輸入雑貨店での販売経験をもつ、Webライター。 北欧のスローライフに興味があり、北欧式整理収納プランナーの資格を取得しました。インテリアや収納、ライフスタイルなど、心地よい空間づくりのヒントを発信。 現在のモットーは「背伸びしすぎない、ていねいな暮らし」です。
「スイッチを入れるだけ」で香りが楽しめると人気のキャンドルウォーマー。
今回は、その魅力をご紹介しつつ、おすすめのアイテムをご紹介します。ぜひお気に入りのキャンドルウォーマーを手に入れて、リラックスタイムを過ごしましょう。
キャンドルウォーマーとは
キャンドルウォーマーは、電気の熱でキャンドルを溶かして香りを楽しむアイテムです。
火をつけて使うアロマキャンドルとは異なり、火を使わないのが最大の特徴です。
その魅力は主に3つあります。
【魅力1】火を使わないから安心
火事の心配をしなくてよいので、ベッドサイドやワークスペースでも安心して使えます。また、煙やススがでないので、快適というのも大きな魅力のひとつです。
【魅力2】使い勝手がいい
アロマキャンドルをセットし、電気をつけるだけ。電源思い立ったときにすぐに使える勝手のよさも人気のヒミツです。
【魅力3】ロウの減りが少なく経済的
アロマキャンドルの場合、火を灯すのでロウは気体になって少しずつ減っていきますよね。ところがキャンドルウォーマーなら、ロウが溶けても冷えればまた固まります。そのため長く使うことができ、経済的です。
ただ、火事の心配がなく集合住宅や子どものいる家庭で香りが楽しみたいというなら、ぴったりなアイテムといえます。
失敗しないキャンドルウォーマーの選び方とは
キャンドルウォーマーには、いろいろな種類があります。自分のライフスタイルをイメージしながら、優先したいポイントを決めて選ぶのがおすすめです。おさえておきたいポイントは4つあります。
【ポイント1】デザインをチェック
キャンドルウォーマーは、インテリアアイテムとして見える場所に置いて楽しみたいもの。お部屋の中に置いたイメージを浮かべながら、好きなデザインを選ぶとよいでしょう。
それでも迷った場合は、以下を参考にしてくださいね。
<部屋のスタイル別、おすすめのキャンドルウォーマー>
- エレガント、ホテルライクの部屋……大理石のキャンドルウォーマー
- ロマンティック、ヨーロピアンの部屋……ガラスやクリスタル製のキャンドルウォーマー
- アンティーク、レトロの部屋……アイアン製のキャンドルウォーマー
- モダン、シンプルの部屋……モノトーン調のキャンドルウォーマー
それでも「選べない」と迷ったら、部屋の中で主張しない、装飾のないシンプルかつミニマムなデザインをものを選ぶとよいでしょう。
【ポイント2】電源タイプをチェック
キャンドルウォーマーはコードを使うタイプが多く、置き場所が限定される場合も。
購入する前にコンセントの位置をチェックしたり、USB式を選んだりするようにしましょう。
【ポイント3】使えるキャンドルのサイズをチェック
キャンドルウォーマーを選ぶときは、使えるキャンドルのサイズの確認をお忘れなく。
台座の幅が合っていないとロウソクが倒れやすくなり、ヤケドにつながる場合も。
逆に、キャンドルが小さすぎて、電球とキャンドルの距離が離れすぎているとロウが溶けず、香りが広がらないので気を付けましょう。
また置く場所によっても最適な大きさは異なります。
例えばリビングやダイニングなど、広いスペースには大き目がおすすめ。逆にベッドやデスクサイドには、コンパクトなタイプが向いています。
使う部屋の広さに合ったサイズのキャンドルウォーマーを選ぶと、インテリアとのバランスがよくなるので事前にどこに置くかということも考えながら、選ぶとよいでしょう。
もし使いたいキャンドルが決まっているのなら、そのキャンドルサイズにあったキャンドルウォーマーを選ぶというのもひとつの手。このとき同じキャンドルを使っている人の口コミを参考にしてみるのもいいかもしれませんね。
【ポイント4】「プラス機能」をチェック
「気に入ってはいるけど、あまり使わない」というようなことがないように、デザインだけはなく使い勝手のよさもちゃんとチェック。特に選ぶときに注目したい「プラス機能」は、下記の5つです。
- 明るさが調節できるか
- シェードの高さが調節できるか(いろいろなサイズのキャンドルを楽しみたいか)
- 倒れにくい滑り止め付きか
- 持ち手が付いているか
- 防サビ加工が施されているか
とくに、「明るさを調節できるもの」というのは、キャンドルの溶け具合を調節できる=香りの濃さも調節できるということです。また、キャンドルをセットせずテーブルランプとしても使いたいと思っているなら、明るさを調節できるものの方がベター。
ライフスタイルにそって、こだわりたい点を考えて選んで、お買い物の失敗を防ぎたいものです。
癒しの空間を演出。キャンドルウォーマーのおすすめ4選
色々なタイプを集めてみましたので、ぜひキャンドルウォーマー選びの参考にしてくださいね。
インフルエンサーにもファンが多いひと品
ランタンのようなデザインがおしゃれなキャンドルウォーマーランプ。北欧やナチュラルテイストのインテリアによく似合います。コンパクトに置けるタイプで、デスクや寝室におすすめです。
ハウジーマガジンで活躍中のライフオーガナイザー山本瑠実さんも、「香る照明 キャンドルウォーマーとアロマキャンドルで楽しむ癒しの時間」の記事の中で紹介されているのでぜひご覧ください。
テーブルランプとしても使えると人気
お部屋の雰囲気や使う人を選ばないシンプルなデザインが魅力。本を読める程度の明るさがあるので、テーブルランプとしても人気です。キャンドル台からライトまでの高さがあるので、背の高いキャンドルを使いたいときにもおすすめ。
存在感のあるインテリアとして活躍
アンティークランタン風のデザインが魅力のキャンドルウォーマーです。高さのあるキャンドルが置きやすく、サイズを気にせず好きなものを使えるのがうれしい点。リビングやダイニングなど広めのお部屋で、存在感のあるインテリアとして活躍します。
香りと美しい陰影で癒しの空間に
明かりをつけると、レース模様のようなシルエットがテーブルや壁に映し出され、幻想的な雰囲気を楽しめます。好きなキャンドルの香りと美しい明かりでリラックス効果抜群。来客時のおもてなしとして、リビングやエントランスに置いても素敵です。
キャンドルウォーマーで手軽に贅沢タイムを楽しもう
キャンドルウォーマーなら手軽に楽しめるので、最後まで使いきれなかったキャンドルが家にあるというとき人にもおすすめ。
「火が揺れる姿を眺めながらリラックスしたい」という方には炎のゆらめきがないとものたりなく感じるかもしれませんが、それ以上の魅力がキャンドルウォーマーにはいっぱい。
お気に入りの香りや柔らかい光と一緒に、素敵なリラックスタイムをお過ごしくださいね。