マイボトルの保温力をタイプ別に検証中。
私は、マグボトルに紅茶を持参して、オフィスに置いてあるマグカップで、コーヒーをいただくというパターン。
2つのアイテムを使い分けています!どちらも二重構造でフタ付き!
『保温力』は、やっぱり気になるところです。
蓋付きタンブラーの保温力は?
前回の実験では、フタのない容器という条件で二重構造タンブラーとマグカップの保温力を比較。(記事はマイボトル保温力【1】へ)
今回は、おしゃれなデザインで人気のフタ付き二重構造タンブラーの保温力をくらべルート!
実験のために大集合したのは、全6商品!
①マジックロックマグ(giaretti) 540ml
②タンブラー(スターバックス)350m
③サーモマグ ヴィンテージウォッチ(ヤクセル)400ml
④タンブラー(halo+) 370ml
⑤真空断熱マグカップ(ASVEL)330ml
⑥ステンレス製タンブラー(和平フレイズ)+ カップカバー 400ml
※(カッコ)の中は、メーカー名、またはブランド名。
実験の様子を、早く知りたい方はこちら ↓ ↓
1. ①~⑥の容器に98度の熱湯を注ぎます。
2. 1時間後から7時間後まで、5回に渡って温度を測ります。
フタ付きなので、保温力も高いと予想。7時間後まで追っかけますよ~
1時間後、保温力の差は?
では、早速、温度を計測。
①マジックロックマグ(giaretti)
底部分に吸盤がついていて、倒れない!プラスチック製タンブラーは、58.6度
②タンブラー(スターバックス)
タンブラーといえばスタバのコレ!大人気のプラスチック製タンブラーは、56.0度。
③サーモマグ ヴィンテージウォッチ(ヤクセル)
レトロなディズニーがかわいい!外側がプラスチック製、内側がステンレス製のタンブラーは、62.3度。
④タンブラー(halo+)
きれいな色が人気!軽くて丈夫なプラスチック製タンブラーは、57.2度。
⑤真空断熱マグカップ(ASVEL)
コロンとした形がかわいいマグカップ。ステンレス製真空断熱マグカップは、72.6度。
⑥ステンレス製タンブラー(和平フレイズ)+ カップカバー
前回の、蓋なし容器の保温力実験で、ナンバー1だったステンレス製タンブラー。蓋代わりにカップカバー付けて、70.3度。
実験終了!
温度変化グラフを見てみよう
熱湯を入れて、1時間後から7時間後まで5回に渡っての計測が終了。
結果をグラフにしました。
グラフを見てみると、線がきれいに2つのグループに分かれています。
いちばん温度差があったのは、熱湯を入れてから、2時間後。
⑤真空断熱マグカップ(ASVEL)の60度と、②タンブラー(スターバックス)の39.9度で、差は、なんと20.1度でした。
分かれた2つのグループを、それぞれ「冷めにくかったグループ」と、「冷めやすかったグループ」と名づけて探っていきます!
冷めにくい!ステンレス製二重構造グループ
「冷めにくかったグループ」に仲間入りしたのは、以下の2点。
⑤真空断熱マグカップ(ASVEL)
⑥ステンレス製タンブラー(和平フレイズ)+ カップカバー
1時間後の温度は、両方とも70度台をキープ。
共通していることは、ステンレス製の断熱二重構造であること!
断熱二重構造が、保温力の条件であることは、マイボトル保温力【2】の記事でもお伝えしました。
特に、⑤真空断熱マグカップ(ASVEL)は、その名の通り真空断熱構造。
中間の層が真空状態で、魔法瓶と同じつくり。
真空って、宇宙と同じで、水も空気も、何にもない状態なんだそう。
何もないから、対流による放熱、伝導を防ぐ……
熱が逃げない、伝わらないんですね。
冷めやすい!プラスチック製二重構造グループ
「冷めやすかったグループ」に入ってしまったのは、プラスチック製のタンブラー4点でした。
しかしながら、4点の中でも、少しばかり高い温度をキープしていたのは、こちら。
③サーモマグ ヴィンテージウォッチ(ヤクセル)
外側がプラスチック、内側がステンレスという、外側と内側で素材が違う二重構造。
他のプラスチック製二重構造タンブラーと比べると、熱湯を入れてから、1時間後の温度が4~6度高いという結果が出ました。
タンブラーの素材だけで比べても、保温力には差があるので、気になる方は要チェック!
次回は、実験結果をわかりやすくランキングにしてご紹介します。
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