圧縮方法の違いを知って正しく使おう!布団圧縮袋の選び方とおすすめアイテム8選

布団圧縮袋は、押入れやクローゼットが狭いご家庭で大活躍!
使い方は、布団や衣類を入れた後に中の空気を抜いて圧縮するだけ。かさばる布団もコンパクトになり、収納しやすくなります。

100均でも手に入る手軽なアイテムですが、実は布団圧縮袋の圧縮方法にはいろんな種類があります。

こちらの記事では、「長い目で見たら100均で買うよりコスパがいい!」ということになりやすい、布団圧縮袋の使い方の違いや選び方のポイントをご紹介します。
おすすめアイテムも厳選してご紹介するので、お家の布団収納を見直すついでに参考にしてみてくださいね。

布団圧縮袋の種類(圧縮方法の違い)

布団圧縮袋は、中の空気を抜いて圧縮して使うもの。
圧縮する方法には、「掃除機で空気を吸引する方法」と「手やポンプで空気を抜く方法」の2種類があります。

まずは、それぞれのタイプの圧縮方法の違いを見ていきましょう。

掃除機で空気を吸引して圧縮するタイプ

掃除機で空気を吸引して圧縮するタイプ
掃除機を使って空気を吸引する方法は、布団の入った圧縮袋を手で押さえつけて空気を抜く必要がないので、楽に圧縮することができるのが嬉しいポイント。

このタイプは、掃除機のノズルを当てるバルブ(専用の吸い込み口)が付いているものと付いていないものに大きく分かれます。

バルブが付いていない圧縮袋は…

バルブが付いていない圧縮袋
布団を入れた後に少しだけ口を開けておいて、そこに掃除機のノズルを差し込んで中の空気を抜きます。空気が抜けたら急いでノズルを引き抜き、中に空気が戻ってしまわないよう気を付ける必要があります。

バルブが付いている圧縮袋は…

バルブが付いている圧縮袋
布団を入れるところとは別にバルブがついているものは、掃除機で吸引している間は隙間が開き、掃除機を離すと自動的に弁が閉じます。
そのため、掃除機を離しても空気が入らず、圧縮袋がすぐに膨らむ心配がありません。また、掃除機の中のホコリっぽい空気が逆流することも防ぐことができます。

使い勝手が良いのはバルブが付いている圧縮袋ですが、必ずしもメリットばかりではありません。
100均のバルブ式圧縮袋
多機能なバルブが付いていると、圧縮袋は価格が高くなりがち。
こちらは100均のバルブ式圧縮袋ですが、販売価格は200円に設定されていました。
掃除機ノズルの形
また、日本製の掃除機のノズルはおおむね圧縮袋のバルブに対応していますが、海外製の掃除機のノズルには対応していないものもあります
他にも、ノズルの形が細長かったり尖ったり特殊な形状をしているものは、圧縮袋のバルブに合わないケースがあるので、選ぶときには注意が必要です。

手やポンプで空気を抜いて圧縮するタイプ

手やポンプで空気を抜いて圧縮するタイプの布団収納袋
一方、掃除機を使わず、手で空気を抜くタイプの圧縮袋の場合は、写真のようにファスナーを閉めながら空気を押し出して圧縮します。

専用のポンプをバルブに取り付けて空気を抜くタイプもありますが、いずれも手動なので掃除機を使うより手間と労力はかかります。
収納しないといけない布団がたくさんあるという人には不向きかもしれません。

ただし、吸引ポンプには電動タイプもあるので、電動の吸引ポンプを使えば掃除機と同じくバルブから楽に空気を抜くことができます
布団に掃除機を使うのはちょっと…と思っている人は電動の吸引ポンプを試してみるのもおすすめですよ。

布団圧縮袋の「圧縮力」を比較しました
【完全版】布団圧縮袋比較|すぐ膨らむのはなぜ?空気が入らない圧縮袋を探せ!

布団圧縮袋を選ぶときのポイント

布団圧縮袋を選ぶときは、先ほどご紹介した圧縮方法の違い以外にも注目してほしいポイントがいくつかあります。

布団圧縮袋選びのポイント
  • 布団の入れやすさ
  • 破れにくさ
  • 防虫(防ダニ)加工の有無
  • 防湿・消臭効果の有無

布団圧縮袋選びのポイント【1】布団の入れやすさ

圧縮袋に布団を入れる
圧縮袋には布団一式が入るくらいの大きなものもあります。
大きければ大きいほど圧縮袋の口は広くなっていますが、口が広い=布団が入れやすいわけではありません。
底マチがある布団圧縮袋
以前、編集部内で圧縮袋の実験を行った際、底マチが付いている圧縮袋は布団の出し入れがしやすかったです。

重い布団を出し入れするのは重労働なので、そこにストレスを感じたくない場合は、底マチがあり布団が出し入れしやすいものを選ぶとよいでしょう。

閉めやすいジッパーかも要チェック

ジッパーを手で閉めるタイプの圧縮袋だと、うまく閉まっていなかった…ということが起こりやすいです。
ジッパーにスライダーが付いていると、スライドさせるだけで閉めることができるので開閉がとても楽です。
圧縮袋のカラーファスナー
さらに、閉じると色が変わる「カラーファスナー」が採用されていると、ちゃんと閉まっているかが一目で分かります。

布団圧縮袋選びのポイント【2】破れにくさ

破れにくい圧縮袋
盲点になりやすいのが、圧縮袋のビニールの質感です。
同じように見えて、触ってみるとビニールの厚みや弾力性に差があることが分かります。

圧縮袋は、わずかでも破れてしまうとしっかり圧縮できなくなります。
直接触って購入できるなら、ビニールの質感がしっかりしているものを選ぶのがおすすめです。

布団圧縮袋選びのポイント【3】防ダニ加工の有無

布団は長期間保管しておくことが多いので、知らない間にダニが増えないよう、防ダニ加工が施されていると安心です。

勘違いしている方が多いですが、圧縮袋の中に防虫剤を入れても効果はありません
空気を抜いて密封するので、防虫剤が揮散きさんされないからです。

また、防虫剤を入れるとそのニオイが布団に染み込んでしまうので、市販の防虫剤は入れず、防虫(防ダニ)加工の圧縮袋を選ぶようにしましょう。

ダニの駆除はできないので要注意

圧縮袋でいう「防ダニ」の効果はダニを駆除するものではありません。
あくまでも、ダニの繁殖能力を弱めることで増殖を抑制する効果です。

布団を圧縮袋に入れる際は、ダニの栄養となる汚れや髪の毛などが付いていない清潔な状態にしておきましょう。

布団圧縮袋選びのポイント【4】防湿・消臭効果の有無

湿気はカビの原因にもなり、布団にとって大敵です。

圧縮袋自体に防湿機能が備わっているものもありますが、圧縮袋専用の脱酸素剤やシリカゲル(乾燥剤)を布団と一緒に入れておくのが手軽です。
布団に残っていた酸素や湿気を吸い取ってくれるので、カビが発生しにくい状態で布団を保管できます。

【編集部厳選】おすすめの布団圧縮袋8選

こちらでは、編集部が厳選したおすすめの布団圧縮袋をご紹介します。

ちょっと珍しい機能がある圧縮袋もあるので、おもしろい!と思ったものがあればぜひ検討してみてくださいね。

「真ん中ファスナー」で布団が入れやすい布団圧縮袋

真ん中ファスナー布団圧縮袋
真ん中にファスナーがついているのが珍しい布団圧縮袋。袋の奥まで手が届くので布団が入れやすいですし、半分に折り畳めるので収納もしやすい優れものです。
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クローゼットに入れやすいサイズ感の布団圧縮袋

クローゼットに入れやすいサイズ感の布団圧縮袋
80×100cmと珍しいサイズ感で、奥行の狭いクローゼットでもはみ出さずに収納できる優れもの。掃除機でも手押しでもどちらでも圧縮できます。
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いろんな掃除機ノズルにフィットする布団圧縮袋

最大の特徴はバルブにソフトクッションリングが付いていること。掃除機の吸引口の形にフィットして隙間を少なくし、しっかりと圧縮してくれます。口が広くて布団が入れやすい構造と、閉じると色が変わる「カラーファスナー」もうれしいポイント。
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防ダニ効果が嬉しい布団圧縮袋

防ダニ効果が嬉しい布団圧縮袋
2層フィルムの内側に防ダニ剤を配合。閉じると色が変わる「カラーファスナー」を採用しているので、閉じ忘れを防ぐことができます。空気の逆流を防ぐ自動ロック式バルブ付きです。

ケース付きで布団を傷めにくい布団圧縮袋

ケース付きで布団を傷めにくい布団圧縮袋
圧縮した布団をくるくる巻いて、ケースに入れて立てて収納することができます。圧縮袋内の空気を完全に抜かないので、布団を出したときにふんわり感が戻りやすいです。
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ファスナーを簡単に閉じられるT形スライダー付き布団圧縮袋

ファスナーを簡単に閉じられるT形スライダー付き布団圧縮袋
こちらも底面に50cmのマチがあり、クローゼットなどに立てて収納できます。ファスナーを簡単に閉じることができる便利なT形のスライダーが付属しているので、しっかりファスナーを閉めるのが苦手な方も安心です。
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羽毛布団向けに「ソフト圧縮」できる布団圧縮袋

羽毛布団向けに「ソフト圧縮」できる布団圧縮袋
バルブを回して吸引する空気の量を調節できるので、羽毛布団もかさ低く収納することができます。底面に50cmのマチがあり、立てて収納できる数少ない圧縮袋です。

圧縮袋が付属した布団収納袋

圧縮袋が付属した布団収納袋
押入れやクローゼットの見栄えを気にする人におすすめのアイテム。布団を入れた圧縮袋を収納袋に入れて収納すれば見た目がスッキリしますよ。

ちょっと待って!布団圧縮袋を使う時の注意点

圧縮しない普通の布団収納袋に比べ、収納スペースが少なくて済む布団圧縮袋。
そんな便利な布団圧縮袋ですが、実は相性が悪い布団があるなど、使う前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
 
こちらでは布団圧縮袋を使う前や使う際に注意していただきたいことをお伝えします。

布団圧縮袋と相性のよくない布団って?

羽毛布団
袋の中の空気を抜いて圧縮して布団を押しつぶす以上、袋を開けた時に元の形に戻る布団でなければ、圧縮袋で使うことはおすすめできません
 
元の形に戻るかどうかは、布団の中わたの素材によって異なります。
「綿わた」や「合成繊維(ポリエステル綿など)」などは元の形に戻りやすい素材なので、圧縮袋で使っても問題ありません。
 
しかし、「羽毛」など空気を含んで膨らむ性質のある素材は、一度圧縮してしまうと元の形に戻りにくいので、圧縮袋で収納しない方がよいでしょう。
さらに、羽毛布団の場合は羽毛が空気を含むことで高い保温性を保っているので、羽毛が潰れてしまうと羽毛の寿命が縮まるだけでなく、保温性も衰えてしまう可能性があります。

布団圧縮袋と相性のよくない布団類
  • 羽毛布団・枕
  • ウレタン素材の低反発マットレスや枕
  • 特殊な形状のマットレス・枕
  • 虫がつきやすいそばがら枕
  • 身体の形にフィットする形状のマットレス・枕なども、一度圧縮してしまうと形状が崩れ、本来の機能が損なわれる可能性があるので相性はよくありません。
    ご自身が使っている布団やマットレス、枕の素材や形をしっかり確認するようにしましょう。
    羽毛布団の正しい収納方法についてはこちら
    羽毛布団の正しい収納方法とは?収納前にするべき洗濯&乾燥の方法や畳み方を解説

    布団圧縮袋を使う時の注意点

    布団圧縮袋で圧縮しても問題ない布団であっても、長期間保管する場合はいくつか注意しなければいけないことがあります。

    布団圧縮袋を使う時の注意点
    1. 圧縮のしすぎに注意
    2. 湿気対策は万全に
    3. 破れていないか確認
    4. 半年に1回は取り出す
    上記の点に注意して使用することで、布団をコンパクトに収納しながら長く使い続けることができるので、ぜひチェックしてくださいね。

    【1】圧縮のしすぎに注意

    よくやってしまいがちなミスですが、圧縮袋はどこまでも圧縮していいわけではありません。
    布団の圧縮は、必要以上にやりすぎると布団の生地を傷めてしまいます。
    綿わたなど比較的元の形に戻りやすい素材であっても取り出した時にすぐに復元しにくくなるので、圧縮のしすぎは厳禁。

    目安としては、圧縮時間は1~2分程度にして、布団本来の厚さの3分の1程度までに留めておきましょう

    【2】湿気対策は万全に

    布団圧縮袋は通気性を考慮していないため、普通の収納袋よりも湿度が高くなりやすい傾向があります。
    そのため、乾燥しきっていない布団をそのまま圧縮してしまうと、ダニやカビが繁殖しやすくなってしまいます。

    布団を圧縮袋に入れる前は、晴れた日に必ず干して、しっかり乾燥させてから圧縮するようにしましょう。

    【3】破れていないか確認

    布団を入れた状態の圧縮袋を出し入れしたり、引越しなどで屋外に運び出したりした時は、圧縮袋が破れている可能性があります。
    破れた状態の圧縮袋は空気が入り込んでしまうので、押入れなどの収納スペースに入れた後に膨らんでしまいます。

    布団を入れる前に、穴が開いていないか、破れそうなところはないかを確認するようにしましょう。

    【4】半年に1回は取り出す

    客用布団などは使う頻度が低いので、何年も圧縮袋に入れっぱなしになってしまうケースもあるかもしれません。
    入れっぱなしのまま放置すると、布団の生地や中身が傷んでしまい、カビや虫食いなどに気付けない場合があります。
     
    最低半年に1回、定期的に圧縮袋から取り出して、布団を干して空気に触れさせるようにしましょう。

    掃除機で圧縮するときに気を付けたいこと

    掃除機を使って圧縮する際、1番気を付けたいのは掃除機内の空気を逆流させないことです。
    掃除機で圧縮するタイプの圧縮袋

    掃除機内にはゴミやほこりだけでなく、ダニやバイキンが潜んでいることもあります。
    圧縮する途中で掃除機を止めたり、吸引するパワーが落ちたりすると、それらが圧縮袋の中に逆流してイヤなニオイの原因になることも…。

    また、掃除機で空気を吸引する前に、ジップ部分を湿った布で拭くことを推奨しているものがあります。
    これもゴミやホコリを取り除いてしっかりと密閉することが目的ですが、拭き終った後に完全に乾いた状態で密閉しないと、ダニやカビの発生原因になる場合があるので注意しましょう。

    まとめ

    布団圧縮袋の種類や選び方、おすすめアイテムなどをご紹介してきました。
    布団圧縮袋は布団だけでなく、かさばる衣類やそのシーズンにしか使わない防寒具なども圧縮してコンパクトに収納することができます。

    収納スペースに限りあるクローゼット・押入れを最大限に活かすため、ぜひ活用してみてくださいね。

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