外食などに比べて、ヘルシーで節約効果が高い手作りのお弁当♪
学校や職場でのお昼にお弁当を持参する人も多くなっていますね。
でも、いつものバッグにお弁当を入れるとなると、気になるのが「汁モレ」。
お弁当のおかずは、水分を切ってから詰めるのが基本とはいっても、やっぱりわずかな汁気は残るものです。
お弁当箱をうっかり横に倒して、同じバッグに入れた大事な手帳や書類、着替えが、おかずの汁まみれ!
・・・なんて悲劇は避けたいですよね。
「荷物が増えるのはイヤだから、いつものバッグにお弁当も一緒に入れたい」
「絶対に汁モレしたくない!」
というわけで、今回は、少しくらい傾いても安心な「汁モレに強いお弁当箱」について大調査♪
お弁当グッズ専門店バイヤーが厳選した7種類のスリムタイプのお弁当箱を使って、汁モレの有無を比較実験します!
目次
汁モレしにくいお弁当箱ってどんなもの?
まずは実験に先立って、当社が運営しているお弁当グッズ専門店の担当バイヤーにインタビュー!
さっそくですが、聞いてみましょう。
「汁モレしにくいお弁当箱ってどんなのですか?」
バイヤー
わっぱ弁当箱は、江戸時代から伝わる伝統的なお弁当箱。天然木が、詰めたごはんをおいしくしてくれるそうです。


でも、たしかにバイヤーの言った通り、ほとんどのわっぱ弁当箱には内フタがありません。うっかり横にしてしまったら、汁モレは防げませんね。
最高に贅沢な内フタ!シリコーン樹脂製
バイヤーイチ押しの「汁モレに強い弁当箱」は、こちら。


シリコーン製なので、ぐにゃーっと曲がります。
バイヤー
パチンと閉めるだけで密閉性アップ!ロック式のお弁当箱
では、ロック式はどうなんでしょう?
ロック式のお弁当箱というのは、お弁当のフタを閉める止め具がついているタイプ。
止め具が2つある2点ロック式と、留め具が4つある4点ロック式があります。
かっちりフタが閉まる分、なんとなく安心感はありますよね。

↑これがロック式

↑よくあるランチバンドで留めるタイプのお弁当箱。
たしかに、ランチバンドで留めるタイプよりも、ロック式のお弁当箱のほうが、ふたを閉める力が強そうに見えますね。
それに2点をロックするタイプよりも、4点をロックするタイプのお弁当箱のほうが、四方からぎゅっと押さえつけている印象。
ロック式のお弁当箱にも欠点はある?!
ただし、ロック式にも欠点があるんです。
バイヤーの話によると「幅を取る」のが欠点ということ。
「せっかくスリムサイズの弁当箱なのに、ロックの部分が出っ張って、結果的にサイズが大きくなる場合も……」
―なるほど。
横から見ると、ロック部分が、お弁当箱本体よりもかなり出っ張っているのがよくわかります。
止め具がお弁当箱の内側に収まるタイプもあります。
ただし、出っ張るはずの部分が内側に入り込んでいるので、その分お弁当の容量は減りますよね。
バイヤー
お弁当箱にスリムさを求めている人には欠点となる「幅を取る」ことと、耐久性にやや不安のある留め具の問題。
「これらの問題を解決できるお弁当箱ってないのかな?」と探してみたところ・・・ありました!
ロックタイプの進化系?SNSでも話題の薄型弁当箱「フードマン」
ビジネスカバンなどにも入るスリムタイプのお弁当箱の中で、特に「汁モレに強い」と評判のコレ!
雑誌やテレビなどのメディアなどで何度も取り上げられ、SNSでも話題の薄型弁当箱「フードマン」です。
4点をロックするタイプですが、留め具部分にあたる繋ぎ目がなく、フタと一体になっているため、ロックが壊れにくいのがうれしいポイント。
実はこちら、タテ向きに収納しても大丈夫という画期的なお弁当箱なんです!

「傾けないように気をつけて運ぶのよ!」という言葉は、お弁当につきものだと思っていたのですが・・・。
傾けるどころか、横向きにしてバッグにしまえるという、常識をくつがえす弁当箱!
しかも、おしゃれ♪

シリコーン樹脂製の内フタ付き、ロック式…色んなお弁当箱で比較実験
というわけで、今回はビジネスバッグにもすっぽり入る「汁モレに強そうなスリム弁当箱」をテーマに、お弁当箱を集めてみました。
当社のオフィスに集まってきたのは、7タイプの弁当箱。
内フタの素材や構造が違う7種類のお弁当箱を使って、今回は「汁モレしにくいお弁当箱」についてトコトン調べていきます。
一番汁モレしにくいお弁当箱はどれかを実験しつつ、「汁もれしにくい理由は素材or構造?」「おかずの汁もれを防ぐには?」など、気になる疑問についても調査しますよ。
汁モレに強いのはどれ?お弁当箱の実力をチェック!
それでは、さっそく「汁モレしにくいお弁当箱」の実力を調べるために実験していきます。
まずは、お弁当箱の中に水を入れて、漏れやすさをチェック!
実験の様子はこちら♪ ↓ ↓
Let’s Try !
まずは、実験方法をご紹介♪
はっきりいって、ふつう、お弁当箱の中に入れる量ではありません!
傾けたら、すぐにこぼれてしまいそうです。


トレイの片側の端には、高さ11.5cmのトイレットペーパーを置きました。
分度器で角度を測ったところ、トレイの傾きは20度でした。

フタが透明な弁当箱を覗くとよくわかりますが、中に入れた水はしっかり内フタに触れています。
お弁当箱の商品パッケージには、「汁気の多いものを入れないように」、「傾けて使わないように」など、注意書きがあるものもあります。

つまり、今回おこなうのは、メーカーが保証していない機能を調べる禁断の実験!
もしも水が漏れてしまっても、決してそのお弁当箱が悪いわけではないので、ご了承くださいね。
そのうえで、「うっかり傾いた&汁モレ!」をカバーしてくれる安心のお弁当箱を調査していきます。
実験対象のお弁当箱を構造・素材別にチェック!
さて、改めて実験に使う7種類のお弁当箱についてみていきましょう。
「汁モレに強そうなスリム弁当箱」をテーマに集まった、堂々のラインナップ♪
- タテ型3段ランチボックス(スケーター株式会社)
- NHスリムランチ サークル(株式会社正和)
- 4点ロック式ランチボックス(スケーター株式会社)
- アースカラー ランチボックス(スケーター株式会社)
- エクステンションライン ランチボックス(株式会社オーエスケー)
- LUNTUS シリコンフタ付きランチボックス(アスベル株式会社)
- 薄型弁当箱フードマン(株式会社シービージャパン)
この7種類のお弁当箱は、それぞれ、構造や内フタの素材が違います。
気になる部分をクローズアップしてみていきましょう。
タテ型3段ランチボックスはシリコンパッキンの内フタ付き!
①のお弁当箱はボトル型とも呼ばれるタイプのお弁当箱。
Lotta Jansdotter(ロッタ・ヤンスドッター)という人気シリーズの商品で、北欧柄がオシャレです♪


3つある容器すべてに、シリコンパッキンがついた内フタ付き!
ランチバンドで留めるベーシックなスリムお弁当箱
②のNHスリムランチ サークルは、スッキリしたスリムサイズのお弁当箱で、ランチバンドで留めるタイプ。
内フタは、EVA樹脂というすこし柔らかい素材でつくられています。
ポリプロピレンやポリエチレンでつくられた一般的な内フタとくらべると、一目瞭然。
EVA樹脂製の内フタは、ぐにゃっと曲がります。
EVA樹脂という素材は、「シール容器」と呼ばれるお弁当箱のフタによく使われます。
こちらが、その「シール容器」。よく見かけるタイプのお弁当箱ですよね♪
ちなみに、シリコーン樹脂はEVA樹脂よりもさらに柔らかい素材です。
内フタがシリコーン製のお弁当箱
④のアースカラー ランチボックスは、ランチバンドで留めるタイプ。
シンプルなお弁当箱に見えますが…


ぐにゃっと曲がります。
⑥のLUNTUSのランチボックスも、シリコーン製の内フタ付き。



集まった7つのお弁当箱の特徴をまとめてみると、こうなります。
同じお弁当箱といえど、意外にイロイロと違いがあるのです!

2段式のお弁当箱のなかには、上段と下段の内フタの素材が違うものがありますが、構造と内フタの素材ごとの差を調べるため、表内の大きな字で表したほうを実験に使います。
この7つのお弁当箱を使って、いざ、実験!
傾き実験は意外な結果に…さらに実験後に事件が!
とはいえ、容器に半分も水を入れて傾けるなんて、日常生活だったらありえないこと。
「大丈夫かな?」
「水浸しにならないかな…」
と、恐る恐る待ちましたが、2時間経過しても、このとおり。
どのお弁当箱からも水は漏れませんでした。
この結果は予想外。
おかしいぞ??
あんなに水を入れたのに……
と、実験後にお弁当箱を持ち上げてみました。
すると、お弁当箱の向きを変えた瞬間に、水が漏れた!
水が漏れたのは、⑤のエクステンションライン ランチボックス。2つの止め具で弁当箱をロックするタイプでした。
②のNHスリムランチ サークルからも水モレ!
4つの止め具でロックする③の4点ロック式ランチボックスからも、水モレ。
シリコーン製の内フタがついたお弁当箱など、ほかの4つの弁当箱は、傾けても水もれしませんでした。
よく見ると、水がこぼれたのは、いずれもバンドやロックから離れた箇所でした。
お弁当の汁もれはどこからでも起きるわけじゃなくて、閉める力が弱い場所から漏れる?
水が漏れた原因を解明すべく、さらに実験を続けます!
幅が狭い部分が下にくるように置いて放置
「お弁当箱の構造によって、汁もれに強い場所と弱い場所がある?」
先ほどの実験で水モレしたお弁当箱から考えたのが、この仮説。
実験で真相を解明すべし!
というわけで、今度はお弁当箱の向きを変えて置き直してから、ふたたび様子をみます。
おかずの汁もれが起きやすい危険な向きと角度を検証
お弁当箱が傾く向きによって、汁もれのしやすさが変わることを発見!
そこで、お弁当箱を置く向きだけを変えて、まったく同じ実験をしてみました。
実験の様子はこちら ↓ ↓
中に水を入れて…
傾きをつけたトレイに乗せます。
トレイに傾きをつけるのに使うのは、今回もトイレットペーパー♪
トイレットペーパーの高さは11.5cmで、傾斜角は20度になりました。



汁もれに弱い向きに置いた結果は?
さっそく実験スタート!
すると、スタート直後から続々と水もれが発生。
水がこぼれてしまったのは、⑤のエクステンションライン ランチボックス、③の4点ロック式ランチボックス、②のNHスリムランチ サークルの3つでした。


今回は、3つのお弁当箱から水もれ!
わかりやすいように、残念ながら、水が漏れてしまったお弁当箱に×印をつけてみますね。
20分間放置しましたが、水がこぼれたのはここまで。
ほかのお弁当箱はテストをクリア!
汁もれは、ランチバンドやロックから遠い個所から発生
置く向きを変えただけで、結果がこんなに変わるなんて…
お弁当箱って、汁もれしやすい傾き方があるの??
というわけで、当店のお弁当箱担当バイヤーにきいてみました♪
お弁当箱を置く向きを変えると、どうして汁もれのしやすさも変わるんですか?
バイヤー
なるほど。
こういうことですね。
バイヤー
うーむ。なるほど。
4点ロック式は、締める力が弱い部分が少ないかも?
じゃあ、やっぱり汁もれしにくいお弁当箱といったら、4点ロック式ですね!
バイヤー
たしかに、いまのところすべての実験をクリアしていますね。
抜群の弾力性をもつ素材、シリコーン
そもそも、シリコーンってなんでしょう?
というわけで、シリコーン製のアイテムを探してみました♪
例えば、こちらはお弁当用のカップ。
電子レンジにかけても、冷凍庫に入れてもOK!
繰り返し使えて、お弁当箱の形に合わせてぐにゃっと曲げることもできる便利グッズ♪
ほかにも、シリコーン製品は身の回りにたくさんあります。
つまり、わたしたちが「シリコン」と呼んでいるのは、柔らかくて、電子レンジやオーブンが使えるような耐熱性をもった素材のこと。
ちなみに、「シリコン」「シリコーン」「シリコーンゴム」「シリコーン樹脂」など、いろんな呼ばれ方をしていますが、ひっくるめて呼ぶときは「シリコーン」が正解。
つい「シリコン」と呼んでしまいがちですが、「シリコン」だと、金属状のものを指すのだとか。
シリコーンは密閉性アップの強い味方
いろいろな形にフィットする弾力性をいかして、シリコーンはプラスチック製品のパッキンとしてもよく使われます。
お弁当箱にも、シリコーン製のパッキンがついたものがたくさんあります。
下のお弁当箱では、透明な輪っか状のものがパッキン。
お弁当箱のまるみに沿った形で、中の汁気が外に漏れるのを防ぎます。
下のお弁当箱だと、白いゴム状のものがパッキン。
シリコーン製品は柔らかくて、容器の形にぴったりフィットするので、おかずの汁もれもしっかり防いでくれそうです。
汁もれに強いお弁当箱の条件は2つ!
前回までの実験で、汁もれに強いお弁当箱の秘密を2つに絞ることができました。
その秘密とは、下の2つ。
- ロック式のような「汁もれに強い構造」
- シリコーン製の内フタのような「汁もれに強い素材」

なるほど。
汁もれに強い「構造」と「素材」ね!
でも、2つあったら比べたくなりますよね。
ロック式弁当箱と、シリコーンなどの柔らかい素材を使ったお弁当箱なら、どっちが汁もれに強いの?
迷ったら、どっちを選べばいいの?
そこで、白黒はっきりさせるために、ロック式弁当箱とシリコーンフタ付きのお弁当箱を使って、もう一度実験をすることに……。
「汁もれに強いお弁当箱」のさらなる秘密に迫ります♪
Let’s Try !
お弁当の汁もれを防ぐのは、ロック構造orシリコーン素材?
それでは、いよいよ「汁もれに強いお弁当箱」の頂上決戦!
実験内容は下記の通り。
繰り返しになりますが、ふつう、お弁当箱に入れる量の水ではありません!

汁もれに弱いはずの、幅が狭い部分を下向きにして置きます。

今回使うのは、4種類のお弁当箱。
構造(ロック式)vs.素材(シリコーン)を調べるラインナップ♪
- 4点ロック式ランチボックス(スケーター株式会社)
- エクステンションライン ランチボックス(株式会社オーエスケー)
- アースカラー ランチボックス(スケーター株式会社)
- LUNTUS ランチボックス(アスベル株式会社)
※(カッコ)の中はメーカー名、以下省略。
まずは、この4つのお弁当箱について、じっくり見ていきましょう!
頑丈なロックで汁もれガード!ロック式弁当箱
まずは、ロック式弁当箱の代表。
①の4点ロック式ランチボックスと…②のエクステンションライン ランチボックス。



下段を使った前回の実験では、残念ながら、どちらのお弁当箱からも水もれ……。
シリコーンパッキンがない容器を使う場合、汁もれに比較的弱いことがわかりました。

今回は、汁もれに強いと思われる上段を使って実験。
ロック式弁当箱の本来の実力をテストします。

シリコーン製の内フタの実力は?
③のアースカラー ランチボックスと、④のLUNTUS ランチボックスは、シリコーン製の内フタがあるお弁当箱の代表。
どちらも、ぐにゃっと曲がる内フタがついています。


⑤のLUNTUS ランチボックスは、ロック式。
シリコーン製の内フタ+ロック式だなんて、まさに最強の風格♪

内フタがシリコーン製のお弁当箱って、昔はなかったですよね?
比較的新しいタイプのお弁当箱ですが、人気にともなって、デザインやカラーバリエーションが豊富になりました♪
汁もれに弱い向きに置いても水もれなし!
4種類のお弁当箱を使って、さっそく実験スタート!
実は以前、ほかのお弁当箱を使って同じ実験をしたところ、あるお弁当箱では、実験開始から約9分後に中の水が漏れてしまいました。
このお弁当箱は、ランチバンドで留めるタイプ。ロック式弁当箱ではありません。
内フタがついていますが、シリコーン製ではありません。
シリコーンパッキンもなし。
このタイプのお弁当箱に、お味噌汁やスープを入れて使うことはありませんよね。
汁気の多い料理を入れる時は、スープジャーなど、専用のお弁当箱を使います。
だから、今回のような実験をして、お弁当箱から水が漏れてしまうのは仕方のないこと。
ところが!
今回の実験に使った4つのお弁当箱からは、実験が始まってから20分経っても、水がこぼれませんでした。
これ、すごいことです!
シリコーン製内フタ付きのほうが、さらに安心
実験終了後に持ち上げてみると……
①の4点ロック式ランチボックスから、水が漏れてしまいました。
横に振ると、振るたびに水がポタポタと落ちます。
ほかのお弁当箱も同じように振ってみましたが、ほかのお弁当箱からは水が漏れません。
実験の結果をまとめてみます。
こちら!
ロック式のお弁当箱と、シリコーンフタ付きのお弁当箱、合計4種類を使って実験した結果、すべてのお弁当箱が実験をクリア。
もちろん、結果は「○」!
でも、実験後に、ロック式弁当箱のうち1つから水が漏れてしまいました。
そのため、結果は「△」としました。
水が漏れてしまったのは、4点ロック式のお弁当箱。
ロック式弁当箱の中でも、ロックの数が多いタイプです。
ということは……「汁もれしにくさ=ロックの多さ」ではない?
ロックの数が多いからといって、過信は禁物
ロック式弁当箱のフタの裏側を見てみましょう。
下の写真の左側、止め具の数が2つのタイプのほうが、ロックが大きくて頑丈な印象がありますね。
大事なのは、ロックの数ではなくて、ロックそのものの大きさや質なのかも。
シリコーンパッキンの頑丈さも関係していることでしょうね。
「汁もれに強い」お弁当箱の一番の秘密は、素材
というわけで、わかったことをまとめてみましょう!
でも、一番気にしたいのは、シリコーンなどの柔らかい素材が使われているかどうか!
シリコーンパッキン付きのロック式弁当箱は、ランチバンドで留めるタイプよりも汁もれに強い傾向があります。
ただし、止め具の性能にばらつきがあるので、「失敗はできるだけ避けたい!」という方には、シリコーン製の内フタがあるお弁当箱をオススメします。
ロック式弁当箱の良さは「汁もれに強い」だけじゃない
汁もれガードにかなりの威力を発揮することがわかったシリコーン製の内フタですが、実は、注意したいことも……。
フタの開け閉めが、少ししづらいのです。
とくに注意したいのは、閉めるとき。
柔らかくて曲がりやすいので、丁寧に閉めないと小さな隙間が空くことも。
もしかしたら、小さなお子様にはきっちり閉めるのが難しいかも……。
ロック式弁当箱の場合、その心配はなし。
パチン、パチンと止め具を下ろしていくだけで、お弁当箱のフタがしっかり閉まります。
ロックをひとつひとつ下ろしていく動作そのものが「しっかり閉まった状態」をつくる合図になるので、チェックリストのように使うこともできますね。
その点は、慌てん坊のお子様でも安心です♪
さまざまな実験で判明した、汁もれに強い「ロックタイプのお弁当箱」と「シリコーン製の内フタのあるお弁当箱」。
今回の記事が、お弁当箱選びのヒントや、楽しいお弁当ライフの参考になれば嬉しいです。

