角ハンガーを5つの実験で比べた結果から分かるおすすめハンガーの選び方

「角ハンガーを買い換えようと思っているけど、もっと良い商品はないのかな?」

「おすすめの使いやすいハンガーってないのかな?」

といったお悩みにお答えするため、角ハンガーの様々な実験を5つ実施しました。

角ハンガー比較5つの実験

1.角ハンガーの耐久性について比較する実験

2.ハンガーのピンチのつまみやすさに注目する実験

3.洗濯バサミが絡まる原因調査とその改善方法

4.ハンガーの重みでたゆまない材質を比較

5.角ハンガーの洗濯バサミの並び方を比較

巷では、様々なタイプのハンガーが存在しています。

でも、どれにするのか選ぶ前にこれを読んでおくと、どのタイプのハンガーが乾きやすいのか(干しやすいのか)といったことを事前に知ることができます。

ぜひ、最後までご覧いただければと思います。

それでは、Let’s くらべルート!

【1】耐久性重視ならステンレスとポリカーボネートがおすすめ

くつ下や下着など、小物を一気にたくさん干したい!ということなら、洗濯バサミがたくさんついた角ハンガーが便利です。
でも、よくある悩みとして聞くのが、この洗濯バサミ(ピンチ)部分が割れる!ということ。
つまんだだけでバリバリッと割れた…なんて話をよく耳にします。
「これでは、衣類やタオルが干せない!」

そこで今回は、角ハンガーの耐久性について比較していきたいと思います。

ハンガーの決め手はピンチ

丸ハンガーや角ハンガーなどは別名ピンチハンガーとも呼ばれています。ピンチとは洗濯バサミのことで、英語の「pinch(つまむ・はさむ)」からきています。通販の説明やパッケージには、ピンチ24個付きや、ピンチ40個付きというふうにスペック情報が書かれています。
ピンチの数や並び方はもちろん、耐久性を考えるなら、どういう素材かもチェックもしておきたいところですね。
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ピンチが割れる!その原因は?

ピンチが割れる一番の原因は紫外線。
プラスチック、中でもポリプロピレンでできているものは、紫外線によるダメージが大きい材質です。
紫外線が当たると、酸素と反応して酸化し、つながっている分子がバラバラに切れてしまうんだとか。

紫外線に弱いなんて、洗濯を干すのに全然向いてないのでは!?
といいたくもなりますが、多くの角ハンガーはプラスチック、つまりポリプロピレン製であることがほとんど。
こちらはランドリーハンガーという角ハンガー。もちろんポリプロピレンでできています。
kakuhanger-11ピンチが割れても、「1、2個なら問題ない、そのまま使うよ!」という方もおられるかもしれませんが、大抵のピンチはフックに引っかかっているだけなので交換できます。
kakuhanger-6でも、交換しても交換してもピンチが割れるという不便は繰り返されますね…

ピンチが割れにくい角ハンガーを探せ!

根本的に何とかしたいということで、ピンチが割れにくいといわれる角ハンガーを集めてみました。
劣化の原因である紫外線の影響を受けないものとなると、2つの材質にスポットが当たります。

こちらはジャンボ角ハンガー ポリカ。
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一見ふつうのプラスチックの角ハンガーのようですが、ピンチがポリカーボネートという材質でできています。
先ほどのランドリーハンガーのピンチと比べてみるとかなり透明。
kakuhanger-12これはポリカーボネートの特徴。実は、ガラスの代替素材としてさまざまな製品に使われています。
ポリカーボネートはプラスチックですが、紫外線を通さないので劣化しにくいんです。
ただ、紫外線で変色はしてしまいます。ポリプロピレンより長持ちはするものの、やっぱりプラスチックはプラスチック、経年劣化はさけられないんですね。

次はオールステン角ハンガー
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今までのプラスチックの角ハンガーに比べると、群を抜いてスッキリ、スタイリッシュ。
商品名の通りステンレスでできているので、ピンチが割れるということないですよね。
金属なので当たり前な感覚がありますが、細かいことをいえばステンレスも紫外線を通しません。
そして、プラスチックに見られる経年劣化の心配もほとんどないといえます。

気になる価格!耐久性と価格は比例する

さて、ここで3種類の角ハンガーをピンチが割れにくい順番に並べてみました。
kakuhanger-10①オールステン角ハンガー(株式会社レック)
②ジャンボ角ハンガー ポリカ(東和産業株式会社)
③ランドリーハンガー(株式会社シービージャパン)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

最下位となってしまった③ランドリーハンガーは、いわゆるよくある角ハンガー。
ピンチが割れるのはわかってる…でも使ってる…という方が多いのが現状です。
気になりながらも、多くの方が使っている理由のひとつは価格の安さ。

そこで、角ハンガーの価格を比べてみます。(ピンチの数は、①オールステン角ハンガーと②ジャンボ角ハンガー ポリカが42個、③ランドリーハンガーが40個)
kakuhanger-51番安い③ランドリーハンガーは、1番高い①オールステン角ハンガーの約4分の1!
この差は大きいですね。

安さにはかなわない…でも、先のことをイメージしてみると…

●価格の安いポリプロピレン製を1~2年で買い替える。
●価格の高いステンレス製を半永久的に使う。
●その中間のポリカーボネート製を使う。

長い目でみると価格は高くてもステンレス製はお得ですし、おすすめです。

【2】ステンレスとプラスチック、材質の違いを比べました

硬くてつまみにくいピンチだと、干したり取り入れたりするときにストレスになってしまいますよね!
ということで、今回はピンチの「つまみやすさ」に注目して比較していきたいと思います。
今回も比較するのは、3種類の角ハンガー。
kakuhanger-10①オールステン角ハンガー(株式会社レック)
②ジャンボ角ハンガー ポリカ(東和産業株式会社)
③ランドリーハンガー(株式会社シービージャパン)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

今、ご紹介した角ハンガーは、ピンチの数がどれも40個前後なんですが、①オールステン角ハンガー②ジャンボ角ハンガー ポリカ③ランドリーハンガーと比べると圧倒的にサイズが小さいですね。

ピンチ数がそう変わらないのに、サイズが小さいということは、省スペースでたくさん干せるということ。これはうれしいですね!

ただ、どうしてもピンチとピンチの間がせまくなるので、例えばタオルで隠し干ししたいという場合は、使えないピンチが多くなってしまいます。
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ステンレスハンガーが小さいのはなぜ?

①オールステン角ハンガーが小さいのはステンレス製だから。
耐久性ではダントツのステンレスですが、重い材質なのでコンパクトに作られています。

ここで、3種類の角ハンガーの重さを比べてみましょう。
kakuhanger-361番重いのは②ジャンボ角ハンガー ポリカですが、①オールステン角ハンガーは、サイズが1番小さいのに③ランドリーハンガーより重いですね。

洗濯物を干せばもっと重くなるので、ピンチが40個前後のハンガーだと、重さは600~700gくらいになるように考えられているのかもしれません。
①オールステン角ハンガーがこのサイズで、一番小さいというのは納得です。
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シンプルな形のステンレスピンチはつまみにくい?

ステンレスの重さを回避する秘密は、サイズ以外にもあって、それは線で作られた構造。
①オールステン角ハンガーを見てみると、フック、外枠、ピンチも線でできています。
kakuhanger-4このつくりがシンプルなデザインとなって、人気の理由のひとつになっていますが、実はピンチはつまみにくいという声も…

あらためて3種類の角ハンガーのピンチの形を比べてみます。
kakuhanger-35②ジャンボ角ハンガー ポリカ③ランドリーハンガーのピンチはおなじみの形です。
大きな違いは、つまむところが面になっているか、そうでないか。
①オールステン角ハンガーのピンチはつまむところに穴が空いていますね。

ピンチのつまみやすさを比較!

さっそく①オールステン角ハンガーのピンチをつまんでみました。
すると指がグニュ…。
kakuhanger-20予想通り、つまむところが面ではないので、どうしても集中して力がかかってしまいます。
つまみにくい原因はやっぱりコレ!

②ジャンボ角ハンガー ポリカのピンチをつまんでみると、指全体で、まんべんなく力がかけられます。
kakuhanger-32③ランドリーハンガーも同じく、つまむところが面なのでつまみやすい!
kakuhanger-31つまみやすさは②ジャンボ角ハンガー ポリカ③ランドリーハンガーのような、おなじみの形に軍配が上がります。

ただ、洗濯物をはさむ部分も面でできているので、厚めの洗濯物だとそこだけ乾いていなかったなんてことも…
kakuhanger-14その点①オールステン角ハンガーは、はさむところも穴が空いているので乾きやすいといえます。
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ピンチが冷たい…真冬は辛いステンレス

①オールステン角ハンガーのピンチをつまんでみて、他に気になったのはひんやりとした感覚。
kakuhanger-25材質の話に戻りますが、ステンレスは熱が伝わりやすいのでの気温、室温の影響を受けます。
真冬の外干しを想像すると、ちょっと躊躇しますよね。
実際に使ってみて「これは辛い…」と感じる方も多いんです。

ポリカーボネートやポリプロピレンのようなプラスチックは、ステンレスより、熱が伝わりにくいので真冬でも冷たい!ということはありません。

ピンチのつまみやすさは干しやすさに直結してきます。
ステンレスにもプラスチックにも得手不得手があるので、洗濯スタイルに合わせて角ハンガーを選んでくださいね。

【3】ピンチが絡まる原因と絡まり予防策

角ハンガーにつきものなのがピンチの絡まり!
急いでいるときは、本当にイライラしますよね。

いざ洗濯物を干そうと角ハンガーを開くとき、ピンチが絡まって開かない…
そこでしまった!と思うのですが、よく考えてみると、ピンチが絡まるのは角ハンガーをたたむから。

ピンチの絡まりはどうして起こる?

角ハンガーをたたむと、ピンチ、フレーム、ワイヤーがギュッと集まります。
フレームとワイヤーは、これ以上動きませんが、ピンチはブラブラと動くもの。
ピンチ同士が引っ掛かったり、ピンチがフレームやワイヤーに引っ掛かったりすることで絡まりは起こります。

そう!ピンチが絡まる原因はピンチにあり。
ピンチが良く動く角ハンガーほど絡まりやすいといえます。

ピンチの動き、角ハンガーによって違いはあるの?

そこで、角ハンガーをたたんで広げて、ピンチがどれくらい動くのかテストします。
比較するのは、こちらの角ハンガー。
①ランドリーハンガー(株式会社シービージャパン)
②ジャンボ角ハンガー ポリカ(東和産業株式会社)
③ピンチからまん角ハンガー(株式会社アイセン)
④アルモア スマート(株式会社オーエ)
⑤室内干し角ハンガー(株式会社ダイヤコーポレーション)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

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実験の様子はこちら。


洗濯物を取り込んだと仮定して…
スタートはハンガーを竿から取るところから。
フレームを持ち、矢印の方向にたたみます。すでに何だかピンチは不揃いな感じ…
たたんでみると、ピンチがはさまってフレームをピタッと閉じることができません。
たたんで広げてを3回繰り返すと、①ランドリーハンガーは、上に飛び出しているピンチがあったり、横に向いているピンチがあったり、それぞれがバラバラ。
残念ながら、①ランドリーハンガーはテスト中にピンチが絡まってしまいました。
際立ってピンチが動かなかったのは③ピンチからまん角ハンガー
たたんだ状態がこちら。ピンチの向きが揃っていますね。フレームもピタッと閉じることができました。

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広げてもピンチの向きがわりとキレイに揃っています!
もちろんピンチは絡まず、開閉もとても快適でした。

3回たたんで広げてみて、ピンチがバラバラと動いたもの、動かなかったものに分けてみました。

ピンチが動くか動かないかはピンチの付き方の違い

ピンチが動いた3つのハンガーに共通するのは、ピンチがフックで引っ掛けられていること。
こちらは④アルモア スマートのフック部分。
引っ掛かっているだけなので、ピンチは自由自在に動くことができます。

フックの形は違うものの、同じように引っ掛けられている①ランドリーハンガー
ピンチを持ち上げてみると、フレームを完全に超える高さにまで!
対して、ピンチが動かなかった③ピンチからまん角ハンガーのピンチはフックで引っ掛けられていません。
このようにフレームの穴にしっかりと差し込まれてあるので、左右の動きは制限されますね。
さらには、上への動きにも限界が…
ピンチを持ち上げても、ここまでしか上がりません。
なるほど!ピンチがあまり動かず向きがそろっている理由がわかりましたね。

ハンガーのたたむ向きに違いがあった

ピンチが動かなかったもうひとつのハンガー、⑤室内干し角ハンガーには別の理由がありました。
ピンチがぶら下がった状態のまま折りたたむことができるので、ピンチが不規則に動きません。
これは谷折りというたたみ方で、他の4種類の角ハンガーとはたたむ向きが違うんです。

たたんだときの状態を見てみると、ピンチが外側にきていることが確認できるでしょうか?
フレームの内側にピンチをはさまないので絡みにくいといえますね。

谷折りと山折り、たたんだところを横から見てみます。
谷折りの⑤室内干し角ハンガーはピッタリキレイにたためていますね。
ピンチは外側に出ていますが、竿に掛けるフック部分が内側に入っているのでよりスッキリした印象です。
山折りの①ランドリーハンガーはピンチがぶつかり合っていて乱雑な感じです。フックが外側に出ているのも少々やっかい…

ピンチの絡まりを防ぐたたみ方のポイント

山折りの角ハンガーをたたむときは、竿に掛けた状態でたたむこと。
これでピンチの向きが揃います。
そして竿から取り外した後は、角ハンガーの向きを変えないこと。
横や逆さまに向きを変えるとピンチが動いて絡む原因になります。
ピンチの絡まりを防いで、快適に洗濯をしてくださいね。

【4】洗濯物の重みでたわまない材質とは?

洗濯物を干したら、角ハンガーがたわむ…そんなことはありませんか?
「たわむ」とは、重みでしなったり、反るように曲がったりすること。
濡れた洗濯物は意外と重いので、フレームの丈夫さは気になるところです。

メーカーの話によると、フレームをひねってみれば強度が分かるとのこと。
さっそく角ハンガーをひねってみました。

こちらはプラスチック製の角ハンガー。フレームを持って…グイッ。
かなりの手ごたえ!8の字になるぐらいまでひねることができました。

次はフレームがアルミ製の角ハンガー。かなり力を入れているのですが…
少しゆがむぐらいで、ほとんど変化はありません。
やっぱりプラスチックより、アルミのほうが頑丈ですよね。
きっと洗濯物を干しても曲がったりしなったりすることはないはず。

フレームがたわまない角ハンガーを探せ!

テストのために集めたのはこちらの角ハンガー。
①ジャンボ角ハンガー ポリカ(東和産業株式会社)
②スチール角ハンガー(ニシダ株式会社)
③ランドリーハンガー(株式会社シービージャパン)
④ピンチからまん角ハンガー(株式会社アイセン)
⑤アルモア スマート(株式会社オーエ)
⑥室内干し角ハンガー(株式会社ダイヤコーポレーション)
⑦オールステン角ハンガー(株式会社レック)

※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

まずはテストの手順をご説明します。
対角線上にあるピンチにバスタオルをはさみ…
ハンモックのようになったバスタオルに水を入れた900mlのペットボトルをそっと載せます。
さてフレームはどうなる?

フレームが曲がらなかった角ハンガーはひとつだけ!

④ピンチからまん角ハンガーを正面から見てみると、ペットボトルを載せる前のフレームはもちろんまっすぐ。バランスがとれていますね。
ペットボトルを載せると、バスタオルをはさんだピンチが下がり、フレームがゆがんだ状態になりました。
では他の角ハンガーは?
すべての結果をまとめて見てみましょう。
程度の差はあるものの、ほとんどの角ハンガーのフレームが曲がってしまいました。

フレームが一番曲がったのは⑥室内干し角ハンガー。見事にグニャリ!
ほんの少ししか変化がなかったのは、⑤アルモア スマート。安定感は抜群!

金属製なら丈夫?見極め方は?

⑤アルモア スマートの丈夫さの理由は太めのアルミフレーム。
一般的に金属製は丈夫といえそうなのですが…
ステンレス製の⑦オールステン角ハンガーや、スチール製の②スチール角ハンガーは、プラスチック製と同じくらい曲がってしまいました。

原因を探ってみると⑤アルモア スマートとの違いを2つ発見。
⑦オールステン角ハンガーはフレームが細い。
②スチール角ハンガーは、フレームがコの字。薄くて中が詰まっていない。
洗濯物の重みに耐える丈夫なフレームは 太くて中が詰まったものといえそうですね。

フレームを支えるチェーンやワイヤーが重要

残念ながら、ひときわ目立って曲がってしまった⑥室内干し角ハンガーはプラスチック製。
そして、フレームを支えるチェーンやワイヤーがありません。
開閉時にはピンチが引っかかりにくく、見た目もすっきりしていて良いのですが、実はこれ、フレームが大きくたわむ原因なんです。

ただ、⑥室内干し角ハンガーは、フックの機能が充実した人気商品。
補助フックがついていて、2つのフックで引っ掛けることができます。
これは低い竿に対応した使い方ですが、フレームのたわみは抑えられるということで、ひとまず解決。
機能に特化した角ハンガーは別として、チェーンやワイヤーのあるなしがフレームのたわみに大きく関係していることは納得です。

種類が豊富で何を選んだらいいか迷いがちな角ハンガー。
フレームの強度も参考にしてみてくださいね。

【5】渡し干しや隠し干しがしやすいピンチの配置とは?

角ハンガーのピンチの配置を気にされたことって、ありますか?
実はピンチの数が一緒でも、並び方が違うと干し方に差が出てきます。

上の画像のハンガーは、なんとピンチの数が同じ!
左のハンガーより右のピンクのハンガーのほうが、ピンチが多いように見えませんか?
くり返しますが、ピンチの数はどちらも36個と同じ。
ピンチの並び方が違うと見た目の印象もずいぶん違いますね。

ピンチの数が同じでも並び方はハンガーによってさまざま。
今回は角ハンガーのピンチの並び方を比較します。改めて比べるアイテムをご紹介。
①スチール角ハンガー(ニシダ株式会社)
②ピンチからまん角ハンガー(株式会社アイセン)
※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。

ピンチの位置を調査!渡し干しに最適な並び方とは?

水玉模様がレトロかわいい①スチール角ハンガーは販売されて半世紀。
「おばあちゃんの家で見たことがある!」「親子2代で使っているよ!」
なんて声も耳にする昔ながらの角ハンガーです。

さて、この①スチール角ハンガー、36個もピンチが付いてるの?と不思議に思うくらいにすっきり。
ピンチの並び方に注目してみると、ピンチの大半が外側のフレームについています。
内側にあまりピンチが付いていないので、すっきりして見えるんですね。
実は昔は内側にピンチを付ける技術がなく、外側のフレームだけにピンチがついているのが定番の形だったんだとか。

こういったピンチの並び方は渡し干しをするのに好都合。
外側のピンチを最大限に使うとタオルを14枚干すことができます。
タオルとハンガーの幅が合っているのでタオルはたるみも少なくきれいに干すことができています。
まさしく①スチール角ハンガーは渡し干しするために設計された角ハンガー。

また、フックからフレームまでの長さが短いので、丈の長い洗濯物を干しても低い竿に掛けても洗濯物が下に付かないという配慮がうれしいですね。

渡し干しすると使えないピンチが大量発生

一方、②ピンチからまん角ハンガーでタオルを渡し干ししてみるとこの通り。
干すことができたのは8枚で、①スチール角ハンガーとの差は6枚にもなりました。

また、ピンチとタオルの幅が合っていないのでタオルのたるんでいるのが気になります。
そして何よりも残念なのは、渡し干しをすると内側のピンチが使えないこと!
役割が与えられないピンチたちが何とも悲しげ…。
②ピンチからまん角ハンガーは渡し干しには不向きということがいえます。

ピンチを有効に使って省スペースで干す

②ピンチからまん角ハンガーが長けているのは靴下や下着などの小物を干すこと。
至ってふつうの使い方のようですが、ピンチがギュッと集まっているぶん、省スペースで干すことができます。

①スチール角ハンガーとサイズを比べてみると、②ピンチからまん角ハンガーは確かにかなりコンパクト!
縦の長さの差はなんと16cmもありました。
ピンチの数が同じでもこんなに大きさが違うんですね。
①スチール角ハンガーでも、当然、小物は干せますが場所をとるだけ。
省スペースでたくさん干せるというのは、角ハンガーの魅力のひとつですね。

隠し干しできるピンチの並び方とは?

内側にもまんべんなくピンチが付いているピンチからまん角ハンガーは隠し干しも可能です。
隠し干しができると、外に干す場合はもちろん、部屋干しの際も快適。
生活感たっぷりの洗濯物が見えないというのは、やっぱり気持ちのいいものですよね。

また、ピンチからまん角ハンガーはベルトが伸ばせるので壁際に掛けてもハンガーが斜めになりません。
鴨居やドアにも掛けることができるので、部屋干しが多いという方にはうれしい機能です。

最近は、さまざまな洗濯環境に合わせた機能付きの角ハンガーが販売されています。
便利になる一方、選択肢が増えて、角ハンガーをどう選んだらいいのか迷いますね。

シンプルに選ぶなら、まずピンチの数は大前提ですが、ピンチの並び方も選ぶポイントのひとつに加えてみてください。

まとめ

以上、角ハンガーの各項目について実験してきました。いかがでしたか?

実験を通して、角ハンガーは様々なタイプ(特徴)のものがあるということが分かりました。

角ハンガーのタイプ

1.素材の耐久性や使う環境によって、使用できる年数が変わってくる。(長い目でみると価格は高くてもステンレス製の角ハンガーはお得。ただし、洗濯物がつまみにくい。)

2.チェーンやワイヤーの有無がフレームのたわみに大きく関係していること。

3.メリットとして、渡し干し・隠し干しができ、室内でも干せる。

このように、角ハンガーは材質や仕様が異なると、洗濯物を干せる場所や商品の劣化の違いが生まれてきます。

まずはあなたのお部屋の環境をよく調べてみましょう。

その上でどういったハンガーを使う方が良いのかを見極める必要があるのかもしれません。

本当に商品を選ぶのはそれからでも遅くはないでしょう。

もし、今回のアイテムなど参考になりそうなアイデアがありましたら、ぜひ取り入れてみてくださいね。