北海道の庭で、野菜と共にハーブ・野草・山菜を育てる菜園家。また、それらの食材の楽しみ方・調理方法をプロとして、Yahoo!などの様々なメディアで発信している。Instagram・ブログ『料理+菜園づくり 食育インストラクターracssの日々の暮らし』で、その様子を公開中。
プレゼントの包装紙などに添えたいリボンやギフトシール。
1シートにたくさんついている市販のギフトシールはとても便利ですが、「ちょっと物足りないなあ」と感じるときはありませんか?
今回は市販のラッピング用シールを、簡単に作れる可愛いリボン飾りで華やかに変身させる方法をご紹介します。
オリジナルのリボン飾りに必要なものと使用する道具
まずはギフトシールや、好きな柄のシールを用意します。
リボンは長さ20㎝程度あればいいので、手持ちの端切れリボンでOK。
幅は細い方が使いやすいので5mmから6mm幅がおすすめですが、デザインによって10mm幅以上のものを使うアイデアもご紹介しています。
使用する道具
- はさみ
- ステープラー(ホッチキス)
- テープ糊(その他の糊でも代用できます)
【基本編】細いリボンと大きめシールで作ってみよう
1.幅6mm、長さ20cmにカットしたリボンを2本とシールを用意します。
このシールの大きさは横4cm・縦cmです。できるだけ大きめのシールのほうが扱いやすいです。
2.リボンをくるっとひねって中心をステープラーで留めます。
3.ステープラーの針を隠すようにしてシールを重ねます。
4.できあがり!
同じ方法で作ったピンクのバージョン
こちらは幅10mmのピンクのリボンをベースに、細い金ライン入りのリボンを重ねています。
ひねり方を細めにし、下に伸ばすリボン部分を長めにして、ちょっとタイ風になるようにつけてみました。
リボンの組み合わせや、長さのバランスを変えるとイメージも変わってくるので、いくつか作ってみて好みのバランスを見つけてください。
包装紙にくっつきにくい場合の対処方法
シールの裏側にリボンをつけると、肝心の包装紙にくっつく糊面が少なくなってしまいます。
そこでテープ糊を活用します。
作ったシールの裏側の粘着力が不足している部分にテープ糊をつけましょう。
テープ糊はテープ状になった両面テープがセットされているもので、べたつかずしっかりした粘着力があるのでとても便利です。
もちろん他のボンドや両面テープでも代用できます。
【応用編】リボン飾りのおすすめ3パターン
リボンの重ね方やひねり方を変えるだけで様々なアレンジが可能です。
手もちの色々なシールでアレンジしてみましょう。
リボンの付け方を変えた3パターンをご紹介します。
- 上 :ちょっと凝って見えますが、3つのリボンを重ねただけ。
- 右下:トリコロールカラーのリボンを使いたくて作ったもの。
- 左下:絵本みたいなシールの柄を生かすために作った形。
どれもリボンの長さは約20cm。
簡単なので、ぜひ試してみてください。
【1】トリコロールカラーは横長シールと好相性
リボンのサイズはちょっと太めの12mm幅。
このように8の字に留めています。横長のシールと合わせてみました。
【2】シールが主役なら、シンプルなリボン飾りがおすすめ
リボンの幅は10mmです。裏側はこんな風になっています。
リボンを貼り付けてからバランスを見て長さをカットし、端は三角に切り取りました。
【3】重ねる&カールリボンで華やかさをアップ
カールさせた青と水色のリボン(6mm)を2本と、蝶結び風にしたストライプのもの(86mm)を重ねて留めています。
●リボンをくるんとカールさせる方法
カールリボンは、はさみの背中などでしごいて伸ばすようにすると、くるんとカールするようにできています。
華やかさをアップしたいときに使ってみてください。
【番外編】「ワレモノ」「水濡れ厳禁」もシールでアレンジ
梱包用の注意書きシールもアレンジできます。
まず、対角線上にリボンをつけてバツ印のようにします。
はがれないようにリボンの裏側全体にテープ糊をつけて、しっかり留まるようにしましょう。
プレゼントを宅配便で送るときの段ボールに貼ると、よく目立って可愛らしい注意書きになります。
素材を変えて自分らしく
今回ご紹介したアレンジは、市販のシールとリボンの端切れがあれば簡単に出来ます。
普通のリボン以外に、カラフルな紐や毛糸、レーステープなどを使って季節感や個性を出すのもおすすめ。
さらに今回は「番外編」として梱包用の注意書きシールを使ったアイデアもお見せしましたが、他にも文具のラベルシールや丸シールなどを使ってもアイデア次第で面白いものができそうです。
おわりに
とても簡単なオリジナルギフトシールの作り方をご紹介しました。あげる予定がなくてもギフトシールだけどんどん作りたくなってしまうかも?
でもシールはいったん台紙からはがすと、乾燥したりゴミがついたりして粘着力が弱まる恐れがあります。
もし、たくさん作ってしまった場合は、手持ちの紙袋や箱に貼っておいてください。そうすればいざ渡したいものができたときにそのまま使えますよ。