色とりどりのお弁当カップ。
素材の種類も、「アルミ」「紙」「シリコン」「グラシン紙」「プラスチック」など、色々あるのをご存知でしょうか?
日頃、「とりあえず、安ければ何でもいいや」と、あまり突き詰めて考えたり、語られることのないお弁当カップ。でも、実は素材によって、お弁当箱やおかずとの相性があったり、調理・温め・保存方法など使い方に違いがあったり、奥が深いんです!
「お弁当カップ比較」シリーズでは、お弁当カップについて知って得する情報を色々ぎゅっと凝縮してお伝えしていきたいと思います。
第1弾となる今回は、社内で行ったアンケートを元に、お弁当カップについての様々な意見を見ていきましょう。
お弁当カップを使っている理由をアンケート調査
みなさんはお弁当を作るときに、お弁当カップを使っていますか??
社内のスタッフ53名を対象にアンケート調査を行ったところ、47名が「使っている」と回答。
色々な理由があるかと思いますが、一番の理由は何か聞いてみました。
アンケートが複数回答不可の形式だったので、上記のような結果になりましたが、自由コメント欄で、いくつかの理由を挙げられている回答も多かったです。
(ほとんど上記のどれかには該当するような内容でした)。
特に、油モノや汁物、ミートボールなど転がりやすいおかず、(ひじきなど)こぼれやすいお惣菜系などに使われているようです。
番外編「使っていない」と回答した人の理由は?
- お弁当を作っていない(3名)
- カップ入りの冷凍おかずを使うので、自分では使わない(1名)
- 以前はシリコンカップを使っていたが、お手入れが大変で葉物野菜に変えた(1名)
- おかずが混ざっても気にならないから(1名)
ちょっと気になったのが、シリコンカップに関する回答。
やはり、お手入れは大変なのでしょうか・・・?
よく使うお弁当カップの素材は?
では、引き続きアンケートの結果を見ていきます。
今度は、もっともよく使うお弁当カップの素材についての質問です。
一番人気は紙。シリコンとアルミは僅差でした。
その素材のカップを使う理由・使わないや疑問、悩みなどについても聞いてみたので、それぞれメリット・デメリットとしてまとめていきます。
紙カップのメリット・デメリット
- オシャレなデザインが多く、お弁当が華やかになる。
- 安く買えて、柄が豊富なので気分転換できる
- 紙カップは底面にしなやかさが無いので、具によっては使いづらい
- 油モノや汁物に比較的弱い
紙カップに関するみんなの疑問・悩みは?
・同じ紙でも、色んな素材のもの(?)があって、違いがよくわからない
・汁気や油を吸い取るという紙カップが気になる
アルミカップのメリット・デメリット
- とにかく安い
- 汁物に強い
- 電子レンジで使えないのが不便
- 可愛くない。アルミのカラーが目立ちすぎる
アルミカップに関するみんなの疑問・悩みは?
・電子レンジで使用して大丈夫かが気になる
・NGなお弁当箱の素材があるって本当?
・おすすめの使い方あれば知りたい
シリコンカップのメリット・デメリット
- 何度も繰り返し使える
- お菓子作りにも使える
- 作り置きのおかずを小分けにして冷凍できるので良い
- 洗うのに手間がかかりそう
- 底が固いので、具を選ぶ(お弁当箱にもフィットしにくい)
- 色移りすることがある
- デザインのバリエーションが少ない
シリコンカップに関するみんなの疑問・悩みは?
・オーブンで変色してしまったシリコンは、そのまま使って大丈夫?
・ぬるつきや油汚れがすっきり落ちるお手入れ方法を知りたい
・シリコンの形が崩れやすいので、しっかりした素材のカップがあればうれしい
さいごに
というわけで、今回はアンケートの結果をまとめてみました。
次回からは、この結果をもとに疑問や悩みを解消していきます。
アンケートの自由記述欄では、「安いものだから、特にこだわってない」というコメントも多かったお弁当カップ。
でも、実際に調査してみると、意外と奥が深い!
シリコンカップなどは、アンケート「以前使ってみたけど、使いこなせずに結局紙カップに戻った」という意見も結構あって、もし選び方やお手入れ方法などが分からなかったなど、情報が足らなかったことに原因があるなら、もったいないなと感じました。
今後の企画をきっかけに、改めて色んなお弁当カップの魅力に気づいて頂けると幸いです。


