衣類は手放しにくいもののひとつですね。
特に女性は、タンスの肥やし化している服が、クローゼットの中にたくさんあるのでは?
今回は衣替えなしのときめくクローゼット収納術をご紹介!
衣類を持ちすぎてしまうのはなぜ?
衣類は、色や形、素材や着心地など十人十色の趣向があって、自分の「好き」が強く反映されるもの。
クローゼットには、ときめくものがそろっているはずなのに、いざ出かけようと思うとあれこれ悩んでしまって、うまくスタイリングできない…という声をよくお聞きします。
あれこれ悩んでしまうのはどうして?
衣類を持ちすぎてはいませんか?
衣類は、とめどなく新しいデザインが出てくる流行りもの。
最近はお安く買えるということもあって、流行を取り入れることはわりとカンタンです。
でもこれが、衣類を持ちすぎてしまう大きな原因。
流行を取り入れるのはオシャレには欠かせませんが、ここで、自分の「好き」を再確認してみては?
流行に左右されすぎないことが、ときめくクローゼットづくりのポイントです。
自分の「好き」を知るには?
今持っている衣類を見て、自分の「好き」を追求してみます。
まずは、持っているすべての衣類をクローゼットから引っ張り出します。
一点一点手に取り「着ている?着ていない?」と、自分に問いかけて衣類を分けていきます。
よく着ている衣類の山を見れば、今の自分がどんなものを好んでいるのかがはっきりと見えてきます。
もしかしたら、同じようなものばかりかもしれませんね。
でも、これが今の自分の「好き」なんだなと、快く受け入れましょう。
また、年齢とともに着心地のラクなものや、肌触りを重視する傾向があります。
気づいたら無理をせず、今の自分が心地よいと思えるものを選びましょう。
着ない理由をはっきりさせる!
着ていない衣類の山を見ると、着ない理由がはっきりと分かってきます。
- サイズ的に着られない。(大小含めて)
- 着心地が悪い。(肌触りや重さ、フィット感)
- 今は気に入っていない。(買った時と趣味が変わってしまった)
- 好きだけど似合っていない。(好きだから似合うとは限らない)
特に、まだ着られるのに、捨てるのはもったいないという理由で残している衣類って多いですよね。
そこは、ズバリ!どうして今、着ないのか?をはっきりさせましょう。
未練を残さず手放すことができますよ。
これで衣類の持ちすぎから解放されますね。
収納は引き出し使いがカギ!
衣類の量を減らせば、年間通して衣替えなしで収納することが可能です。
引き出しごとにトップスやボトムス、夏物や冬物などカテゴリーを決めて収納します。
胸から腰の高さがいちばん出しやすいので、よく着るものはこのゴールデンゾーンに収納しましょう。
着る人の身長に合わせて、引き出しの下から下着、上着、ボトムスなど、体と引き出しの高さをリンクさせるといいですね。
そして、引き出しに入る量で着まわします。
衣類の増えすぎも制限できて、おしゃれにも磨きがかかり一石二鳥。
でも、衣類の量を減らしても、どうしても衣替えが必要な場合は、収納ケースの引き出しごと入れ替えるのがオススメ。あっという間に衣替えが終了しますよ!
もし収納ケースを買い替える機会があれば、同じものをそろえてみてくださいね。
ハンガーを揃える掛け収納でクローゼットが変わる
丈の長い衣類やシワになりやすいものは、ハンガーに掛けますが、この掛け収納はハンガーをそろえるだけで美しく整って見えます。
収納力はバラバラのハンガーより1.5倍ほどアップ!
これで、クローゼットは大きく変わります。
それでも手放しにくい衣類は?
「似合わない、もう好みではないと分かってはいるんだけど、捨てるのはもったいない…」
そういった想いに寄り添い、気持ちよく手放せる場所を作りたいということで始まったxChange(エクスチェンジ)というイベント。
不要な衣類が、欲しい人のところへ受け継がれる心温まる衣類の循環システムです。
お金で服をやり取りするのではなく「エピソードタグ」という値札代わりのタグがポイント。
手放す人ともらう人の間にメッセージを通して交流がうまれます。
「どんな思いでもらってくださったがわかるので幸せな気持ちで手放せる♪」と感じておられる参加者が多いのが特徴です。
全国各地で開催されていますので、ぜひ利用してみてください。
xChange(エクスチェンジ)について、詳しくはこちらをご覧下さい。
参考
xChangeとは?xChange