マスクをつけるのが当たり前となった今、マスクの保管場所や外出先での保管方法に困ったことはありませんか?
たとえば・・・飲食をする場合などに外した時には、衛生的に保管しておきたいですよね。
そんな時に役立つのが、マスクケースやマスクポーチです。
マスクを収納するためのアイテムで、使用中のマスクの一時置きや持ち運び用の予備マスクを入れておくために役立ちます。
また、家に保管している使い捨てマスクや布マスクを入れるためのケースがあると、スマートに収納できて家族みんなが使いやすくなります。
そこで今回は、マスクケースやマスクポーチの種類や選び方、おすすめの使い方について紹介していきます。
100均でも手に入る便利なグッズもたくさんあるので、マスクライフが快適になるものを見つけてくださいね。
マスクケースの選び方
マスクケースを選ぶときのポイントとして押さえておきたいのは、「機能性」「サイズ(収納量)」「使うシーン」の3つ。
まずは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
【ポイント1】抗菌仕様など便利な機能があるかチェック
使用中のマスクをケースに一時保管する時、マスクには既に菌などが付着している可能性があります。そのため、ケースの中も汚れる心配が…。
逆にケース内に菌が付いていたら、マスクが汚れてしまいますよね。
マスクケースは抗菌仕様がおすすめ
そんな時に便利なのが、抗菌効果のあるマスクケース。菌の増殖を抑えてくれるので、普通のマスクケースよりも安心です。
予備マスクを入れるために使う時も、抗菌タイプのマスクケースなら衛生的に管理できますね。
また、ティッシュが入るポケット付きや、消臭効果のあるマスクケースもあるので、使いやすい機能をチェックしておきましょう。
【ポイント2】サイズや収納量をチェック
マスクのサイズは大人用・女性用・子ども用などいくつか種類がありますよね。そのため、使っているマスクの大きさにあったマスクケースを選ぶことが大切です。
また、使い捨ての不織布マスクと布マスクとでは大きさや形が異なります。
マスクケースに不織布マスクは入っても、布マスクだと入らない場合があるので、しっかりサイズをチェックしておいてくださいね。
バッグやポケットにマスクケースをしまうなら、コンパクトなものや薄型のものが使いやすいです。
マスクを折りたたんで収納するような小さいマスクケースも売られていますよ。
予備のマスクや子供の分も一緒に持ち歩きたい場合は?
さらに、ケースには何枚のマスクが入るかも確認したいところ。
予備のマスクを複数枚入れたい場合や、大人と子どもの予備マスクを一緒に入れたい場合は、収納量に余裕のあるものがおすすめです。
布マスクやウレタンマスクなどは不織布マスクよりも分厚いので、マチのあるマスクケースやマスクポーチが使いやすいですよ。
【ポイント3】どんなシーンで使うマスクケースなのかを考える
「持ち運びの時に使うマスクケース」なのか、「自宅で保管しているマスクを収納するためのケース」なのかといった、使用シーンも考えておきましょう。
持ち運びの場合でも、予備マスクを入れるためだけなのか、外したマスクの一時置きがいるのかで必要な種類が異なりますね。
一時置きに使うならポケットが複数あるものがおすすめです。
自宅での保管アイテムは置き場所と取り出しやすさを重視
自宅での保管用マスクを収納するためのケースなら、置き場所や取り出しやすさを考えることが大切。
目につく場所に置く場合は、デザイン性も気にしたいですよね。
持ち運び用でも保管用でも、マスクケースはシーンにあわせて選ぶことが大切です。
持ち運び用マスクケースの種類
持ち運びに便利なマスクケースやポーチには、さまざまな種類があります。
ここでは「ファイル型」「ハードケース型」「ポーチ型」「チャック付き保存袋」の4種類に分けてみていきます。
使用中マスクの一時置きにも便利な【ファイル型】
薄型で持ち運びやすい形のファイル型マスクケース。
100均をはじめ、さまざまなところで売られており、デザインも豊富にあります。キャラクターものもあるので、子ども用にもおすすめのタイプです。
バッグの隙間などにサッと入れやすい形状で、1~2枚のマスクを入れるのに便利。
ポケットが複数あるものなら、使用中のマスクと予備マスクをそれぞれ分けて入れておけます。
マスクをシワや折れから守れる【ハードケース型】
少しマチのあるハードケースタイプも人気です。
パチッと蓋を閉めると中のマスクをしっかり守ってくれるので、バッグに入れていても折れ曲がったりシワになったりすることがありません。
また、数枚まとめて入れておけるので、一日に何回かマスクを取り替えることがある人にも便利なタイプ。
お出かけの時に家族分の予備マスクをまとめて持ち運びたい場合にもちょうどいいサイズです。
おしゃれで小物整理にも便利な【ポーチ型】
ファスナーやボタンなどで留めるポーチ型のマスクケースはおしゃれなデザインも豊富。
抗菌仕様のものや、中でポケットが分かれているものなども市販されています。
マスク専用のポーチでなくとも、一般的なフラットポーチで代用するのもいいでしょう。
マスクのほかにリップやティッシュなどを入れて、バッグの中の小物ポーチと兼用することもできます。
マスクケースの代用品には【チャック付き保存袋】
食品保存などに使われるチャック付きの袋を、マスクケースとして代用する方法もあります。
使用中のマスクの一時保管に使った時、袋の中が汚れてしまっても気軽に処分できるのが大きなメリット。
毎日新しいケースにマスクを入れたいという人は、使い捨てできる保存袋で代用するのもおすすめです。
密閉できるのでバッグの中でマスクが汚れたり濡れたりする心配もありません。
持ち運び用マスクケースのおすすめの使い方
マスクケースの主な種類がわかったところで、さらに便利に使うためのおすすめの使い方をご紹介します。
マスクをサッとしまいたい時には見開きタイプが便利
ファイル型ケースには見開きタイプもあります。
左右のポケットそれぞれにマスクを収納するようになっていますが、急いでマスクをしまいたい時は、真ん中に挟んでしまうという方法が便利。
バッグにケースを入れたままでもサッと挟めるので、「ちょっとだけマスクを置きたい」という時にもおすすめです。
抗菌仕様なら安心して使えますよ。
ポケットが複数あるタイプは使用中と予備のマスクに分けて
ポケットがいくつかあるマスクケースなら、使う場所を明確に分けておきましょう。
こちらのようなタイプなら出し入れしやすい方に使用中のマスクを、蓋がついている方に予備マスクを入れるといいですね。
しっかり分けておけば、使用中マスクの菌が新しいマスクに付着する心配もありません。
マスクの種類にあわせて使い分ける
最近は使い捨てマスクと布マスク、ウレタンマスクを使い分けている人も多いのではないでしょうか?
もし、数種類のマスクを持ち運ぶなら、マスクケースを使い分けるのも1つの方法です。
使い捨てマスクか布マスクかで使い分ける
使い捨てマスクは薄いファイル型でコンパクトに持ち運んだり、ハードケース型に複数枚入れたりするといいですね。
一方の布マスクやウレタンマスクはサイズが大きいものも多く、ファイル型やハードケース型には入らないことがあります。
そのため、少し大きなポーチ型を使うのがおすすめです。
保管用マスクケースのおすすめと収納アイデア
マスクは自宅にたくさんストックしている人も多いでしょう。
1箱に50枚ほど入っている使い捨てのものなら、収納場所の確保が必要になりますよね。
出かける度に使うため、すぐ手に取れるところにおいておきたい一方、マスクが入っているパッケージのままだと生活感が気になることも…。
また、布マスクをたくさん持っている場合も、衛生的に収納する方法が必要になりますね。
そこで、自宅でマスクを保管する時に役立つアイテムとその収納方法について紹介していきます。
マグネット式マスクホルダーを玄関ドアに
こちらはマグネットで玄関ドアなどに貼り付けられるtowerのマスクホルダー。取り出し口が設けられているので、使い捨てマスクを下からサッと引き出して使えます。
フラップ扉になっていて、補充が簡単にできるのも使いやすいポイント。
外出の際に、靴を履いてから「あ、マスク忘れてた!」と気付くことがある人は、玄関ドアにマスクがあるととっても便利ですよ。
また、こちらは置き型にもできる2way仕様。フラップ扉をあけて1枚ずつ取り出すことができます。
スリムな縦型なので省スペースに置いておけるのもポイントです。
インテリアになじむケースを家族みんなが取りやすい場所に
使い捨てマスクを家族みんなが使う場合は、取りやすいところに置いておくのが1番ですよね。
目につく場所にマスクを保管するなら、スッキリとした見た目のマスクケースでインテリアにもなじむようにしておくのがおすすめです。
こちらは100均の収納ケースですが、使い捨てマスクにぴったりのサイズで、シンプルなデザインなので使いやすいですよ。
洗面所に置くなら濡れても平気なタイプを
マスクケースは専用のものでなくとも、サイズがあうものならなんでも大丈夫。ただし、衛生的に管理できるように蓋つきのケースを使うのがおすすめです。
例えば、洗面所に置いておくならプラスチック素材のもので、濡れても平気なタイプだと使いやすいですよね。
100均のアイテムでもおしゃれにマスク収納ができる
こちらのお家型のケースはマスクのための収納ボックスで、100均のアイテムです。
おしゃれな見た目なら玄関まわりなどに置いておいても気になりませんね。口が大きく開くので、取り出しも補充もスムーズ。
家族分の布マスクを仕分けして収納
家族それぞれの布マスクやウレタンマスクがたくさんある人も少なくないはず。
洗い替えとして何枚もある場合は1人分ずつに仕分けして、ごちゃごちゃにならないように収納しておきましょう。
複数のポーチに分けて収納
家族の人数分のポーチを用意して、それぞれにマスクを分けて収納する方法です。
ポーチをまとめて引き出しなどに収納しておけばスッキリ片付けられます。
たくさんの種類の布マスクを持っていて、素材や形などで細かく仕分けしたいという時にも便利ですよ。
引き出しに分けて収納
メイクグッズやアクセサリーの収納などに役立つ、小さな引き出しをマスク収納にする方法もあります。
引き出しのトレイごとに仕分けるので、出し入れも楽チン。洗面所や下駄箱などに置いておけば、サッと自分のマスクを取り出せます。
意外と簡単!マスクケースの作り方を画像つきで紹介
マスクケースは100均や3COINSなどでも購入できますが、実は簡単に手づくりすることもできるんです!
今回は、ハンドメイドもよくされているという整理収納アドバイザーの藤野ことさんに、クリアファイルを使った簡単なマスクケースの作り方を教えて頂きました。

藤野こと さん
整理収納アドバイザー
マスクケースのおすすめサイズは?
マスクは、S・M・Lや子ども用サイズがあり、大きさはバラバラ。
市販のマスクケースだとはみ出してしまったり、余裕がありすぎてずれてしまったりする場合があります。
マスクケースを購入するときは、手持ちのマスクのサイズを確認してから選んだほうが無難です。
なので、マスクケースを手作りする場合は、マスクのサイズよりも上下各1cm、左右各1.5cmほどの余裕を持たせると収納しやすいサイズ感になります。
クリアファイルを使ってマスクケースが作れる!
イベントの粗品としてよく配られるクリアファイル。家に余っていませんか?
未使用またはキレイな状態のクリアファイルならば、簡単にマスクケースが作れます。
薄いので、バッグの中に入れておいても邪魔になりません。
簡単にできる「マスクケース」の作り方
クリアファイルを使ったマスクケースは、とても簡単に作れます。
では作り方を画像つきで紹介します。
手作りマスクケースの主な材料と道具
マスクケースを作るために必要な材料は3つだけ。
- クリアファイル1枚
- 両面テープ
- マスキングテープ(なくてもよい)
また、必要な道具もとても身近なものばかりなので、ご自宅にあるものですぐ試して頂けます。
- ものさし、またはメジャー
- マジック
- ハサミ
- カッター
マスクケースの作り方手順
では、作り方を説明していきます。
手前の横2cmと縦6cmだけカットし、奥は残します。


(ここで完成でもOKです)


クリアファイルに合わせて、好きなようにデコレーションしてください。
マスクケースは市販でも手軽に購入できますが、もし家で持て余しているクリアファイルがあるならば、再利用する方法としてマスクケースを作る材料にするのもよいかもしれないですね。
藤野ことさん
作り方も簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、マスクケースの種類や選び方、収納方法やマスクケースのハンドメイド方法について詳しくご紹介しました。
持ち運びのためのケースや、自宅で保管するためのケースなど、いろいろなマスクの収納アイテムがあります。マスクの種類にあわせて使いやすいものを選ぶといいですね。
マスクが必須アイテムとなっている今だからこそ、使いやすいものを選んで、快適なマスクライフを送りましょう。

