コートや衣類でクローゼットがぎゅうぎゅうになっていませんか?
クローゼットのハンガーを掛けられるスペースは無限ではありません。
しかし、「あるもの」を使えば、クローゼットの収納力をアップさせることができるんです!
今回はそんな便利アイテム「収納アップハンガー」の秘密と使い方をご紹介します。
アメーバブログで活躍されているブロガーさんの実例もご紹介するので、クローゼット収納でお困りの方はぜひ参考にしてくださいね。
収納アップハンガーの仕組みとその使い方
収納アップハンガーは「ハンガー」と名がついていますが、コートや衣類を直接掛けるアイテムではないんです。
その正体は…コートや衣類を掛けるハンガーを掛けるハンガー!
形状もとてもシンプルです。
見ただけでは「これで本当にクローゼットに掛けられる衣類が増えるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずは、収納アップハンガーの使い方と仕組みをみていきましょう。
クローゼットに掛けられる衣類が増える仕組み
収納アップハンガーの使い方はいたってシンプルで、クローゼットにあるパイプに引っ掛けるだけ。
パイプの直径が4.2cm以内であればどこでも設置することができます。
引っ掛ける時は、クローゼットの奥側に長い方のバーがくるようにします。
ここにコートや衣類を掛けたハンガーを引っ掛けていくのですが、ポイントは掛ける方法。
前後のバーに互い違いになるように掛けていきます。
ハンガーを掛ける位置を前後にずらすことで、衣類の厚みを分散することができます。
そのため、同じスペースで掛けられる衣類の数が増える、という仕組みなのです!
収納アップハンガー担当者のおすすめポイント
収納アップハンガーはリビングートのオリジナル商品。
商品担当者に、おすすめポイントをズバリ教えてもらいました。
洋服にもよりますが、収納力が約1.5倍になるので、狭いクローゼットや押し入れもスッキリします。
互い違いに洋服をかけられるので、使用頻度の高いものを前に掛けたり、トップスとボトムスで分けたりと、服の整理にも役立ちます。
収納アップハンガー担当者
収納アップハンガーの使い方実例
今回は「片付け収納セラピスト」として活躍されている勝間まなみさんに、収納アップハンガーを実際にお使いいただきました!
一体どのくらい収納力がアップしたのかを、詳しくご紹介いただきたいと思います。

勝間まなみさん
二級建築士
メンタルケアカウンセラー
ズボラ流~洋服収納倍増計画(ハウジー出張編)
勝間まなみさん
勝間まなみです。
今回は、『ズボラ流~洋服収納倍増計画』と題して、収納アップハンガーの使い方実例をご紹介します!
まずは、こちらをご覧ください。
わが家では 幅80cmのクローゼットに全シーズンの洋服を入れています。
洋服を掛けるパイプは上と下に2つある形のクローゼットです。
上のパイプには今の季節の服、下のパイプには季節外の服を分けて収納しています。
でもこの収納方法だと、冬になるとどうしても入りきらない服が出てしまうんです。
で、こうなる。
入りきらなかった洋服は押し入れの桟に掛けています。
どこのお宅でも見られる、あるあるなパータンなのですが、これをすると、押し入れの物の出し入れがしづらくなるので、出しっぱなしの物がどんどん増えてくるんですよね~
そうするとこのような悪循環に。
↓
あちこちに物の吹き溜まりができる
↓
吹き溜まりが邪魔で掃除がしにくくなる
↓
掃除ができないので、部屋が汚れてくる
↓
部屋が汚れると、気もちがどんよりする
↓
気持ちがどんよりすると、掃除したくなくなる
↓
汚部屋になる
「たかが洋服収納」と、あなどるなかれ。
私は、汚部屋になるまでの行程をひと通り経験してきたので、こういう小さなことをほったらかしにするとどうなるのか、その先がよ~く分かるのです。
クローゼットに衣類が入りきらない時の対策は?
この時にできる対策としては、
- 収納場所を増やす
- 服を減らす
- たたむ収納に変えてスペースを増やす
この3つがありますね。
まずムリなのは、1の収納場所を増やすこと。
片づけられない女時代の私なら、迷わず収納場所を増やしていたでしょう。
でも、それをすると際限なく増やすパターンに陥ることは経験済み。
人間というのは、”スキマができれば埋めたくなる動物” だそうです。
つまりは、収納場所を増やせば増やすほど物も増えていくということ。
これだけは避けたい。
次に、2の服を減らす。
私はただでさえ「捨てられない」性格。
今のクローゼットの状態も、このサイズのクローゼットに衣類を納めるべく、これでもかなり洋服を減らした後なんです。
もうこれ以上、減らすことはムリ!
最後に3のたたむ収納に変える。
ズボラで面倒くさがりの私。
上の画像のように、ニットやT シャツまで掛けて収納している私が、「今更たたむ収納はムリでしょう~」ってことで、これも却下。
う~ん、どうしよう~となっていた時に、ある便利グッズを発見!

それがこの「収納アップハンガー」です!
収納アップハンガーを使ってみると…?
早速、使ってみましたよ~
まずは、クローゼットのパイプに掛かっている洋服を撤去します。
先ほどの「収納アップハンガー」をパイプに掛けます。
設置作業はたったこれだけ。




なぜ上下にかけていくのかというと、そうすることで収納量がアップするから。
洋服ってハンガーで収納すると、肩の部分の厚みが場所をとり、その分収納できる量が減りますよね。
しかし!肩の厚み分をハンガーをずらして回避することで、収納量をアップさせることができるのです!
勝間まなみさん
収納アップハンガーに洋服を戻していくと…
私のクローゼットはその後どうなったのかをご紹介していきましょう。
「収納アップハンガー」は2個組でしたので、下のパイプに2つ掛けました。
そこに、撤去していた洋服を戻します。
同じ量なのに、左側に空間が空いてるの分かります?
「収納アップハンガー」すごいです!
空いたスペースに上のパイプに掛かっていた冬服を一部下へ持っていくと、今度は上のパイプ部分にスペースができました。
そこに、出しっぱなしだった洋服たちを掛けます。


「収納アップハンガー」は、1つのハンガーあたり約1.5倍の収納量をアップさせることができるようです。
ただ、冬服、夏服で若干の差があります。
今回は冬服でしたので、上のパイプには5着分多く掛けることができました。
収納アップハンガーで収納できるようになった洋服の数
下のパイプには、この通りまだ余裕があります。ここには元々16着の洋服類が掛かっていました。
「収納アップハンガー」を導入して、そこに4着足すことができ、合計20着になりました。
あと5着は足せそうなので、最終的に25着掛けられます。
つまりは、25着-15着で、10着の洋服が余分に掛けられるようになったということ。
収納量としては、噂通りほぼ1.5 倍に増えたことになります。
今回は、下のパイプだけに「収納アップハンガー」を使いましたが、上のパイプにも使えば、収納量はもっと増える計算となります。
上下で使えば、20着は余分に掛けられるということですね。
収納アップハンガーでスッキリしたクローゼットを公開!
ということで、最後にここでビフォーアフターです!
やっぱり道具って大事ですね。
簡単に洋服の収納量をアップすることができてスッキリしました!
勝間まなみさん
洋服を捨てることが苦痛で捨てられないという方。
洋服をたたむ時間なんてない!という忙しいママさん。
「収納アップハンガー」を使わない手はないです!
収納アップハンガー関連アイテム
「収納アップハンガー」には、いくつか関連アイテムがあります。
こちらでは伸縮タイプやブランコタイプなど、様々なタイプの「収納アップハンガー」をご紹介していきます。
元祖!収納アップハンガー(2個組)

家中のクローゼットに導入する前に、まずは使い心地を試してみたい人におすすめです。
クローゼットの幅に合わせて使える伸縮タイプ

ウォークインクローゼットなどは特に、お部屋の間取りに合わせて微妙な幅になっていることが多いですよね。既存サイズの「収納アップハンガー」が使えないところではこの伸縮タイプが便利です。
クローゼットを縦に使いこなせるブランコタイプ

限られたスペースを最大限に活かせるだけでなく、掛けた服を見やすく収納できるのも嬉しいポイント。
収納アップハンガーは狭いクローゼットの救世主!
クローゼットで大活躍する「収納アップハンガー」をご紹介しました。
クローゼットに普段着る服を掛けて収納しているという方の中には、着たい服が見つからないくらい服が溢れているというケースもあるでしょう。
「収納アップハンガー」で簡単にクローゼットの収納スペースを確保して、快適なクローゼットに変身させましょう♪

