中のママで現役保育士である筆者が「お支度ボード」作りに挑戦してみました。
子どもが自発的にくれるようになるお支度ボードの作り方と、ママからの声掛けのポイントをご紹介します。

子育てママお助けアイテム「お支度ボード」って?
お支度ボードは、子どもが目で見て生活の流れがわかるように作られたボードのこと。準備ボードとも呼ばれています。小さい子どもが生活リズムを作ったり支度を進めるのに最適なので、子育てママのお助けアイテムとして注目を浴びています。
お支度ボードのメリット
わが家の4人の子どもの内、下の2人は春に年少さんと小学生になります。新学期へのモチベーションを高めたい! そこで「お支度ボード」作りに挑戦することに。
お支度ボードには以下のようなメリットがあります。
- 朝の準備がスムーズになる
- 子供の自主性を育つ
- 達成感が味わえる
- 身支度や片付けを習慣化できる
また、毎日マグネットを操作することで、指先を動かすのにも一役買ってくれています。
お支度ボードを手作りするメリット
サイズや素材、作り方などは様々ですが、おすすめはマグネットタイプのお支度ボードです。子どもが簡単に操作できるからです。
お支度ボードを手作りするメリットは
- 100均の材料で作れる
- 実際に使ったあと、子どもに合わせられる
- 子どもの成長に応じて、追加できる
実際に使って、もっと調整が必要だと感じたところは追加したり除いたりしていけるのが、手作りのお仕度ボードのいいところです。
100均でそろう!お支度ボードの材料

お支度ボードの材料は、100円ショップでそろえることができます。
<お支度ボード(2人分)>
- ホワイトボード 2枚
- 4個入りマグネット 3個
- マグネットプレート 1枚
- マスキングテープ 2種類
- インクジェット用シール紙
- シール
上記で、1000円以内です。追加で、家にあったシールも使いました。
それでは早速、今回私が作ったお支度ボードの作り方を年齢別にご紹介していきましょう。
【3歳園児のお支度ボード】イラストで楽しく、シンプルにわかりやすく
まずは、3才の娘用のためにお支度ボードを作ります。
3歳園児のお支度ボードの作り方
シールに使うイラストは、無料でダウンロードできる画像を使うことにします。パソコンで「お支度 イラスト 画像 無料」などの検索をするといろんな画像がでてきます。

娘に必要なイラストが入っていた、シンプルでかわいらしいタイプを選んでみました。シール紙に印刷して、必要なイラストを選んで、1枚ずつカットしていきます。

今回、3歳の娘には時計のイラストはまだ早いかなと思ったので除きます。
1枚ずつカットしたら、マグネットにペタペタと貼っていきます。シールの角は、丸いマグネットにはちょっと合わなかったので、折り込んで貼りました。角が気になる場合には、少しだけはさみを入れて丸くカットしてみてください。

シールに色鉛筆を使って色合いを追加してみると、こんな感じの優しい雰囲気のマグネットに変身しました♪
3歳園児のお支度ボードの使い方は?
こちらが完成した「お支度ボード」です!

子どもできたお支度のマグネットは、マスキングテープの下へ自分で移動させる仕組みです。
マグネットを並べて、実際の夕方のシーンを想像してみます……。
今の段階では、保育園の汚れものを出す作業は私がまとめてやった方がスムーズにいくので、ひとまず「よごれものをだす」のマグネットは除きました。時期をみて追加していこうと思っています!
3歳園児のお支度ボードの手作りポイントは?
ちょうど、「自分でやりたい!」という気持ちと「やりたくない!」のイヤイヤ期がある時期です。
なるべくシンプルに、「できたら褒める」→「褒められたらうれしい!」という気持ちを芽生えさせられることを目的にして作りました。
- 項目を多くし過ぎない
- イラストを使う
- シンプルにする
- カラフルにして楽しく
3才児が楽しくお支度ボードを使ってくれるのは、12個くらいが限界かな?と思います。あまり多くするとやる気がなくなってしまうのでは、と思います。
【小学校1年性向け】ひらがなを使って、文字を覚えるボードに
来年小学生になる息子用のお支度ボードも作りました。
小学校1年生向けのお支度ボードの作り方

来年小学生になる息子用のお支度ボードには、マグネットシートを使いました。
アクセントにシンプルな絵柄シールをプリントして貼り付けながらも、文字を主役にして作ってみました。

マグネットを1枚ずつ裏返すと……「やったね」「できたね」のシールが付いています。こういったシールも100円ショップに置いてありますが、今回は家にあったシールを貼り付けました。
こちらのお支度ボードの反省点は、マグネットシートが思ったより薄くて、裏返すと少し反ってしまうこと。ゆっくりと貼り付けないと、ときどきマグネットシートが落ちてしまいます。
両面使うなら、マグネットが強力で分厚いものを選ぶと使いやすいと思います。
小学校1年性向けのお支度ボードのポイントは?
- マグネットシートを使って、ひらがなを主役に
- 達成感がでるよう、両面タイプにする
「ひらがなに慣れて欲しい」と思ったので、文字を主役に。またマグネットシートにしたのも「妹と差を付けてあげたかった」から。年齢に合わせられるのも、手作りのよいところです。
子供が自分でできるようになるための「お支度ボード+αのアイデア」
せっかくお支度ボードを作っても、物の場所が分かりにくかったり、取りにくい場所にあったりしたら、「自分で支度をしたい」という気持ちが途切れてしまいがちですよね。
また、子どもに自分から動いてもらうため、意識して「待つ」「見守る」を心掛けることも大事です。
そこで、お支度ボードを使って、自分で身支度でるようになるためのアイデアをご紹介します。
子どもが支度しやすい配置にする

わが家はなるべく子どもの目線や動線を考えた「お支度」の配置を心掛けています。
例えば、保育園のお支度グッズはリビングの一角にひとまとめにています。

玄関に出す靴は1人1足というルールにして、靴箱に靴をしまったら新しい靴を出しています。特にわが家は6人家族なので、このルールを徹底しています。
靴をきれいにそろえられるように、玄関を常にきれいに保っておきたいと思っています。
このように、子どもが自ら仕度しやすい動線を考えながら、ママのできる配置やルールを決めていくのがおすすめです♪
支度ボードで、ポイントのご褒美をあげる

お支度ボードをクリアしたら、毎晩ポイントカードにシールを貼るシステムも考えました。
ポイントカードがいっぱいになったら、週末に駄菓子屋さんのおやつを買いに行ける200円がゲットできるというシステムです。
平日は保育園で買い物になかなか一緒に行けないので、このポイントカードはうれしかったようです。ちなみにシールは1枚ずつハサミで切り取っておくと渡しやすく、子どもも自分でシールをはがしやすくなりますよ♪
「大きな独り言」作戦
私自身も、油断すると「次は何するんだっけ?」「靴そろえようね」など、先回りして言葉をかけてしまいますが、声を掛けたい気持ちをぐっと飲みこむようにしています。
どうしても言葉で伝えたい!と思ったときには大きな独り言を言ってみたりします。「さ、バイキンがいるからママは手を洗うよ~」とか「お靴をはくときに、さかさだと履きにくいからそろえよっと!」などです。
ママの大きな独り言を聞いた子どもが、自分で気付いて動いてくれるときはとてもうれしいですよ。大きな独り言作戦、ぜひ試してみてください。
「パペット人形」作戦

また、ママの言葉をパペットや人形に言ってもらうという方法もあります。特に、保育園・幼稚園くらいのお子さんには効果的なので、おすすめです。パペットや人形になりきって、声色も変化させて挑戦してみてください♪
お支度ボードを手作りして、わが家の子どもの変化
今回は、話題のお支度ボードを簡単に楽しく作る方法をご紹介しました。
3才と6才の我が家の子どもたちも、お支度ボードを使い始めたことで、楽しく生活の流れを理解できるようになった様子。私も、朝夕に子どもたちと一緒に「お支度ボード」を触る時間を楽しんでいます。また、ポイントカードにシールがたまって、週末に駄菓子屋さんにいくのを想像するのも親子の楽しみのひとつになっています。
最近、子どもが生活の中で、自分のやることがわかってきたなと感じます。私も自然と「~しようね」「時間だよ」「何すればいいかな?」といった普段なるべく使いたくないような声掛けが減ってきました。
今回ご紹介したお支度ボードを使う方法以外にも、
- カードに絵を描いて渡してみる
- カレンダーに丸を付けてみる
もし作るのが大変と思われる場合は、市販のお支度ボードもあります。もし作るのが大変と思われる場合は、市販のお支度ボードもあります。これらを上手に使いながら、子どもが身支度や片付けなどを習慣にできるように、一緒に楽しんでいきましょうね。

お支度ボード
アイテムを見る公開日:2021年12月16日
更新日:2025年4月3日
