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使いにくい…と思ったら冷蔵庫収納の見直しを
作り置きおかずに卵やお肉、また湿気や虫対策に小麦粉や砂糖類など、冷蔵庫の中に入れたいものってたくさんあるので、つい詰め込んでしまいますね。
でも、詰め込むと奥に入れたものが見えなくなって使い忘れたり、まだあったのに買ってきてしまったりといいことはありません。
私はそれほどストイックに整理しているわけではないのですが、次の4つの基本ルールを意識して使いやすさをキープしています。
●食材ごとに場所を決める
●いらない棚は外す
●保存容器は透明なものでそろえる
●常温で保存できるものは冷蔵庫に入れない
今回は、我が家の冷蔵庫を大公開!順番にコツをご説明します。
食材ごとに場所を決める
冷蔵庫内は場所によって温度に多少の差があるので、食材に適した位置を見つける必要があります。
また、見やすく取り出しやすい位置に、頻繁に使うものを置くようにする必要もあります。
粉類と卵は冷えにくい上段に
冷蔵庫の中で冷えにくい場所は、キンキンに冷やさなくてもOKな小麦粉や卵などの保管場所に向いています。うちの冷蔵庫の場合、それは上段。
高さのある袋物を立てて収納するために、引き出して確認しやすいプラスチックの収納容器で仕分けしています。
真ん中にはライトをふさがないように卵パックの指定席に。透明なのでそれほど光を遮りません。
ごはんのお供は見渡しやすい中段に
家族のお弁当がわりにおにぎりを作ることが多いので、中段にはおにぎりの具やごはんのおともにする梅干しや佃煮、珍味類を小さな容器に詰め替えて並べています。
段がスライドするのでここは奥行きを短くして、パッと見渡せるようにしています。
作り置きおかずは取り出しやすい下段に
下段の奥は作り置きおかずの場所と決めています。
一番出し入れしやすい場所なので、調理途中のボウルなどを入れられるように、手前のスペースは空けています。
中段の奥行きを狭くしているおかげで、手前に背の高いものも置けます。
調味料はドアポケットに
ドアポケットは調味料類の指定席。小瓶のスパイス類も常温では湿気で固まってしまうものがあるため、冷蔵庫で保管することにしました。
小さなお醤油のパックなどが余ったらいったん保存しておくスペースもここ。透明なケースに入れて忘れないようにしています。
いらない棚は外す
冷蔵庫は棚がたくさんあるほど収納量が増えると思いがち。
でも無理に収納しても取り出しにくくなって、使い忘れる食材が出てきてしまいます。
収納しやすさを考えて、不要な棚は思い切って外してしまうとスッキリしますよ。
実はドアポケットの棚や小物もいくつか減らしています。
ドアの開け閉めによる振動を考えて卵を収納するのはやめて、卵ケースは取り外しました。
上段を卵ケースと一緒に棚ごと取り外したところ、その下の段にゆとりができ、背の高いものも入れられるように。
マヨネーズ、ソース、小さなチューブ類が一段に立てて収納でき整理しやすくなりました。
保存容器は透明なものでそろえる
冷蔵庫内の保存容器は透明なものにして、中身や量を確認しやすくするのが基本ルール。
作り置きおかずはガラスの保存容器、珍味などごはんのお供はリサイクル空き瓶に入れています。
同じ空き瓶があるならそれを活用してそろえるとエコですね。
梅干しや塩漬けなど塩気の強いものは金属のフタの容器で長期保存するとさびてしまうので、プラスチックのフタのものがおすすめです。
常温で保存できるものは冷蔵庫に入れない
私は普段まとめ買いをするので、買い物のあとは冷蔵庫がいっぱいになってしまいます。
常温で保存できるものまで入れてしまわないように、食材のパッケージをよくチェック。
「常温保存可能」「直射日光や高温になる場所を避け、涼しい場所で保存してください」という表示のものは、冷蔵庫には入れません。
例えば、こんにゃくやしらたき、開封前の調味料や佃煮類は、冷蔵庫に入れなくても大丈夫なので、根菜や買い置き食材と一緒に大きめのカゴに収納しています。
冷蔵庫がすっきり整理できていると、料理がはかどります。
家族構成や生活パターンが変われば効率的な冷蔵庫収納も変わってきます。
掃除をかねて、定期的に冷蔵庫の収納の見直しをしてくださいね。