子供を連れてのお出かけや、長時間のドライブでは、車の中に置いておきたいアイテムって結構ありますよね。
車内にものがあふれて「なかなか片付かない!」「もっと広くスペースを使いたい!」とお悩みの方も、多いのではないでしょうか。
そんなときは、車内をすっきり整頓できる”ドライブポケット”とも呼ばれるシートバックポケットがおすすめです。
シート裏に吊り下げて設置する収納に便利なポケットで、必要なものを必要なときにサッと取り出せる点が「使いやすい」と人気を集めています。
そこで今回は、シートバックポケット(ドライブポケット)の選び方やおすすめアイテムをご紹介します。
タイプ別の便利な使い方もお教えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
子供とのお出かけに必要なもの・車に置いておきたいものリスト
小さな子供がいるご家庭であれば、車の中に備えておきたいアイテムはたくさんありますよね。
例えば、よだれや鼻水を拭くティッシュや、外出先でのおむつ替えに必要な紙おむつやおしりふきなど…。
また、車で過ごす時間が長くなる長距離移動には、スマホでナビを使ったり、動画を見たりすることで電池切れの心配も。充電器やUSBポートなども必要です。
外出の度に自宅から車へ必要なものを持ち運ぶのは、荷物が多くなるだけでなく、忘れ物をしてしまう原因にもなります。
そうならないように、あらかじめよく使うアイテムを車の中に備えておくのがおすすめ。
必要なものが車の中に揃っていれば、お出かけ前の準備も楽にスムーズになりそうですよね。
日常的に車に置いておきたいアイテム
まずは必要なもの・あると便利なものをリストで確認しましょう。
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 傘
- CDやDVD
- メガネ
- スマホの充電器
- マスク
- ハンドクリーム
- 趣味のグッズ
そのほか、救急用の絆創膏や消毒液など、いざという時の備えもあると安心できますよ。
小さな子供とのお出かけに必要なアイテム
子供と一緒にお出かけする場合は、先ほどのリストの持ち物にくわえて、下記のアイテムも必要です。
- おむつ
- おしりふき
- おむつ替えシート
- 着替え
- タオル
- ブランケット
- おやつや飲み物
- おもちゃ
- ビニール袋
赤ちゃんがいるご家庭であれば、ミルクやおしゃぶりなどの赤ちゃんグッズも必要になりますね。
これらの荷物を使いやすく、すっきりと収納してくれるのが「シートバックポケット(ドライブポケット)」です。
シートバックポケットの取り付け方ときれいに見せるコツ
シートバックポケットは、シートの裏に吊り下げて使います。
取り付け方はそれぞれのアイテムで異なりますが、基本的には「上と下を固定する」だけ。
ここではスムーズな取り付け方法と、きれいに見せるためのコツもお伝えします。
シートバックポケットの取り付け方

一般的なシートバックポケット(ドライブポケット)の上部には紐が付いています。
その紐を取り付けたいシートのヘッドレストに巻き付け、バックルなどで固定します。

上部の紐を取り付けただけでは、本体がぶらぶらと揺れ、使いやすさも半減します。
下部の紐はシートの腰部分に巻き付け、バックルなどで固定します。
空間を広く使いたい方は、リアシートの背面(トランク)に取り付けてもOKですよ。
中には3点で留めるタイプもあるので、よりぴったりと固定したい方はそちらも便利です。
シートバックポケットをきれいに見せるコツ
シートバックポケットをきれいに見せるコツは、ヘッドレストを少し引き上げて金具の部分に取り付けること。
シートの肩の部分にシートバックポケットのラインがぴったりとくるように、長さを調節します。
シートにフィットするように長さ調節をすると、見た目もすっきりとした仕上がりに。
取り付けたらヘッドレストを下げて目立たないように工夫すると良いでしょう。
シートバックポケットを選ぶときのポイントと便利な使い方
ゴミ箱付きのアイテムや、外に持ち出せるタイプなど、シートバックポケットにはさまざまな種類があります。
より使いやすいものを選ぶには、4つのポイントを押さえておくとGOODです。
- 使い方に合わせたタイプを選ぶ
- ポケットの種類から選ぶ
- 特徴や機能性から選ぶ
- デザインから選ぶ
まずは、子供とのお出かけ・長距離ドライブ・アウトドアなど、実際に使うシーンを想定しておきましょう。
そうすることで、「どんな機能が欲しいのか」や「収納したいアイテムは何か」が分かりますよね。
それでは、詳しく見ていきましょう。
シートバックポケット選びのポイント【1】使い方に合わせたタイプを選ぶ
シートバックポケットには使い方によっていくつかのタイプがあります。
使いやすい商品を選ぶためには、自身の使い方に合わせたタイプを選ぶことが重要です。
- バッグとしても使える2WAYタイプ
- 食事や作業に便利なトレイ付き
- シート背面の汚れを防ぐ全面タイプ
バッグとしても使える2WAYタイプ
取り外して折り畳むことでバッグとしても使えるタイプです。
特に、哺乳瓶やおむつなど赤ちゃん・子供グッズを収納する場合は、そのまま車外に持って行けるので便利です。
着替えを入れておけば急なお泊りに対応することもOK。
シートからの取り外しが楽にできるものを選ぶと使いやすいですよ。
食事や作業に便利なトレイ付き
シートバックポケットの中でも幅広い年齢層に使えると人気なのが、トレイ付きまたはトレイとして使えるタイプです。
トレイの部分を折り畳めるものが多く、乗り降りの際に邪魔になりにくいのもポイント。
軽食や細かい作業などを行うことができ、スマホなど小物の置き場としても便利ですよ。
シート背面の汚れを防ぐ全面タイプ
後部座席の子供が前の座席のシート背面を足で蹴って汚してしまう、といった車内の汚れの悩みにおすすめなのがシート背面を覆える全面タイプです。
シート全面を覆う幅広サイズなので、収納力もあり、タブレットやボックスティッシュなど、かさばるアイテムを入れておけますよ。
防水や防汚加工が施された素材を選ぶと、より楽にお手入れできます。
シートバックポケット選びのポイント【2】ポケットの種類から選ぶ
一般的なシートバックポケットのポケットには、メッシュやクリアな素材を使ったものがあります。
素材によって収納するのに適したアイテムが異なりますので、そちらもチェックしておきましょう。
中身が見やすく通性の良いメッシュ
メッシュ素材を使ったポケットは、どこにあるのか分からない!といった迷子をなくせるのが最大の魅力です。
外からでも中身が確認しやすいので、小さなアイテムを見つけやすく、欲しいときに欲しいものを取り出せますよ。
また、通気性が良いので、濡れた状態のタオルを一時保管したり、長時間車の中に入れておかないといけないアイテムを入れたりと、衛生面をカバーできます。
使い勝手の良さにこだわるなら、メッシュタイプのポケットが1~2つ付いている商品がおすすめです。
スマホやタブレットの収納に便利なクリア
クリア素材を使ったポケットは、主にスマホやタブレットの収納に適しています。
モニターのように固定できるので、動画を見たり、ナビを見たりするのに便利です。
また、ポケットに入れたまま操作できるので、指紋が付きにくいという特徴も。
イヤホンや充電器を装着する場合は、左右に開口部があるものを選んでくださいね。
ポケットの数や大きさにも注目!
シートバックポケットの収納力は、ポケットの数や大きさで決まります。
大きなポケットならタブレットや、複数持っておきたい紙おむつなどを入れるのに便利。
細かいポケットがたくさん付いているものなら、小物を分けて整頓するのに役立ちます。
収納したいアイテムに合わせて適したものを選ぶことが、より快適に使うコツと覚えておきましょう。
シートバックポケット選びのポイント【3】特徴や機能から選ぶ
シートバックポケットには、本体やポケットに便利な機能がついているものも。
いくつか紹介しておきますので、「あるといいな」と思う機能を探してみてはいかがでしょうか。
- 保温保冷機能
- 充電可能なUSBポート
- 雨や汚れ対策!ティッシュ・傘ホルダー
- マルチに使えるフック
- 専用のゴミ箱
- 大容量ポケット
- 汚れに強い素材を使用した防汚機能
あると便利な機能|保温保冷機能
多くのシートバックポケットには、ドリンクホルダーが付いています。
その中でも、保温・保冷機能があるドリンクホルダーが付いたアイテムがおすすめです。
長時間のドライブでも飲み物の温度を保ってくれるので、最後までおいしく飲めますよ。
ミルクを入れた哺乳瓶なども安心して保管できます。
あると便利な機能|充電可能なUSBポート
ドライブ中は、タブレットやスマホで動画を視聴することもあるでしょう。
USBポート付きの商品なら、スマホやタブレットで動画やナビを見ながら充電することが可能。
長時間のドライブでも充電切れの心配がなく使えますよ。
複数のUSBポートが付いたものもあるので、家族で使いたい場合はそちらを検討してみてはいかがでしょうか。
あると便利な機能|ティッシュ・傘ホルダー
小さな子供や赤ちゃんと一緒のお出かけには、ティッシュポケットが欠かせません。
よだれでべとべとの手、食べこぼし・飲みこぼしも、ティッシュをすぐに取り出せればサッときれいにできますよ。
また、傘ホルダーは、濡れた傘で車内が汚れるのを防ぐことができるだけでなく、急な雨に備えておくこともできます。
あると便利な機能|マルチに使えるフック
ナイロン袋や小物を吊るしておけるフック付きのものもあります。
袋を引っ掛けてゴミ袋にしたり、小さいバッグを引っかけたりと、マルチな使用ができるのがポイント。
アイデア次第で自在に使えるので、あるのとないのとでは使い勝手に差が出そうです。
あると便利な機能|専用のゴミ箱
専用のゴミ箱が付属しているシートバックポケットは、車内のゴミをひとまとめにできるのが大きな特徴です。
ゴミの処理がしやすいものをお探しなら、ゴミ箱が自由に取り外しできるものがおすすめ。
あると便利な機能|大容量ポケット
アウトドアやキャンプ好きの方には、ちょっとしたアウトドア用品も入れられる大容量ポケットが付いたものが便利です。
ランタンやバーナー類、設営にすぐに使うハンマー類などのキャンプグッズも入れておけますよ。
リアシートの背面に取り付けられるなら、トランクの収納スペースを拡充することもできます。
工具や災害用キットなどもすっきりしまえて便利ですよ。
あると便利な機能|防汚機能
シートを汚れから守りたいなら、防水・防汚素材を使ったシートバックポケットが良いでしょう。
防水性・防汚性が高い素材なら、汚れても拭くだけで簡単にキレイにすることができます。
シートバックポケット選びのポイント【4】デザインから選ぶ
車内を快適にしたいなら、お気に入りのデザインを選ぶことも大切です。
愛車と統一感を持たせたり、高級感のあるデザインを選んだり、子供が喜ぶキャラクターなどのデザインなら車内を明るく可愛く演出できますよ。
愛車と統一感を持たせるなら
愛車のシートやマットと同系色のもの、シンプルなデザインならなじみやすく、素材感を合わせると統一感が出ます。
高級感を出すなら
PVC素材やフェイクレザーのシートバックポケットなら、ほど良い光沢感があり、高級感のある装いに。
車内を彩るインテリアグッズとしての役割も十分です。
これらの素材は、基本的に防水性・防汚性・摩耗性に優れているため、長くきれいを保てますよ。
車内のアクセントにするなら
ポップな色合い・キャラクタープリントなど、可愛らしいデザインなら車内が明るい雰囲気に。
また、おしゃれな柄入りのデザインもあるので、お好みで探してみるのも楽しいですよ。
シートバックポケットのおすすめアイテム
選び方や使い方で自身に合ったシートバックポケット像が見えてきたのではないでしょうか。
実際の商品が気になる方のために、著者のおすすめを3つご紹介します。
どれを買って良いのか迷ったら参考にしてみてくださいね。
バッグのように使える可愛い2WAYタイプ
お菓子や小さいおもちゃは取り出しやすいメッシュポケットに、紙おむつや着替えはフタ付きの大きなポケットに。
大きなポケットにはマチも付いているので、必要な荷物がたくさん収納できます。
上と下のバックルを外して折りたためば、まるでバッグのように早変わり。
表側にはマチ付きポケットと小物ポケットが付属しており、スマホやポケットティッシュなどを入れておけますよ。
いくつもバッグを持つ必要がなく、これだけでOKなところもうれしいポイント。
ドライブ中は便利な収納ポケットとして、目的地ではそのままベビーカーに引っ掛けてなど、アイディア次第でマルチに使えますよ。
- 小さなお子さまをお持ちのパパ・ママ
- 急なお泊りに備えたい
- ティッシュや小物をすっきり収納したい
- 取り外してバッグのように持ち運びたい
タブレットホルダーとしても使える機能性アイテム
締め付けて長さを調節できる紐は、ほとんどのカーシートに対応しているだけでなく、シート内に隠して設置することができます。
摩耗に強く、防水仕様のため、後部座席の子供が前の座席を蹴ってもシートが傷まず安心。
愛車のシートを汚れから守る目的でもおすすめです。
- タブレットで動画を視聴したい
- ティッシュや小物をすっきり収納したい
- 耐久性に優れた素材で長く使いたい
- 幅広い車種に対応しているアイテムが欲しい
フェイクレザーの光沢で高級感のある空間に
防水・防汚機能付きのフェイクレザーを使った、高級感があるシートバックポケットです。人気のトレイ付きで、軽食や手元の作業も楽々行えますよ。
手帳型タブレットケースの表紙部分をメインポケットに引っかければ、動画の視聴もできます(ケースのデザインによる)。
トレイは折り畳めるので、車の降車時など、使わないときはすっきりと空間を広く保てます。
食べ終わったお菓子の包みや、ティッシュなどを捨てておけるゴミ箱付き。
耐久性もあり、長く使える点も魅力です。
- タブレットで動画を視聴したい
- 車内で食事や作業をしたい
- 耐久性に優れた素材で長く使いたい
- 高級感のあるデザインが良い
車内をもっと快適に!車で使える便利な収納アイテム
シートバックポケットだけでは収納スペースが足りない、もしくは、シートバックポケットのこの機能だけピンポイントで欲しい、という場合もあるでしょう。
こちらでは、シートバックポケットと合わせて使うこともできる、車内向けの収納アイテムをいくつかご紹介します。
買い物に活躍する車用収納フック
座席に置くと、ブレーキを踏んだ表紙に荷物が雪崩を起こしたり、観葉植物やケーキなど、横にしたくない荷物が転がったり、いろんなトラブルが起きることもありますよね。
そんなトラブルを防いでくれるのが「車用収納フック」です。
ヘッドレストに引っ掛けるだけで設置でき、荷物の持ち手をフックにかけることでそのままの状態をキープしてくれます。
車用傘ホルダー
足元では邪魔になるし、トランクだと出しにくいので、車内のどこに置いたらいいのか悩んでしまいますよね。
車用傘ホルダーなら傘をスマートに収納でき、出し入れもスムーズ。
雨の日でも車内は濡れることなく、すっきりとしまっておけますよ。
おわりに
シートバックポケット(ドライブポケット)について色々とご紹介してきましたが、いかがでしたか?
車内の小物をすっきり整頓させるにはどんなタイプが良いのか、ご自身の使い方に合わせて最適なアイテムを選んでくださいね。
快適なドライブでもっとお出かけを楽しめますように。
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