いつの間にか、増えてしまいがちなタッパーなどのフードコンテナ(保存容器)。
余った食材の保存など何かと便利なので、「いくつあっても困らない」と思いがちですが、意外と保管場所に困っていたりしませんか?
特にプラスチックの保存容器は、形やサイズもさまざまで、うまく収納できずに場所をとりがち。
「ぴったり合うフタが見つからない」「取り出しにくい」など・・・容器の数が増えるほど、管理も大変になります。
私は、5年前に思い切って、沢山あった容器を一新しました。
今回は、プラスチックやガラス製の保存容器の買い替え方法や古くなった容器の使い道、ムダに量を増やさないためのコツなどについて、お伝えします。
目次
我が家の保存容器
我が家で食品を保存するのに使っている容器は、↓の写真に写っているもので全部です。
占めているスペースは、B4サイズの用紙1枚分くらいでしょうか。
左がプラスチック製(ジップロックコンテナー)、右が耐熱ガラス製(ダイソー)の保存容器です。
それまでサイズや形状などがバラバラだったプラスチック製の容器から、5年前に全てジップロックコンテナーに一新しました。
ガラス製のダイソーの保存容器は、後で買い足したものです。こちらは約1年半ほど前から使っています。
では、愛用しているこれらの保存容器のメリットとデメリットを詳しくお伝えします。
「ジップロックコンテナー」のメリット・デメリット
ジップロックコンテナーを購入したのがだいぶ前なので、旧デザインのものです。
我が家では、大中小の3種類のサイズを使っています。
小:300ml 7つ
中:500ml 4つ
大:800ml 2つ
メリット1「統一感がある」
まずメーカーを統一させると、積み重ねた時や収納する際にすっきりします。
冷蔵庫の中で使うときも、見た目がきれいですね。
メリット2「中が見える」
半透明なので中が見え、フタを開けなくても何が入っているかが分かります。
メリット3「コンパクトに収納できる」
重ねられるのでコンパクトになります。
メリット4「フタが共有できる」
中と大サイズのフタの大きさは同じなので、ほとんど迷うことがありません。
口の大きさが同じだと、フタが共有できるのでオススメです。
メリット5「ご飯の冷凍にぴったり」
小サイズ(300ml)はご飯の冷凍にも使っているため、他のサイズより少し多めに持っています。
ちょうど一膳分くらい入ります。
メリット6「フタも食洗機で洗える」
本体は食洗機で洗えるけど、フタは洗えない素材になっていることが結構多いですよね?
わざわざ手洗いで、フタの溝を洗うのも面倒です。
ジップロックコンテナーは、フタも食洗機に対応。別洗いしなくて良いのはラクです。
メリット7「フタも電子レンジ対応」
ジップロックコンテナーのフタは、電子レンジにも対応しています。
ご飯を温める時はフタを斜めに少しずらして乗せます。
ラップの節約になりますね。
「ジップロックコンテナー」のデメリット
食洗機で乾燥までかければ気にならないですが、手洗いした場合に水切れが少し遅いように感じます。
デメリットに感じるのはそれくらいですね。
全部そろえるとどのくらいの金額?
ジップロックコンテナーはリニューアルしたので、全く同じデザインというわけではないですが、私が持っているサイズに近いものを、同じ数だけ購入した場合、通販サイトで約1800円くらいになると思います。
ダイソーの耐熱ガラス容器のメリット・デメリット
こちらのタイプの容器も、3種類のサイズを持っています。
小:310ml 4つ
中:530ml 3つ
大:800ml 1つ
ジップロックコンテナーとほぼサイズが同じ正方形なので、並べたり重ねたりした時にとてもすっきりします。
耐熱ガラス容器のメリットも、ほぼプラスチックの容器と同じですが、プラスチックにはないメリットが、実は数多くあります。
メリット1「重なる」
異なるサイズはスタッキングができます。
私は同サイズで重ねていますが、底の部分がはまる感じです。
メリット2「食器として食卓に出せる」
プラスチック容器だと、そのまま食卓に出すのはちょっと・・・ですよね。
かといって、わざわざ別のお皿に移し変えると、洗い物も増えてしまいます。
ガラスの容器であれば、そのまま食卓に出しても、とても見た目がきれいです。
我が家では作り置きの料理や手作りの焼き菓子などは、ほとんどこのガラス容器に入れています。
メリット3「色移りや臭い移りが無い」
カレーやミートソースをプラスチック容器に入れると、色や臭いが移ってしまうことがありますよね。
ガラスの場合はその心配が無く、キムチなどを入れても問題ありません。
メリット4「高温でも溶けにくい」
油の多い食材を電子レンジで温めようとして、プラスチックの容器が溶けてしまったことはありませんか?
ハンバーグや唐揚げ、カレーなどの加熱は、プラスチック容器の場合は少し心配ですよね。
電子レンジでも使用可能な耐熱ガラスの場合、溶ける心配はありません。
オーブンもOK
なんと電子レンジだけでなく、オーブンや魚焼きグリルにも入れられるので、グラタン皿の代わりとしても使えます。
ご飯と余ったカレーを入れてチーズを乗せて焼けば、簡単にカレーグラタンの出来上がりです♪
メリット5「水切れが良い」
プラスチック容器のデメリットにある水切れの悪さが、ガラス容器にはありません。
乾くのが早いと、すぐにしまえるので嬉しいですね。
ガラス製のデメリットは「重い&欠ける」
ガラス製なので、少し重いです。子供が持つときは気を付けないといけません。
一応割れ物ではあるので仕方ないかと思いますが、気づくと欠けていることがあります。
厚みがあるので、普通に使う分には割れることはほとんどありません。
全部そろえるとどのくらいの金額?
ダイソーで小:150円、中:200円、大:300円(全て税抜)でした。
私が持っている数を購入すると1500円。
耐熱ガラス容器を使ってみたいけど、お値段が高い・・・という方は、試しにダイソーのものを使ってみても良いかもしれませんね。
保存容器の捨て時と古い容器の使い道
特にプラスチック製のものは、長く使っていると、どうしても劣化してきます。
着色や変形のあるものは、思い切って処分しましょう。
私は古い容器は、冷蔵庫内で収納アイテムとして使ったり、子供のおもちゃなど細かいものの仕切り代わりに使いました。
思い切って全部買い替えよう!となった場合でも、きれいな容器を処分してしまうのはもったいないですね。
タッパーなど食品用の保存容器が増える理由は?
いつの間にか数が増えていく保存容器。
容器が増える原因は、いったい何でしょうか?
以前の私の場合は、下記の理由で増えてしまっていました。
・親に食材を入れて持たされる(作った料理のおすそ分けなど)
・100均などで、つい買ってしまう&複数セットになっているので余る。
では、これらの理由で増やさないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?
「親に持たされる」対策
実家に行くと、帰りにあれもこれもと保存容器に入れて持たされませんか?
自分の親は持って来ることが多いのですが、その際はすぐに自宅の食器や容器に中身を移し替えます。
そしてその場で容器を返します。実の親だし、遠慮なく(笑)
義理の実家の場合は、「モノを増やさないようにしているので」と伝えてなるべく保存容器ではなくジッパーバッグや使い捨ての容器に入れてもらうようにしています。
保存容器に入れて持たせてくれた時は、次に行く時に忘れないように考えて・・・。
義理の実家へは車で必ず行くため、あらかじめ車内に入れておいたり、持参するバッグなどに入れて保管しています。
「100均でつい買う・余る」対策
「買おうかな」と思ったら、まず次のことを考えます。
・食器などで代用できない?
・どこに収納する?
100均の小さいサイズの容器は、だいたい3~4つセットになっていることが多いですよね。
「器で代用できるかも」「収納場所が具体的にイメージできないな」
など少し考えることで、100円だからと衝動的に購入するのを防ぐことができます。
本当に必要かどうかを考える
私自身は、あまり作り置きをしないということもあり、我が家には大きなサイズの容器はありません。
たまにしか出番が無い容器に大きなスペースを取りたくないのです。
大量の汁物を保存する時などは800mlのジップロックコンテナー2つに分けて入れたり、大きな深い食器で代用することもあります。
おわりに
いかがでしたか? 今のところ我が家ではプラスチック製の保存容器とガラスの保存容器が全て出払うことはほとんどないので、実際にはもう少し数を減らしても充分足りるかもしれません。
普段、作り置きをするかどうかでも、各家庭で適正量は違ってきますね。
このように、保存容器の種類を統一させることで得られるメリットはとても沢山あります。2000円しない程度の金額でスッキリできるなら、いっそこの機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?
私はジップロックとダイソーのものを愛用していますが、他のメーカーでも色々出ていますので、是非ご家庭に合ったものを探してみてくださいね。
