洗濯機まわりは、洗剤や掃除のスプレー類、洗濯ネットやハンガーなど、こまごました洗濯用品が多く、生活感が出やすい場所です。
毎日使うからこそ、スッキリと清潔感があるスペースにしたいですよね。
見た目はシンプルでも使い勝手が良く掃除もしやすい、洗濯機まわりの収納アイデアと、便利なおすすめの収納アイテムをご紹介します。
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
洗濯機の買い替えで、ライフスタイルや収納が変化
我が家は、夫・私・小学生息子二人の4人家族。
昨年の引っ越しと同時に、縦型からドラム式洗濯乾燥機に買い替えました。
(旧居のランドリースペースについての記事は「狭くても工夫次第で快適に!リビング内にあるランドリースペースの収納術」をご覧ください)
縦型からドラム式にして、洗濯や掃除の仕方、使うアイテムなども変わりました。
以前の縦型の時は朝に1回洗濯をして、全部外干しでした。
ドラム式にしてからの洗濯は、1日に2回です。※ご家庭によります
朝(朝に出た洗濯物、厚手の衣類、乾燥NGやシワになりやすいもの):洗濯→外干しするものを取り出す→残りを乾燥

朝は洗濯が終わったら取り出して、外干しする必要のない残りの洗濯物を乾燥にかけています。
洗濯機の形状だけでなく、洗濯のスタイルが変わったことで、洗濯機の周りの収納アイテムを買い替えたり見直したりしたので、色々と詳しくご紹介しますね。
洗濯機まわりの収納用品を選ぶときに気をつけたいこと
洗濯機周りはとにかくいろんなモノがあふれがち。
限られたスペースに収納しようと思うと、すっきり見せるのが大変です。
まずは、そういった悩みを解消するポイントをみていきましょう。
まずは置くものを把握してから、収納用品を選ぶ
最初に、洗濯まわりに置きたいモノがどれくらいあるのか確認しましょう。
何を「どれくらい」「どこ」に収納するのか、それによって使い勝手のよい収納アイテムが変わります。
また、ランドリーラックや棚など、収納用品を購入する場合はサイズを必ず確認しましょう。
我が家のラック、ぴったりに見えて実は少し失敗しています。
隙間のデッドスペースを活かした収納
我が家の場合は、洗濯機横にオープンラックを置いています。
洗面所と洗濯機の間のスペースに、無駄なく入るサイズを探しました。
- 洗面所と洗濯機の間のスペースに置けること
- 使っているランドリーバスケットを上に置きたい
- 引き出しタイプではなくオープンラック
- 色は白がいい
- キャスター付きなら掃除もラクそう
(ものの出し入れをスムーズにしたい)

超ピッタリ!
しかし……本体サイズにキャスター分が含まれていなかったようでひっかかり動かしにくい(汗
残念ですが、キャスターはつけずに使っています。ぴったり過ぎるサイズは要注意です。
必要最小限のモノだけ!我が家のスッキリ収納のコツ
バスタオルは脱衣所に、フェイスタオルは洗面所になど、基本的には使う場所の近くに置きたいですよね。脱衣所に洗濯機を置いている場合、バスタオルやパジャマなどの置き場所に悩まれているご家庭も多いはず。
我が家の場合、タオルはラックの下段に、積んでいます。用途や人別に色分けしています。
夜に洗濯して朝までには乾くので、無駄なストックも多くの収納スペースも必要ありません。
バスタオルの収納を試行錯誤したときの記事はこちら↓
狭くても大丈夫!スペース要らずのバスタオル&バスマット収納アイディア
パジャマ(着替え)の収納
パジャマは朝脱いだら日中に洗濯乾燥して、入浴時に洗濯機から取り出して着ています。
タオルと同様、洗い替えの必要がなく一枚を毎日着倒しています。
こちらは、たたむ必要すらありません(笑)

見た目だけじゃない!洗濯洗剤を詰め替えるメリットとボトルの選び方
余分なモノを持ちすぎないと言っても、洗濯洗剤などの消耗品の場合、やっぱり最低限のストックは必要になってきます。
洗濯用の洗剤や柔軟剤は、メーカーによってさまざまなボトルに入っているため、形やデザインなどもバラバラ。
オープンラックのような見える場所に置いていると、使う時にすぐ手に取れて便利ですが、どうしても見た目が雑多な印象になりがちです。
なので、少しでもスッキリと収納するため、洗剤はシンプルな詰め替えボトルに入れて保管しています。
洗濯洗剤と柔軟剤など、よく使うものを同じシリーズの詰め替えボトルに入れると、見た目の統一感が出るだけでなく、同じサイズなので収納がしやすくなるというメリットがあります。
人気の詰め替えボトルの使い勝手を徹底比較!
今回、人気の2メーカーを比較する機会をいただいたので、レポートします♪
比べるのは、towerのシンプルでおしゃれな「詰め替え用ランドリーボトル」と、 本をイメージしたシックなデザインが魅力の「LAUNDRY SYMBOLS」。
どちらも角形なので複数使いしても並べやすく、棚の中などでも無駄なくスッキリと収納できます。
towerの詰め替え用ランドリーボトル
まずは、towerから。
カラー展開はホワイトとブラックがありますが、今回はホワイトを2つ選びました。とてもシンプルでスッキリしたデザインです。
おしゃれなラベルシールがついているので、同じ色を選んでも使い分けできます。
LAUNDRY SYMBOLS
こちらは本のようなデザインのシックな詰め替えボトルです。
手触りがマットで高級感があります。
使ってみたのは、ホワイトとブルー。色は他にブラックとピンクもあるみたいです。可愛くて揃えたくなりますね。
裏のイラストもおしゃれ。
気になる使い勝手を比較!詰め替えボトルの注ぎ口やキャップの形状は?
towerは注ぎ口もキャップもシンプルな形。
「LAUNDRY SYMBOLS」は市販の洗剤ボトルに近い形のキャップです。
詰め替える時は、towerの場合は大きなフタごと外れるので、洗剤を注ぐ時に気を遣わなくて良いところが気に入ってます。
「傾けたら漏れないかな?」と心配になりましたが、パッキンがパチッと閉まるので大丈夫です。
「LAUNDRY SYMBOLS」も注ぎ口の分が外れるようになっているため、問題なく詰め替えできます。
注ぎ口の比較。
「LAUNDRY SYMBOLS」の注ぎ口は市販の洗剤ボトルとよく似ていますが、少し異なるこだわりを見つけました。
なんと、キャップに洗剤を入れやすいように、少し注ぎ口の位置が傾いています!
画像ではわかりにくいかもしれませんが、「LAUNDRY SYMBOLS」は、注ぎ口が少し左にずれています。
右手で持つことが限定でしょうか? 左手で持ったみたら、入れにくかったです(笑)
詰め替える時はラベル必須!どちらも付属のラベルシール付き
洗濯洗剤と柔軟剤など、それぞれ色違いで使う場合は見た目で判断できそうですが、同色の場合は間違えないようにいけませんね。
どちらの詰め替えボトルにも、オリジナルのラベルシールが付属しているので、こちらを貼れば同色にしても間違える心配はありません。
「LAUNDRY SYMBOLS」のラベルシールは、日本語表記でした。
詰め替えボトルは、サイズ選びも重要
今回選んだアイテムはサイズ的にそこまで大差がないのですが、詰め替えボトルを選ぶときには使いやすいサイズかどうかも重要ポイント。
例えば、詰め替え回数が少なくてすむ大きいサイズにするか、詰め替えの頻度は高くなるけど軽くて持ち回わしのよいコンパクトなサイズにするか。
あとは洗濯の頻度などにもよりそうですね。
ちなみに、2つを比べてみると幅は同じくらいですが、towerの方が少し高さがあり、容量も100ml多かったです。
最終的な決め手は使い勝手と好みのデザイン
両方を使わせていただいた結果、、、「LAUNDRY SYMBOLS」の方が私は気に入りました。
手触りがよく、色やデザインもおしゃれで使う度に嬉しくなります。
傾いた注ぎ口のこだわりも好き。
towerもシンプルで良いのですが、繰り返し使っているうちにキャップについた洗剤が本体の口元に少し垂れてきました。
はめるだけの構造だからかもしれません。
というわけで、洗濯機横のラックに「LAUNDRY SYMBOLS」を置いて使っています。
洗剤のストックは、ボトルのすぐ後ろに置いて、開封したら買い足すようにしています。
洗濯機の側面を収納スペースに!towerの便利な収納アイテム
洗濯洗剤以外にも、洗濯機周りに必要なもので置き場所に困るものって結構色々ありますよね。
かといって、大きな棚やラックを置くほどスペースがない……。
そんなときにおすすめなのが、マグネットタイプの収納アイテムや壁面収納アイテム。
特にマグネット収納は、洗濯機本体の側面など好きな箇所に取り付けるだけなので、とても簡単に収納を増やせます。
towerの〇〇専用ストッカーに洗濯ネットを収納
まずは、意外と置き場所に困る「洗濯ネット」。
洗濯ネットは、なるべくサッと取り出せる場所にしまっておきたいですよね。
実は、意外な収納アイテムが洗濯ネットの収納に使えます。
こちらは、towerの「マグネット洗濯洗剤ボールストッカー」。
我が家では、洗濯ネットをこのストッカーの中に入れて、洗濯機の横につけています。
清潔感のある白色で、とても見た目がシンプルなデザイン。
洗濯かごの近くにつければ、出し入れがスムーズです。
本来は洗濯洗剤ボール用の収納アイテムなので乾燥防止のパッキンがついていますが、洗濯ネットの収納には必要ないので外しました。
洗濯ネットの収納に使われる場合は、パッキンが無い方が開け閉めがしやすいです。
マグネットがかなり強力なので、少し手で押すくらいでは外れることもありません。
他の用途として、たとえばゴミ箱やピンチなどの小物入れとして使ってもよさそうですね。
マグネットタイプのフックで、掃除道具の吊り下げ収納
towerのスプレーフックを洗濯機横につけて、収納場所に困りがちな「長いアイテム」を吊るしています。
「スプレーフック」という名前なので、もちろんスプレーをひっかけて収納することもできます。
縦横どちらでもつけられるのが嬉しい。
マグネットの耐荷重は500gなので、ひっかけるものはそこそこ重たくても大丈夫。
洗濯機に限らず、マグネットが使える場所なら、どこでも便利に使えそうです。
冷蔵庫やお風呂の壁などに使っても良さそうですね。
ティッシュケースを壁掛けにして、「置く」ものを減らす
ティッシュは洗面所など洗濯機まわりにあると便利ですが、ラックなどに置こうとおもうと場所を取りがち。
そんなとき、マグネット以外にも、壁を使って解決するという方法もあります。
こちらもtowerシリーズのティッシュケース。
仕切り板がついていて、さまざまな厚さのティッシュに対応。縦にも横にも置けて、壁掛けにもできます。
まさに欲しかった機能満載。そしてデザインが超シンプル。
この仕切り板が良い仕事をしてくれます。
ティッシュボックスの高さに合わせて、仕切り板を使って3段階に高さ調節が可能。
当初は壁掛け目的でしたが、実は壁につけるには木ネジ4つを、底にある穴から壁にねじ込むという方法だと判明しました。
石膏ボードには取り付けられないし、梁があっても賃貸だとNGだし穴ががっつり開くのもちょっと・・・。
そもそも底を壁にがっつり付けてしまったら、ティッシュの取り替えがしづらそうです。
なるべく壁に大きな穴をあけずに使うには
そこで、ケース背面のネジ穴にリボンを通し、額を掛けるみたいにフックで吊り下げて設置することにしました。
写真のように、石膏ボード用フックを壁につけて、引っ掛けました。
壁につけることでスペースを有効活用できます。手の高さに設置すればティッシュも取りやすいです。
洗濯機周りは掃除のしやすさにも一工夫
洗濯機まわりで汚れが気になるところと言えば、洗濯機の下ではありませんか?
ホコリがたまるし、水気で汚れやすいですね。でも掃除がしづらい。
洗濯機の下に手が入る「ふんばるマン」
洗濯機の脚の下に設置しているのは「ふんばるマン」というアイテム。
洗濯機による周りへの振動を軽減するだけでなく、高さがでるため、洗濯機の下側に排水口がくる場合でも排水ホースのスペースが確保できます。
これはすごく買って良かったアイテム。
「ふんばるマン」を使って高さを出すことで、床が見えて手が入る隙間ができるので、洗濯機の下をラクに掃除することができるのです。

隙間や奥のホコリとりに「隙間らくらくハンディワイパー」
それでも、洗濯機の隙間や奥にはなかなか手が入りません、、、
汚くてスミマセン。
そんな時はこれ!
「隙間ラクラクハンディワイパー」(ダイソー)
シートが付属していますが、市販のフローリングシートも取付けできます。
奥までワイパーを入れて戻すと……、すっきりとホコリが釣れました(笑)
まさに、かゆいところに手が届く商品です。
100均アイテムでスッキリ!洗濯機周りの配線整理
洗濯機など、家電といえば配線周りのごちゃごちゃも悩みの種です。
黄色や緑色の派手なアース線が丸見えになっていたり、長い電源コードをそのままにしておくと、掃除しづらく見た目もよくありませんよね。
長いコードはだらんと垂れ下らないように、100均アイテムを使って緩くまとめてからフックにかけています。
【アイデア1】L字型プラグ(ダイソー)でコンセントを横に向ける
前に出っ張るコンセントを、横に向けることでスッキリさせます。
【アイデア2】粘着テープ開閉フック(ダイソー)をコンセントに貼り付ける
普通の粘着タイプのものや、石膏ボードタイプのフックを横につけても良いです。
コードをまとめて浮かせます。
【アイデア3】手ぬぐいをかけて隠す
そのままでも、だいぶスッキリはしましたが、さらに目隠しの布で見せなくする方法も。
我が家はお気に入りの手ぬぐいを使っていますがランチョンマットやタオル、適当な布でもちろんOK。季節や気分によって変えたら楽しいですね。
つっぱり棒に手ぬぐいを引っ掛けています。
ごちゃつきがなくなり、洗濯機の上も掃除がしやすくなりました。
知って得する!部屋干しや浴室乾燥に便利なアイテム
洗濯機の乾燥機能はとても便利なのですが、なかには乾燥できない素材の洗濯物もあります。
そんな少量の洗濯物を部屋干しや浴室乾燥させたい場合に便利な100均グッズやアイデア商品をご紹介します。
少量の浴室乾燥に便利!100均の「ランドリー浴室フック」
時間はかかるけど素材などを選ばずに乾燥できる浴室乾燥。
下着などデリケートな衣類は外に干しづらいため、浴室に干しています。
浴室に少量の洗濯物を干したいという場合、とても便利な100均アイテムがあります。
「ランドリー浴室フック」(ダイソー)です。
使うときだけシャワーフックにはめれば、簡易的なもの干しになる画期的なアイテム。


もともと備え付けだった物干し竿も不要になり、取り外して物置にしまいました。
部屋干しに便利な「Coconi 室内物干し DRYit」
我が家で外干しするのは、乾燥NGやシワになりやすいものです。
少量ですが、毎日あります。
取り込んだ時に一時的に掛けておいたり、雨の日の部屋干しに使っているのが、「Coconi 室内物干し DRYit」です。

上に押すとゆっくりと開きます。

耐荷重は8kg。2本使えばそれぞれにかけたり物干しを渡して大量に干すことも可能です。
出し入れしやすい窓の出入り口、かつ風が当たるようにエアコンの下に設置しました。
洗濯機周り以外のランドリーグッズの収納場所・アイテム
ランドリーグッズの置き場所は、すべて洗濯機周りに置くのがベストというわけではありません。
我が家のように、浴室・部屋干しや外干しなど状況に応じて作業する場所が分かれているケースだと、それぞれの場所に分けた方が使いやすかったりします。
また、それぞれの使う頻度によって分けることもできます。
物干し・ハンガーは窓際に
外干しをする時のハンガーですが、実は窓際のカーテン裏に隠してあります。
こちら側の窓はほとんど開けないので邪魔になりません。
無印良品のファイルボックスに放り込んでいます。
使う場所の近くに収納するのがベストですね。
洗面所の床下収納に入れているもの
我が家は洗面所の床下に収納があります。でも床下収納って、案外使いづらくないですか?
なので、たまにしか使わない洗濯関係のものを入れています。
- 給水ホース(残り湯を使わないので)
- ハンガーなどのストック
- 布団干しピンチ
- おしゃれ着洗い洗剤
など

暮らしにあった収納を楽しもう
収納アイテムを選ぶときの重要ポイントは、「サイズ」「使い勝手」「場所や用途に合わせる」「色(そろえるとスッキリ)」など。
たとえば、今回ご紹介したように、洗濯洗剤は容器が派手なことが多いですよね。
お気に入りの詰め替えボトルを使うと気分があがります(笑)
他のアイテムも、白を多めにしたり目につく配線を隠すなどの工夫で、視界に入る色の数を抑えるとスッキリ見えますよ。
また、洗濯機まわりは水やホコリが多く発生するので汚れやすい場所。
収納を考えるときに掃除をしやすい工夫も一緒にしておくと、きれいな状態を保つことができます。
洗濯は毎日のことなので少しでも楽しくラクにできると良いですね。
参考になるアイデアがあれば嬉しいです♪
詰め替えボトルでお風呂をおしゃれに♪掃除や詰め替えに便利なアイテムも