コンロ周辺のデッドスペースを上手く活用できたら、キッチンが使いやすくなると思いませんか?
特に、据え置き型のガスコンロや、あまりキッチンスペースが広くない場合、コンロ周辺のスペースを活かしたいですよね。
そこでおすすめなのがコンロ周辺の隙間に収まるコンロラックです。
今回は、コンロラック選びに失敗しないよう、選び方のポイントや注意点、おすすめ商品などをご紹介します。
人気ブロガー「勝間まなみ」さんのコンロラック使用実例もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
コンロ奥・横のスペースに置くラック選びのポイント
コンロの奥や横のデッドスペースにラックを置きたい!と思った時、何も考えずラックを選んでしまうと思わぬトラブルに見舞われることが。
こちらでは、コンロラックを選ぶときのポイントを4点にまとめてみました。
- 素材
- サイズ
- タイプ
- 耐荷重
コンロラック選びのポイント【1】素材
コンロ付近にものを置く場合は、必ず燃えにくい素材を選びましょう。
おすすめは、アルミやスチール、ステンレスといった金属系の素材です。
木製はナチュラルでオシャレですが、ガスコンロの場合は燃える可能性があるのでおすすめできません。
コンロラック選びのポイント【2】サイズ
コンロラックを購入する前に、コンロ周辺のスペースを測りましょう。
ものによってサイズが異なるので、ラックがうまく置けない可能性があります。
また、どういった目的で使うかによってもサイズ選びが異なります。
例えば、据え置き型のガスコンロの場合、コンロ周辺に隙間ができますよね。
その隙間に食材などを飛び散るのをコンロラックを置いて防ぎたい場合は、できるかぎりピッタリサイズのラックを選ぶのがおすすめです。
他にも、コンロの奥に置くのか、横に置くのかによってもコンロラックのサイズは異なります。
「何を置きたいのか」もサイズ選びを左右する
さらに、ラックに置きたいと思っているものによっても、サイズ選びの基準が変わってくるので注意しましょう。
調味料など小物を置くのであればスリムタイプでも十分ですが、鍋の一時置き場にしたい場合などは十分な幅が必要です。
自分が使っているコンロ周辺のスペースと、置きたいもののサイズのすり合わせをしておいてくださいね。
コンロラック選びのポイント【3】タイプ
コンロラックといってもさまざまなタイプがあります。
- 1段タイプ
- 多段タイプ
- コーナータイプ
- 伸縮タイプ など

コンロの隙間をカバーしたり、鍋の一時置き場として活用できたりします。

調味料や鍋のフタなどさまざまなものが収納でき、コンロ周りがスッキリします。

デッドスペースになりがちなコンロの角を有効活用できます。

お家のコンロに合わせて幅や高さを変えられるので、幅広いコンロに対応できるのがうれしいですね。
コンロラック選びのポイント【4】耐荷重
コンロラックを選ぶときは、耐荷重もチェックしておきましょう。
スパイスや調味料だけを置く場合は、あまり耐荷重を気にしなくても大丈夫ですが、調味料+中身が入った鍋を置く場合は、耐荷重が10kg以上あるものがおすすめです。
コンロラックに置くと便利なモノと置くときの注意点
こちらではコンロラックに何を置けばいいのか迷ったときのヒントをご紹介します。
また、ものを置くときに気を付けるべき点などもあわせてお伝えしますね。
調味料やスパイス類
調理中よく使う調味料やスパイス類をコンロ周辺に置いている方は、ぜひコンロラックに収納してみましょう。
デッドスペースを調味料置き場として活用できるので、作業スペースが広くなります。
ただし、熱源に近いと調味料が変質する可能性があるので、熱に強いものだけを置いてください。
コンロ奥に調味料を置くときは「着衣着火」に要注意
調味料は調理中よく使うアイテムなので、ひんぱんに手に取るでしょう。
しかし、コンロの奥に調味料を置くときは注意が必要です。
コンロ奥の調味料を取ろうとして、袖に引火する「着衣着火」が起こる可能性があります。
着衣着火は調理中のコンロの火が、「今着ている服」に引火してすぐに燃え上がる現象のこと。
袖や裾が広がっている形状の衣類や、綿・レーヨンなど燃えやすい素材の衣類で料理をする時は十分に気を付けてくださいね。
参考資料
※埼玉西部消防組合「「着衣着火」をご存知ですか?」検索日2021/2/8
鍋やフライパンなどの調理器具
コンロがあまり大きくない場合や、作業スペースがあまりない場合、鍋やフライパンの一時置き場に困ることがありますよね。
鍋やフライパンが置ける大きさのコンロラックを選べば、一時置きに便利なスぺースを確保することができます。
耐熱素材かどうかを要チェック
中身が入った鍋などを置くときは、必ず熱いものを置いて大丈夫な素材か確認しましょう。
適していない素材の上に置くと、コンロラックの塗装が溶けることがあります。
また、コンロラックに対して大きすぎる鍋やフライパンは、ひっくり返る危険があるので注意してください。
フタやレードルなどのキッチンツール
調理中、フタの置き場に困ったり、引き出しからレードルやフライ返しを取り出すのが面倒に感じたりしていませんか?
フタ置き場やキッチンツールを引っ掛ける場所があるコンロラックだと、調理中のわずらわしさが減ります。
【実例】towerの「コンロ奥隙間ラック」を使ってみた
今回はAmebaブログで活躍されているブロガー「勝間まなみ」さんに実際にコンロラックを使っていただき、使用前と何がどう便利にラクになったのかを教えていただきました。
勝間まなみさん
今回は、towerの「コンロ奥隙間ラック」の使用実例をご紹介します。
ガスコンロの奥の隙間、どうしてる?
まずはこちらの我が家のコンロをご覧ください。
置き型のガスコンロなので、コンロ奥にはどうしても隙間ができます。
そのため、その隙間に油が飛び跳ねたり、野菜クズなどのゴミがたまってしまうのです。
ここを掃除するのって嫌じゃないですか?
何が嫌かって、奥まで手を入れて。掃除しなくちゃいけないところ。
この時に、油やゴミが手や腕につくんですよね~
結構それがストレスとなって、コンロ奥の掃除が億劫になり、放置してしまうことも…
でも、汚れを放置すると後が大変。コンロ奥がいつの間にか油でべっとり、ゴミだらけとなります。
コンロ奥の隙間にピッタリ!コンロ奥隙間ラック
コンロ奥の掃除が楽になるいい方法はないかなぁ…と考えていたら、ありました!いい方法が!
それがこちらのコンロ奥隙間ラックです。
なかなかの優れもので、まず、何がいいかって、ガスのホースを通す穴がちゃんと開いているというところ。
我が家は、ガスの元栓がコンロ台の上にあるので、今まではこれがネックとなり、ラック類を置くことができませんでした。
でも、このコンロ奥隙間ラックはホースを通す穴が開いているのと、台の部分がフタ式になっているのでホースをラクラク通すことができます。


隙間がなくなり、すっきりしたと思いませんか?
高さもぴったりで、まるで最初からついてたみたいです。
「ちょい置き」できる利便性も
このコンロ奥隙間ラックを使ってみて分かったことがあります。
それは、ケトルをちょい置きできるということ。
実は、我が家ではいつもケトルがコンロのひとつを占領していました。
いざ料理をしようとおもった時、このケトルが邪魔になるのです。
「調理台の上に移動させたらいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、調理台はすでにまな板やボールでいっぱいで、置けない時が多々あるんです。
その度に調理台の物を移動させたり、それでも置けない時は他の場所まで持っていったり…
これって結構イラっとする作業なんですよね。こういうちょっとしたことでも、毎日となるとイライラが募るのです。
でも、このイライラがコンロ奥隙間ラックを設置したことで解消されました。
先ほどもお話ししましたが、コンロ奥隙間ラックのおかげでケトルをラックの上にちょい置きできるのです。
グリルの排気口をふさぐ形になるので、グリルを使ってる時にはしないでくださいね。
ケトルをちょい置きできることでこんな使い方ができるようになりました。
我が家では左のフライパンで炒め物をしながら、右の片手鍋でお味噌汁を作るという作業が多いです。
こういう形でコンロを使うお宅は多いのではないでしょうか。
ケトルをちょい置きできることでイライラがなくなり、気持ち的にもラクになりました。
これなら料理もはかどるのでレパートリーが増えるかも。
勝間まなみさん
ちょっとしたイライラでもほっておくとストレスは溜まり、料理自体が嫌になってしまうこともあります。
道具を上手く使って解消できるなら、するにこしたことはないですね。
コンロ奥のお掃除がラクに!
もちろん、コンロ奥隙間ラックのいいところはこれだけではありません。
なんといっても、コンロ奥のお掃除がラクになります。
炒め物をした時の油汚れは、サッとひと拭きするだけでOK。あっという間にキレイになります。

コンロ奥の隙間を埋めたいだけ、掃除をラクにしたいだけで設置したコンロ奥隙間ラックでしたが、思った以上の効果を得ることができました。
日々の料理をラクにしたい方、コンロ奥隙間ラック、オススメです。
勝間まなみさん
2段なので、調味料を置いたり、小皿を置いたりと更に使い勝手がよくなりそうです。
ご興味のある方は、こちらもチェックしてみてくださいね。
▼今回使用したコンロラックはこちら
コンロラックの2段タイプを使った調味料ラックのDIYアイデア
調味料ラックのDIY実例!コンロの隙間や壁面を使って入りきらない調味料もおしゃれに収納
コンロラックのおすすめアイテム10選
ここからは、コンロラックのおすすめアイテムをご紹介します。
耐熱素材や伸縮タイプなど、どんなコンロに置いても役立つものばかりなので、ぜひ参考にしてください。
tower|コンロ奥隙間ラック(1段タイプ)

紹介していただいていた通り、こちらのコンロラックの特徴は、コンロラックの棚板が開閉できるところ。
ガスの元栓を閉めたり、掃除をしたりするときもコンロラックをどかさなくてOKです。
また、ガスホースを通せる穴がついているので、見た目もスッキリしますよ。
tower|コンロ奥隙間ラック(2段タイプ)

下の段には、鍋や調味料のボトルなど高さがあるものも収納できます。
横にはレードルなどを引っ掛けるフックがついているので、収納力はバツグンです。
白と黒のモノトーンで、飽きずに長く使えるのもおすすめポイント。
tower|キッチン自立式スチールパネル

そんな方におすすめなのが、towerのスチールパネル。こちらは別売のパーツを取り付けることで、自分にあったコンロラックが作れます。
幅は14cmあれば設置でき、コンロ周りにあまりスペースがなくてもOK。思い思いにカスタマイズしてみてくださいね。
tower|伸縮キッチンサポートラック

フックが5個付属しているので、キッチンバサミなどのツール類をぶら下げておくことも可能。
耐荷重も10kgあるので、鍋やフライパンの一時置きにも最適です。
tower|伸縮式排気口カバー

こちらは43~80cmの幅のコンロに対応しています。耐熱温度は200度あるので、火の近くで使っても安心です。
leye|ステンレス製コンロ奥ラック

棚板が持ち上がる設計なので、元栓の開閉もストレスなくできます。シンプル設計なので、ピッタリ合うコンロであればキッチンがスッキリしますよ。
ファビエ|コンロ奥ラック S

他のコンロラックに比べると安価なのも嬉しいポイント。手軽にコンロ奥の収納を増やしたい人におすすめのアイテムです。
tower|キッチンコーナーラック

オールステンレス頑丈コンロ奥ラック
中身がたっぷり入った鍋など、重い物をコンロラックに乗せたいなら、こちらの商品がおすすめです。
耐荷重がなんと20kgなので、さまざまなものが置けます。
重い鋳鉄(ちゅうてつ)鍋もOK!
また、排気口カバーもついているので、排気口に飛び散る汚れもガードできますよ。
田窪工業所|ステンレス製つっぱり棚

また、棚板は縦向きでも横向きでも使える仕様になっているので、横向きにすればハンガーラックとしても使うことができます。
コンロラックを導入すれば調理がもっと快適に
コンロラックはコンロ奥の汚れをガードできたり、ものを収納できたりします。
自分に合ったものを見つければ、きっと調理が快適になるはずです。
さらに、隙間を有効活用することでキッチン周りがスッキリと見える効果も!
気になった方は、ぜひおすすめ商品を参考にしながらコンロラックを探してみてくださいね。

