howsie magazine

重宝するのは? 一人暮らし経験者100人に聞いた送ると喜ばれるもの

重宝するのは? 一人暮らし経験者100人に聞いた送ると喜ばれるもの

家事のコツ

子どもが一人暮らしを始めて、ちゃんとご飯を食べているのか不安という親は多いはず。仕送りで何か送りたいと考える人も多いのでは。
今回は実際に一人暮らしを経験した人100人にアンケート。送ってもらってうれしかったものを調査しました。

家事のコツや収納術、インテリアやおでかけにまつわる話などを通して「わたしらしい暮らし方」をご提案します。

一人暮らしで仕送りしてもらってうれしかったものは?

一人暮らしで送ってもらってうれしかったものを聞いてみました。

「一人暮らしで仕送りしてもらってうれしかったもの」の円グラフ

食品を送ってもらってうれしかったという意見が大半をしめました。ではどんな食品が喜ばれているのかさっそく見ていきましょう。

1位:お米

一人暮らし送ると喜ばれる「お米」

1位はお米。やはり日本人にはならなくてはならない主食に声が集まりました。

「お米さえあれば耐えられます。」(20代・男性・アルバイト)

「主食でなくなると困るけど、部屋が広くないので保存に場所をとるから、3か月くらいもつ量がうれしいです。」(20代・女性・会社員)

「自分で買って持って帰るのは重いし、けっこう高いので送ってもらえるとありがたいです。」(20代・女性・パート)

お米さえあればなんとかなるという意見が多数。ただ一気に大量に送ってしまうと、一人暮らしの部屋で邪魔になってしまうことも。しかもお米を長期保存すると劣化や虫がつくこともあるので、2~3か月で食べ切れる量を送ってあげるのがいいですね。

こんなアイテムを一緒に送ると、一人暮らしでもお米の鮮度を保っておいしいご飯を食べられますよ。

<p><b>一緒に送るのにおすすめitem</b><br />
お米を冷蔵庫で保存できる袋。空気を抜いて最小限のスペースで保存できるのがうれしい点。3kgのお米が入るので、一人暮らしの保存にぴったりです。</p>

「marna/マーナ」極 お米保存袋

アイテムを見る

一緒に送るのにおすすめitem
お米を冷蔵庫で保存できる袋。空気を抜いて最小限のスペースで保存できるのがうれしい点。3kgのお米が入るので、一人暮らしの保存にぴったりです。

2位:インスタント食品・レトルト食品

一人暮らしの人に送ると喜ばれる「インスタント・レトルト食品」

2位は手軽に調理できるインスタントやレトルトの食品。料理が全くできない人の救世主でもある食品ですよね。

「買い物に行けないときや自炊がしんどい時、すぐ食べられるのでレトルト食品が助かります。」(30代・男性・会社員)

「一人暮らしではなかなか作るのがめんどうな、インスタントの味噌汁やスープの素がうれしかった」(20代・女性・会社員)

「冷蔵庫の中がすぐいっぱいになるので、常温保存ができるレトルト食品がうれしい。」(20代・2人暮らし)

疲れた時や体調が悪い時も、誰も食事の用意をしてくれない一人暮らし。買い物に行くのもつらい、という時には、温めたりお湯を注ぐだけで食べられるインスタント・レトルト食品は大助かり。ただストックしておく場所が確保されていないと、送った食品が部屋の一角で山になってしまうことも。こちらも一気に送らないよう配慮が必要です。

<p><b>一緒に送るのにおすすめitem</b><br />
レトルトパウチをお湯から取り出すときにはトングに、パウチを切るときにはハサミに、そしてレトルトを最後の一滴まで逃さないよう絞り出し器にもなるアイテム。一人暮らしではキッチンハサミなといった専用アイテムは、場所をとることになるので、こういったアイテムがあるととっても便利。</p>

レトルトしぼりカッター

アイテムを見る

一緒に送るのにおすすめitem
レトルトパウチをお湯から取り出すときにはトングに、パウチを切るときにはハサミに、そしてレトルトを最後の一滴まで逃さないよう絞り出し器にもなるアイテム。一人暮らしではキッチンハサミなといった専用アイテムは、場所をとることになるので、こういったアイテムがあるととっても便利。

3位:飲み物

一人暮らしの人に送ると喜ばれる「飲料水」

3位は水、お茶、ジュースなどの飲み物。

「水を買って帰るのが重くて大変。ケースで送ってもらえると安心だしありがたいです。」(20代・女性・会社員)

「コーヒーや紅茶はよく飲むし、家にあるとQOLが5%ぐらい上昇します。」(20代・男性・会社員)

実家で買った水やウォーターサーバーの水を飲んでいたという人は、一人暮らしになったからといって水道の水をそのまま飲むのは抵抗があるでしょう。でも買うには重いしお金もかかるので送ってほしいという声が多数。毎日用だけでなく、防災備蓄としてストックも必要と考えると、ケース単位で送ってあげるのがベストかもしれません。

4位:缶詰

一人暮らし送ると喜ばれる「缶詰め」

長期保存の帝王、缶詰。フタを開けるだけで食べられる缶詰は一人暮らしの強い味方。保存期間も年単位と群を抜いているという理由か4位に輝きました。

「いちいち賞味期限を気にするのが面倒なので、保存期間が長い缶詰は助かる。」(20代・男性・会社員)

「昔一人暮らしをしていたときには、フルーツの缶詰はありがたいかったです。フレッシュな果物は買うお金がないし、そのまま送られても食べきれないかもしれないので。」(40代・女性・パート)

賞味期限のチェックが面倒になりそうなら、缶詰メインで送ってあげるのも手。定番のツナやサバ缶の他にも、メインになるカレーや、フルーツ缶のデザート系、ちょっとお高いおつまみ系が喜ばれるようです。また、一人暮らしでも防災意識が高まっているので、遠く離れる子供が心配で送っている&親から送ってもらうとうれしいという声もありました。

5位:地方の名産物

5位に入ったのは、地元でしか手に入らない食品。

「地元にしかない調味料や食べ物は懐かしくて、時々むしょうに食べたくなります。」(40代・男性・会社員)

「離れて住んでいると地元の名産品が調達できない。でも実家で食べた味が懐かしくなるので、実際送ってもらっていました。」(30代・女性・専業主婦)

実家では当たり前に食べていたものが、引っ越し先では売られてなくてあ然としたという人も。特に新生活でホームシックになってしまった時は、地元の食べ物を口にするだけでもホッとして癒されるかもしれません。好きな名産品があれば、仕送りの中にそっと忍ばせておくと喜ばれるはず。

6位:お菓子

一人暮らし送ると喜ばれる「お菓子」

6位には意外にもお菓子がランクイン。一人暮らしならつい買ってしまうもののような気がしますが、なぜなのでしょう?

「メインになる食材を先に買うので、お菓子を買うお金の余裕がなくなるから。」(20代・1人暮らし)

「お菓子を買うお金がない。たまに食べたくなるからうれしい。特に関西地方にしか売ってないカールを送ってもらうとテンションあがる」(20代・1人暮らし)

自分ではお菓子を買わないからという声が多数。食べたくなってもわざわざ買いに行くのも面倒なのかもしれません。でも疲れた時には甘いものを食べることで元気になることも。また、地方の名産物ともいえるご当地お菓子を送ってもらうとうれしいという声も。関東地方の人からは「カール」という声も聞かれました。

下記の記事では、そんな送ってもらったお菓子を収納するアイデアをご紹介。一緒に参考にしてみてください。

>>お菓子収納のアイデア。ごちゃつかせないための3STEP

7位:調味料

一人暮らしの人に送ると喜ばれる「調味料」

7位は、調味料類。しょうゆやみりん、砂糖など自炊派にとっては必須の食品です。

「自炊していると意外と早くなくなる。調味料がいろいろあると、同じ料理でも味を変えられるので楽しいです。」(20代・1人暮らし)

「健康的でおいしい調味料を送ってもらうとテンション上がるし、親の気遣いがうれしいです。」(40代・3人暮らし)

ワンパターンになりがちな一人暮らしの料理。調味料で味変は自炊派の必須テクかもしれません。また自分で買いにいくとどうしても最安ランクのものを買いがち、ちょっとお高めな調味料がうれしいとの声も。調味料でリッチな気分が味わえるなら、奮発しておいしいものを送ってあげたくなりますね。

8位:手作りのおかず

一人暮らし送ると喜ばれる「手作りおかず」を入れる「ライクイット  調理ができる保存容器」

8位は、スーパーでは手に入らない、手作りのおかず。どうやって送ってもらっているのか気になります。

「お母さんの手作りおかず。やさしい味で元気が出ます。」(40代・4人暮らし)

「母の味が恋しくなります。特にお漬物は送ってもらうとうれしいです。」(50代・5人暮らし)

自炊しない派は手作りおかずを冷凍して送ってもらうと、解凍するだけで食べられるのでうれしいそう。自炊派でも、あまり作らない揚げ物や煮物は送ると喜ばれます。冷凍おかずを詰めた袋や容器には、料理名と賞味期限を書いておきましょう。一般的に冷凍おかずの賞味期限は2週間以内です。また確実に受け取れるよう、日にちや時間を確認して送ってあげることも大切です。

<p><b>一緒に送るのにおすすめitem</b><br />
レンジ調理も冷蔵庫保存もできる保存容器。パッキン付きで完全密封で汁漏れの心配もなし。そのまま食卓に並べられるのも◎。おかずを送るときに重宝するアイテムです。</p>

「like-it /ライクイット」調理ができる保存容器

アイテムを見る

一緒に送るのにおすすめitem
レンジ調理も冷蔵庫保存もできる保存容器。パッキン付きで完全密封で汁漏れの心配もなし。そのまま食卓に並べられるのも◎。おかずを送るときに重宝するアイテムです。

9位:そうめんやパスタなどの麺類

一人暮らしの人に送ると喜ばれる「そうめん・パスタなどの麺類」

9位は、そうめんやパスタなどの乾麺。

「主食になるし、細長くてあまり場所をとらないから送ってもらうとうれしいです。」(20代・1人く暮らし)

「保存がきくし、簡単に調理できるので送ってもらうと助かります。」(40代・2人暮らし)

一人暮らしの食事で、麺類はお米の次に重宝する食品かもしれません。特に乾麺だと日持ちするから助かるという声が多数。お中元でもらったそうめんがあれば、分けて送ってあげましょう。麺とつゆ、パスタとパスタソースをセットにして送ってあげると、気がきいてると喜ばれそうです。

10位:野菜・果物

一人暮らし送ると喜ばれる「野菜」

10位には、野菜や果物がランクイン。

「新鮮な野菜が送られてくるとうれしいです。」(40代・2人暮らし)

「果物は自分では買わないし、お金の余裕的に買えないので送ってもらわないと口にしないから。」(20代・1人暮らし)

フレッシュな野菜や果物を送ってもらうとうれしいという声が。自分で買うには高いという意見も多数みられました。ただ食べきれずムダになってしまう可能性もあるので、送るならどのくらいの量がいいのか聞いてからにしたほうがよさそうです。

下記の記事では野菜を長持ちさせるテクニックをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

>> 無駄にしない「野菜の長持ちテクニック」

ランク外】食品以外ではこんな意見も

番外編として、食品以外にはこんなものがうれしいという声を集めました。

「ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品。買うとかさばるので。」(20代・2人暮らし)

「洗剤はすぐになくなるし、買うと重いので送ってもらうとうれしいです。」(40代・4人暮らし)

「風邪薬などよく使う医薬品。ストックないと風邪をひいた時にめちゃくちゃ困るから。」(20代・1人暮らし)

毎日必ず使う日用品はいくらあってもうれしいとの声が。また薬は、体調が悪くなってからでは一人で買いにいくのも大変。一人暮らしで困った事態にならないためにも、常備薬を送ってあげると安心です。

アンケートから見えた、送ると喜ばれるものの特徴とは

日持ちして場所をとらないものがベスト。お米やインスタント食品などはなくなるくらいを見計らって送ってあげるといいですね。

特にお金に余裕がない学生の一人暮らしなら、節約しやすい食費を最初に削ってしまいがち。でも元気の素はきちんと食べること。まずは食事をしっかりとれるよう、サポートしてあげたいものです。

ただ「送る前にほしいものを聞いてほしい」という、ごもっともな意見も。気持ちが先走ってあれもこれもとならないよう、本当に喜ばれるものを仕送りしてあげたいですね。