①パラソルハンガーと②角ハンガーのタオルの干し方にまつわるアレコレを調査中。
①パラソルハンガー(株式会社オーエ)
②角ハンガー(株式会社オーエ)
※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。
10枚ずつ干したタオルは、②角ハンガーの方が速く乾くという結果になりました。
(詳しくはタオルの干し方比較【2】)
同じシリーズの記事はこちら
タオルの干し方比較
目次
取り込みが速いのは角ハンガーよりパラソルハンガー
タオルが乾いたら次は取り込み。
取り込みが速くできるというのも大事なポイントですね。
①パラソルハンガーは軽く引っぱるだけで、サッとはずすことができます。
タオルをフックに挟みこんでいるだけなのでとても簡単。
10枚のタオルを取り込むのにかかった時間は15秒でした。
一方、こちら②角ハンガーは、ひとつひとつピンチからはずさなくてはなりません。
タオルを引っぱりたい気持ちをおさえて…
無理に引っぱるとタオルを傷めるし、ピンチにもよくありません。
かかった時間は21秒。
先ほどの①パラソルハンガーは15秒でしたね。
見た目の印象ほど差はありませんが、②角ハンガーのほうが時間がかかるという結果になりました。
ハンガーの傾きどうにかならないの?
取り込み時に気になったのはハンガーの傾き。
とくに②角ハンガーはこの通り。
片一方から順番に作業すれば傾くのは当然といえば当然ですが…
左右交互に作業すれば傾きませんが、時間はかかってしまいます。
①パラソルハンガーの場合、バランスを取りながら作業するのはさらになかなか面倒。
お向かい同士で作業していけばいいのですが、その度にハンガーを半回転させることになります。
きっちりお向かいではなくても、例えば足5本空けるなどすると、傾きは少なくなりますよ。
タオルを干すハンガーに求めるものは?
これまでの結果をまとめました。
こうして見てみると、ハンガーにはそれぞれ得手不得手があるものですね。
少しでも使い勝手を良くしたい!
というわけで、残念ポイントを克服するアイディアを、それぞれのハンガー愛用者に聞いてみました。
パラソルハンガー派の速く乾くタオルの干し方
パラソルハンガーは、毎日タオルをたくさん干すからとか、乾いたタオルの形がキレイだからという理由で使っている方が多いようです。
でも、乾くのが遅いという事実はやっぱり気になりますよね。
確かにテストでは、②角ハンガーよりタオルが乾くのが遅かった①パラソルハンガー。
なんとかならないものかと、タオル干しはパラソルハンガー派の方に聞いてみると、「タオルはできるだけ重ならないように干しているよ」とのこと。
なるほど、こういう干し方ですね。
これならタオルの大きな面積に風が通ります。
洗濯モノを速く乾かすコツは、風に当たる面積を大きく確保すること。
ただ、この干し方だとタオルの中途半端なところに折り目がついてしまいます。
タオルのたたみやすさは、少々損なわれますが、乾いたタオルのキレイさは、タオルを半分にして干した場合と、そう変わりありませんでした。
角ハンガー派のタオルを丸めるアイディア
タオル干しに角ハンガーを使っているという方は、乾くのが速いというのが理由のひとつ。
でも、②角ハンガーで干したタオルの端は、ピンチに引っぱられてアーチのように曲がり、タオルをたたむとこのように端がキレイにそろいません。
「これって気にならない?」と角ハンガー派に聞いてみると、「タオルは丸めて収納しているんですよ!」との答え。
なるほど…こういうことですね!
これならタオルの端が少々曲がっていても気になりません。
収納する場所にもよりますが、タオルはたたまずに丸めるほうがラクかも。
タオルは毎日お洗濯する方が多いと思います。
タオルを干すハンガーに求めることは?
優先するポイントを整理してハンガーを選び、快適にタオルを干してくださいね。
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