【比較実験】アウトドアの新定番「ペットボトルクーラー」の保冷力を徹底検証!

ペットボトルクーラー

気温が高い日は、熱中症の予防や体調管理のためにも、水分補給はこまめにしておきたいところ。
そんなとき、コンビニや自動販売機で気軽に買えるペットボトルは、全部飲み切らなくても持ち歩きやすいので、何かと重宝しますよね。

ただ、ペットボトルの飲み物って、すぐにぬる~くなってしまうのが難点!!
特に屋外で長時間過ごしたり、炎天下の車内に置いていた日には、飲むのがためらわれるほどの温度になっていることもあったり……。

そんな悩みを解決してくれるのが、夏のお出かけの新定番アイテムとして注目されている「ペットボトルクーラー」です。

編集部Uchida

今回は、「ペットボトルクーラーってどんなもの?」という疑問や、冷たさをキープできる秘密、水筒と比べた場合のメリット・デメリットなどを詳しくお伝えしつつ、保冷力の検証実験の結果もご紹介したいと思います。
「ペットボトルクーラー」が気になっている方は、ぜひ参考にしてみて下さいね♪

「ペットボトルクーラー」とは?

ペットボトルクーラー
ペットボトルクーラーは、冷たいペットボトルを入れてセットすることで、中の飲み物の冷たさをずっとキープしてくれる便利グッズです。

あくまで「保冷グッズ」なので、常温のペットボトルを冷やしてくれるというものではありませんが、とても優れた保冷効果があります。
今回の実験では凍らせたペットボトルや冷蔵庫で冷やしたペットボトルを使ってみたのですが、中に入れるものが冷たいほど効果は長持ちしていました。

使い方はとっても簡単で、冷やしたペットボトルをセットするだけ!

「ペットボトルクーラー」の使い方

↓は、今回実験で使用したペットボトルクーラーの使い方です。だいたい似たような構造が多いと思いますので、ご参考までにどうぞ。
ペットボトルクーラーの使い方
ちなみに、「ペットボトルクーラー」の火付け役となったのは、ワークマンの「500ml専用真空保冷ペットボトルホルダー(通称:イージスボトル)」。
発売後に店頭で売り切れが続出したほどの人気ぶりでした。

ですが、最近では他のメーカーからも、優秀でおしゃれなペットボトルクーラーがたくさん登場しているんです。

今回の記事では、この夏イチオシのボトルクーラーを使って保冷力の検証もしているので、是非最後までチェックしてみて下さいね!

「ペットボトルクーラー」はなぜ冷たさをキープできる?

ペットボトルクーラーの保冷の仕組みとしては、「断熱二重構造」の水筒に似ています。

「断熱二重構造」とは、保温力や保冷力を高めるために、外部の熱や内側の熱が伝わらないように側面や底面の壁を二重にしてあるものを指します。

メーカーによっても構造はさまざまですが、ペットボトルクーラーのほとんどは、冷たさをなるべく保てるようステンレス素材&二重構造になっています。

真空断熱構造や中空断熱構造とは?

真空断熱構造とは
断熱二重構造には、真空断熱構造中空断熱構造など様々な種類がありますが、側面や底面の二重になった壁の間が「真空」になっているものが真空断熱構造です。

一方、中空断熱構造は、二重壁の内側に空気が残っている状態で、真空断熱構造に比べると保温効果はやや低め。

つまり・・・二重になっている壁と壁の間に空気が入っているか、真空になっているかでも、保冷力が変わってくるということですね!

構造について書かれてないアイテムの保冷力は?
パッケージに構造についての記載がないものもありますが、ペットボトルクーラーとして販売されているものについてはちゃんと保冷力は認められます(詳しくは後ほどの実験を参照してください)。
 
優れた保冷力にこだわりたい!という方は、「真空断熱構造」のものを選んでおくと間違いないでしょう。

水筒より優秀?「ペットボトルクーラー」のメリット・デメリット

先ほど、ペットボトルクーラーが保冷水筒と同じような構造だとお話ししてきましたが。

「じゃあ、水筒でいいじゃないか」
「保冷力以外にメリットってあるの?」

・・・という疑問をお持ちの方も、中にはいらっしゃるかもしれません。

ここでは、更に詳しくペットボトルクーラーのメリット・デメリットについて分かりやすくまとめてみました。

ペットボトルクーラーのメリット

まずは、実際に使ってみて感じたメリットからご紹介します。

と言っても一番のメリットである保冷力についてはお伝えしたので、保冷力以外の主な魅力について挙げてみました。

保冷力以外のメリット
  • 洗う手間が少ない
  • 好きな飲み物を持ち歩ける
  • 結露で濡れるのを防げる
  • 横に寝かせても漏れない

【メリット1】(水筒に比べて)洗う手間が少なく、お手入れが簡単

保冷水筒って、結構パーツが細かいものが多いんですよね。
洗うのが自分の分だけでなく家族全員の分もとなると、更に洗う時の手間や乾かす場所の問題もあったりして……。

ペットボトルクーラーなら、リサイクル回収に出すためにペットボトルを洗う必要はあるかもしれませんが、それでも細かいパーツも多い水筒を洗うのに比べたら、ぐんと手間が省けますね。
水筒でいくら節約になる?水筒の選び方と『水筒という家事』のお悩み解決アイテム

ペットボトルクーラーのお手入れ
また、ボトルクーラー自体はほとんど汚れることがないのですが、もし汚れが気になった場合でもパーツが少なく丸洗いしやすい構造です。
アルミ加工のペットボトルカバーに比べても、お手入れがとても簡単ですよ。

【メリット2】(水筒に比べて)好きな飲み物を持ち歩ける

ペットボトルクーラーを持ち歩く
ペットボトル飲料として売られているもので、ペットボトルクーラーのサイズに合うものであれば、何でもOK!
真空断熱構造の保冷水筒の場合、炭酸や酸の強い飲み物が駄目だったり、スポーツドリンクに対応してなかったりで、意外と中身の制限が多いんですよね。

また、水筒のお茶が足りずに途中で買い足したい場合にも便利。
ランチの時はお茶がいいけど休憩時間には甘い飲み物が飲みたいなど、その時々の気分で好きな飲み物を買って持ち歩けるのは魅力です。

【メリット3】結露で濡れるのを防げる

冷たいペットボトルをそのまま持ち歩いていると、どうしても結露が気になります。

鞄に入れてるうちに他のものが濡れたり、デスクに置いていて「うっかり書類を濡らしてしまった!」なんてことも防げます。

【メリット4】横にしても濡れない

これはどちらかというと中に入れるペットボトルのメリットではありますが、横にしても濡れないのは嬉しいですね。

少々かさばりますが、鞄の中で寝かして入れておくことも出来ます。
蓋さえ閉めておけば、うっかりと倒してしまって中身がこぼれるなんてこともないので安心。

つまり・・・。
水筒よりも気軽に使え、なおかつ保冷できない・結露するなどのペットボトルのデメリットをうまくカバーできるのが、ペットボトルクーラーの魅力ということですね。
【完全版】「マイボトル比較」横倒しでも大丈夫? バッグの中でも安心なボトルを調査

ペットボトルクーラーのデメリット

とても便利なペットボトルクーラーですが、使うシーンや用途によっては水筒やペットボトルカバーなど他の保冷アイテムの方がおすすめかも?と思う部分も……。

ここでは、「ちょっと不便(デメリット)だな」と感じた点を挙げてみます。

ペットボトルクーラーのデメリット
  • けっこう重たい
  • 意外とかさばる
  • 車のドリンクホルダーに入らない
  • ペットボトルの形状によっては入らない

【デメリット1】けっこう重たい

ステンレス水筒と似た構造+ペットボトル飲料の重さなので、正直結構、ずっしり重いんです。
ものによっては1kg近くなるので、ダンベル代わりになるんじゃないかと思うほど。

幼児など小さなお子さんに持たせるには不向きです。

【デメリット2】意外とかさばる

また、小さな鞄に入れにくいというか……まあまあ存在感があります。
私の場合、普段使っている保冷機能つきランチバッグには、お弁当箱と一緒にスリムタイプの水筒を入れて持ち歩いているのですが、ペットボトルクーラーは大きすぎて入りませんでした。

【デメリット3】車のドリンクホルダーに入らない

車のボトルホルダーに入らない
個人的にガッカリなポイントだったのが、車のドリンクホルダーに入らないという事です。
同じような保冷アイテムであるペットボトルカバーに入れたペットボトルなら余裕で入るのですが、ペットボトルクーラーの場合は上にのっかる感じで入りませんでした。

【デメリット4】ペットボトルの形状によっては入らない

アイテムによって、それぞれペットボトルの対応サイズが書かれています。
だいたい500ml~600mlのボトルに対応しているものが主流だと思います。

が、実は対応サイズでも入れづらい特殊な形のペットボトルもあるので要注意(角ばったデザインのものはジャストサイズだと入れづらかったです)。
入れるのに苦労したペットボトル
アイテムを選ぶときには「500mlサイズのみ対応」というものよりは、「500ml~600mlサイズに対応」という感じで幅を持たせてある方が安心ですね!

「ペットボトルクーラー」はどんな人やシーンにおすすめ?

色々とメリット・デメリットを見てきましたが、私自身も使ってみて特におすすめしたいと思ったのは、下記の5つのパターン。

こんな人におすすめ
  • ペットボトル飲料をよく飲む人
  • 屋外やエアコンのない室内で活動する人
  • 水筒を洗うのが大変な人
  • 旅行や出張によく行く人
  • アウトドアが好きな人
アウトドアはもちろん、旅行や出張にも便利だと思います。
水筒のように毎回洗わなくて済みますし、暑い時期のお出かけに持っていくとすごい重宝します。
ペットボトルクーラーの持ち歩き
野外フェスやスポーツ観戦などの屋外イベントにもおすすめ。
飲み物の保冷はもちろん、せっかく買ったパンフレットや大事なグッズを結露で濡らさないためにも、ペットボトルクーラーもしくはペットボトルカバーがあると安心ですね。
パール金属の水筒ストラップ
ちなみにアウトドアシーンでは、こういう水筒ストラップがあると両手の自由が利き、重さも気にならないのでおすすめ!

編集部Uchida

CAPTAIN STAGのボトルホルダーベルトは、ボトルの大きさや高さに合わせて調整がきくため、水筒やペットボトルなどにも使えてすごく便利です♪

本当に効果ある?「ペットボトルクーラー」の保冷力実験

ここまで色々とペットボトルクーラーの魅力やメリット・デメリットなどをお伝えしてきましたが、やっぱり一番気になるのは「保冷力」がどのくらいあるか、ですよね。

今回はペットボトルに入った水と、それをボトルクーラーの中に入れたペットボトルの水の温度変化を調査してみました。

ボトルクーラーの保冷力実験
ボトルクーラーの保冷力実験結果

ペットボトルクーラーの保冷実験内容

冷蔵庫から出したばかりの2本のペットボトルが同じ水温(9.3度)であることを確認し、社内の窓際に一日(9時から17時までの8時間)置いてみました。
ボトルクーラーの保冷実験

1時間後 2時間後 3時間後 4時間後 5時間後 6時間後 7時間後 8時間後
ペットボトル 19 24 25.8 27.5 29.2 31.2 32.8 33.6
ボトルクーラー 10.3 11.7 12.8 14.1 15.3 17 18.1 19

こうしてみると、かなり違うことが分かります。

過去の保冷水筒の実験とも照らし合わせると、5時間後の水温が12度だったTHERMOS(真空断熱の保冷水筒)に比べると、さすがに少し劣ってしまいましたね。

でも、以前の実験では8種類中3位の結果を誇っていたペットボトルカバーよりも、ペットボトルクーラーには十分な保冷力があることが判明しました。

※ちなみに、今回は「真空断熱構造」と謳っていないペットボトルクーラーでの検証結果です。
【完全版】水筒の保冷力比較!おすすめの保冷水筒を徹底調査♪

凍ったペットボトルだとほとんど溶けないという実験結果も!

今回は冷蔵庫の野菜室で冷やした水で実験しましたが、もっと長い時間冷たい状態を保ちたい場合は、中に入れる飲み物を更に冷たくしておくとよいです。

例えば、凍った状態で売られている「アクエリアス 冷凍ペット」を入れて同様の実験を行った際には、8時間後もほとんど一口分しか溶けていないという驚きの実験結果になりました。
むしろ、溶けなさ過ぎて飲めないんじゃないかと心配になるくらい、しっかりと長時間保冷してくれました。

ペットボトルカバーとボトルクーラーの比較
ペットボトルカバーとボトルクーラーの比較

編集部Uchida

キンキンに冷えた飲み物がお好きな方は、半分ほど凍らせると飲みやすく、冷たさも長く楽しめますよ。

まとめ

あつーい夏のお出かけに便利な、ペットボトルクーラー。
少々デメリット面もありますが、便利で優秀な保冷グッズとしての魅力も、少しはお伝え出来たでしょうか?

最近では色々なデザイン・構造のものがありますが、今回の記事がペットボトルクーラー選びのヒントになればいいなと思います♪
 
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